ところで、ちょっと前に買った本のなかのお気に入りが、
発掘カラー写真 昭和30年代バス黄金時代なる、昔のバスの写真集。
ふーん、バスの写真集か、と思われがちですが、
僕がこの本を買った理由は、昔のバスを見るというだけでなく、
「写真がおそろしくリアル」である事でした。
どういう意味かといいますと、この本に展開されている世界は、
まさに、いま、目の前に広がる昭和30年代そのものなのです。
そういう意味での「リアル」。その場にいるかのような感覚。
圧倒的な「本来の色」。
しかもそれは映画やCGではない、その当時のほんとうの時代を切り取ったもの。
昔日の写真は幾多ある。
でもだいたいは白黒で、カラーでも色あせ、「セピア」調。
だから、その当時の世界も、セピアな世界の中にあったと思ってしまう。
当時を再現した映画などでも、ノスタルジーを出すために、わざと色を変えていたりする。
でも、よく考えると(よく考えなくても)、あたりまえなのだけど
セピア色やくすんだ色の世界だったわけがない。
ただ、その当時のクリアな「総天然色」の画像がないので、想像しづらかったんですね。
で。
この本に載っている世界は、
いま、この瞬間に僕らが見ている2008年のクリアな色世界そのもの。
バスの色は明るく、鮮やか。街の看板、ひとびとの衣服も。
何もかもがくすんでいたように感じられた1960年代の
頭の中の世界観が破壊されるほどのインパクト。
...日本は、こんな世界だったのだ。1960年代は、こんなに鮮やかな景色だったのだ...。
>>良く窓の外を眺めて思うんです。
たとえば会社。神保町。窓の外は快晴。秋空。澄んだ空。クリアな光。
昭和40年代も、30年代も、昭和初期も、大正時代も、明治時代も、江戸時代も、
街の景色は違えど、この「目に入ってくる色調」は変わらなかったはずです。
そんな、当時の景色を想像したりしています。
白黒でも、セピアでもない、2008年の色調で。
発掘カラー写真 昭和30年代バス黄金時代なる、昔のバスの写真集。
ふーん、バスの写真集か、と思われがちですが、
僕がこの本を買った理由は、昔のバスを見るというだけでなく、
「写真がおそろしくリアル」である事でした。
どういう意味かといいますと、この本に展開されている世界は、
まさに、いま、目の前に広がる昭和30年代そのものなのです。
そういう意味での「リアル」。その場にいるかのような感覚。
圧倒的な「本来の色」。
しかもそれは映画やCGではない、その当時のほんとうの時代を切り取ったもの。
昔日の写真は幾多ある。
でもだいたいは白黒で、カラーでも色あせ、「セピア」調。
だから、その当時の世界も、セピアな世界の中にあったと思ってしまう。
当時を再現した映画などでも、ノスタルジーを出すために、わざと色を変えていたりする。
でも、よく考えると(よく考えなくても)、あたりまえなのだけど
セピア色やくすんだ色の世界だったわけがない。
ただ、その当時のクリアな「総天然色」の画像がないので、想像しづらかったんですね。
で。
この本に載っている世界は、
いま、この瞬間に僕らが見ている2008年のクリアな色世界そのもの。
バスの色は明るく、鮮やか。街の看板、ひとびとの衣服も。
何もかもがくすんでいたように感じられた1960年代の
頭の中の世界観が破壊されるほどのインパクト。
...日本は、こんな世界だったのだ。1960年代は、こんなに鮮やかな景色だったのだ...。
>>良く窓の外を眺めて思うんです。
たとえば会社。神保町。窓の外は快晴。秋空。澄んだ空。クリアな光。
昭和40年代も、30年代も、昭和初期も、大正時代も、明治時代も、江戸時代も、
街の景色は違えど、この「目に入ってくる色調」は変わらなかったはずです。
そんな、当時の景色を想像したりしています。
白黒でも、セピアでもない、2008年の色調で。
ある程度の昔って色がない世界のように錯覚してる所がありますからね。
う~ん、高いけど欲しいかも!!
(カラー・オブ・ハートという映画もありましたね~)
子供の頃の目に焼き付いたあの鮮やかなバスの色が、
見事に再現されているようです。
これはバスフェチじゃなくても、面白そうですねぃ
60~70年代前半のバスって、色もそうですがデコレーションも派手で、
イルミネーションもトラック野郎みたいで、華やかでした。
自分の記憶も、写真が色あせているので「トーンの低い」世界になってしまっているんですけど、ほんとうはそんなことないんですよね。
EVEさま>
趣味的には自分が嗜好するよりはバスが古すぎるんですが、それゆえ景色が今と違いすぎて新鮮です。新宿駅前がまったいらなのはオドロキでした。
高い本ですが一読の価値ありです。
鉄道車両はまだモノトーンが多かった時代、バスのほうがカラーリングのカラフルさでは先を行っていた感はありますね。
余談ですが我が地元の京成バスや小湊鉄道バス、当時とそのまんまのカラーリングだったり。特に後者の色遣いは「The昭和テイスト」! イマドキのノンステップ車、ハイデッカー車なのに妙なレトロ感があります。昔は嫌で嫌でしょうがなかったけど、今となっては味だよなあ。
京成、西武バスのあのフクザツな塗り方、うかやめないで欲しいよね!
色って大事なんですね~。色が違うだけで、印象が全然違う物って確かに結構ありますしね。
う~む、楽しそうな一冊ですね^
この本、ほんとうに見たら驚きます。
あまりの鮮やかさに。
例えて言うなら、湿度が低い夏のさわやかな朝みたいな色合いです。
ペイントのデザインもさることながら、この頃のバスって造形自体がデコラティブですねぇ。モノコックのデコデコバス(この写真のクルマほどは古くないですが)は、ボクが幼稚園時代に通園に使っていた路線バスがそうでした。派手さを演出する運転席上部の「マーカー」は岡山の「宇野バス」が現在も誇らしげに装備しています。
【追伸】ご存知かも知れませんが、「北欧スタイル」って雑誌(IKEAの宣伝本的な・・)で北欧の鉄道のデザイン特集やっってますねっ。早速スウェーデン国鉄のTシャツ購入してしまいました>< 届きましたら拙ブログで紹介する予定です^^;
>後者
いろいろと不便で、たいへんな時代だったのでしょうけれど、ものに溢れ、ギスギスしてしまったいまとどっちが幸福なのでしょうね...。
>デコラティブ
廃バスばかりですが、1960年代バスのよさを垣間見れるサイトありました
http://www.d5.dion.ne.jp/~bonbus/hibus.htm
>北欧スタイル
!あのグッズはたしかに欲しいです!デザイン冴えすぎ!