Retrospective...

イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

【てつどう】デンマークのゴム顔DC・IC3がかっこいい

2010-06-25 | てつどう。
祝ワールドカップ日本代表決勝トーナメント進出!


ということで、劇的な朝を迎えたわけですけれども、
対戦相手だったデンマークといえば、ieはまっさきに「IC3型ディーゼル車(DC)」を思いだすわけです(大汗




その特徴は、タイトルにもあるとおり、「ゴム顔」...。










顔がほとんど「ゴム」ですw すんげーかっこいい~




このゴム、簡単に言うと、なんと「貫通ホロ」です。
で、ゴム以外の部分が、さらになんと「貫通扉」!
てことは、運転台はこの扉の裏にあるのかしら。
名鉄のモ600みたい(汗
ものすごい合理的な設計です。日本じゃ考えられないですよね。


欧州の客車って貫通ホロはタダのゴム同志をぶつけるだけだったりして、
日本の要に伸縮式のホロを出して相手の車両にガッチリつなぐ、という感じでは無いんですが、
このIC3のゴム顔はまさにそれ。
3両の短い編成単位を持ち、それを×2、×3と運用するにあたり、
分割併合の際の手間を省いてしまえ、という発想なのですけど、こういう合理的な考えっていかにも欧州ぽいし、北欧デザインだなって感じがします。



IC3はその名の通りインターシティ(主要都市間を高速で連絡する列車)として使用されるディーゼルカーです。
ちなみに、電車版はIR4というそうですよ。


パンタがついてるのでIR4?欧州の車両だが良く見たらバッファがないんですな



ディーゼルカーといえば萌え要素として機関の性能が出てくるのですが、IC3は3両のうち中間は「キサハ」、
つまりエンジンなしで、両端車両にそれぞれ400ps×2台のエンジンを持っているので、3両編成で1600psということになりますね。
性能的には1両当たり533psになるので、
キハ181系(500ps)かキハ183系の500番台(550ps)あたりというイメージでしょうか。
でもIC3、180km/h出るそうです...。まあ標準軌ってこともあるのでしょうね。



黒い顔、白い車体、赤いドア!モダンずぎる。
日本の鉄道車両もこのくらいシンプルなデザインに出来ないものだろうか...





>>いいなあ...欧州のディーゼルカー、ディーゼル特急には乗ったこと無いです。
見たことはあるんですけどもね。まあそれも数回ですけれども...(涙


SNCF(フランス国鉄)の車両ですが、レンヌで見たローカル用のディーゼル、X4600系。
コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする