Retrospective...

イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

ジウジアーロが描いた軽バン

2005-04-23 | くるま。
あら、このところクルマネタが続きますね。
でもとりあえず、ジウジアーロつながりということでご容赦を...。

さて。写真を見ておわかりかと思いますが、
表題の「ジウジアーロが描いた軽バン」とは、
この「スズキ キャリイ(L40型)」です。
懐かしい!ですね。僕が子供の時は
沢山走っていました。

ベルトーネ、ギア(カロッツェリア)を経て、
1968年に独立してイタルデザインを立ち上げた彼の、
最初の仕事がなんとこのクルマ。

イタルを立ち上げたメンバーのひとりが、
当時スズキと交流があるメーカーの人間であったため、
これが縁になってデザインされたのだそうです。

デザインのポイントは<前後対称形>。
スズキは、ほぼそのままで商品化をしています。

ジウジアーロはこのクルマのコードネームを
「プルミーノ」にしていました。
これは、「小さな=mini」と「バン=pullman」を
掛け合わせた造語だったそうです。

今見ても新鮮。さすがジウジアーロ!という感じですね。
それにしても昔のクルマは愛嬌があって、いいですねえ(*^^*


>>それにしてもこの頃の軽自動車は小さかった...
全長2995ミリ、幅1295ミリです!
ちなみにL40型キャリイは、3年間製造され(短い)、
バンが2.6万台、トラックは20.7万台製造されました。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする