BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

派遣→正社員への道

2009-06-19 17:04:21 | のほほん日記
ここにきて、最近ちょっと悩んでます
迷っているというほうが正しいのかも。
実は前々から上司に「正社員にならないか?」と持ちかけられてます。
派遣→正社員なんて、ある意味ゴールデン的な雇用形態なので、喜んでお受けしたいとこです。
ただ問題が今の彼氏とのこれからの付き合いです。
去年その話を持ちかけられたとき、上司には「私はもしかしたら東京へ出ることになるかもしれない・・・」と言って濁してしまいました。
その頃はまだ彼とも付き合い始めたばっかりで、
自分の将来も不確定でたぶんすぐそういう展開になるのかなぁなんて思ってたりしたので。
彼とは付き合って8ヶ月ぐらいですが、このままお付き合いが上手くいけば、やがて結婚という話にならないほうがおかしいと思う。
私ももう30代半ばですし、やっぱり結婚もしたいし子供もほしい。
年齢的なことを考えると子供は早いほうがいいし、
私の体のこと(子宮筋腫のこととか)を考えると、
余計どこかで早いほうがいいと思ったり。
でも正直もし私が10歳くらい若かったら、絶対そんなに意識しないと思う。
今も結婚は早くしたいけど、でも結婚する前の彼氏・彼女という恋人期間を満喫したいなぁとも思う。
それはたぶん向こうも同じだろう。
できれば時間を掛けてその過程を楽しみたいとも思うし。
ただ正社員の話が出たとき、ちょっと躊躇してしまったのよね。
今は具体的にそんな話は彼としたことないし、
私の彼は今の付き合ってる状態だけでいっぱいいっぱいっぽいし、
そんなことまで考える余裕はないように見えるし。
私も今すぐそんな風な話はしたくない。
結婚したいから結婚するだなんて、
そうではなくて彼だから、私だから相手にも結婚したいと思ってほしいし。
先日、上司に「もし東京へ出て行く予定が無ければ、正社員になったほうが給与も上がるし、あなたのためにもいいでしょう」なんてまた言われて、、、
正直今現在断る理由も特にないし、せっかくの誘いだし、興味が無いといったら嘘になるので、今は引き受けるよう前向きに検討している。
ただ正社員にしてもらうためには、
なんせ今私の働いてる法人事務所で初めて日本人を直接雇用するので、
まず人を雇うための法律とか手続きとか、
日本の労働保険や社会保険など一から調べて準備することが多くて大変です。
上司は私が今の派遣で働き始めて3年目になる、この12月をめどに切替をしようと考えていて、それまで6ヶ月あるのでこれを「一大プロジェクト」として自分の空いてる時間に色々調べてほしいと言われている。
今週末に上司の上司がアメリカよりこちらの施設を見学に来るので、
そのとき私の正社員にする話を提案すると言っていた。
正社員になるのもこんな感じでたくさんの努力と時間がかかるので、なったからにはおいそれすぐには辞められないかなぁと思う。
やるからには長く勤めたいと思う反面、
彼氏と結婚の話が出たらやっぱりすぐに結婚したくなるだろうなぁと思う。
いずれ何年後かわからないけど、
1年後か、2年後か。。。。
彼とこの先うまくいくかも正直わからない。
彼自身だけではなく、お互いの実家と合うか合わないかとかも出てくるのだろうし。
ただもしうまくいき、いずれ一緒になるときが来たら、やっぱり私が彼の元へ行かなくちゃいけないわけで。
そしたらせっかく正社員になっても仕事をやめることになるだろう。
だったらホントに正社員の話を引き受けてよかったのかなぁ?と思ったりする。
長く勤めれる保障も自信もないのが今の現状です。
ただ正社員の話にも興味はあります。
やはり派遣会社に私の給料がかなり搾取されてるのを見て過ごしてきましたから、
直接雇用になったら格段に給料があがるし。
彼との遠距離恋愛で貧乏な私の生活も少しは楽になるかも(車のローンが早く返せるし)。
将来の貯金という目的でしばらく働いてお金を貯めるのもいいだろう。
と思いつつ、どんどん婚期が遅くなること確実だ。。。と思ったり
仕事は今よりたぶん増えるだろうけど、それも経験だし結局辞めることになっても正社員になるために調べたノウハウは私だけではなく、この会社のためにも役に立つだろうとは思う。
無駄なことなど何一つないよね。
そんな感じで迷いつつ、先日労働監督署に行って相談などもしてきたりしてます。
上司は以前「(正社員になったら)一年は少なくとも働いてほしい」とボソッと言ってました。
誘いに対してなかなかはっきりしない(積極的にならない)私に対して言ったのだろうと思う。
その反面色々気を使ってるのか、「もし自分がほかにやりたいこと(別の会社に勤めたい、留学したい、結婚したいなど)があるなら、この会社のために犠牲になるのではなく、喜んであなたを送り出しますよ」とも言ってくれたこともある。
「逆に会社があなたをいきなり解雇するっていうこともありえるのだから」とも。
実は彼氏にもチラリと相談してみた。
これについて相談すると、間接的に結婚のこととか圧力掛けてないかなぁ思ってたのだけど、
「正社員ですぐに仕事をやめられないとなると、俺もなんか考えちゃうなー」と言ってた。
それって、一応考えてくれてるということなのかなぁ?
まぁ、ある意味贅沢な、、、幸せな悩みだよなぁと思います
正社員として雇ってくれようと考えてくれるのも大変ありがたいことだし、
PVで大切に思う相手がいることも貴重なことです。
時間やタイミングさえあれば、
色々な物事を前向きに捉えて挑戦していければいきたいです。
今日の日記は長くなったーーー




しあわせな葉っぱ

2009-06-18 22:56:11 | 読書感想文
ある日、目が覚めると頭のてっぺんに葉っぱの芽が出てた。
葉っぱは抜いても抜いても生えてきて、どんどん大きくなる。
しかし誰にも見えない。
そんな彼女と葉っぱの生活。
思春期特有の少女の甘酸っぱい感じのお話なんだろうけど、
大人になってもわかるような気がします。
葉っぱに限らず、自分の顔の一部だったり、
この年頃はコンプレックスに悩みがち。
自分の好きな男の子が、かわいい女友達のことを好きだという噂を聞いて、
自分が「いらない」なんて言われた気になってしまう。
頭の中にはその友達の不幸になる場面なんかを想像してみたり、
そんな自分に自己嫌悪に陥ったり、
わかるわかる。。。なんて思った。
私も他人を嫉んだりしてしまうことがありますよ。
それは自分に無いものを持ってる人とか、
恋人であったり、お金の多さであったり。
自分が結婚してないので、結婚する人した人、
かわいい赤ちゃんを授かった人など見るといやになります、正直。
なんか自分が劣っているような気になるのですよね。
これこそコンプレックスだと思うのですが。
なるたけ、そう考えないようにはしてますけどね。
他人は他人、自分は自分、人の幸せや価値観はそれぞれだし、
人生の歩み方もスピードも違います。
勝ちや負けなんて他人相手より自分相手のはずなのに。
女の子は自分の葉っぱがわずらわしくていやになってしまうのですが、
ある日自分が失恋した彼が、女の子の葉っぱが見えることに気がつきます。
彼も葉っぱを持つと言います。
しかし、女の子には葉っぱが見えません。
彼曰く、「自分では持ってても一生見えない人もいるし、突然見えるようになる人も居る」そうだ。
「もちろん自分が見えないと他人のは見えないし、自分のしか見えない人もいる」
この葉っぱが象徴するものって何だろう?って思います。
その後彼女は自分の葉っぱの中に花が咲いてることを彼に教えられ、
彼の葉っぱも見えるようになり、
徐々にたくさんの人も葉っぱを持ってることに気がつくのです。
そしてそれまで大嫌いだった自分の葉っぱが好きになる。
温かいお話です。
すれ違う中の良いカップルを見てうらやましいと思う気持ち、
失恋して切なくなるあの寂しさ、
自分や他人の悩みや価値観の違いなど、
絵本なのになんかちょっと考えさせてくれる話です。
○しあわせな葉っぱ おーなり由子 新潮文庫

C&A YEAR BOOK 2008

2009-06-17 22:27:49 | C&A
FC発行のチャゲアスの一年間を振り返る、「YEAR BOOK 2008」が今年も手元に来た。
オールカラーの豪華本で毎年数字をあしらったデザインがお気に入り。
今年は紫に赤字で「8」です。
今年の1月に休止宣言をしたチャゲアスの、一時は解散まで考えたという二人の話し合い、FCでの様子がところどころに出てきます。
あの時そんなことを話し合われたんだ・・・とファン的には痛い場面も出てきます。
それ以外では、毎月発行される会報には載ってない二人のショットやコメントを読むのが楽しみだったりします。
オフレコで話されたこぼれ話とか。。。
アスカサンはシンフォニックツアーと合間のレコーディングの日々、そしてメキシコ・ペルー旅行のこと、チャゲさんは10年ぶりのソロ活動のことなど。
FC内でのみの発売なのに売り切れで、ファンの強い希望により再販が決定したそうな。
今までそんなこと無かった気がするのに?!!
私も過去購入しなかった年のYEAR BOOKがあるので、再販してほしいくらいだよ。
2009年のYEAR BOOKのほうが今以上に面白そうだなーと思うこの頃。(まだ来年のことなのに)

Cubちゃん

2009-06-16 22:51:19 | ペット
半年前から我が家近辺をウロウロしていた野良ちゃんです。
ホントこの辺界隈は黒猫が多いね。
始め首輪がついてたので、どこかの飼い猫かと思ってたのですが、
どうも帰る家もなくやせ細ってゆく姿を見て、
捨て猫ではないだろうかと思い始めました。
GW直後より本格的にうちに懐いてきて、
今では家の玄関に彼専用の餌があったりします。
今では首輪もはずし、餌のおかげで丸々太ってきました。
我が家の猫たちとの関係もあるので、
とりあえず餌をやってる以上うちの猫になるのだから去勢しようと考えてます。
行きつけの動物病院に行ったら、
ワクチン接種が終了しないうちは去勢はだめとの事で、
ただいま一回目の接種が終了し、
1ヵ月後に2回目の接種を受ければ終わり。
オスなので縄張り意識が強く、
うちのオス猫茶麻呂とケンカというか、
Cubが茶麻呂を見かけたら一方的にけんかを仕掛けるみたい。追いかけるの!
茶麻呂は去勢済みなので、やっぱり男と半分男は気勢が違うのかしら。。。
Cub(カブ)という名前は母がつけました。
うちのお気に入りのスーパー「カブフーズ」よりもらいました。
わさおみたいなブサイクな顔ですが、そこがまた愛嬌があっていい。
昼間は父の会社の事務所で一日中寝て、夜のこの付近のどこかで寝ているみたいです。
呼ぶと鳴きながらくるとこがかわいいのさ。
うまくうちの猫たちとやっていけるといいのだけど。

パムパムアップル

2009-06-15 20:55:42 | ぐるめハント青森
最近イチオシのアップルパイを紹介。
最近ねぶたのお囃子の練習で青森の岸壁へ行く度、帰りがてら寄って買ったりしてます。
私の地元にお友達が来ると連れて行くアスパム。
青森市のシンボルである観光物産館。
金田一少年の事件簿のある巻(たしか一桁)にも表紙に登場する三角の形をした建物。
そこの1階にあるパン屋「Sweets Factory pampam」のアップルパイである。
ここのアップルパイは3種類あります。
オリジナルアップルパイの「パムパムアップル」
アスパムイメージキャラクター「パムパム」にちなんだ形なんだが、ハート型にしか見えないアップルパイ。
焼きりんご風でして、サクサクのパイの上にふじりんごが乗っかってます。
アスパム行く度に買って食べちゃうのよね。
残りの二つが、「チーズアップルパイ」と「ショ・ソン・ポム」。
チーズのほうは中にクリームチーズが入ってるのだ。
ショソンのほうは、紅玉りんご(酸味が強くアップルパイ向きのりんご)がペースト状になってパイ生地の中に入ってます。
先日行ったら焼き立てで、かじったら熱いペーストが出てきてちょいやけどしそうになったわ。
どれもとーってもおいしいので、アスパムへ行ったらぜひ食べてほしいですねぇ。

栗と北斎の町・小布施

2009-06-14 22:58:25 | デート日記

戸隠を堪能した後は小布施へ移動しました。
小布施は葛飾北斎が晩年を過ごした町であり、栗が有名なところです。
こじんまりした町の中心部を抜けてのどかな果物畑を通り、
まずはその北斎の有名な天井画がある岩松院へ行きました。
お寺で屋根が大きなトタンなのは、うちの地方も同じなので雪国っぽい。
ここの天井画は畳21畳もある大作「八方睨み鳳凰」。
めっちゃ色彩の美しくて、鳳凰の睨みっぷりがかっこいい。
さすが葛飾北斎だなぁとその迫力と彩色の美しさに見とれます。
89歳であのような作品を残すとは。。
なお、隠れ絵として富士山が描かれてます。
残念ながら写真は取れないのでHPを参考にしてください。
http://park19.wakwak.com/~gansho-in/annaizu.htm

その後は、小布施の町へGO!
ちょいと休憩で入った「栗の木テラス」というカフェで栗ケーキを頂きました。
彼氏は栗のシュークリームと、栗といえばモンブラン。
私はフルーツロールケーキとシュークリーム。
ケーキも甘くておいしくて、紅茶もすごく色々あってさっぱりしました。
その頃はもう夕方だったので特にじっくり見るわけではなく、街をぶらぶら。。。
小さい街なのであっという間に見れちゃいます。
上の写真のは、栗の小道でアジサイが似合うなんかいい風情ですよね。
その後は宿泊先のロッジへ移動。
その前に夕食をどうしようかという話になり、
昼にそばをたらふく食べて、
さっきはケーキも食べたおかげでぜんぜんお腹が空いていないので、
地元のスーパーでなにかお惣菜を買うということになりました。
旅先で地元のスーパーに行くというのは、なかなか楽しい。
自分の住む地方では売ってないような物があったりして、それを見つけるのがまた面白いのだ。
私が買ったものを一部紹介しましょう。

小布施牛乳!天使のマークがかわいい。

川中島納豆だって!
さすが、ここは上杉謙信と武田信玄が激突した古戦場の地だった。
大粒でめっちゃおいしい納豆だった。
やはり農林水産大臣賞をとるだけあります。
泊まった場所は小布施から40分ほど山を登ったとこにある信州高山温泉郷の一つ、奥山田温泉のロッジ「セルバン」です。
長野市内は善光寺の影響でホテルが満室なので、
探したらこんな山奥のロッジになってしまった。
長野はスキー場が多いからロッジもたくさんあるのだ。
実はセルバンはロッジのほかに旅館もあって、うちらはお金を節約するためにロッジに泊まりました。
旅館のほうは何組か宿泊客が泊まってたみたいなのだが、ロッジ側のお客はうちらだけ。
こじんまりしてて、広くは無い和室だけど回りに気を使わなくてもいいので過ごしやすかったです。
しかも旅館部に温泉がついていて、利用可能。
露天風呂もあって空いててかなり良かった。
お湯がそのときによって色が変わるそうで、夜入ったときは透明だったのに、朝入ったら白くなってました。
かけ流しで、肌に優しいお湯でしたよ。
天気が良いと星がきれいなそうだが、残念ながら雨で見れませんでした。
http://www.cervin-story.com/

翌朝は雨でした。
しかし、ホテルからは雲海が見渡せました。
昨日は暗いせいでよく見えなかったけど、駐車場の目の前がスキー場でした。
セルバンロッジはかなり標高が高いとこにあって、山田牧場の中にあるらしい。
なので牛もいっぱい見ました。
ホテルの朝食ではその牧場の絞りたて牛乳も頂きました♪
ここのロッジの主人と女将さんはすごく温かくてイイ人たちでした。
食後はおじさんが入れたてのコーヒーもサービスしてくれておいしかったです。
セルバンロッジは一生の思い出になりそうだ
ロッジを出てから、帰り際にある女将が薦めてくれた「雷滝」を見て行きました。

ここの滝は裏側から見れる面白い構造になっています。
とにかく迫力がすごい!
昨日からの雨と朝からの雨で滝の水の量がすごい。
音もすさまじくて、滝見ながらぎゃーぎゃー騒いでました。
そのあとは、また小布施の街へ。
雨が降ってたので美術館などを見て、お昼食べて長野市へ移動して新幹線の出発まで駅前でお茶飲んでたらあっという間に時間が過ぎました。
夕方に長野駅から青森へ新幹線で戻りました。
新幹線は6時間もの長時間移動ですが、この3日間色々新しい場所へ行き、楽しい思い出を作ることができたのでかなり満足しました。
彼氏とも帰った1週間ばかりは長野ネタばっかり話してましたし。
長野は食べ物もおいしいし、緑や山の景色などがとてもキレイな印象を受けました。
ほかにも行きたい場所はいっぱいありましたが、(温泉や野沢菜を食べるとか)今回は長野市近辺だけでかなり楽しめてよかったです。
いつかまた行きたいねぇ。

戸隠神社へ

2009-06-13 23:18:00 | デート日記
長野市内に泊まった次の日、郊外にある「戸隠」という名所へドライブすることになりました。
今回は彼が車で来たおかげで交通機関に左右されずゆっくり見て回ることができました。
朝ホテルでのんびり朝食。。。
うちの彼氏は朝食をホテルで食べるのが好きで、私は素泊まりでコンビニや松屋で朝ごはんでもいいよ、、、と言うのですが、必ず1000円高くても朝食プランにしたがります。
犀北館ホテルの朝食はそれはそれはキレイな日本庭園が見渡せるお部屋で頂きました。
私たちはテーブルですが、座敷もあってお庭の緑がすばらしかった。
天皇一族も来たことがあるらしく、何か植樹されたとの記述がありました。
またこのホテルでは将棋の王座決定戦も行われたりするらしく、あの羽生さんの名前も記録されてました。
やはり由緒があるホテルみたいですねー。
でも私達はエコノミールームなんで、古いビジネスみたいなお部屋でしたが。
戸隠はことりっぷでも「スピリッチュアル」的な場所で紹介されてたけど、古くから山岳信仰の修行場として信仰を集める地域。
また、忍者の里でも有名みたい。
私が先日読んだ小説「RDG2」でも戸隠出身の忍者の末裔が出てきたから。。。
長野市内から30分ほど山奥にある地域で、とにかく山深い!
坂をぐんぐん上がり、緑のトンネルを抜けて、ここは八甲田ののブナ林か?と思うような景色を走りました。
こんなとこなら忍者の修行にもぴったりだなぁと思ったりして。
ここで一番有名なのが戸隠神社です。

戸隠神社は、天の岩戸が飛来してできたと謂われる戸隠山の麓に鎮座する奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社よりなります。
その歴史は創建2000年といわれてます。
またここで祭られている神様は、天の岩戸を開く信じにご活躍した神々が祭られてます。
まず始めに中社(↑の写真)へ行きました。
ここには樹齢800年のすばらしい杉があります。
ここでおみくじを引いてみました。
ちょっと変わってて、生年月日を言うと神主さんが奥の部屋に行き、変わりに何かを唱えながら私の代わりに御籤を引いてくれてそれを手渡されるというものです。
中身を見たらこれまた変わってて「平」とかかれてました。
彼は「吉」で、、、吉のほうが平よりいいのかな?
特に悪いことは書いてないですが、すごくいいようなこともなく、まさに平って感じです。

次に奥社へと向かいます。
車で中社から奥社の駐車場まで移動。
そこから30分ほど参道である山道を歩きます。
とにかく新緑がキレイでした。
路も始めのうちは歩きやすく、だんだんと岩が多い山道になります。
バードウォッチングやアマチュアカメラの団体が多かったです。
 
しばらく歩くと大きな赤い仁王門が見えてきた。
門も立派ですが、その後から続く杉の大木並木道がすばらしい。
これらの樹は樹齢400年だそうで、その迫力がすごいよね。
なかなかこれだけの並木道は見れないです。
中には洞がある樹もあって、雨宿りできそうです。
だんだん道が険しくなり、奥社に着く頃は汗でぐっしょり。

写真の右が奥社で、左が九頭龍社です。
九頭龍社は戸隠神社の中でも一番古いと謂れていて、水の神や虫歯の神の信仰があるそうです。
ここで彼と一緒にお祈りし、お守りも買いました。
私は虫歯についてお願いしましたが、彼氏は「口臭が改善するように」お祈りしたそうだ。
今回もちと会った直後は臭かったので、私は早々ミントガムを噛ませたりしました
その日の体調具合によって違うらしいのですが、虫歯も原因になるので、虫歯の神にお祈りして少しでも口臭がよくなるといいけど。。。

その後はまたもと来た道を引き返して駐車場へ。
帰りはさすが下りなので、早かった。
その頃二人はお腹がペコペコだったので、昼に名物の戸隠そばを食べに行きました。
場所は中社のそばにある「岩戸屋」です。
創業100年の老舗です。
軒先で店員さんが一生懸命そばをこねていました。
そばは今回すごく楽しみにしてたので、大盛りにして注文しました。
天ぷらそばです。
戸隠そばは、竹ざるの上にちょっとずつ束(ポッチ)にしたそばを馬蹄形に盛るのが特徴。
そばはとにかくおいしくて!!特にのど越しが最高です
おいしくておいしくて、するする入っていきます。
てんぷらも超おいしくて、大事に大事に頂きました。
あっという間に無くなって、大盛りにして良かったなぁと思いました。
彼氏はよっぽどうまかったのが、ずっと「イイ、イイ」言っていて、次の日もまた行きたがってたくらいです。
とにかくこのそばはオススメですね。

その後、戸隠きっての景勝地「鏡池」に行きました。
ここの風景はとにかくきれい。
目の前に広がる鏡池の雰囲気と、遠くに見える山脈のコントラストが日本離れして見えた。
ここは。。。日本か?と思うほど。
なんか、スイスとかあっちの風景みたい。
紅葉の時期はキレイだそうですが、新緑の時期もすばらしく、水が澄んでるときはまるで鏡のように山が映し出されるそうです。
私も予想以上にここの景色が気に入りました。
回りには水彩画や写生をしてる人がいっぱいいて、この景色ならしたくなる人の気持ちもわかるなぁと思いました。



善光寺ご開帳’2009(2) 

2009-06-12 21:13:05 | デート日記
彼氏には悪いですが、自分ひとりで回向柱も触り、前立本尊も拝み、お戒壇めぐりも終えて私だけ極楽浄土行きが約束されました(笑)。
いやー、昼ごはん食べずにまっすぐホテルから善光寺へ来てよかった。
とにかくかなりの人出で、予想外でした。
平日だし、善光寺はお朝事が有名だから夕方は逆に空いてるだろーなー・・・なんて思ったのですが、御開帳の時は関係ないですね。
ツアー客などがじゃんじゃん来て優先的に案内されてるのを見ると、早めに来て正解でした。
ちょうどその時連絡が来て、無事善光寺で彼と会えました。
向こうは並んでるので、回向柱も前立本尊も見なくていいと言ってました。
それでも善光寺のあの国宝の本堂を見ただけでも価値はありますねぇ。
まだ時間があったので山門へ登ることにしました。
ところで彼氏は遅番であったその週の仕事が長引いて、なんと帰宅したのが当日の朝の7時だったそうです。
9時に出なくては、13時に私を迎えにいけないとわかっていたのですが、
雨の中(この日の関東地方は雨・・・)長時間運転をするので少しでも寝たほうがいいと判断し、初めから遅刻するつもりだったそうな。
うーん、そのような理由か。
ま、不規則な仕事だからそんなこったろうとは思ってたが、だとしてもあらかじめそう決めた時点でメールして遅刻の理由を述べるべきだよね。
少なくとも相談してお昼の予約を入れたのをわかってるはずだし、そこまで余裕無かったのだろうが、配慮が足りないなーと感じました。
なんで「それ(たとえそのような理由)でも、同情しないよ」と言ってやりました。
理由は何であれ、私を怒らせたこと(遅刻より彼の連絡不足)には変わりないだろう。
まったく、かわいそうというか、タイミングの悪い人だなーとは思うけど。
プリプリしながらも、山門の上からの景色はすばらしい。
たくさんの人が下に見下ろせたし、長野市を取り囲む山の景色もすばらしい。
関東は雨でもこの日の長野は晴れ、、、くもりである。
帰りはまた門前の町並みを探索。
善光寺の前には宿坊がいっぱいあるのだ。
こんな狸の仏像も発見
かわいいのではないか。

また善光寺は「七味唐辛子」が有名ということで、創業270年の老舗『根元 八幡屋礒五郎』へ行きました。
http://www.yawataya.co.jp/index.html
ここは、ほんとにいろんな唐辛子がある。
定番の七味から一味やゆず入り、山椒もの、そしてゴマ風味のふりかけと色々購入しました。
私が買ったのは(下の写真参考)右から七味唐辛子(ゆず)、七味ごま、2009年イヤーモデル御開帳缶の七味中辛です。
この間のデザインが素敵ですよね

さて昼ごはんを満足に食べてないので、お腹が空いてきて時間もいいし、予約した郷土料理のお店へ行くことにしました。
予約は5時30分からでしたが、お座敷にはすでに自分たちの席の隣にも別の家族がいました。
彼氏には、善光寺で会ったときに昼の予約を夜にずらしてもらえた事を伝えると喜んでいました。
少しは自分の責任を感じているのかなぁ。。。
そこは善光寺の門前の通りにあるお店で、「門前茶寮 弥生座」といいます。
http://www.yayoiza.jp/cgi-bin/top.cgi
ここの名物は、木曽五木の一つ、サワラ材で作った30cm四方の大きな特製せいろで信州牛や地元の新鮮なお野菜を蒸したお料理、「せいろ蒸し」です。
私たちはこのうち定番の「山のせいろ蒸し」を頂きました。
ホクホクのせいろ蒸しに入った信州牛におこわやえびやサツマイモなどのお野菜を、ポン酢かゴマだれに付けて食べるシンプルな料理なのですが、すごく新鮮で野菜などの一つ一つのお味が濃くて非常においしかったです。
何より体によさそう。
二人とも「うまい、うまい」を連発してました
このお店「るるぶ」で見て以来とにかく行きたくて、、、
彼の遅刻のおかげでだめになるかと思ったけど、なんとか夜の時間で確保できて「山のせいろ蒸し」を食べれて幸せです。

ホテルは「THE SAIHOKUKAN HOTEL」に泊まりました。
http://www.saihokukan.com/
金曜日だから予約は取れたものの、
5月31日までの御開帳の最後の週末だけあって、土曜日は長野市内はホテルは取れませんでした。
古いながらも歴史のあるいいホテルみたいです。
とりあえず一日目はなんとか善光寺を観光できてよかったです。

善光寺ご開帳’2009(1)

2009-06-11 21:47:25 | デート日記
今年は7年に一度の善光寺の御開帳の年です。
牛にひかれて善光寺
人生に一度はおいでよ、善光寺

それに参るために、5月末にデートで急遽長野に行くことになりました。
東京へ私が行くのでもなく、
彼がこっちに来るのでもなく、
中間地点で落ち合うということでもなく、
未踏の地での現地集合というのは初めてで、ワクワクしてました。
これって、旅行じゃん!!みたいな
準備の段階で幹事役の彼の行動が遅く、かなりヒヤヒヤさせられましたが、なんとか乗車券も宿も見つけれました。

しかし、
当日行きの新幹線で彼に「これからそっちに向かいます」なんてメールを送ったのだが、返事が来ない。
普通ならもう起きて準備してる頃だろうに、
もしやもう出発して運転中かな?と思いほっておいたのですが、やはり気になる
寝過ごしてないかなー?、いや彼を信じよう、、、と思ったけれど、やっぱりいやな予感がする・・・
ついに2回ほど電話してやっと相手が出た。
ちょい機嫌が悪そうに、「さっき起きた」などと言う。
何?
さっき起きたって、とっくに家を出ていなくちゃいけない時間じゃん。
それってもう遅刻だよ、、、って訳がわからず怒りました。
迎えに来てくれるって信じてたのにぃ。。。と心の中でむかつきましたが
でも、頭ごなしに怒ってももう遅刻は確実なので、怒るだけ意味が無い。
「向こうに着くとしたら何時になりそう?」
「とりあえず気をつけて(長野)向かってね。。。」とりあえず言いました。
でも前々から計画していた、まず着いたらぜひ食べに行こうと予約した郷土料理のお店、
あの予約はどうなるんだ・・・と思いました。
彼曰く到着は2時か2時30分頃になるだろうと。(本来は1時に会う予定)
それで店お予約をずらしてもらえるか、私が確認するハメに。
しかし電話したら昼の営業は2時までとのこと。。。
ががーん、もう無理だ。ショック。せっかく予約したのに。
一部の人がご存知の通り、このあと新幹線の中で抑えてた怒りが爆発しました
おまけに昼を食べた後、一緒に善光寺に行く予定だったのですが、聞いたところによると善光寺が閉まるのは16時~17時ごろ。
もしかしたら今日中には見に行けないかもしれない。
明日からの計画もどうなってしまうのだろう、、、ともう会う前から撃沈ムードです。
大宮駅で東北新幹線から長野新幹線へ乗り換えて無事13時に長野駅へ到着。
ホームは御開帳ムードで一色。
なんか・・・ワクワクしてきたぞーーー。
彼が迎えに来れなくなったので一人でバスに乗りホテルへ向かう。
郷土料理の店に昼の予約のキャンセルの電話を入れる。
そしたらお店の人が「夜の営業で7時前なら座敷の空きがある。。。」と言ってきた。
「善光寺のお夕事が夕方の5時からなので、それが終わってちょうど良いですよ」とのこと。
せっかくのオススメなので、予約を5時半にしてもらう。
しかし彼にはそのことは内緒にしておいた。
ホテルでチェックインしたら、彼からメールで渋滞と雨の速度規制で到着が3時30分ごろになるとの事。
なんで、待たずに一人で善光寺を見に行くことのした。
せっかく長野まで来てホテルで待ってるのももったいないし、昼も食べないことになったので、早く善光寺に行ったほうがよい。
お昼は途中でおやきを買いました↓
お焼きは信州の郷土料理のやきもち。
中の具材は、「小豆餡、野沢菜、茄子、おから、きのこ、かぼちゃ、切り干し大根、、、」など色々あります。
私は野沢菜頂きました。150円!

ホテルから善光寺までは歩いて15分くらい。
にぎやかな門前商店街を歩くのでちっとも飽きませんし、
おやきの店やお蕎麦屋さんなどたくさんの人でにぎわってます。
とりあえず、、、善光寺へ。
門が見えてきたあたりから、す、すごい人です!!

山門近くまで行くと行列が。。
何の行列?と思っていると、
御開帳の時期に設けられる回向柱に触れるための列だそうです。
この回向柱に触れるまでおよそ40分ぐらい並びました。
↑の写真は山門ですが、ここの「善光寺」の文字が有名なハト文字だそうです。
ハトが5つ隠れてるらしいのですが、わかりますかねぇ?
私は鳩4羽しか見つけられないのですが。

さて、山門を越すと目の前に回向柱が見えた。
とーーっても、大きいです。
するとなにやら警備の人が人数整理に出だした。。。
何だ?何だ?と思ってたら、
善光寺のお坊さんが今からお帰りになるということで、帰り際並んでいる人の頭にお数珠でなでてくださるとの事。
行列をキレイに2分して、片方3列ずつ並ぶ。
私も立てひじを立ててしゃがみ、坊さんが近づいてきたら、頭を下げました。
チラリとお坊さんを見たら、すっごく若くてびっくり。
ノーメイクだからかな?
肌の色でかなり若いような気がした。
しかも女性に見えたんだけど。
ってことは、尼さん?
それか女みたいな男の人なのかな?
といっても、少年って言う感じでもないし。
頭をふっとなでる気配がした。
坊さんはお経を唱えながら、大きな数珠を持ち次々にみんなの頭をなでながらあっという間に過ぎていった。
その後は回向柱の行列が進みだし、私も無事に触ることができました。

この柱から紐が伸びていて、善光寺の本堂にある前立本尊の右指につながっているのだ。
前立本尊は善光寺の秘仏である本尊の代わりに作られた仏像です。
善光寺の本尊の仏像は遠くインドから百済を経て日本へ渡ったとっても古い仏像で、誰も見ることができない(善光寺のお坊さんでさえ、、、)絶対の秘仏です。
その代わりに7年に一度の御開帳のときだけ、前立本尊は人にお見せするということらしいです。
前立本尊でもこれだけのものなのに、人には見せられない秘仏とはどんなものか、とおっても気になりますねぇ。
この回向柱に触ると、前立本尊に触れたことにより極楽浄土を約束されるとか。
その次に本堂の中(内陣)の前立本尊を見るための行列に並びました。
こちらもすごい人で満員電車の押し合いへし合いです。
内陣の中はそれは見事でして、天井や壁の天女や天人のすばらしさ、、、、これはやはり一度は見に来なくてはいけないものだと思います。
善光寺の本堂は日本で一番古い木造建築で国宝です!
こっちも40分ほど並んでやっと前立本尊を拝むことができました。
といっても5mぐらい離れてますが、いつもは閉まっているはずの扉が開いていて、仏像そのもののデザインいうか、古い感じがしてさすがだなーと思いました。
その後は「お戒壇めぐり」の行列へ。
こちらも30分ほど並びました。
さてお戒壇巡りとは、「瑠璃壇床下の真っ暗な回廊を巡り、中程に懸かる御本尊様とつながれた極楽の錠前に触れ、秘仏の御本尊様と結縁を果たし、往生の際、お迎えに来ていただけるという約束をいただく道場」です。(善光寺HPより)
早い話が床下にもぐって、ご本尊の真下にある錠前に触れると、ご本尊に触れたこととなり、極楽浄土行きが約束されるというものです。
入り口は本堂の右側奥にあります。
しかしまったくの暗闇が苦手な私。
夜の闇なら平気なのだけど、ほんとの暗闇は苦手で昔中国のお寺で胎内めぐりを断念した経験があるので非常につらかった。
しかも話しかける相手がいればいいものを、一人なのでじっと何も言わず何も見えないところを一人で少しずつ進むのはものすごく怖い。
なまじ混んでるので進みが遅く、その分長く時間がかかるのがつらかった。
気が遠くなった頃、やっと錠前に触れて地上に出れたときは泣きそうになりました。
この経験で光のありがたさ、見えることのすばらしさを感じました。
皆さんも善光寺にきた際は、ぜひお戒壇めぐりしてほしいですね。
下手なお化け屋敷の数倍恐怖を感じました。


スティル・ライフ

2009-06-10 16:19:06 | 読書感想文
「スティル・ライフ」は池澤夏樹の芥川賞受賞作品です。
この文庫には、ほかに短編「ヤー・チャイカ」も含まれてます。
どっちも短編なので読みやすく、池澤夏樹らしい独特の世界観があります。
そして、とても美しい文章だと思いました。
ちょっと村上春樹をも思い出してしまった。
なんかみずみずしいと言うか、爽やかというか、不思議な感じ。
久々文学作品を読んだという感じ。
「スティル・ライフ」は主人公が佐々井というある工場で一緒に勤務した男性と過ごす何ヶ月間を、「ヤー・チャイカ」はある日本人親子とたまたま知り合ったロシア人の男性との何年間かの交流です。
個人的には「ヤー・チャイカ」のほうが好きかな?
「ヤー・チャイカ」はロシア語で「私はカモメ」。
ロシアで初めて宇宙を飛んだ女性宇宙飛行士の名台詞だそうで、なんか時代を感じさせますね。
大学で物理学科だったせいか、なんか物理学的な話もロマンチックに出てきます。
宇宙や微粒子の話や、雪や光について。
ガリレオみたいだけど、もっと表現がきれい。
解説が私の好きな須賀敦子だったのは、偶然かなぁ。
○スティル・ライフ 池澤夏樹 中公文庫