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BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

目指せ富士山(3) 山小屋(9合目)→山頂へ

2010-08-18 15:35:33 | デート日記

出発から5時間ぐらいかかって、やっと山小屋に到着した。
うす暗くなり寒くなってきたので、中へ入りすぐにチェックインの手続き。
生まれて初めての山小屋泊である。
すぐに部屋に通された・・・部屋と言っても4畳ぐらいの部屋に8人が寝る。
「今日は混んでて満席なので、相部屋になります」とある部屋に。
狭い廊下を挟んで両サイドが部屋で、二段になっている。
運が良く下の階の部屋なので出入りが楽だ。
なんだか昔の寝台列車に乗ってる(修学旅行?)みたいな気分。
小さな子どもとお母さん二人組が先に休んでいた。
こんなとこまで子供が来たのか、えらいなぁ・・・と感心。
お母さんと二人で登ってきたのか?!
そのあとすぐに荷物を置き、一度着替えてから夕食へ。
もうクタクタでお腹はペコペコ。
晩御飯はカレー(弁当屋で見かけるようなやつ)です。
この山小屋で食べるカレーのうまいこと!
カレーの甘みが疲れをいやしてくれる。
またカレーだけでは足りずに、富士宮焼きそばもメニューにあったので注文し食べましたが、これまたうまかったわー。
ご飯を食べてからすぐに部屋に戻り横になった。
山小屋は決して快適な造りではないけれど、噂で聞いてたのでさほどその狭さに驚かず、むしろ横になりたい一心ですぐに寝た(20時ごろ)。
4畳ぐらいの場所に8人ぐらいが横になって寝るんだけど、ほとんど枕がぶつかり合うようになっていて布団がななめがけ。
まるで肌を寄せ合っているかのように寝るのが面白かった。
この8人中6人が女性で、男性は2人だったがそのうち一人は6歳くらいの男の子。
成人男性は私の彼氏のみだけど、細身なんで女性群の中に居ても全く違和感なく隙間に収まっていました。
ウトウト・・・熟睡ではないけど、夢も見ながら仮眠。
身体が相当疲れていたので、向かいの部屋からすごいいびきが聞こえたがそれもどうでもよくなった。


8/14
1:45AM起床。
夜中に何度か足の付け根が痛くなり目が覚め、起きたら高山病の頭痛になってた。
彼氏もらしく、私よりひどい。
高山病は登山開始後6-12時間で発症し、眠ると呼吸が浅くなるので余計酸素不足になり悪化する。とにかく頭が痛いとわかると寝てもいられないので、準備をして食堂に行くとすごい人だ!
ご来光目的で夜間登山してきた人でいっぱい。
朝ごはんを食べながら同じテーブルに居た下から登ってきた人に話を聞くと、今日は天気が悪く霧でなんも見えないらしい。
おまけに風もあり、霧のせいで濡れてしまうらしい。
ご来光は無理かも・・・?と思う。
朝食をすませ、ダウンジャケットにレインウェア、毛糸の帽子に手袋、マフラー、ヘッドランプを沿装着。
とにかく頂上を目指す。
真っ暗な中の夜間登山。
霧で視界がぼやけていて(写真もぼやけています)、しかも夜に山登りなんて初めてで不安だった。
しかし周りを見れば登る人が多く列をなしていて、そのペースに付いていけばいいので意外に楽に感じた。
みんなが一緒という安心感もあり、ヘッドランプの明かりが続いてる光景に逆に見とれてしまう。
2:20に9合目を出発 → 3:00に9合5勺着と順調に登る。
やはり一度山小屋で休んだので、昨日ほどつらくない。
それでもかなりの高度なんで、途中岩場で何度か休んだ。
ここで外国人(中国人らしい?)に励まされる。
「あともうちょっとで着くから頑張ろう。僕たちの仲間ももう頂上で待ってる」だって。
こういう登山客同士(しかも国際的)な交流はほんとに励みになる。


4:00頃・・・山頂の浅間神社奥宮の鳥居が見え、無事富士山頂を果たしました!!
真っ暗な中いきなり頂上の山小屋が見え、人がたくさんいたのでびっくりしました。
「これが頂上か!!?」って感じ。
もう風がとにかく強くって、ものすごく寒い。
頂上の山小屋の壁際や郵便局・奥宮の壁際などみんな登山客が風をよけようと待機している。
一応ご来光目的なんで少し御殿場口の方へ移動して、そのあたりの適当な岩場の陰で休むことにした。
風や寒さを防ぐために岩陰で、彼氏が持参した銀のサバイバルシートをかぶって耐えました。
持参してきたバーナーで温めの卵スープや紅茶を飲んだ。
頂上なんでお湯は100℃では沸騰せず、78℃で沸騰するため若干温めです。
でもこの寒さの中では、逆にほっとします。
4:50分頃、周りが明るくなってそろそろ日の出の時間。
相変わらず霧が濃くって、結局日が昇っているのかよくわからなかった。
御来光残念です!!
気を取り直してお鉢参りをしようと歩きだしたら、他の登山客が「霧で道が見えなくて大変危険だから、お鉢めぐりはやめた方がいい」と声をかけてくれた。
こういう場合は従った方がいい。
せっかく山頂に来たのにここで遭難するのもいやだし、とにかく寒く視界が悪いのであきらめ、浅間神社の奥宮へ戻りお参りをした。
御朱印ももらい、頂上と書かれたお守りも購入。
その前にこの夏の期間だけ営業する富士山頂郵便局(6-14時まで)にて登山証明書を自分宛てに送りました。
友人らへ暑中見舞いも出してみた。
ここから手紙を出すと、富士山頂の風景印が押されるのだよね。
一応はこれでやりたいことはやったので、下山することにしました。
今回ご来光やお鉢めぐりはできなかったものの、挑戦2度目で無事登頂を成功できて私はラッキーだと思います。
高山病などでできない人も多数いますし。
その高山病はアスピリンの薬を飲んだせいか、すっかりよくなりました(肩コリだったのかしら?)。

目指せ富士登山(2) 5合目→9合目

2010-08-17 15:21:46 | デート日記

8/13 三島駅発富士宮五合目行きの10:15分発の登山バスに乗る。
9時ごろから駅前で並んでいたが、始めは私達の他に1組しかいなかったのだが徐々に人が増え、出発する頃はバスは座れない乗客までいたぐらいになってた。
早めに着ておいてよかったー。
バスは富士サファリなど経由し、12:20に富士宮口到着。
お盆ということで、やっぱりかなりの人出でにぎわっています。
実はここはすでに2400mの高地なので、高度にならすためにお昼ご飯を兼ねた休憩を1時間ほどします。
13:30からいよいよ登山開始。
入口の看板を見て、いよいよだなぁと高揚する。
富士山頂へいく登山道は、富士吉田、御殿場、須走口、富士宮口と4つあります。
河口湖側の富士吉田がダントツ人気ですが、表富士と呼ばれる富士宮口も最短コースだけあって人気です。
他のコースと違い、下山道と一緒になっているので降りてきた人とすれ違う。
すれ違うたびにこの人たちは行けたのかなーとドキドキする。
五合目から六合目までは比較的緩やか。
砂地で歩きにくいけど、出来るだけゆっくり体力を消耗しないように歩く。
彼氏は歩くのが早いので、私が先に立って私のペースに合わせてもらうことにした。

六合目雲海荘にて海抜2500m。この頃はまだ元気。
五合目からは35分くらいで来れた。
休憩し、水分と行動食のハッピーターンを食べる。
おいしい、山で食べるとなぜかすごくおいしく感じる。
ここからがいよいよ本格的な富士登山である。
六合目から新七合目まで岩場が始まるのだ。
すごく長く、休憩を二回ほど入れないと登り続けていられなくなる。

約1時間かけて、新七合目の御来光山荘に到着。
ここで海抜2780mである。
少し肌寒くなってきたので、長袖の上着を着る。
段々と空気が薄くなっていくのがわかる。
この先3000mをいよいよ超えることになる。
岩場もますますしんどくなっていく。
空気が薄いため息切れがして、途中休まなくては進めない。
おまけに一時間も時間をかけて登ったのに、新七合目の次は七合目(元祖)である。
富士山は吉田口側もそうだが、このように時折裏切られることがある。

元祖7合目3010mである。
もう休憩でハッピーターンなしでは生きられなくなってしまった。
塩飴や都こんぶなどの塩分や、チョコレートもすごく助かる。
お天気が晴れのち曇りで登りやすいのが幸いである。
このあたりまで来ると雲の上に出てしまっているので、雲海が見渡せる。
長袖でも少し寒くなってきた。
しかし動き出すとまた汗をかくので、暑くなって休憩しては冷え・・・の繰り返しである。
急速速乾性の下着(化繊100%)の威力を実感。
七合目の次は八合目。
こちらは前の七ー七と比べると距離的には短い。
見上げると八合目の山小屋が見えるのでそれを目指して歩く。
しかし近くに見えるのに、登るペースが落ちてるためになかなか近付けないのが辛い。


50分かけて8合目海抜3250mにやっとやっと着いた。
多くの人はここの山小屋泊まりだ。
八合目の山小屋はすでに私達が予約しようとしたときには満室だった。
山小屋の兄ちゃんが「○○ツアーのかたいらっしゃいますか?」と声をかけている。
どうやらツアー客が占めているらしい。
だから満杯なんだな。
色々なガイドブックにもあるが、たいてい8合目あたりに泊まるらしい。
というのも看板に御来光拝観所とあるとおり、8合目までは山小屋からも御来光が見えます。
山小屋で御来光を見てから頂上を目指すというスタイルもあり。
富士宮口では8合目以上は御来光が山頂ではなくては見えない。
というのも富士山自身がじゃまして御来光がみえないらしい。
寒くなってきたのでダウンジャケットを着込む。
私達の宿泊場所は9合目。
あと1合だからと気合というより、ほんとに気力を振り絞るってこういうことなんだと思うくらいで登りだす。
登りだして突然携帯が鳴った。
両親からでした!
場所によっては携帯の電波が通じます。
ドコモは大丈夫でしょうが、ソフトバンクは頂上では圏外でした。


8合目から9合目は体力消耗に+風との戦いでした。
8合目過ぎたら途端に登山客が少なくなった。
既に5時30分を過ぎていて、下山してきた人にも「これから登るんですか?」と驚かれる。
「いえ、9合目で泊まります」なんて言うとみんな安心した顔をする。
とにかく辛く息切れも激しく、5mぐらい進んでは休み、というありさま。
上に9合目の山小屋らしきものが見えているのに、たどり着きたくてもたどり着けない。
足が進まない。
ほんとにしんどかった。
18時20分ごろ無事「万年雪山荘」へ到着しました。
とにかくほっとした。
山の上から下を見ると赤茶けた岩肌が広がってて、雲で下(底)が見えない。
あんなとこ登ってきたんだなぁと思う。
雲が多くてちょいラピュタな気分ですが、夕焼けは見えませんでした。

目指せ富士登山(1)

2010-08-16 16:56:05 | デート日記
一度は登りたい富士山。
数年前に両親と登り、悪天候で8合目で断念した苦い思い出の地。
けれど憧れの山なので、いつかはまた再チャレンジしたいと思ってました。
カンボジア旅行のあとで彼氏から提案があり、今年のお盆は2人で富士山を目指すことになりました。
何でも今年は山ガールの出現もあってか、空前の富士山ブーム(スポーツ用品店の陰謀?)らしいです。
そんなわたしは、8月はねぶたがあったんで、この富士山に向けての準備はする暇がなくって、直前の週末にけっこうあわてて荷造りをしました。
一応今回は気合を入れ、7月に装備も全部新品購入し、食べる酸素を1週間前から飲み続けて挑みました。

8/12
登山前の体調を整えるため、三島市に前泊しました。
三島市からは表富士の玄関である富士宮登山口への直通バスが出ているので、三島を選んだのだ。
始発なんで座れるしね。
ほんとは当日彼氏のアパートを早朝に出発して登山口を目指すこともできるんだけど、彼氏の家のベットじゃ熟睡できないので不安と思い、私が頼みこみました。
浦安から登山道まではけっこうな移動距離がありますもん。
台風の影響で京葉線の電車が遅れましたが、東京からの東海道線は通常通りの運行でなんとか夕方には三島駅到着。
初めて降りる三島の駅!
宿泊場所は駅前にある昭明館というビジネスホテル。
古いホテルですが、ここは大浴場や家族風呂もあるんです。
チェックインしてから少し三島の街をぶらぶら・・・。

三島市は富士の湧水がわき出ているところで、街の至る所に小さな川が流れている。
水がめっちゃきれいで、感動します。おまけに冷たい。
お祭りが近いためか雪洞があってなかなかよい雰囲気。
歴史ある三嶋大社にお参りし、明日の富士登山の安全をお祈りました。

余り都会でないため特に見る場所もなく、、、そのあとホテルのそばのチェーン居酒屋で夕食です。
沼津が近いのでおいしい魚があるだろうとお刺身やあら汁を頼みました。
威勢のいい居酒屋でびっくり。
帰りにコンビニで静岡の地サイダー発見。
やはり富士山の絵が描かれてます。
これで乾杯しながら気合を入れて就寝しました。
温泉は沸かし湯だけどのんびりできたし、熟睡できたので泊まって大正解でした。

海の日連休デート④ あさがお市と石井スポーツ

2010-07-26 22:40:41 | デート日記
連休3日目、昨日の高尾山の疲れが残っている中でお出かけ。
ちょうど毎年この時期に文京区のあさがお&ほおずき市が開催されている。
去年訪れた時にほおずきを買って帰った。
なかなか良かったので、今度は朝がおも買ってみようと言うわけだ。
しかし猛暑の東京。
最寄りの後楽園の駅から、あさがお市の開催されてる伝通院まで徒歩10分は地獄であった。
汗が噴き出て地獄である。
伝通院は工事中でひっそり縁日が開催されてた。
去年よりも規模が小さくなった気がする。
主に朝顔の色は赤・ピンク・紫、白の4種類があるようだ。
世話役のおばちゃんたちに適当に選んでもらう。
おばちゃんは「茎がしっかりしてるのがいいわよー」と選んでくれた。
私の希望は白が良かった。
なんとなくこの暑さなので、白と青系(紫)が涼しげに思えるから。
そこからゆうパックで自宅へ送ってもらって、届いたのが上の写真の朝顔です。
この夏楽しませてもらいましょう♪

その後「後楽園駅」のそばにある駅ビルで昼ごはん。
地下の店はすごい行列で、上の階にあるレストラン街で一番好いていたトルコ料理の店へ。
20分ほど待たされて中へ入れた。
同じくこの店がすいてるからと来たお客であっという間に満席になった。
ウェイターのトルコ人のおじさん一人に厨房はどうやら2人くらい?
普段ではないような急な混み具合に店が全然回っていなかった。
周りのお客からは料理が遅いだと料理が覚めているだの、メニューの確認し間違いだと苦情が相次いで、おじさんはてんてこ舞い。
実はうちらもこの後上野の博物館鑑賞→石井スポーツで登山グッズお買い物、、、とスケジュールが詰まっていたが、食事がなかなか出てこなくて結局上野の博物館はあきらめた。
こっちは9月までやっているみたいなので、次回お盆に東京へ来た時に行こうと言うことになった。
トルコ料理は昨年の旅行以来久しぶりだけど(日本でもNYでも食べたことない)、美味しかった。
サラダにヨーグルト風味のスープにメインはキョフテというハンバーグ、そしてチャイ。
食事が終わって会計時に彼がおじさんに「大変ですねぇ」と声をかけていた。
周りのお客は呆れてイライラしてたので、なんだかこともあろうに私の彼のような人(超のんき星人)にまで同情されるおじさんがかわいそうになってきた

そのあと神田の石井スポーツ登山本店で、富士さんに向けてのグッズのお買い物をした。
すぐに買って帰るだろうと思ってたが、この店ワンフロアなのに品ぞろえがいいおかげか(?)すごく迷ったりして、結局2時間以上も店で過ごしてしまった。
なにしろ買う予定のアイテム数が多すぎて、最後には選ぶにも集中力がなくて疲れてしまった。
ちなみに買ったものは、ザック、登山用ズボン、軽量ダウンジャケット、ザックカバー、スパッツ、折畳み水筒、酸素グッズ、ストックである。
その後すぐに空港へ向かった。
トルコ料理があんまりボリュームなかったので、羽田空港で夕御飯かデザートでも食べたかったのに、正直あんまり時間がなく空弁を買うはめに。
あんなに石井スポーツで時間を食うとは、上野の博物館はあきらめてある意味正解だったかもしれない。
そういう意味ではあきらめさせてくれたおじさんに感謝だ
登山グッズは後日UPします。

海の日連休デート③ ☆☆☆高尾山その2

2010-07-25 23:17:35 | デート日記
ストパーを昨日美容院でやってもらった。
その店のストパーは縮毛強制とストレートパーマの中間なやつらしい。
ソフト強制っていうの?
朝が楽チンですね・・・。
当分、髪を伸ばすのでストパーを維持しよう。


昨日の続きです。
本殿をお参りしたとき、両脇に居たでっかい天狗のお面。
大天狗と烏天狗。
高尾の森には天狗が住んでいたのですね。
なんだか歴史を感じさせるお面です。
ここでお守りを買いました。

縁結びの神社もあるので、そこで結ぶひも付きのお守りを買いました。
そして、高尾山ならではの天狗様のお守り。
このお守りが超かっこよくて、リバーシブルになっている。
片方が開運で大天狗、裏が除災で烏天狗!
これから8月は富士山も控えてるのでこのお守りを身に着けていこうと思います。

薬王院の裏手から高尾山の山頂までの登山道が始まります。
舗装されてない山道ですが、人がたくさんいるので山の中という気がしない。
そして30分もしないで頂上に来た。
頂上は、人、人、人である。
展望台から遠くの山々(山梨県?)が見渡せる!
そこにははるか雲の隙間から富士の姿まで見えた。
関東富士見百景に選ばれる展望台なだけあって、そこへ立つみんなが口々に「どこ富士山?」なんて言っている。
私も雲々の間から富士山が一瞬の隙間に見えたとき、その片鱗だけだったのにすごくドキリとした。
え・・・?あれ?
すっごい高くねー?!って。
私は本当に来月あそこに登れるのだろうか、、、?
少し不安なったし、その姿に圧倒された。
見えにくいですが、上の写真で雲の後ろにちらりと見えるのが富士山です。

さらに山頂から10分ほど先の奥高尾へ入ると「もみじ台」という場所がある。
こちらは先ほどの山頂に比べると人が少なくなり、ここの茶屋「細田屋」で休憩することに。
すごく眺めがよくて、畳の椅子に腰掛け食べ物を注文する。
もみじ台からもまた眺めがすばらしい。
先ほど山の向こうに見えた富士山も今は雲に隠れてしまったみたいだ。
お腹も空いていて注文したのは、名物のなめこ汁に味噌おでん。
暑い時期に熱いなめこ汁がまたイイ♪。
なめこ大きくておいしかったです。
そしてそれだけでは飽き足らず「ところてん」も食べました。
暑い夏にはぴったりよね。
酢醤油でかきこみ、酢の酸っぱさがまた心地よくて大変おいしかったです!


その後はまた来た道を引き返しました。
途中、鶯の鳴きあいが聞こえたので、先日C-POINTで購入したバードコールを彼氏と二人でやりました。
鶯の「ホーホケキョ!」をバードコールでやると本物の鶯も鳴いてくれて、けっこう面白くて盛り上がれました。
登るだけではない、こういう山の楽しみ方もあるのですね。
持って着てよかったなぁと思いました。
行きは1号路を来たのですが、帰りは3号路で戻りました。
こちらは50分のコースですごく深い山の中を通ります。
これが東京だなんて信じられないくらいに。
先ほどの1号路は薬王院もあったので割と舗装されていたのですが、こっちは完璧な山道でスリルがあって面白かったです。
さすがに50分も歩くと疲れましたね。
ケーブルカー乗り場まで来て思わず焼き団子を買ってしまった。
味噌ダレがまたうまかった。
このケーブルカー乗り場の前にはビアマウントという夏季限定のビアガーデンがオープンしており、やはりこの暑さなためかすごい人でにぎわっていた。
東京の夜景も夜は堪能できる、なかなかのスポットらしい。

帰りはケーブルカーで一気に降りました。
青葉号、もみじ号の2台あります。
あれ?筑波山さんで登ったケーブルカーもこんな名前だったような。
高尾山のケーブルカーは傾斜が激しくて、東洋一だとか!
たしかに始めからすごい傾斜で下るのでびっくりしてしまいました。


降りてからまた駅まで参道を歩くと、ちょっとした甘味処を彼が見つけました。
入りたさそうだったので、疲れて早く帰りたい気もしたが、何か喉も潤したい気もしたので寄ることに。
彼は白玉餡蜜、私はカキ氷です。
久々に食べたけど、やっぱりうまいねー。
レモン味にしました。
さわやかで少し疲れが癒された。
その後は京王線でまた戻りました。
途中急行に乗り換えればいいのに、疲れて寝てたので最後まで各駅で帰ってしまいすごい時間がかかっちゃったよ。
彼氏からは何度も「どうだった高尾山は?」と聞かれた。
うん、たしかにアクセスしやすいし、色々あって面白い山だと思ったけど、もっと人が少なければなー。
薬王院はすごくよかった。
とくに力ソフトがうますぎる。
あとところてんも!
なんか食べてばっかりですが、奥高尾が気になった。
もみじ台の向こうにも色々コースがありそうだし、高尾山もコースが1から6号路まであるからそれぞれ楽しみがありそうです。

海の日連休デート② ☆☆☆高尾山その1

2010-07-24 23:40:52 | デート日記
連休2日目は、ミシュラン三ツ星を獲得した高尾山へ。
登山ブームもあってすごい人でした。
外国人の姿も多かったよ。
その模様を二回に渡り報告します。


新宿から京王線に乗り、45分で高尾山口へ。
車内では空前の女子登山ブームの「山ガール」達も見かけました。
電車を降りると、山とはいえ暑い(やっぱ東京)。
高尾山を選んだのはミシュランガイドのせいではなく、鈴木ともこの「山登り始めました」を読んだせいと、RDGの舞台だったせいです。
また富士山の練習として私が行きたいと彼氏に言いました。
駅の構内では高尾山の象徴の大きな天狗もいました(↑)!


駅からは土産物屋が並び華やかな参道を歩いて、リフト乗り場へ。
リフトとケーブルカーでも上に行くことができます。
私達は行きにリフトを選択
お天気もよく気持ちがいい空中散歩でした。
このエコーリフトはペアリフトで途中記念撮影などもあります。
記念に写真は買いましたが。
かなりの高さまでリフトで登ります。
ふと後ろを見ると東京の景色が見渡せます。
高いところが苦手な彼氏は怖いといって振り向きませんでした
これじゃ帰りは絶対リフト乗れなかっただろうなぁと思うと、行きでリフトを選択して大正解です。


リフトを降りると薬王堂まで立派な杉並木が続く参道が続きます。
ところどころ茶屋が多く、カキ氷やアイスクリームやお団子など色々売ってにぎわっています。
中には冷やしたきゅうりも売っていて、外人の親子がおいしそうに食べてました。
高尾山は古くから修験道として栄えた場所です。
途中蛸のような根を持つタコ杉がありました。
ワールドカップのパウル君といい、タコが今はとても人気ね!
しばらく歩くとついに薬王堂に入り口が見えてきました。


境内は観光客でいっぱい。
早速天狗の銅像がお出迎え。
と、ここで境内にある茶屋で食べたかった「権現力ソフト」をいただきました。
この力ソフト、葡萄酢のソフトクリームなんです。
疲れた体に酢が沁みますね~
しかし暑い、、、見る見る間にアイスが溶けて手に流れてくるよ。
少し休んでから境内を探索。

本堂にお参りしたり、御朱印をいただいたり、お守りもいくつか買いました。
↑は境内にいる天狗さん。
赤いのが大天狗。
徳を積んだ天狗さんで鼻が長いですね!
団扇を持っているでしょう。
緑のほうは河童ではありませんよ。
あれは烏天狗(小天狗)といって、修行すると大天狗になるんですって。
緑→赤に色まで変わっちゃうのか?!
面白いな高尾山薬王堂って。
その2へ続く。(続きは明日)

海の日連休デート① 銀ぶら

2010-07-23 22:08:53 | デート日記
7/17~7/19の海の日3連休に東京へ行ってきました。
土曜の朝一の便で羽田へ。
彼氏がお迎えに来てくれたけど、途中高速道路で事故渋滞にあったらしい。
岩手デートから3週間なんで、あんまり再会の新鮮味がない
とりあえず彼のアパートへ向かい、荷物を置いてお出かけした。
この日の目的は銀座で指輪の注文をすること
前回盛岡のジュエリーショップで第一希望と第二希望のメーカーを扱ってる店に行ったのだが、両方とも私の好きなデザインがなかったのだ。
まずは第二希望の【Only You】がある日本橋の高島屋へ。
ここのジュエリーサロンに私が見たかった【Only You】のアクアマリンシリーズがあった。
店員さんに言って出してもらいはめてもらった。
思ったよりもはめ心地もいいし、ダイヤもアクアマリンもすごくきれい。
店員さんが色々アドバイスをしてくれた。
このアクアマリンの淡いブルーの色がまた精神的にやすらぎをもたらしてくれる気がする。
第一希望の指輪ももし可能なら,ブルーを取り入れてもらえないか検討しようかと思った。
そのアクアマリンの指輪も素敵なのだが、やっぱりデパートのサロンだと立ちっぱなしもあってか、なんだか落ち着かない気がした。


銀座に移動する前にお昼に日本橋にある「大江戸」といううなぎ屋へ。
ここは去年彼氏に初めて連れて行ってもらって、2度目の再訪である。
土用の丑の日が近いためか、けっこうな人で2階へ通された。
1階にあるウナギの寝床のような狭い個室のテーブル席が味があってよいのだが、初めてあがった二階は広間のような感じで、天井が低くてほんとに昔からの家屋って感じがする。
土曜日は「いかだ」という特殊なうなぎ料理が食べられる。
「いかだ」とは開いたうなぎを半分に切らずにそのまま焼き上げ、いかだのように並べた贅沢なメニューのこと。
うちらが頼んだのは「2本いかだ」。
それに前回来た時に気になってた「うまき」も注文。
うまきは卵焼きの中にうなぎが入っているもので、卵の甘みとウナギがマッチしててうまかったです♪


さて、お腹を満たした後に銀座へ。
銀座と言えば今やNYの五番街化したブランドエリアですが、路地裏にはジュエリーショップがひしめくエリアもあります。
なかなか奥が深い街です。
指輪もどうせなら銀座で買いたいと思ってました。
第一希望のCafe Ringも銀座に本店があります。
ハンティングワールドの脇にある小さな白いお店がそれです。
本店なのに、小さくてびっくり。
店の中に入るとちょうどお客が1組ぐらいしかいなくて、すぐに対応してもらえた。
私があらかじめ取り寄せたカタログにある自分の興味のあるデザインを告げると、すぐに奥から持ってきてくれた。
さすが、本店!!全商品がそろっているのだ。
いくつか違うデザインの物を見て、色々な意味や隠れた仕組みを店員に教えてもらってかなり面白かった。
こういう対応は本店ならではです。
迷ったけど、結局カタログを見てた時から一番自分が気になってた「Cuore」に決めた。
見た目は普通のメレ付きダイヤの指輪なんだが、横から見た爪の部分がすごくかわいいのだ。
まるでチューリップみたいな花が咲いてるかのよう。
でもって、Only Youの時から気になってたブルーを取り込めるのか店員に相談してみた。
そしたらメレの部分はダイヤもしくはピンクダイヤ(天然)が基本でどうしてもブルーにしたいのなら、ブルーダイヤという加工ダイヤがあるそうだ。
アクアマリンより少し濃いめのブルーだが、加工されてるとはいえ一応ダイヤである。
なぜダイヤ以外の宝石(たとえばサファイヤなど)がダメなのかというと、まん中のダイヤの強度が強いので、ダイヤ以外の宝石(アクアマリンとか)だと支える強度が足りないからだそうだ。
いろんな意味があるのねー。
でもデザインはこれが気にいってたから、これにメレをブルーダイヤにアレンジしてもらうことで決まった。
出来上がりは8月末・・・どんな仕上がりになるのか楽しみだ。
デザイン選びから注文まで、色々ダイヤ4Cのことなど詳しく聞いてたらお店を出るときには2時間を過ぎてました。
びっくり、、、そんな長い間店に居たんですね。
大事なことだからいくら時間をかけてもいいとは思うけれど、とりあえず決めれてほっとした。
お店からはかわいい手土産をもらいました。
後日UPします。
そして店ではスイカのお茶とシャンパンにGODIVAチョコを頂きました。
始めは空いてた店も時間がたつにつれて、お客が2組、3組、、気がつけば5組ぐらいいたかなー?
ちっちゃい店んなんでそれくらいいれば店の人口密度も増してしまい、お客を待たせることもあるようで、この日はいいタイミングでいけたなぁと思ってます。


そのあとは銀座をブラブラ…ふだん表通りしか歩かないけど、路地裏探索が楽しい。
といっても暑いのですぐにカフェに逃げ込んだけど。
偶然「R25」の文字が目に入った!
有名なサイトですが、彼が「R25」に行きたいと言うので行ってみるとそこはリクルートの本社。
その1Fに期間限定でじゃらんの猫キャラ「にゃらんカフェ」がオープンしてました。
大盛況で、かわいいにゃらんグッズ(特にTシャツ)がいっぱいです。
写真はカフェモカ(じゃらんの文字が)とロイヤルミルクティー。
外は暑くて、でもカフェは涼しくて、だから熱い飲みものでほっとする。
それからはお買い物をして、浦安へ戻りました。

誕生日岩手デート⑤ わんこそば

2010-07-06 22:59:42 | デート日記

3日目、前日のトレッキングの疲れからか9時に起きる。
ほんとは8時30分ぐらいに起きてゆっくり朝ごはん食べたかったのに、あわただしく昨夜の残りの豚汁とご飯を平らげ、あとは10時のチェックインに向けて後かたずけ。
そしてこの日も暑い。
すでに後片付けの時点で汗だくになり、たまらずまたもやチェックイン後に焼き走りの湯に入った。
午前中からお風呂に入れるなんてほんとに贅沢である。

この日は盛岡三大麺の「わんこそば」にチャレンジすることになってたのだけど、ギリギリまでお腹が空くまでショッピングセンターで遊ぶことに決めた。
向かった先は、盛岡市の南部にあるイオンモール。
遠目に見ても、デカイ!デカイ!
とにかく大きなショッピングモールでした。
実は次のデートで婚約指輪を東京で選ぶことになってたので、その下見にここにある宝石店に行こうと思ってたのだ。
お店の名前は「モンディアド盛岡南店」。
5月以来ずーと婚約指輪をどこに決めようか悩んでいて、最終的に「Cafe Ring」か「Only You」で迷ってたのだが、ここのお店ではこの2つを取り扱ってると知り、下見したくなった。
東京では本店(ただし「Only You」は専門店がないので、大手デパート)に行くつもりだったけど、その前にある程度決めておきたかったんだよね。
お店の担当の人もすごく素敵な人で、見るだけでも色々説明してくれた。
両ブランドとも私の好きなデザインはなかったけど、それでも指にはめてみて両方の感触とかが分かったのはよかった。
気になってた「Only You」のトルマリンシリーズは次に東京へ行くときに見てみようかなと思いました。
「Cafe Ring」はとにかく指にはめやすくて、スーっとなじんでいく感じ。
デザインも私の見たかったものはなかったけど、ここはどの指輪も横から見た感じがすごくかわいいんだよね。
来月銀座にある「Cafe Ring」の本店へ行くつもりです。
今のところはめてみた感触として「Cafe Ring」にしようかなと考えています。
お店の担当者からも「Cafe Ring」の女性社長(若くてキレイな人)のこととか、銀座本店の様子など色々聞けて行くのが俄然楽しみになった。

その後は少し疲れたからスタバでまったり。。。
お友達からもらったサマービバレッジカードで、アイスチャイラテの一番で買いサイズを買い彼氏と分け合いました。
久々のスタバだ~
でもまだまだお腹が空かないので、彼氏の希望で「モンベル」に行き山グッズ(富士登山のために)をチェックしたり、本屋で色々な本を見たり、初めてゲーセンにも二人で行きました。
実は私もゲーセンって8年ぶりぐらいにいったわ!
久々に行くとやっぱゲーセンは楽しい。
ちゃぶ台をひっくり返すストレス発散ゲームをしたり、ゾンビを倒すシューティングゲーム(昔よくやったゲームで今はシリーズ4にもなっていた)をやったり、カーレースゲーム(マリオカートはお子ちゃまに大人気)をやったりすんごく楽しかった。
「なんかこれってじもてぃ~デートみたいじゃん」ってうれしくなりました。
そういえば彼氏とのデートは遠距離なため、こういう近くのショッピングセンターでのゲーセンやウィンドーショッピングなどあまりしたことない(いつも観光旅行みたいな感じだから)ので、すごく新鮮に感じて何と4時間もモールで過ごしてしまった。
モールはいいね、なんか一つの街にいるみたいでした。


さて、お腹もそろそろ空いてきた午後3時。
老舗のわんこそばの「東屋本店」へ行きました。
趣のある建物が立派です。
この時間はわんこそばのみ営業で、2階にある専用の部屋へ連れて行かれました。
私達は3000円のコースを選び、刺身やデザート、数々の薬味が付いてきてどれもおいしそうです。
しかし今日の私は、自分の24歳の時に作った記録(126杯)を更新するの目的でありましたので、はなから刺身、薬味は眼中にありませんでした。
前掛けを付け、担当の店子さんが付いたあたりからスタート。
まずは始めの20杯ほど噛まずに飲み込みます。
噛んではいけません。
噛めば噛むほど満腹中枢に指令がいきますんで(笑)。
30杯あたりから喉が詰まりだしますので、少しそばが喉を通過するのをまったり、お茶を飲んだりしながら食べます。
決してそばつゆは飲まないように。
つゆを開ける専用の入れ物があるので、2-3杯につきつゆを必ず開けます。
じゃないとつゆだけでお腹は膨れますよ。
50杯を越えたあたりからだんだんしんどくなります。
平均はだいたい50-60杯あたりだそうですよ。
彼氏も平均を超して少し安心したのか、「きつくなってきたかも?」と言い出しました。
うん、私も実は苦しくなってきた。
胃が膨張していくのがわかる。
それでもマイペース。
あまり考えてはいけません。
こういうのはリズムが大事です。
店子が「ハイ。じゃんじゃん。ハイ、がんばって♪」という掛け声に合わせて、無心で口に運びます。
100杯を少し超えたあたりで彼がやめました。
とりあえず100杯が彼の目標であり、しかしお椀の蓋を閉める前に店子さんにそばを入れられ1杯よけいに食べてました。
これは店子のパフォーマンスかもしれませんが、必ずやります。
チャンスは店子が抱えるお盆に乗った椀を平らげた時に、新しいお盆を店子が取りに行ってる間に蓋を閉めることです。
私が食べて時間を稼ぎ、店子が取りに行ったときに「今だ!」と彼に合図し彼は終了。
私はそれから20杯を食べついに自分の記録を塗り替えたと分かった時、ちらりと目の片隅に入るデザートが食べたくなり、たぶんまだいけたであろうがやめることに。
店子もわかっているみたいで「え?もうちょっといけるんじゃないのですか?」と言うのだが、「いや、これでやめておきます。もし次があるときはもっと更新するのが大変になるでしょうから」などと言い、店子が新しいお盆を取りに行ったすきをついて締めた。
数を数えた店子が「あと1杯で135杯なので、1杯たべれませんか?」というので、きつかったが食べました。
「そういうのもあるんですねー」と彼氏も感心。

100杯を超えるとお店から特別手形をもらえます。
この手形が記念にほしいばかりに頑張りました。
余力を残していたおかげで、デザートも食べれました。
甘いものは別腹ですよね。
無事自己記録更新で来て満足ですわ。
前回(126杯)食べた時は苦しくて食べてから1時間ぐらい苦しんだけど、今回は更新したにもかかわらずそこまで苦しくならなかった。
胃袋が大きくなったのか、太ったからか。
少し休んでまた時間があるので、同じ通りにあった紅茶屋で熱い紅茶を飲みながらまったりしました。
彼は18時30分の新幹線でまた東京へ戻って行きました。
2か月ぶりのデートはとっても楽しかったです。
今度は東京で、しかも3週間後なのですぐ会えるかと思うと帰りの高速一人運転もルンルンでした

誕生日岩手デート④ 岩手山焼き走り

2010-07-05 21:54:25 | デート日記

八幡平を堪能した後は、樹海ラインを下り岩手山方面へ。
途中松川渓谷にある地熱発電所を見学。
といっても関係者以外は出入り禁止。
ここは彼が行きたいと興奮していた場所です。
男性ってこういう建物や風景(廃墟とか工場)見るのって好きですよね。
彼も廃墟や工場大好きなので、とにかくここへ来たかったみたい。
柵の手前には地熱発電所を紹介する小さな展示室があって、無料で見学できます。
全国でも地熱発電所というのは非常に珍しく、またこのあたりが有名な温泉地であるのも納得できます。
発電所の近くには松川温泉とう温泉宿がいくつかあり、実は今回藤七温泉と迷いました。
いずれ来てみたい温泉です。


この日のお宿は岩手山焼き走り国際交流村のキャビンです。
焼き走りというのは、岩手山から流れ出た溶岩流のことです。
まず受付を済ませた後、キャンプ場の入口付近にある焼き走り溶岩流を見れる探索路を歩きました。
この日の岩手はめっちゃ暑かった・・・
八幡平山頂は気持ちいい陽気だったけど、麓に降りてくると33度!!
でもここはまだ緑に囲まれてるので、マシなほう。
この日の盛岡はいったい何度だったんだろう?と思わずにいられない。
なんで、溶岩流の探索路も熱かった(暑かった)。
ゴツゴツとした溶岩がむき出しで、非常に歩きにくい。
なお且つ暑くて、八幡平のトレッキングの疲れも出てきてバテてしまった。
それでも、途中の溶岩が山から流れ出る様子が見えるポイントまで歩きました。
一面の溶岩の中に立っていると、なんというか、原始の地球を見てるような不思議な光景ですよね。


その後は、キャビンに行きました。
国際交流村はキャンプ場、オートキャンプ場、キャビン村、天文台、レストハウス(温泉付き)を含む複合施設です。
私達は4人部屋のキャビンを借りました。
2段ベットが向かい合わせで、キッチン、お風呂、トイレ付で十分に広い。
トレッキングの疲労のため、しばらく横になりました。
ホントは汗をかいたので、お風呂にもすぐ行きたいぐらいでしたが、それ以上に身体がしんどかった。
八幡平ではほんの数時間歩いただけなのに。。。こんなんで夏の富士登山は大丈夫なのか?と不安にもなった。
30分後、、、重い身体を引きずり近くのスーパーへ。
この日は夕御飯を自炊する予定だったので。
スーパーは西根のマックスバリュへ行ってきました。
バテて運動はしんどかったけど、スーパーに入ると途端に元気に。
クーラーが気持よかったし、スーパーでお買い物ってけっこう好きなので。


キャビンに戻ってからご飯の下ごしらえをしました。
しかし出来上がる前に、ここの天文台へ行きました。
実は毎週土曜、ここの天文台がオープンになるいうので、この日はちょうど土曜。
しかも受付の人が今日は部分月食が観察できます。
なんて言うものだから、知らなかったけど行くことに。
夕飯を食べずに(ご飯の炊きあがりが間に合わなかったので)行った。
19時の開園直後に行き、まずスライドの説明を聞く。
内容は春の星座でした。
そして最上階にある望遠鏡の説明を受けた。
しかしまだ暗さも十分ではないし、、、なにより曇っている。
雨でも晴れてたら星は見えるけど、曇りだと結局地球と宇宙の間にガーゼか何かをかぶせられてることになり星は見えない。
8時まで待って、東の空から登る月を観察することに。
すこしぼやけていたけど、たしかに月が半分以上欠けて登ってきた。
昨日は満月近かかったのに!!
これには少し興奮。
これが見れただけでも良しとするか♪


その後は20時30分までにお風呂へ行かねばらならず、天文台を去りました。
結局部分月食のみでしたが、満足です。
お風呂は施設内にある「焼き走りの湯」。
さらさらした透明な単純アルカリ泉で汗もすっきりしました。
お腹もすいてたので、キャビンに戻ると待ちに待った夕食。
メニューは、豚汁とキノコごはん。
それににんにくの味噌漬けとデザートにメロン&サクランボ。
ごはんも豚汁も2杯ずつお替わりしてかなりお腹いっぱい!
スーパーでアイスも購入したので、それも頂きました。
うまかったです。ああ、幸せ。
食べた後は机をかたずけ、布団を横に敷いてサッカーW杯(韓国対ウルグアイ)を見てたら、どうしようもなく眠くなり、試合終了を待たずして就寝しました。
暑さとトレッキングの疲れからか翌日は9時まで爆睡でした(10時間も!)

○岩手山焼走り国際交流村 http://www.hachimantai-ss.co.jp/~yakehashiri/

誕生日岩手デート③ 八幡平

2010-07-03 23:29:09 | デート日記

2日目、10時に彩雲荘を後にし、八幡平のトレッキングを開始しました。
まず頂上にある八幡平レストハウスの駐車場に車を止めます。
このお向かいにトレッキングコースの入り口があります。
お天気もよく、駐車場からは岩手山がきれいに見渡せました。
トレッキングコースはいくつかあるのですが、まずは頂上を目指しその後沼めぐりをして、源太森まで行くことにしました。
実は昨日お風呂に入っているときに、登山グループのおじさん3人組に色々八幡平についての情報を教えていただきました。
それを元に回ることに。

入り口から歩いて10分、鏡池が見えました。
驚いたことに雪に覆われています。
そうか、山の上はまだ春だったのだ。
夏に来るときれいだろうに、まだ雪があるからいまいちピンと来ない。
初めは少し苦しかったものの、徐々に山歩きにも慣れきた。
入り口からるくこと20分、八幡平頂上展望台へ。
遠くの山々が見渡せる。
環境省の国立公園レンジャーがいて、岩木山が見えると教えてくれました。
驚きです。
私はよくわからなかったのですが、たしかに遠く白くかすんだ向こうにそれらしき山が見えました。

さらに行くと視界が広くなり、大きな沼と湿原地帯が出てきました。
一番有名な八幡沼です(↑)。
こちらは並々と水をたたえていてすごくきれい。
雪解けの水が小川になっていて、トレッキングコースに流れていたり、オタマジャクシがいたり。
この景色を見て彼が「尾瀬に似てる」って言ってました。
私は尾瀬に言ったことないのですが、彼の話を聞くにつけても一度言ってみたい場所のひとつです。

湿原の中に、白いかわいいお花が一面に咲いていたり、水芭蕉が咲いていたり、なんともメルヘンな感じ。
さらに30分湿原を歩くと段々のぼりになり、源太森にたどり地着ます。
そこからは360度のパノラマで八幡平が見渡せます。
登山客がみんな思う思いのお昼ご飯を広げていました。

ほんとに天気がよくてよかった。
底からは駐車場までまた30分ほどの道のりです。
途中雪の上を歩かなければならない場面もありました。
駐車場へ戻る頃は少しヘトヘト。。。
お腹も減ったので、レストハウスでお昼を食べることに。

レストハウスの中にある食堂で食べたわたしがなめこそば、彼がカレーそば。
これに彩雲荘でくださったおにぎりをいただきました。
おにぎりまでもらってほんとうにありがたい。
そばもおいしかったです。
その後、宿のおじさんたちが薦めてくれた清水を求めて黒谷湿原の方へ行くことに。
その入り口はレストハウスより10分下ったとこにあります。
またもやトレッキング。
しかし10分ほどでお目当ての清水「熊の泉」が出てきました。

冷たくて、たしかにとってもウマイ!
疲れも吹き飛びます。
持ってきたペットボトルに汲んで帰りました。
こちらのお水は帰り道大事に飲ませていただきました。
またもや来た路を引き返し、これにて八幡平のトレッキングは終了。
今夜のお宿がある岩手山のふもとへと移動することに・・・④へ続く。