My violin & My life/ Life is a Bumpy road

スタートラインはいつもそこにある!
Life is Impermanent.

お見舞いに

2008年11月01日 | 或る日或るとき
夕方から義母の入院している病院へ出かけました。

・・・あああ・・・春に行って以来。諸般の事情で、行きたいと思いつつ叶わず、、、もう11月になってしまったなんて!なんとなさけない嫁。

義母は嬉しそうに迎えてくれましたが、最初「・・・誰・・・かしら?」

(T_T)・・・

私だとわかると「まあ、、、」と、にっこり。
「だいじょうぶ?ひとりで電車に乗ってきたの?」

・・・  「え、ええ、だいじょうぶでしたよ!」
倒れるまで義母は現役で働き、殆ど外出できない忙しさだったし、一人で遠くまで電車に乗って出かけたことも少ないので、たまに遠出する用ができたときはいつも誰かに案内してもらわなければならなかったことを思い出しました。

元気だったときも、1年に一度か二度しか会うことのできなかった私たち家族。でも夫や子供たちと行く度に、とても良くして下さり、優しい人でしたのに、脳梗塞になった後、今はベッドに寝たきりの生活です。もう2年経ちました。

そのようなわけで私はそうそう共通の会話もできないので、行きがけにコンビニで折り紙を買っていき、何か折りながら話を探そうと思いました。
あ~、、、でも、私殆ど忘れてしまってかろうじてツルさんしか、、、
しかもひどく不器用になってる!子供が小さい頃はよく折り紙してたのに、、、
トホホ。

うまくいかな~い!ツルさん!!

あ~もう、どうかしら、こんどはどうかしらと言いながらやり直して、会話どころではない感じになって~~なにやってるんだろう・・・(ToT)/~~~
そうしたら、

「あら、いいじゃない。上手でしょ。」
と義母がいってくださり・・・
そうですか?いいのかなこんなんで~
と思いつつ、そういわれると
なんだかすごく嬉しかったのでした。

あのね、・・・幼児じゃないんだからね・・・葉月さん大人でしょーが。
でもでも!

お見舞いに行って差し上げたのではなくて、
わたしのこころが・・・お見舞いされたのかな。

(つづく)