My violin & My life/ Life is a Bumpy road

スタートラインはいつもそこにある!
Life is Impermanent.

フロアコンサート 雑感

2007年02月19日 | 観たこと聴いたこと
最近人気のお菓子屋さん、北菓楼本店喫茶コーナーで行われた前述のコンサートは、出演された方のご親戚の紹介で知りました。(2/17日記プログラム参照)
会場の音響はそれほどいいとはいえませんが、聴きにこられた40人ほどの方々とご一緒に楽しんできました。ここではよく、若い音楽家さんも含めた色々な方々のミニコンサートが催されています。私は今回初めて聴きに行きました。

最初の一曲目って、少し雰囲気硬いと言うか、演奏者も聴くほうも、今日はどんな感じなのかしら?と、まだ親しくなれてない感じですよね。千住さんや木野さん、チェロの藤原さんと言う有名な方でもそうでした。あ、高島さんはちょっと違ってましたけれど。(笑)
その、「一曲目」はモーツァルト、”デュオ・マジョーレ”による
ヴァイオリンソナタ k301 でしたが。…なんとなくVnとPfのつながりかたに、あれ?と思ってしまいました。モーツァルトは…。少し残念でした。うーん一曲目は難しい。
そのうちに私は、コートを脱いだ時から少し変だなと思っていた喉が…いがらっぽくなり咳が出そうになりました。軽く「コホ・・・。」ハンカチ当てて我慢。

スクリャーピンの幻想ソナタ、これはピアノで。。うう、また咳が。我慢できなくなり、その後すぐ自己紹介のトークが始まると同時に玄関の方に行き、思い切り、
コンコン!コンコンコンっ!!!」(キタキツネ?)これで演奏中は出ないかなっ?
すると、私が席をはずしたのを気がつかれたお店の方が、何か合図を。合図を受けて厨房に入っていった白い服(あのお菓子屋さんのスタイル)の男性が、私にお水とオシボリを持ってきてくださいました。感激。かすかにレモンの香りのする冷たいお水で咳がおさまり、スッキリ。おいしかった!嬉しかった。気配りってこういうことなのですね。ありがとうございましたたすかりました。

さて急いで戻って、ラ・カンパネラを聴きました。
もぎたてフルーツのよう。ジューシーだ。
先ほどのお姉さデュオに替わり妹さんのVn演奏。姉が伴奏、譜めくりは姉妹の母。お姉さんはピアノをお母さんの手解きを受けて始めたそうです。ずっとっと傍にいて、娘の音楽をわかっている…しっかり見守っている、しかも頼りになる母。暫しそのお母さんをじっと見てしまいました…。私と同い年だそうな…。(~_~;)

ところで、弓が軽やかに跳ねてましたね。いい弓です!キレのいい楽しそうなスピッカート。
あ、いい弓はコントロールが大変ですよね。んんっ、頑張れっ~~。楽譜はどれをお使いだったのでしょう。とてもステキ、且つ格調高い編曲です。うまく説明できないのが残念ですが。

休憩。注文しておいたコーヒーが来ました。おいしい~。
丸テーブルの隣に座っていらしたのが、今日出演の姉妹の親戚に当たる方で、その関係をお聞きしたり、暫し歓談。私の高校の同級生のお母様でもあるその方は、しきりに、「しばらく会わない間に綺麗になって~」と、しきりに可愛い可愛いとおっしゃっていました。丁度お孫さんのような年齢ですものね。

さて後半。再び”デュオ・マジョーレ”で、メンデルスゾーン。本領発揮。良かったです。この弾きかた好き。フレーズが颯爽としていて、入り方がカッコイイんです。大きい曲の後は、おなじみの曲で楽しませていただきました。アンコールではvn1,vn2で2台と、pfとのアンサンブルでチャールダッシュを。なかなか面白かったです。

ウィーン留学中のデュオ、芸大の学生さん、”のだめカンタービレ”そのものですね。(17巻を娘が読んでました。千秋、弾き振りですって?)
奥柴さん姉妹は札幌生まれではありますが、お父さんが転勤族という事で仙台他各地、東京、と北海道を離れて久しいながらも、親類の多いこの地に故郷を感じていらっしゃるんだそうです。後半は様々考える所あり、ちょっと胸が熱くなったり。
華やかなドレスに身を包んで演奏する、22歳2人と19歳の…それぞれのご両親の思いはとか。やはり自分の子供と同じような年頃の方には、また違った見方をしてしまうものです。

追記”デュオ・マジョーレ”のVn水上加奈子さんのことがHP”コミュニティー ライブ カフェー ・クラジャ”にありました。”湘南市の私営公民館のHP”だそうです。えっ?湘南市?って・・・。そういう市があるのかな。検索してみたけれど、よくわからないです。


コメント (9)
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