My violin & My life/ Life is a Bumpy road

スタートラインはいつもそこにある!
Life is Impermanent.

桜のメール

2006年04月18日 | 
息子から。
件名  今年の桜 Date: Sun, 16 Apr 2006 23:22:41

本文
今年の桜はあまりパッとしなくて残念でした。
(写真添付)


今年は4月16日に送られてきた。
去年送ってくれたのは4月10日。
一昨年は息子が大学に入学した年で、その時は、私がインスタントカメラで、この同じ桜を撮った。
白子川沿いのこの風景のなかで、私は息子の新しい生活を見送った。

じつは、このメールが送られてくる来る二日ほど前、私は息子と電話で口論してしまった。あることがきっかけで。
言葉がすれ違うばかりで、疲れた。
大人になったなと思っていたのに、私を挑発して反応をみるなんていう幼さがまだあるなと思った。向こうは向こうで、論理的話し方をしない母には疲れるらしい。
「家族でも分かり合えないんだね。」と彼は残念そうだった。
私は、表現方法はともかく、家族だからこそ、それが難しいということだってあると思った。

そして私は、いままで、彼の思う事をあまりわかっていなかったことに気づいた。一緒にに暮らしていたときは、きっと私は、別の側面で息子とかかわってきただことだろう。それはそれで、貴重な時間だった。彼は、離れて暮らしてから、あのとき言葉にならなかったことが整理されたのかもしれないね。

…頑固で融通の利かない彼が、これからどのように現実と折り合いを付けていくのかな。と、いつも思う。

どうも、お互いに引くに引けないムードになってしまって、最後は私の方が大人気なかったみたい。



それでも、今年も桜のメールを送ってくれた。







コメント (8)
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