日曜日、新宿三丁目から丸ノ内線に乗った。
ちょっとして斜め前の席に女性二名・・・、いや片割れはもしや男性??っていう感じの二名が座った。
オバチャマはどうしてかこの二名に目を持って行かれた。
左側の女性はすごくキレイな女性らしい女性。
ネイルもほどこし、メークも念入りにやっている。
ヘアスタイルもロングでウェーブがかかり、前髪をかきあげているようなヘアスタイル。
少々、昭和を彷彿させる風でもあるが、いわゆるキレイな女性の方である。
右側の男性??にも見える女性とどうやら本当に仲が良いようで、手のひら(表側)でお互いに「オイオイ」と叩きつつ、お互いの話に本気でウケて笑いながら、話に花が咲いている。
しかしなんだろう。
この二人の会話の声は全然耳につかない。
声はところどころ聞こえてくるけども、耳につく感じはまるでない。
ものすごくおしゃべりしまくっているのに、本気で「ワハハハハ・・・」「ククククク・・・・」と笑いあってるのに、まったく耳につかない。
今の若い女子高生や大学生くらいの女子のあの大声と大笑いは、
「やっぱり精神的にコントロールできない感情の何か(みんなでいても寂しいんだよね??アピールなんだよね?私に注目して!!っていう・・・)を抱えてるよね・・・」
と思わずにはいられない。
特にしゃべりまくっているのが男性?にも見える女性。
ふくよかな体型、ショートカットにハンチング帽、グレーのジャケットに白いジーンズ、黒い皮のスニーカー。
手作りの革製品を売っているお店においてあるような茶色の革鞄。
傘は『YANASE』のロゴが入っていたので、ヤナセでもらったかなんかなのだろうか?
とにかく人を飽きさせずに楽しそうにお話をするその佇まいに、どうしても目を持って行かれる。
そうこうしているうちに「あれ・・・あっ、あーーーーーっ!!!」とオバチャマは記憶がよみがえった。
「あれぇぇぇ?
○○ちゃんじゃないの!!!!」
そう、実家(横浜)の近所のひとつ上のお姉さん。
あんまりジロジロ見るのもあれなんだが、「だよね・・・だよね・・・・」という確信が増してくる。
あの鼻の形、そう。
あの口元、そう。
あ、あの笑い方、そうそう!!
あの声もそうそうそう!!!!!
「今どこにいるのか知らないみたいよ、みんな。どうしちゃったのかしらねぇ。」って母親とか近所のおばさん達は言っているが、「ここにいるのは○○ちゃんだよ!」と言って伝えたい感じ。
あの当時もああいう風にその場を沸かし、○面倒見がいい(×世話好き)懐の広い感じを漂わしていた、○○ちゃん。
ヤンキーの人すら○○ちゃんには一目置いてしまうような感じの「ハイハイ、まかせときー!」な余裕な感じ。
時は流れ、その昔、あの渋谷にあった、世間を風靡したトレーナーで有名な『セーラーズ』ってありましたが、「わたし今ちょっと人から頼まれてセーラーズの副店長をやってるんだよね。」っていうのもご本人から聞いた。(←これは本当だったのだろうかなぁ??でもたぶんそうだと思う。)
そうしたら○○ちゃんらしき男性にも見える(失礼)お姉さんがオバチャマを「チロ?」としばらく凝視した。
「おや?」「あれ??」的な表情で。
「あ、もしや気がついてくれたとか・・・」
一瞬「やった!」と思ったのもつかのま、また目を外し、横のお姉さんと話しを始めてしまった。
「まさかこんな丸の内線でねぇ・・・違う人だよね?他人のそら似ってやつだよね??」っていう思いもよぎる中、よっぽど立ち上がって声をかけようか迷ったが、ガラガラに空いている車内ではよけいに躊躇してしまう・・・っていう妙な感じにとらわれたまま、電車は東京駅着。
そうこうしてたらお姉さん二人は電車をおりていかれました。
「あぁ・・・・声かけられずじまい・・・
東京駅で降りるってことはぁ、東海道線で横浜方面に向かう可能性もあるわけでぇ・・・
やっぱり・・・・???」
ドアが閉まってから、「わたしも東京駅で降りて新丸ビル行きたかったんじゃ~~ん!なにやってんだい。」と自分で突っ込みを入れ、一つ先の大手町で降りて、ビル風にあおられつつ歩きで東京駅に戻る・・・みたいな間抜けな展開。
いざって時、声ってかけられないもんだわ。
ちょっとして斜め前の席に女性二名・・・、いや片割れはもしや男性??っていう感じの二名が座った。
オバチャマはどうしてかこの二名に目を持って行かれた。
左側の女性はすごくキレイな女性らしい女性。
ネイルもほどこし、メークも念入りにやっている。
ヘアスタイルもロングでウェーブがかかり、前髪をかきあげているようなヘアスタイル。
少々、昭和を彷彿させる風でもあるが、いわゆるキレイな女性の方である。
右側の男性??にも見える女性とどうやら本当に仲が良いようで、手のひら(表側)でお互いに「オイオイ」と叩きつつ、お互いの話に本気でウケて笑いながら、話に花が咲いている。
しかしなんだろう。
この二人の会話の声は全然耳につかない。
声はところどころ聞こえてくるけども、耳につく感じはまるでない。
ものすごくおしゃべりしまくっているのに、本気で「ワハハハハ・・・」「ククククク・・・・」と笑いあってるのに、まったく耳につかない。
今の若い女子高生や大学生くらいの女子のあの大声と大笑いは、
「やっぱり精神的にコントロールできない感情の何か(みんなでいても寂しいんだよね??アピールなんだよね?私に注目して!!っていう・・・)を抱えてるよね・・・」
と思わずにはいられない。
特にしゃべりまくっているのが男性?にも見える女性。
ふくよかな体型、ショートカットにハンチング帽、グレーのジャケットに白いジーンズ、黒い皮のスニーカー。
手作りの革製品を売っているお店においてあるような茶色の革鞄。
傘は『YANASE』のロゴが入っていたので、ヤナセでもらったかなんかなのだろうか?
とにかく人を飽きさせずに楽しそうにお話をするその佇まいに、どうしても目を持って行かれる。
そうこうしているうちに「あれ・・・あっ、あーーーーーっ!!!」とオバチャマは記憶がよみがえった。
「あれぇぇぇ?
○○ちゃんじゃないの!!!!」
そう、実家(横浜)の近所のひとつ上のお姉さん。
あんまりジロジロ見るのもあれなんだが、「だよね・・・だよね・・・・」という確信が増してくる。
あの鼻の形、そう。
あの口元、そう。
あ、あの笑い方、そうそう!!
あの声もそうそうそう!!!!!
「今どこにいるのか知らないみたいよ、みんな。どうしちゃったのかしらねぇ。」って母親とか近所のおばさん達は言っているが、「ここにいるのは○○ちゃんだよ!」と言って伝えたい感じ。
あの当時もああいう風にその場を沸かし、○面倒見がいい(×世話好き)懐の広い感じを漂わしていた、○○ちゃん。
ヤンキーの人すら○○ちゃんには一目置いてしまうような感じの「ハイハイ、まかせときー!」な余裕な感じ。
時は流れ、その昔、あの渋谷にあった、世間を風靡したトレーナーで有名な『セーラーズ』ってありましたが、「わたし今ちょっと人から頼まれてセーラーズの副店長をやってるんだよね。」っていうのもご本人から聞いた。(←これは本当だったのだろうかなぁ??でもたぶんそうだと思う。)
そうしたら○○ちゃんらしき男性にも見える(失礼)お姉さんがオバチャマを「チロ?」としばらく凝視した。
「おや?」「あれ??」的な表情で。
「あ、もしや気がついてくれたとか・・・」
一瞬「やった!」と思ったのもつかのま、また目を外し、横のお姉さんと話しを始めてしまった。
「まさかこんな丸の内線でねぇ・・・違う人だよね?他人のそら似ってやつだよね??」っていう思いもよぎる中、よっぽど立ち上がって声をかけようか迷ったが、ガラガラに空いている車内ではよけいに躊躇してしまう・・・っていう妙な感じにとらわれたまま、電車は東京駅着。
そうこうしてたらお姉さん二人は電車をおりていかれました。
「あぁ・・・・声かけられずじまい・・・
東京駅で降りるってことはぁ、東海道線で横浜方面に向かう可能性もあるわけでぇ・・・
やっぱり・・・・???」
ドアが閉まってから、「わたしも東京駅で降りて新丸ビル行きたかったんじゃ~~ん!なにやってんだい。」と自分で突っ込みを入れ、一つ先の大手町で降りて、ビル風にあおられつつ歩きで東京駅に戻る・・・みたいな間抜けな展開。
いざって時、声ってかけられないもんだわ。