不順な天候が続いていたが、それでも気温は徐々に高くなり、八重桜も散り始めた。大震災から精神的なストレスが続いて上昇していた血圧も、ようやく普段の値に戻ってきた。しかし、なぜかここ2ヶ月ばかりの体重は、どんどん上昇して、ついに生まれて初めての体重に突入してしまった。ご飯が美味しくてしかたがない。お腹が減ってしかたがない。これもストレス太りだろうとあきらめていたが、山登りをするのには、こんなに体重があっては足にも負担がかかりそうだ。心臓も最近不整脈が起こり始めた。これではいけないと、数日前から歩くようにしているが、昨日は自転車で京都市内を遠くまで出かけた。今日は、久しぶりに山歩きに出かけた。といっても、交通の便利な京都市内の山だ。
2年ほど前に冬に登った童髭山、またの名を大尾山、近江の人は梶山とよぶ。京都大原三千院の横から登り始め、音無の滝を見て、そこから沢登りが始まる。距離はそう長くないが、沢歩きを30分ほどする。天気が良いので、沢の水がきらきらと輝いて、歩くのが楽しい。やがて沢の上流で二股に別れたところで、尾根の末端にとりつく。そこからは、急登の連続だ。体が重い。あえぎあえぎ登ったら、比叡山から続く主尾根にとりつく。そこからは頂上までほんのわずか。30cmほどの雪を踏んで登った前回に比べれば、楽だったが、それでも体の重さはこたえた。
前回は、頂上から琵琶湖が広がっているのが見えた。今回は、頂上周辺の木々が葉をいっぱいに伸ばしているために、視野が狭い。それだけではなく、たしかに琵琶湖は見えているのだが、まるで靄がかかったように、視界がはっきりしない。昨日から近畿地方は濃い黄砂に包まれて、まるで黄色い春霞が覆い隠すように、景色がはっきりしない。

そこから主尾根を比叡山方面に歩き始める。途中、広々とした林道に登山道が取り込まれてしまい、しかたなく林道を歩く。もっともこのあたりの林道は、舗装もしていないし、車もほとんど通らないので、もう夏の日射しを思わせる日の光を浴びながら、のんびり歩くことができた。途中から再び檜の植林地に入り、小野田山の頂上を通過する。急な坂道を下ったところが仰木峠だ。ここで昼食。ようやくここで登山客に出会った。連休というのに、ここに至るまで登山者は一人も出会わなかった。
仰木峠から京都一周トレイルを通って、麓の大原上野町に下りる。そこから再び大原三千院まで歩き、料亭の前の緋毛氈の縁台に座って、コーヒーを飲む。さすがに今日は観光客が多い。あとからあとから押しかける観光客に逆らうように、麓のバス停まで下り、バスで帰った。今日歩いたのは、3時間半くらい。もう少し歩かねばこの体重は下がらないだろうと思うが、しばらく歩いていないのと、体重が増えたせいで、3時間歩いただけですねが痛くなり始めた。これでは夏の遠出登山は難しい。もう少し歩くことを頻繁にしないといけないと感じた。しかし、5月と6月のほとんどの土日は、もう大半予定が埋まってしまった。歩くことができるだろうか。
2年ほど前に冬に登った童髭山、またの名を大尾山、近江の人は梶山とよぶ。京都大原三千院の横から登り始め、音無の滝を見て、そこから沢登りが始まる。距離はそう長くないが、沢歩きを30分ほどする。天気が良いので、沢の水がきらきらと輝いて、歩くのが楽しい。やがて沢の上流で二股に別れたところで、尾根の末端にとりつく。そこからは、急登の連続だ。体が重い。あえぎあえぎ登ったら、比叡山から続く主尾根にとりつく。そこからは頂上までほんのわずか。30cmほどの雪を踏んで登った前回に比べれば、楽だったが、それでも体の重さはこたえた。
前回は、頂上から琵琶湖が広がっているのが見えた。今回は、頂上周辺の木々が葉をいっぱいに伸ばしているために、視野が狭い。それだけではなく、たしかに琵琶湖は見えているのだが、まるで靄がかかったように、視界がはっきりしない。昨日から近畿地方は濃い黄砂に包まれて、まるで黄色い春霞が覆い隠すように、景色がはっきりしない。

そこから主尾根を比叡山方面に歩き始める。途中、広々とした林道に登山道が取り込まれてしまい、しかたなく林道を歩く。もっともこのあたりの林道は、舗装もしていないし、車もほとんど通らないので、もう夏の日射しを思わせる日の光を浴びながら、のんびり歩くことができた。途中から再び檜の植林地に入り、小野田山の頂上を通過する。急な坂道を下ったところが仰木峠だ。ここで昼食。ようやくここで登山客に出会った。連休というのに、ここに至るまで登山者は一人も出会わなかった。
仰木峠から京都一周トレイルを通って、麓の大原上野町に下りる。そこから再び大原三千院まで歩き、料亭の前の緋毛氈の縁台に座って、コーヒーを飲む。さすがに今日は観光客が多い。あとからあとから押しかける観光客に逆らうように、麓のバス停まで下り、バスで帰った。今日歩いたのは、3時間半くらい。もう少し歩かねばこの体重は下がらないだろうと思うが、しばらく歩いていないのと、体重が増えたせいで、3時間歩いただけですねが痛くなり始めた。これでは夏の遠出登山は難しい。もう少し歩くことを頻繁にしないといけないと感じた。しかし、5月と6月のほとんどの土日は、もう大半予定が埋まってしまった。歩くことができるだろうか。