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「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

SVU S20-18「オオカミ型人間」

2019-09-17 14:17:21 | ~SVU S20
えっと・・・・ドラマ自体は・・・・アレレ~てな気がしました。
はい、正直です。ゴメンなさい。

レイプ事件が発端ですが
ドラマの展開は、ミラー弁護士の悪事を暴くてことになり。

私としては、

「それはSVUの仕事?」と、頭にボワンと浮かび続けて・・・

でもラストは良かったと思います。

ニッキ・ステイズンが、泣きながらベンソンに訴えるシーン。
これは・・・・胸に堪えましたね。

やっと被害者の気持ち・・・・を理解した。
と同時に、今まで自分が被害者達に浴びせた言葉や
被告人の無罪や情状酌量を得るために
被害者を責めたりしたことなど・・・・
過去の自分は、性犯罪の被害者のことを真に理解していなかった。

そして・・・・自分が被害者になった今。理解した・・・・


ココ、短いシーンだし
「そんなこと、当たり前では」と思いつつも
私は、胸に堪えましたね。

タイトルは「オオカミ型人間」
コレは、逮捕時のミラーの言葉からですね。

原題は「Blackout」・・・停電って意味は、分かっていますが・・・
記憶喪失や失神という意味も・・・・コレはステイズンのことを指すかと。
そして別の意味として報道管制とか報道統制・・・
これはある意味ミラーが各方面に圧力をかけていたことを指すかと。

ミラーのやっていることは・・・・
法曹界の方々にアレコレやっていることから大事になりますが
子供が
「お前の秘密知っているぞ~
 俺の言うこときかないと、ばらすぞ~」と同じで(笑)

だから・・・・まぁ実際にも、こういう脅迫は多々ありますけどね。

子供かぁ===てな感じがして・・・ネェ(そうだ!笑)

でもラストで復活できたの、終わりよければ!!!てなことで(ペコリ)










SVU S20-17「6歳の子供たち」

2019-09-09 11:13:19 | ~SVU S20
私は好きですね。凝っていると思います。
もうね、脚本は誰~など調べる元気はありませんが(苦笑)

冒頭の前座小話から、期待感ありました。
SVUの前座小芝居は、それほど・・・と思っていましたが(スンマセン)
今回は、効いていましたわ。誘導も笑いも(笑)

原題『Missing』・・・・その通りで。
まぁ行方不明もありますが、何が消えたのか・・・・
関わった人々の人生、大切なことも失われているようでしたね。


6歳の少女ベイリーが、自動車のトランクの中から発見される。
ベイリーは、父親と公園に来ていた時、はぐれてしまい
「父親の友人」と言う男に付いて行ってしまったのだ。

盗難車である自動車を辿る捜査。
そして代理母であるペイジへの捜査。
ベイリーは、男と「下着姿で寝た」と言っているが、レイプの痕跡は無い。
しかし・・・・どう考えても小児性愛者の犯行としか・・・

この捜査の先々でも、小技が聞いていましたね(笑)
駐車場のお兄さん、腹話術のオジサンなどなど・・・・
別に小技を利かさなくても良い方々が、利かすと・・・笑える(笑)

同時に、カリシのガーデニング知識や
ロリンズのマウア親子の写真と睨めっこからの閃き、などなど・・・
刑事さん方も、それぞれ技あり!で御座いました。
ベンソンも身体を張って・・・・でしたネェ。

ベイリーを誘拐したエマソン。
しかしエマソンの家の庭から、子供の白骨死体が・・・・
エマソンの母親ローワンは、
逃亡中で行方不明の夫ザックの犯行を仄めかすが・・・

加えてベイリーの両親が、ベイリーに証言させないと頑張り出す。
前途多難・・・・
ベイリー誘拐事件、そして白骨化した子供の事件・・・・
一体起訴は出来るのか?

白骨化した子供の身元の候補が挙がる。
ケビン・ブラウン・・・・当時行方不明になっていた子供だ。
姉のダイアンは、ベンソンの言葉に泣き出す。
重病の母親。仕事に専念するしかない父親。
自分が弟ケビンの面倒をみていたが・・・・いなくなってしまった、と。

と、ココで!ロリンズが気がつく。
マウア親子の瞳の色が・・・・親子関係が無いのでは?
そして白骨死体の身元が判明する。
ローワンと親子関係があると。

つまり・・・・と、ココまで転がすか!!!!!という展開で。
いや、この展開はまぁ想定内ですがね。
SVUでは、なかなか珍しい大陪審=ローワンとの取引などなど
時間的には短いですが、展開には重要な要素をサラリと見せて・・・・

先ずは、エマソンが犯したベイリー誘拐に対して証言させて。
それは上手くいったが。
その後に白骨死体がローワンの実の息子であると判明し
つまりは・・・・今現在「息子のエマソン」と名乗っているのは
6歳の時に誘拐されたケビンだと分かって・・・・

証言と引き換えに免責の取引をしたローワン。
当然ローワンの弁護人は噛み付く(大したことは無かったが)
しかし検察=ピーターも、重箱の隅を突いて(笑)
「息子と証言したが、本当の息子じゃない=虚偽だ」ということで。

・・・・・・・ピーター君が、セコイか?お上手か?は自由にご判断を(笑)

ローワンの証言で分かる。
ローワンと夫ザックが、喧嘩をしていた。
ザックがローワンを押したら・・・・側にいたエマソンが会談から転げ落ち・・・・
死んでしまった、と。
どうしようもない・・・・と、息子の遺体を庭に埋めた。
そして・・・・よく似た年齢の子=ケビンを誘拐し・・・自分の子として育てた、と。

と・・・・ここでローワンが今回のラスボスだと判明し(笑)
全く悪びれないローワンの演技は・・・ベテラン女優さんのお陰で
もう不気味を越えて、人として疑問を呈する段階にまで(ウンウン)

平気な顔で、倫理観をぶち壊すのは・・・・ラスボスですね(笑)

でもね、やはりラスト、でしょうネェ。

全てが明るみに出て・・・・
それでも、自分はエマソンでローワンが母親だと主張するケビン。
いや~そりゃそうだろ!って
いきなり「アナタは誘拐されて・・・」」などなど言われて
「はい、そうですか」とは言えないよネェ。

ケビンの葛藤を見ていた姉のダイアン。
去ろうとするダイアンを追いかけるベンソン。
カウンセリングを受けて、時間をかければ・・・・と励ますベンソンに
ダイアンは・・・・・

「・・・・・もう弟じゃないわ。弟は17年前に消えた。
 ・・・・・・・・・・・・
 私たちは人間よ。壊れた花瓶を直すのとは違う。
 ・・・・あなたの正義感に励まされる人もいる。
 でも私は強くない・・・・・」

と言い残し、立ち去るダイアン。見送るしかないベンソン・・・・・

う~ん・・・・簡単に終わらせていますが、難しいですよね。
ベンソンが無用胃で無神経ではない、ですよね。
ベンソンは職務に忠実です。そしてなんとか助けになろうと、真摯に向き合っている。
・・・当事者ではない。
事件が解決すれば・・・・容疑者が逮捕され有罪が出れば・・・・
当事者はこれで終わりではない。
見えない傷と一生闘う事になる・・・・・

その違いが出てきて・・・・怖くて深いラストだったかと。

私は正直、こういうドラマを求めていますので・・・・
今回、十二分に見応えありましたね。
地味です。確かにネ。
しかし、こういうエピにSVUの神髄が詰まっている・・・と思っています。




SVU S20-16「記憶との闘い」

2019-09-02 15:45:49 | シーズン20
えっと・・・・
S19-14「迫りくる影」の続編、のようなエピです。
というか、思いっきり続編(笑)

原題『Facing Demons』です。
19-14の原題は『Chasing Demons』ですので、呼応してます。
今回は(多分)完結編みたいだろうから・・・悪魔に直面していますが。

さて、続編ですので、キャシディの物語になるのは必然で。

だから・・・・
「このエピは、続編だから」と思えば、筋が通ります。
つまり、キャシディをメイン=キャシディがどのように行動するのか?
もっと直線的に言いますと
キャシディが過去を乗り越える様子のエピ、なんですわ。

となりますと・・・
マイカの自死や、レオンの勇気ある証言は、
もうキャシディの前座状態って言っても宜しいかと状態。

正直、多くのファンが
「キャシディが何とか過去を乗り越えられた。良かった」「
「オリビアとは、深い愛情=友情で結ばれているのね」
と思ったかと思います。

全く正しいと思います。
SVUを長年愛してきたファンの方々なら、そう思うのは当然で。

もうね、今回の容疑者の幼児性愛車までも前座状態で。
もうこの容疑者が罰せられるか否か、よりも
キャシディが証言できるか=過去(悪魔)と直面できるか、
が、焦点になってしまって・・・・

ココが、今回エピの感想に大きく影響しているかと。

私のように、キャラに詳しくないし、キャラの過去の関係に疎い人は
あまり・・・・・どうでもいいって扱いに思えましたね。

正直、弱ったなぁって思いました。申し訳ないが(ペコリ)


性犯罪、そして被害者のこと(心身の被害などなど)を伝えるドラマ・・・・
そう思っていたし
最初はそういう感じのエピソードが多いと思っていましたが・・・

まぁ20シーズンにもなれば・・・・色々ありますよね。
それは承知していますがね。

途中までは、見応えありましたよ。
それは、多分私の中では
ベンソンではなくストーンが関わっていたからだと思います。

ストーンのキャシディに対する態度(言動)は
かなり冷静だし、俯瞰的に思えました。

個人的に、キャシディが銃を持ち・・・を止めたストーンが良かった。
さすがアクション俳優!
って、あまり体を張らない(笑)検事局の中で。異例だわ(笑)

しかしベンソンが関わってくると・・・いきなり愛情(友情?)が覆ってしまって。
私が付いて行けなかった要因ですね。

文句付けな感想で申し訳ありません。
私もね、正直・・・・「もう感想書くの、止めようか」とも思うのよね。
でも、本当に「コレは!」って思えるエピもある。
それを見た時は、本当に「さすがだナァ」って感心する。

それを味わいたいから・・・・見るんだよネェ。







SVU S20-15「売春宿」

2019-08-26 13:03:57 | ~SVU S20
原題『Brothel』日本語訳も売春宿ですので、そのまんま、ですね。

えっと~情緒的~って思ったのが最も強かったです。
でもでも、常に書いていますが
SVUは、こういう感情を重んじた(他のシリーズに比べると)内容が
ある意味“売り”でして・・・・(ペコリ)

黒幕のコファックス判事を追及するときでも
まぁ、何があったか??ですが
ストーンが不在な点も??ですし。

でも、そういう細かいことは・・・ですよね(ペコリペコリ)

そして判事が
売春宿へ送り込んだ少女たちへの思いが
単なる“商品”ではなく“娘”という視点で見ていた
という話が出てきた・・・・
当然SVU同様、私も「ヘッ?」となって・・・
「ウソだろ」が、
実は、自分の娘が薬物依存で、それで過剰摂取で亡くなって・・・

娘のような薬物依存の少女たちを
薬物依存から脱却させるのではなく
薬物を管理し、適量を与えて、社会復帰・・・ではなく売春させて・・・

って、ココ!なぜ売春宿に送るのか?
まぁ、薬物を与えながら・・・が先ず違法ということから
違法なことを違法な場所で行えばいいだろ、発想??

この狂い方が、判事の言葉の異様さをリンクして・・・
私的には、なかなか見応え(って程じゃないが)ありましたね。

そして悪徳警官のことや
フィンの昔馴染みが出てきて・・・

・・・・・別にフィンと結び付けなくても良いのでは?とも思いましたがね。

ベンソンが、自助グループに参加するアンに対して
見守るというメッセージを送っていますが・・・・

SVUらしい優しさが出ている、と言えばそうだし。
忙しいベンソンがそんなことできるのか?と言えばそうだし(苦笑)

イジワルでゴメンなさい・・・・

こういう風に私的には、突込みが沢山あったエピでしたね。
そういう意味では・・・・面白かった・・・・申し訳ない(ペコリペコリ)


SVU S20-14「第33法廷」

2019-08-17 10:38:07 | ~SVU S20
妻が夫を殺害する事件。

アナベスが夫トミーを殺害した容疑で逮捕される。
アナベスの自供もある。証拠もある。
楽勝の裁判・・・・ストーンはそう思うが・・・・

ちょっと、擬似法廷in控え室って感じでしたね。
いつもと異なった趣向で・・・コレはこれで面白かったです。

トミーにモラハラ疑惑が。
アナベスの話では、暴力は振るわないが
言葉や態度などで、アナベスに恐怖を抱かせ
自分に従うようにさせる・・・・姿が見えてくる。

楽勝の裁判なのに
徐々に苦戦に強いられる気がするストーン。

それは・・・SVUメンバーの証言が原因だ。

ベンソン、フィン、ロリンズ、そしてカリシ。
それぞれがそれぞれに立場で、この事件を考える。
アナベスは被害者なのか?
何もできなかった・・・・そうなのか?

メンバー内での論争で
ロリンズがどうもアナベスに対して批判的~に描かれています。
これをどう考えるか?

「アマンだって、薄情ね」「ちょっと視野が狭いのでは」
などなど・・・・思う方もいたでしょうかね?

私は、そうは思わなかった。
だから・・・何?ってことではないのですがね(うんうん)

まず・・・・ロリンズの視点は、ある意味公正かと。
分かり易く書くと、
実際の裁判では、こういう視点で進むのでは?ということです。
でも、それじゃ、情がないし・・・・
でも現実には、そうですよね?
乱暴されていない=身体にアザや傷が残っていない。
精神的に追い詰められた=証言はアナベスのだけ。
・・・・まぁココで友人や身内そして近所の話などが
出てきても~ですが、今回はスルー(笑)

つまり・・・・夫トミーのパワハラやモラハラなどは
アナベスの証言しかない・・・・
これはストーンが突っ込む部分でしょうね。

そしてロリンズは、自分の両親と照らし合わせていることは確かで。
ロリンズも父親は母親に暴力を振るっていた。
えっと・・・・ロリンズにも?でしょうか?
ちょっとこの部分、私は??なので・・・・ご勘弁を(ペコリ)

でもね、ロリンズが母親に批判的であり
そしてアナベスにも批判的であるのは・・・・
ロリンズは“娘”の立場で話している、ことに留意が必要かと。

「逃げることができた」と母親やアナベスを非難するが
それは同時に「子供を守ってくれないのか」という悲しい問いであることを
考えると・・・・ロリンズの言葉は、グッと重みが出てくる。

まぁアナベスに子供がいたかどうかは??ですが。
言及がないのですから、いないって考えるのが道理ですがね。

アナベスに母親を重ねているように感じました。
母親への怒り=アナベスへの非難ってことで。

ベンソンは、終始アナベスに同情的で。
これは、これまたベンソンの過去によるもので。
これも、分かりますよね。
アナベスの恐怖とある意味無力感を、体現しているベンソン。
だからこそ・・・・

そしてカリシは、自分の過去の事件とリンクさせて考える。
カリシは、なかなか鋭いことを言っていますね。
自分たちは一介の警官なのに
時にはその言葉一つで、他人の人生を左右させることができる・・・

だからこそ慎重に。だからこそ真実を。
だからこそ・・・・何が真実かを見極めて・・・

これもある意味ひとつの正義なのかもしれませんが
どうしても・・・・危険性が伴う。
でも心と頭・・・・感情と理性(法)の鬩ぎ合いって考えることもできる。

フィンは・・・・アナベスに同情的ですが
どとらかというと・・・メンバーへの影響を気にしている風に思えました。
まぁコレがフィンの立ち位置なんでしょうが・・・

最後にベンソンが証言台へ。
一貫してアナベスに同情を示していたベンソンですが
ストーンの問いに対する証言は・・・・

ベンソンの証言を聞き、
衝撃を受けたように表情を強張らせるアナベス。
それは驚きと同時に
自分に対して同情的だったベンソンが・・・・という絶望。

結局は誰も分かってくれなかった・・・・という絶望。

ベンソンは証言前に控え室で
また人生を生きて欲しい風に言っていましたが・・・
その温かい言葉が消え去るほどの、小さなでも決定的な証言。

陪審員ではなく、アナベスを写したことに拍手=====!
このアナベスの絶望が・・・・現実で・・・・

この絶望のまま終わらせることが・・・良かったと思います。

なかなか私的には、高得点なエピでした(花丸ッ)











SVU S20-13「誓いの指輪」

2019-08-15 21:52:24 | ~SVU S20
ロミジュリ、ですね(笑)
シェークスピアの『ロミオとジュリエット』は悲劇。
4大悲劇ではないが・・・・

今回のエピも悲劇、ですね。
しかし最も悲嘆を味わったのは、
ジュリエット=ローラではなく、
姉のブリトニーでしたが・・・・

原題『A Story Of More Woe』
このタイトルも、『ロミオとジュリエット』から

「For never was a story of more woe than this of Juliet and her Romeo」
=ジュリエットと彼のロミオほどの、悲しい物語はないのだから

という風に訳せますがね。
エピも、悲劇に・・・・進んで行きます。

父と娘2人の家庭に、侵入者が!
姉娘ブリトニーからの通報だ。
妹ローラが男に襲われ、父親が殺された・・・・

しかしブリトニーの話に疑惑が。
本当のことを話すよう促すベンソン。
語られたのは・・・父親が娘をレイプするという物語だ。
妹を救おうと、ブリトニーは父親を刺したのだ。

騒然となるSVUメンバー。
なんという酷い話だろうか・・・・


しかし、姉妹の後見人に指名されていたのは、隣人のグレッグだ。
単なる隣人が、後見人?
それも姉妹は、グレッグの元に行くことに大喜びである。

その様子の異様さに、何かを感じるSVUメンバー。
そして、辿りついた真相とは・・・・


まぁ、グレッグが黒幕・・・と言うほどでもなく・・・
洗脳?ってドラマ内では言っていましたが
まぁまぁ、そんな大層なものとも思えず・・・・(ゴメン)

単にロリコンか?てな感じでしたが。
私は、姉ブリトニーにも手を出していたんじゃないか?
って思いましたが・・・・
鬼畜ですが、その方がドラマは盛り上がったかと(スマンです)

とは言っても、このエピソードは、
ジュリエット気取りのローラを描くよりも
また「、変な奴のグレッグを描くよりも
妹に騙され(そりゃSVUはローラも騙されていたのよ、と言うがね)
父親を殺してしまったブリトニーの悲劇で・・・

またあまり重きに描かれていませんでしたが
グレッグの隠れ蓑として利用されたスーザンでして・・・

ロミジュリの純愛気取りだったのが
どうも・・・という俗な欲望の餌食になったような気もして。

まぁそれも現実かぁ~~~とか(苦笑)

ロリンズの出産と、ビリーの父親との別れは・・・・
まぁ私はあまり気にならなかったし。

ロリンズの言葉
「水入らずね・・・家族だけ」

が・・・・嬉しそうであり、ちょっとだけ悲しげであり・・・

ブリトニーの悲惨さが辛かったので
私は、この大甘ラストでホッとできましたね。




SVU S20-12「父の遺産」

2019-08-05 10:40:03 | ~SVU S20
先ずは~
ベン・ストーンはゴルフじゃないよ~テニスだよ~

って、コレが分かるアナタは、余程のベン様マニアってことで(笑)

原題『Dear Ben』、意味はそのまんま、ですね。
インフィニティにとっても、ピーター君にとっても。
私には二重の意味に捉えられましたが。

正直、思ったより巧くできているなぁって思いました。
勿論・・・「もっと丁寧に!」てな部分もありますがね。

インフィニティが、そこまでベンを“父親”のように慕っていたか?
が、見えてこないから・・・・
マァネェ、凡そのことは分かりますがね。
自分に関心を持ってくれる人物・・・・てことなんでしょうが。
でもなんで検察?って思うし。
実際熱心に捜査していた刑事さん方もいっぱいいたでしょうに。
でもベン・ストーン?なんで?
この理由が明確にされていないので、説得力に欠けましたね。

対してピーターは、子供の頃の不愉快な思い出=父親の関して、
が、ちょっと説明されて・・・・自身で納得できるという展開に。

コレ、私は良かったと思いますよ。
父親がベン・ストーンでなければ、もっと良かったが(笑)

んで、日記風なメモが次々と・・・
って、ベン妻=ピーター母は?どこに??
と・・・・だってその頃は離婚していたとおいう設定で。
一緒に住んでいない・・・・でも本家設定は娘人ひとりだしね(笑)

ということで・・・・ピーター君絡みでSVUに登場するベン・ストーンは、
もう本家S1~4に登場していたベン様とは、異なる存在で~~~

って考えないとね、整合性なくなっているから(笑)
そう考えるのが、最も自然?で最も・・・・ドラマを見ていられるから(笑)

んで、もっと辛口で言いますと・・・・
SVU用&ピーター君用に、都合よいベン・ストーンになっているわけで(笑)


・・・・・・・・・・もう仕分けないが、私はそう思っております(ペコリ)

そういう視点で見れば、なかなか巧く出来上がったエピだと思います。
まぁインフィニティに関しては・・・・ザルのような点が多いが(笑)
・・・・・・・いきなり姪っ子ちゃん、「怪しい」ってなるか??とか(笑)

それと、長年SVUファンの皆様には、
このピーターとノアの野球は、どう写ったでしょうか?
そこまで親しく?って思うのかな?

私は、あまり深く考えなく
単純に・・・・自分が父親と接するのが少なかったピーターが
ちょっとノアに自分を投影して・・・って思いましたがね。

大きな大きな深読みしますと・・・・
今でも知っている人は?知っているであろう??ピーターの過去大リーガー。
ノアは、ちょっと自慢できるかも知れないね?
そのちょっとした自慢・・・・は、子供の心を助けてくれるかも?と思いましたが。

そういう子供への関心・・・・そういった視点が、私には色濃く感じたエピでした。


・・・・・・・・・それで~ベンは、
「ピーターの野球の試合に行けなかった」とウジウジ
マッコイに愚痴ってる?ってか??????笑~








SVU S20-11「幻影」

2019-07-29 09:05:38 | ~SVU S20
「え~~ッ!これで終わり?なんで?なんで??」

とは・・・・私ではなく、一緒に視聴していた夫が発した言葉。

でも私も全く同感。これで終わり?アラアラマァマァ。

原題『Plastic』 プラスチックですね。
意味は、まぁプラスチック製品を意味する場合が大多数でしょうが
他の意味では、作ったもの、人工的な、不自然な
また形成(外科)という意味も。
ドラマでは、バロン医師が形成外科という設定も、掛けているかと。

つまり・・・・ラストで14歳で行方不明となり、その後葬儀まで済ませても
まだまだ諦めきれない父親。
そして行方不明となった少女セシリアが、
バロー医師の恋人として、3P行為の片棒を担いでいたということで。
セシリアは、バロー医師に気に入られるため
手術で、人口的な美しさと手に入れセイディとなっていた。

この父親とセシリアの再会で、感動的に終了~ってヲイッ!

伏線をばら撒いておいて、回収しない、という悪癖が出てしまったエピ(笑)
私には、そう思えましたが。

バローとセイディとの3Pに合意したという女性たちが沢山でしたが。
皆が皆?そうなの?
んじゃ、エバが初めて「レイプ」だって訴えたの?
なんかその辺も丁寧ではないし。

バロー医師が、そういう行為を好むようになった理由として
学生時代に行為を寄せた女性に、あまり好かれてもらえなかった、
という過去があったと描きながら。
また「それが、影響しているんでしょ?」的に攻めていても。
んじゃ、結局どうなったんだぁ???って、フラストレーションが残る残る(笑)

んで、そんな動画を残しておくだろうか・・・・いや記念に残すのか?
バローが医学生時代に住んでいた家の地下で見つかった少女の白骨遺体。
これ・・・バローが殺したの?
いやいや、この点もちゃんと描かれていないし。

そしてセシリアが殺されずにいられたのは
バローの望みどおりの女性=身も心も、になったからってことでしょうか?

う~ん・・・・核心部分をちゃんと描いていない気がしました。
確かに匂わせてはいましたが・・・・匂わせて、だけで。

そして感動の再会で〆て・・・ヲイヲイでしたね、私は。

う~ん、ドラマとしての筋よりも
描き方に大いに不満ありって感じのエピでしたね。






SVU S20-10「遅すぎた告白」

2019-07-22 11:15:55 | ~SVU S20
重たい物語でしたね。

原題『Alta Kockers』
これは・・・・探したら、意味が2つ出て来ました。
1つは、Aitaが高い、富、大きな等々の意味があり
Kockersには、俗語で「おっぱい」という意味があって、
まぁ、豊かなおっぱい、と意味することもできそうで。

これだと・・・・ボビーが、見かけは女性だが、男性で。
女装していたのは、作家として稼ぐため(話題性?)で女装を、
という説明もありましたが・・・・
執筆した本「青いバラクーダ」の内容では、
女装して売春をしていた頃の話、ということなので・・・・
このボビーのことを意味しているかナァって思いました。

しかし・・・・別の意味も見つけて
Alta Kockers・・・イディッシュ語を語源とした、
まぁ北米(アメリカだよね)で使用されている言葉。
しかし、まぁ昔使われていた~というような、今はあまり使用されない風で。
ここでは、老人という意味になるそうで。
ちょっと男性と女性に使われる単語などの謎な部分もあるそうですが
そこまで突き詰めなくても良いかと・・・・
だから、後半で登場してきた老兄弟を考えると、
「コッチの意味か!」という気にもなって・・・・コッチだ!(笑)

次から次へと・・・・どこまで転がるんだ?なエピでしたね。
キーワードは、身代わり、かな?
まぁ、本人=真実は隠されているって気がしたエピでした。

前半は、謎の人気作家ボビーは一体誰だ?ですね。
出版社も分からない・・・・しかし必要に迫られ代役を・・・ということで。
その代役のタミーが殺されてしまう。
しかしコレはボビーが狙われて~ではなく。
その前にタミーを路上で買ったウィリアムが、
「自分は女性を買ったのに、実は男だったとは・・・自分はゲイではない」
という思いから・・・・
つまりは・・・・自分はゲイではない、という切迫感と言うか・・・・なんというか・・・・
その気持ちが動機、だったと思います。
転じて、騙した=女性だと思わせたタミーへの恨み、で殺したと。

コレもね、私、今回はコレをテーマにするのかな?って思いました。
今回は、ちょっとした前座的な扱いになっていますが
SVUならば、このウィリアムをテーマにしても物語は成立するし。
これもなかなか興味深いドラマになるなぁと、思いましたが・・・・

今回は、「はい、オシマイ」でスルーされました(笑)

で、ボビーの正体はいったい・・・・・

ドーナツ選びで眉間に皺(笑)のカリシですが
その後は、うらぶれた埃だらけの(多分すごい臭いの)お屋敷探検も担当(笑)
ついでに・・・本棚?に潰されるというお笑い担当も(ゴメン・笑)
お疲れッ!なカリシで御座います。

そして、とうとう真相に迫る。
屋敷に住む老兄弟。ジョーとベン(ジャックとベンにしてくれたら~と思う私・笑)

互いにギャンギャン相手攻撃。
そしてもう長年引きこもり状態なので、時代錯誤状態でもある。
そういう部分は、店のことなども取り入れていましたが
差別的な言葉を発して、その都度「今はそれはNGです」と言われることで表現。

ボビーを隠しているのでは?ということで、まだ屋敷内を捜査するカリシ。
見つけたのは・・・・隠し部屋のPC。そして「青いダラクーダ」の続編の原稿。

さらに・・・・兄弟の母親が冷凍庫に・・・・凍って保存状態。当然死んでいる。

やっとボビーの正体が判明する。
弟ベンが、ボビーの正体だった。
昔馴染みのバーテンダーの名前を使い・・・・だから表に出てこなかったと。

しかし、ココからがSVUの本領発揮!
「青いバラクーダ」を読んだベンソンは、
そこに綴られている言葉を読んで確信する。
これは・・・・性犯罪被害者の告白である、と。

なんとか兄弟から話を聞こうとするベンソン&ロリンズ。
互いが兄弟ひとりひとりと対峙する。

母親殺しの罪状で起訴される兄弟。
確かに母親を殺したが・・・・末期ガンで苦しむ母親を見かねて・・・の犯行だったと。

ベンから話を聞くベンソン。
自分が子供の頃・・・・放課後の児童センターでビンセントという男から・・・
性被害を受けた、と告げられる。
そして兄ジョーも同様に・・・同じ男から性被害を受けていたことが分かる。

互いに被害者であった兄弟・・・・しかし誰にも言えなかった。
両親にも・・・・まだまだ社会の認知がなかった時代だ。
とうぜん親世代にも・・・・そして兄弟はお互い、言うことができなかったのだ・・・・

母親への殺人で裁かれる兄弟。
法廷でジョーは、「自分が殺した」と告げ倒れこんでしまう。
心臓発作・・・・そのまま死亡してしまう・・・・

残されたベン・・・・もう守るものがなくなってしまったのだ・・・・


どうでしょ?
私は・・・・つまり過去の性犯罪の被害者ですが・・・・
老人を被害者にするのは・・・・また女性ではなく男性にするのは・・・・
私は、強いメッセージ性を感じました。

男性だろうが女性だろうが。関係ない。
時間が経過したから、時が解決するだろう、など関係ない。
性犯罪の被害者は、一生苦しむ。人生が一変する。
人生が壊されるのだ・・・・

性犯罪の最も大きな特徴です。
加害者にとって、それほどリスクはない(ある場合も、とも思うけど)
ソレに対して被害者は、人生が壊れるほどの衝撃を受けてしまう。

今回の老兄弟の話は、そういうことを告げていると思えました。
これこそ・・・・
ある意味、SVUが描きたいメッセージであり、また醍醐味ではないでしょうか?


私は役者さんのことは疎いので・・・・分かりませんが
多分老兄弟を演じた方々は、大ベテランの方だと思います。
2人の表情・・・・見事だったと思います。
このエピに重厚さを与えてくれたかと。

辛いエピソードでした・・・・
でもでも・・・・それがSVUなんだから・・・・とも・・・・






SVU S20-9「酒と記憶」

2019-07-16 13:34:02 | ~SVU S20
いや、なかなか面白かった!と思います。
最初は「またピーター君が・・・あぁ~」みたいに思っていましたが
良い意味で期待を裏切られた・・・・って気がしましたね。

原題『Mea Culpa』ラテン語由来だとか。
意味は「私が悪かった」「不徳の致すことろ」「俺が悪かったよ~」などなど。
畏まった場所で使用する言葉でもあるし
また、ちょいとふざけて言う言葉でもある・・・使い方も多様で。

12年前のメッツでの選手時代のこと。
仲間と盛り上がって大騒ぎした夜・・・・
ストーンにレイプされたという女性が。名はサラ。

実はサラ自身も記憶が定かではない。
酔って眠ってしまった。
起きたら裸で。そして横にピーターが眠っていた。
だからピーター・ストーンにレイプされたと思ったという。

確かにネ、ストーンが容疑者になって捜査が始まる。
とはいえ・・・ストーンも記憶がない。
いくら「酔っても俺は紳士だ」風に強調しても無駄だって(笑)

とはいっても、ストーンの苦悩はあまり描かれていない。
ホント、こんな風に容疑者になっても・・・・
SVU担当の検事補でも、存在が薄いとは・・・・トホホだね、ピーター君(笑)

ストーンよりも、
この事件のどう立ち向かうのか?が問われているSVUメンバーの思い。
コチラの方が、ちゃんと描かれていたように思えました。
特にカリシは「ストーンは友人だ」と苦悩の度合いが濃く、
またベンソンも、ストーンもサラも信じるなど、ヘッ?と思わせる心境に(笑)

結果的には
捜査して全てが明るみに出ることで、真実が判明してくる。
という、王道エピなんですがね。
視聴者誰でも(笑)「ストーンの友人レジーが犯人なんだろ」と分かるし(笑)

最初に、酔って記憶がないがレイプを主張する女性の裁判が進行中で。
法廷で自分と容疑者を重ねるストーンが・・・・気の毒?(??笑)

まぁ盛り過ぎ?と思ったのは、
サラの夫ゲリーが、バーでストーンに銃を向けて・・・ですが。
ここでゲリーは、妻と娘が生き甲斐~と力説していますが
ゲリーの娘に対する溺愛状態がわかり
サラの恐れ=娘エマは、本当は夫ゲリーの子ではないかも?という不安も
分かってくるし。

まぁね、問題の夜に、一緒にいたのは~から考えると
レジーに容疑が~も自然ですし。
キャーキャー騒ぐほど、それほど難解な事件とはいえないような・・・・ゴホゴホ(笑)

色んな意味で
SVUの仕事とは、が描かれていたエピだと思いました。
ピーター君の存在の薄さも、再確認で・・・・笑