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あすなろ経絡指圧療院 鳳本通商店街

指圧とわかりやすい東洋医学の話

ようこそ院長室へ’05.10.24

2005-10-24 19:40:37 | Weblog


「弟子のユータローです。親しくユーチャンとお呼びください。
院長に彼女に婚約者がいたといいましたら
「今までほうっておいたおまえがいかんのだ。」と言われました。
院長に、「これでも見とけ」と 言われたのが このサイトです。
リンク 無料 占い&心理テスト GoisuNet
http://www.goisu.net/

  あすなろ経絡指圧療院はJR鳳駅下車東へ50m、アーケードを右へ入って150mのところにあります。

 院長です。いつもブログをご覧いただきましてありがとうございます。
 六つの邪気の話は一応終わりました。
いかがでしたでしょうか?
 今までは、主に五臓がそれぞれ邪気に侵されると
どのような症状を見せるのかということに重点を置いてをお話してきました。
では本日から、視点を変えましてそれぞれの五臓を、現代医学的にちょっと解説してみましょう。
 現代医学と東洋医学の考え方の違いを明らかにすることによりまして、ここからはいろいろなことが見えて来ます。
今後の研究にもきっと役立てていただけるものと思います。 

   『肝(かん)の実態とその働き』
 以前にもお話しましたように、東洋医学でいうところの五臓と、西洋医学でいうところの五臓とは 少し違っています。
現代医学で肝臓といいますと、肝臓だけをさしていますよね。ところが私たちは、もっと広い意味を見出しています。
肝臓といいますと、現代医学ではその主な働きが解毒作用と言うことになりますが、東洋医学におきましては まず自律神経の働きです。特に肝は神経系と循環器系を大きく支配しています。
 古代の中国の人たちは、
「肝には、魂が宿っている」と考えていました。
こんなことを言いますと、また皆さんから
院長は“迷信的なことを言う”といわれそうですね。
「肝がすわっている」とか
「あいつは、肝っ玉が太い」なんていいますよね。
このように、肝は周囲のあらゆる環境の変化に大きく振り回されないという自律神経の特性を見ても、それなりに理解できると思います。
 つまり、肝のすわっている人は、少々のことでは動じません。周囲の影響を受けません。ですから、肝は昔から“将軍の管”といわれているんですね。
これが衰えてきますと、急に弱気になったり、決断力も失います。
 後は、筋肉や筋が衰えます。
 眼も悪くなってくるのも特徴です。
患者さんが、物を握る力が落ちるというのもたまに院長は診断の材料にもします。


 「再びユータローです。院長の連載をご覧いただいています。」

Subject: H 医院の人たち
皆さんこんにちは・私けっして怪しいものではございません。
大阪の杉本と申します。
連載はいかがでしょうか?
楽しんでお読みいただいているでしょうか?
「ひっこめえ」と言っていただければいつでもひっこみますのでハイ。

   [H医院の人たち]

  1 ダイスギさんて誰ですか?

4. MさんとT君との出会い
 今度は軽い足音です。女性だということは私にも分かります。
50歳を少しすぎた人ですが??
あれれ、{確か女性だよなあ}
「おっさんみたいな声ですけど
れっきとした女じゃけん、よろしくお願いします。
ハアハハハハハアア!」
次に、「あれえ?」
なんだかほとんど音がしません。
不思議な足音です。軽くてすばやそうな。
思うまもなく、扉を「コンコン」
「おはようございます。」

少しかすれた ちいさめの声の男性です。
彼は早口で「大阪府八尾市から通勤してるTと言います。」
と言うか早いか、実に身軽に白衣に着替えます。そしてその後
N君にいきなり近づいたかとおもったとたん
「わああ!!」とN君の大きな声!

T君は、N君が好きで、彼N君の
顔の寸前でそれこそカラテのすん止めをくらわしたわけです。
「いつもの挨拶です。」と言って、T君は
からからと愛想良く笑いました。

T君の年は当時32歳だったと記憶しています。健常者です。
彼は、旧国鉄で働いていた人です。
部署は保線区と言うところで、レールやケーブルの保守点検が主な業務です。
T君は、労働組合の活動家だったらしくクビの対象になったと言っていました。
はじめは、ひょっとしたらとっつきにくい人かなと思ったにもかかわらず
話し好きで、テレやさんですが実に愛嬌のあるいい人でした。

「私は、国鉄をクビになってからもらった退職金で
小田原市にある鍼灸専門学校へ入りまして、この資格を取ったわけです。」
と知性的なしゃべり口調で話してくれました。

「空手か何かをされてるんですか?」
「いえいえ、たいした事はありません・からからから。」と
きげんよく笑いましたが、私はこの先
この人には逆らわないほうがいいなと思ったしだいです。

さあ、とりあえずH医院の理学診療室の五人衆はこれでそろいますが
私の第2の青春の思い出をこの人たちと・そのほかのH医院の人たちとで
しばらくの時間、共有する事になります。
これから始まるH医院のドラマを私も回顧しながら懐かしんで行きたいと思いま
すので、皆さんもお付き合いくださいね。


   『ふれあいカフェからのお知らせ』
「10月29日(土)午後10時からは
フリーマーケットが始まります。
そして午後1時からふれあいカフェでは
≪フォークジャンボリー≫を行います。
フォークジャンボリーは無料です。皆さんお誘いあわせのうえお越しくださいね。」

ようこそ院長室へ’05.10.23

2005-10-23 20:10:03 | Weblog
「弟子のユータローです。親しくユーちゃんとお呼びください。
今日僕は、同窓会へ行ってきました。あ・彼女ですか?
婚約したそうです。

  あすなろ経絡指圧療院はJR鳳駅下車東へ50m
アーケードを右へ入って150mのところにあります。
ところで、出会い系サイトのトラックバックはお断りします。」

 院長です。いつもブログをご覧いただきましてありがとうございます。
 六つの邪気の話は一応終わりました。
いかがでしたでしょうか?
ではもう一度まとめておきますね。
  その六つとは、風、寒、暑、湿、燥、火です。
またこれらは気象現象の表れでもあります。
つまり、これを“邪気”として感受してしまうのが≪病≫なんですね。
これを いいかえますとこのようになります。
  風邪・寒邪・暑邪・湿邪・燥邪・火邪(熱邪)です。
 そして東洋医学も発達しまして、病の原因を大きく二つに分けることに なります。
 先のものを“外因(がいいん)”、もう一つは“内因(ないいん)です。
 内因は現代的に言いますと、≪ストレス≫でしょうか。
このストレスにもいくつかの種類が ありますが、精神的な疲労は単にそれだけには終わりません。
 いわゆる“気”を消耗させます。その結果、体の生理作用が衰えます。
皮膚や、鼻、口などから容易に外邪を受けるようになってきます。
 ところで、東洋医学と、西洋医学の違いについて、このブログなどでもお知り合いになったドクターからもご質問をいただくことがありますが、院長はこのように答えています。
 東洋医学は≪予防の医学であること≫です。
東洋医学には“養生学”というものが あります。
養生と言う概念は、中国では四千年前からすでに言われていました。
 “未病”という言葉をお聞きになられたことがありますか?

 このブログをかなり前からご覧いただいている方には、なんとなくご理解いただけるのではないかと思っています。
 今ほど検査機器もなかった時代です。人間というものは、いろいろなことを研究するものです。
 顔色や・脈・体つき・おしっこの色などなど・・
そんな微妙な体の変化をきっちりと見て、今後起こるかもしれない病を見つけて
早めに直そうとしたんですね。


  面白いメルマガをうちのユータローが見つけてきました。
リンク 漢方養生学
http://www.geocities.jp/yojyojp
こういうものは昔から人類が伝えた貴重な遺産です。
大事にしていきたいものです。

 「再びユータローです。院長の連載をご覧いただいています。」
Subject: H医院の人たち
皆さんこんにちは・私けっして怪しいものではございません。
大阪の杉本と申します。


   [H医院の人たち]

  1 ダイスギさんて誰ですか?

さて、H医院の構造を少しお話しておきましょう。
玄関に入るとまずそこで靴からスリッパへはきかえます。
そこが待合室です。
向かって右に受付カウンターがあり、その奥から
患者さんたちは診察室に入ります。
左に患者さんが座るいすがあります。

まず私たちは、スリッパをはきますと
そのまま真ん中を突っ切って、扉を開けます。
そこが、私たちの部署である所の理学診療室です。
左壁に沿いまして階段があります。
上がると右に院長室(私はここへ入ったんです)
左に、マッサージ師が着替えるロッカールーム兼、点滴室です。
ですから、ベッドが4台並んでいます。

実際に、病院に勤務されている方ならお分かりと思いますが
病院と言うところの勤務形態はまあ、朝からお昼までの診療と
夕方から夜の診療に分かれています。と言う事は
お昼はそのベッドで私たちはお休みになるわけでしてはい。

時計の針はまだ朝の8時20分過ぎをさしています。
私は、「ずいぶん早く着すぎたな」と少し苦笑しながら
窓を開け外の新鮮な空気を入れました。
しばらくすると、下のドアがばたんとなり、人が上がってくる様子です。
重い足取りです。男性だなと言う事ぐらいは私でも分ります。
「ガラガラガラ」一人の男性が入ってきました。
これが以前にお話したS君だったのです。

   『ふれあいカフェからのお知らせ』
「10月29日(土)午後10時からは、フリーマーケットが始まります。
そして午後1時から、ふれあいカフェでは≪フォークジャンボリー≫を行います。
昨日の夜、出演者も含めた打ち合わせが ありました。
フォークジャンボリーは入場無料です。皆さんお誘いあわせのうえお越しくださいね。」

ようこそ院長室へ’05.10.21

2005-10-21 19:51:40 | Weblog
 「弟子のユータローです。親しくユーちゃんとおよびくださいね。
 この秋から、新しいドラマが始まってますけど。
リンク 相棒 Season IV
http://www.tv-asahi.co.jp/aibou/

 10月からうちの院長の実に馬鹿馬鹿しい連載が始まっていますよ。
あすなろ経絡指圧は、JR阪和線鳳駅下車東へ歩いて50m、鳳本通商店街の
中、100mほど行った所にあります。
院長へのご質問はこちらへ-
  Eメールアドレスは daisugi2001@ybb.ne.jp へどうぞ。

 院長です。いつもたくさんのメールをいただきまして本当にありがとうございます。また繰り返しながら今までのものも復習する形をとりますので、どうぞご覧くださいね。
本日も、東洋医学独特の病理産物の考え方をご紹介しましょう。
 病の原因には主に六つの邪気が考えられるというお話をしています。
そして、それらの邪気が体から侵入する際どのような症状を表すのかというお話です。
 本日は寒邪の表象です。
前回の邪気の症状とも少しかぶりますがご容赦くださいね。
 とにかくこの邪気に触れますと、局部あるいは全身の冷えを感じます。
「おお!さむい」とねえ。
この段階でたいていの人でしたらまあ毛穴がぱっと閉まりましてねえ。
寒邪の侵入を防ぐのですが、疲労など体調を壊していますと容易に侵入します。
ヘタをしますと、命の危険さえもあるのです。
 もう少しこのメカニズムをお話しましょう。
寒邪のことはほぼお話しました。そこで、寒とは まったく逆の≪暖める≫ということに焦点を絞ってお話しましょう。
これは大切ですので、しつこいほど申し上げておきます。
 人の体は、体温によってその生命は維持されています。先ほども言いましたが、これは重要なポイントです。
 つまり、寒邪が人体に侵入しますとその陽気を障害するからなのです。
陽気とは“熱”と考えてください。人体の陽気には、以下のような陽気があります。これは東洋医学独特の考え方です。
  1. 衛気(えき)
これは人体の表面を暖めています。
私たちの体を触って暖かいのもこの気の働きです。
  2. 腎陽(じんよう)は、体の内部を暖める陽気です。
これがもともと弱い人がいます。虚弱者といわれる人たちがそうです。
これは主に内臓全体を下から暖めるとお考えください。
  3. 心陽(しんよう)です。心臓は熱の塊と思ってください。
以前に人体と自然界との共通点をいくつか書いたことがありますが、ご記憶いただいていますか?
 自然界になぞらえますと、心臓は太陽に相当します。
これから熱が体の中へ降り注ぎますと、腎臓には多くの水が含まれています。
そうしますと、その水が水蒸気となりまして上に上がります。
その気化作用によりまして、熱は全体を回ることが できるわけです。
また体温が上がり過ぎないようにラジエターの働きもしているんですね。
特に腎臓は二つありますが右腎臓を東洋医学では“メイモン”と言いまして
命の≪炎的な≫とらえかたをしています。
 4. 脾陽(ひよう)です。
これは、食物がおなかに入ったときに昇華作用が起こりますね。
そのときに発する熱でもありますが、また栄養素を体全体にまわすときにも重要な熱でもあります。
 寒くてたまらないと思ったら、温かいものを飲むか食べるかしましょう。
  5. 肝陽(かんよう)です。肝臓は解毒作用を主な働きとしていますが、睡眠時には肝臓は血液などを集めまして掃除したり、不純物を取り除いたりします。そしてこれを全体にくまなく運ぶ働きもしているのです。
 このように一口に“陽気”と言いましても大変奥深いものがあるということですね。
  最後の止めにお話しましょう。
物が動くという現象にとって1番大切なものは 何でしょうか?
 つまりは“熱”なのです。熱がなくてはすべての活動は停止します。
自動車も人間も同じですぞ。


「アネキの弟とはまったく関係ないユータローです。
今日は院長の本分が長くなりましたので、連載ドラマはお休みです。

  ふれあいカフェからのお知らせです。
ミミFMふれあいカフェは、いよいよ午前9時半から午後6時まで、毎週水曜日に、電波を発射し始めました。周波数89.1MHZです。
今後は公開録音を初め、いろいろな企画を考えています。近くネット放送も始める予定です。その会議が今月24日の夜にふれあい広場で行われます。
早ければ来月から流せるのではないでしょうか?

  ところで、今月22日(土曜日)午後2時から
ふれあいカフェで、公開実験ライブ
鳳フルートアンサンブルのライブがあります。
皆さん見に来てあげてくださいね。

ようこそ院長室へ’05.10.20

2005-10-20 19:36:30 | Weblog
 「弟子のユータローです。親しくユーちゃんとおよびくださいね。
ところで、今年の日本シリーズはプレーオフの結果、ロッテと、阪神の対戦となりましたね。
 皆さんはこのロッテという会社の全体をご存知でしょうか?
ユータローは同じ名前の会社が韓国にもあるということは知ってましたが?
リンク [教えて!goo] ロッテリアって、韓国のロッテからきてるの?
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=785562

 この秋から、新しいドラマが始まってますけど。
例の≪危険なアネキ≫の弟の名前が“勇太郎”と言うんですよねえ!驚きました。
うちの院長には、同じユータローでもええらい違いやなあと言われましたあ。

 10月からうちの院長の実に馬鹿馬鹿しい連載が始まっていますよ。
あすなろ経絡指圧は、JR阪和線鳳駅下車東へ歩いて50m、鳳本通商店街の中、100mほど行った所にあります。
院長へのご質問はこちらへ-
  Eメールアドレスは daisugi2001@ybb.ne.jp へどうぞ。

 院長です。いつもたくさんのメールをいただきまして本当にありがとうございます。また繰り返しながら今までのものも復習する形をとりますので、どうぞご覧くださいね。
 本日も、東洋医学独特の病理産物の考え方をご紹介しましょう。
 病の原因には主に六つの邪気が考えられるというお話をしています。
そして、それらの邪気が体から侵入する際、どのような症状を表すのかというお話です。
 本日は、燥邪です。この燥邪が体表や呼吸器を襲いますと、以下のような症状をまず表します。
   1. 口鼻や皮膚の乾燥です。喉や鼻が乾いてきます。
   2. 髪の毛や皮膚も乾燥してきますね。
   3. 便秘も特徴です。ところで、なぜ、肺と便秘が関係するのかということですが、五臓六腑といわれる概念がきっちりとした形で中国医学には存在します。
また後にも出てきますが、これは病の伝わり方の一つの考え方にも関与します。
 肺は大腸と密接な関係を持っているということを覚えておいてください。
これらの概念は、先々きっとお役に立つと思いますよ。詳しくはまたご説明しましょう。


「再びユーウタローです。ところで、院長の新しい連載が始まります。
うちの院長のパソコンからのものを、こっそりとお読みいただくものです。
  その連載の名は『H医院の人たち』です。

Subject: H医院の人たち
皆さんこんにちは・私けっして怪しいものではございません。
大阪の杉本と申します。
  1 ダイスギさんて誰ですか?

2. N君との出会い

「トントントントントン」今度は軽快な早足で会談を上がってくる人です。
「おはようございます。」
つぎに、息を切らして入ってきたのはN君です。

N君は弱視で、年は当時23歳・S君同様、実に若々しい青年でした。

N君は、私の後輩、つまり大阪府立盲学校を卒業して大阪芸大を出ました。彼は3療の免許は持っていません。
ここH医院では、理学診療科で受付と電気治療などの助手をしていました。
N君は、実に明るく・爽やかで・しかも優しい青年です。
実は、私とN君との共通点が四つあります。
 1. 同じ学校の先輩と後輩である事
 2. 二人とも、途中から盲学校へ転入した事
 3. 同じ線、つまり彼は南海電車の貝塚駅から乗車していた事ー私も同じ南海電車で泉大津駅から乗車していた事
 4. N君も、趣味が私と同じギターを弾く事
などです。

N君は、Sくんとは違って両親と妹さんとの4人家族です。
お父さんは、小さいながらも建築関係の会社を経営しています。
お母さんは、専業主婦です。N君の話ではお母さんはかつて、貝塚市の福祉センターで、録音ボランティアをしていた事があるとの事でした。
お父さんも、実に愛想がよく両親ともとってもいい人たちです。

  「またまたユータローです。
どうでしたか? この連載、長く続きそうですかねえ??

  ふれあいカフェからのお知らせです。
 いよいよミニFMは毎週水曜日、午前9時半から午後6時まで、電波を発射し始めました。周波数は89.1MHZです。
今後は公開録音を初め、いろいろな企画を考えています。近くネット放送も始める予定です。早ければ来月から流せるのではないでしょうか?

 ところで、今月22日(土曜日)午後2時から
ふれあいカフェで、公開実験ライブ
鳳フルートアンサンブルのライブがあります。
皆さん見に来てあげてくださいね。

ようこそ院長室へ’05.10,18

2005-10-18 11:45:35 | Weblog
「弟子のユータローです。親しくユーちゃんとおよびくださいね。
  この秋から、新しいドラマが始まりますね。
本日は、これをご紹介します。

リンク どらま・のーと:大奥~華の乱~
歴史好きのうちの院長に言わせますと
大仕事が終わった後の『居眠り』みたいな時代やなといいます。

 10月からうちの院長の実に馬鹿馬鹿しい連載が始まっていますよ。
あすなろ経絡指圧は、JR阪和線鳳駅下車東へ歩いて50m、鳳本通商店街の中、100mほど行った所にあります。
院長へのご質問はこちらへ-
  Eメールアドレスは daisugi2001@ybb.ne.jpへどうぞ。

 院長です。いつもたくさんのメールをいただきまして本当にありがとうございます。また繰り返しながら今までのものも復習する形をとりますので、
どうぞご覧くださいね。
 東洋医学では病はどこから来て、まず どこへ入って、どのようになるのかというお話をしています。
本日も、東洋医学独特の病理産物の考え方をご紹介しましょう。

 本日は、湿邪の話です。
この邪気は主に関節や・皮膚の下・内臓などにくっつくことが多いようですね。
では、まずは皮膚など体表にこれが存在すると、どのような症状を見せるかと申しますと
  1. 患者さんが≪おもだるい≫感じとおっしゃったらまずは“湿邪”を疑いましょう。“気虚”の現象でも≪おもだるい≫とおっしゃる方もいますので、これは後に“気虚”の概念も含めまして、その鑑別法をお教えしましょう。
 余談ですが、気虚では本当は≪倦怠感≫とい言う感じであらわれますけどね。
だるさと倦怠感とは違いますが患者さんが適切な表現ができないことも考慮しておきましょう。

  2. 関節に湿邪がくっつくと、重い感じ+痛みを伴います。
その結果、当然ですが動作が障害されます。
 多くは、ひざや・ひじなどの関節ですね。
また気をつけないといけないのは、湿邪以外に寒邪をともなっている場合もあります。この目安としては、重い感じよりもむしろ痛みが勝ってる場合です。
寒邪と・血液と・湿邪が凝縮しますと関節障害は相当ひどいものとなります。
想像しただけでも痛そうでしょ。
治療家は、そのような患者さんのイメージをたえず実感してあげることが必要です。
このときは温めてあげれば楽になります。

  3. 消化器など特に胃部に湿が底流しますと胃がやはり重苦しいという症状と、つかえ感をうったえます。
胃にたえず不快感をお持ちの患者さんにはこの邪気の存在を念頭においておきましょう。
たまに吐き気を感じることがあると おっしゃったらまず間違いありませんね。

  4. 後は、分泌物のにごりや、出が悪くなることですね。キーワードは、重い・だるいです。
この鑑別はそれほど難しいものでは ありません。


「再びユーウタローです。ところで、院長の新しい連載が始まります。
うちの院長のパソコンからのものを、こっそりとお読みいただくものです。
  その連載の名は『H医院の人たち』です。

Subject: H医院の人たち
皆さんこんにちは・私けっして怪しいものではございません。
大阪の杉本と申します。

   [H医院の人たち]

  1 ダイスギさんて誰ですか?

1. S君との出会い

「おはようございます。」
私はこれからお世話になるであろう先輩に声をかけました。
「おはようございます。」
なんだか、若いんだか年寄りなんだか分らないようなけだるそうな声です。
しかし、人懐っこそうな感じでもあります。
その人の名は、S君でした。

S君は、当時26歳・全盲でやはり市内から通勤していました。
私は、ここの従業員の事や仕事場の様子などをS君に事細かに聞きました。

H医院は、なぜかマッサージ師が長続きしない事を後に知ることになりますが
S君は、ここでは1番古く、主任格といってもいいほどの人です。
彼は、性格もいい人物ですし以前にほかの人が
「S君を主任にしてはどうか」と
H先生に話したところ、H先生は
「彼は全盲だからねえ」とすげなく言ったそうです。

はっきり言ってここの医院は彼、S君の功績が大なんですが
私は、彼の立場とその功績を考えたとき
組織の長というものの、上に立つものしだいで
部下のやる気をなくす事をいやというほど知ることになるのです。

どこかに暗い過去を背負っているような感じのS君は、その分、人には優しく
しかもどんな事にもじっと耐えるような人です。

彼は、事情があって幼いころからおばあちゃんの手で育てられます。
その分、なんとも言えないほっこりした気分にさせる雰囲気を持っています。
そんなわけで、お年寄りの患者さんにもファンが多く、
彼は私たちの部署ではまさに、中心的な存在であったと言えます。

  「またまたユータローです。
どうでしたか? この連載、長く続きそうですかねえ??

  ふれあいカフェからのお知らせです。
15日の『公開実験・歌声ライブ』は無事に終わりました。
 ミニFMはいよいよ毎週水曜日、午前9時半から午後6時まで、電波を発射し始めました。周波数は89.1MHZです。鳳へお越しの際はぜひチェックしてみてください。
 今後は公開録音を初め、いろいろな企画を考えています。
 近くネット放送も始める予定です。早ければ来月から流せるのではないでしょうか?
 ところで、今月22日(土曜日)午後2時から、ふれあいカフェで、
公開実験ライブ 鳳フルートアンサンブルのライブがあります。