あすなろ経絡指圧療院 鳳本通商店街

指圧とわかりやすい東洋医学の話

しゃんとせんかい!

2012-07-17 17:22:23 | Weblog
最新の東洋医学の話題も含めたあすなろニュースレター最新号
今 発行しています。
今回の分は福・福寄席次回8月25日(土)に
ご出演いただく若手落語家お二人の師匠を
さらっとご紹介しています。
あすなろのドアポケットからご自由にお取りください。

{明日のために今日経絡指圧}


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   ≪東洋哲学と医学から見た人間≫


「鍼灸や指圧」の話に入ってますが
“辨証と治療”というお話です。


   8. 違った視点で病気を診る

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
独特なプロセスを辿る辨証論治(べんしょうろんじ)のお話です。

さて“臓腑辨証”に入っています。
より具体的なお話をしてみたいと思っていますので
この項目では今回経絡や治療に関する話はしていません。

ところで東洋医学の五臓六腑の概念は
現代医学とは、かなり違うというお話を幾度もしてますが。
その一つに<表裏関係>というのがあります。

五臓六腑と言いましたが、もうすこし細かく言えば
それら五臓と六腑が表裏関係にあるということなんです。
これは気の通り道である経絡的な観点から言われているものです。
この概念は現代医学にはありません。
今取り上げている肝の表にあるのが胆といわれる経絡です。

ではその<胆における気虚>について書いてみます。
胆の有名な生理機能の一つに「決断」というのがあります。
気虚ですから、その生理機能が落ちてくるということです。

上にも書きましたが肝と胆を私たちは
臨床的にあわせて<肝胆>と名づけますが
これ、実は男性っぽい象徴の臓器ともいえます。
中には女性であれば女傑なんて人もいますが。
昔から「肝っ玉」なあんてのは
これらの部分のことを言うんでしょうね。

ところが胆の働きが落ちてきますと急にアカンタレになります。
決断力が落ちまして弱気になります。
後びくびくしたり、なんだかため息ばかりついたり
ちょっとしたことで驚いたりします。

やくざの親分や兄貴分といわれる人たちでも
こんな人おりまっしゃろ。
普段元気なのに急にびびったりねえ(笑)。

ところで、やくざで思い出しましたが
一つ面白いお話をしましょか。

やくざやさんって案外清潔好きな人が多いということ
これ皆さんご存知でしたかいな?
彼らがトイレに入ると本当にきれいに手を洗います。
真剣に丁寧に手を洗う人が多いんですな。
これも実は肝胆系の人たちの特徴でもあります。


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