あすなろ経絡指圧療院 鳳本通商店街

指圧とわかりやすい東洋医学の話

進行が早いのが特徴。

2013-05-20 12:45:01 | Weblog
あすなろ経絡指圧
〒593-8324
大阪府堺市西区鳳(おおとり)東町1丁52
電話072-271-6551


『あすなろ・ニュースレター』は
「東洋医学のお話」。
東洋医学の中でも中国医学と
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   ≪東洋哲学と医学から見た人間≫


「鍼灸や指圧」の話ですが
抽象的なものの見方というお話です。



   10. 物事の基本と、抽象的考え方

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
東洋の哲学や医学の基本的な考え方についてお話しています。

前回に引き続き、またまた東洋医学における病理考察のお話ですが。
風邪』についてもう少し詳しく
そして前回の補足も兼ねてお話します。

この『風邪(ふうじゃ)』というものは
実は自然界の風の特徴から古代の医家たちが
名づけたものだということを想像してください。

上記にあるように、風の性質に似た症状を引き起こす病因ということですが
これは風のように発病も変化も早いものという意味です。
主に胸から上の、肺や頭部、皮膚など上部や体表を犯しますが
震え、めまい、痙攣などの症状が見られます。
1部耳鳴りも入るでしょうか?
五臓六腑では主に肝の証を疑います。
東洋医学的にはこれでほぼ間違いありません。

ところで風という言葉がついた病気にはどんなものがあるでしょうか?
ちょっとバサッと検索をしてみましたが
院長の検索能力の問題もあるんでしょうが
こいつがなかなか、まとまったものがありません。

そこで院長が今思い浮かんだもののみを挙げてみますが
風疹、破傷風、中風などなど||
「それだけかよ?」
はいそれだけです・・
現代医学で出てくるのはこんなところぐらいじゃないですかねえ?
東洋医学には風という言葉がついたものは結構ありますが?

いずれも特徴的なのは病の発生から進行が早いこと(潜伏期間は除く)。
病の症状が朝出たものが夜になると
ひどいものなら死にいたるというほど早いものです。
障害が比較的体の上や表面に出やすいこと。
特徴的な障害としては-
めまい、振るえる。痙攣するなどで複数あるいは単独の症状が出ます。

ところで、この『風』が病として悪さをすると
『風邪』となりますが、この『邪気』に関わらず
これらは単独で動くことはあまりありません。
特に『風邪』はそうなんですが
『熱邪』や『湿邪』とくっつくことが多いです。
特に『熱邪』とくっつきますと
上にも書いたような重病に発展することが多いです。

『破傷風』、『風疹』、『日本脳炎』などは
その最たるものでしょうね。
これで自然界にある『風』の性質が
『風邪』に変わるという意味がお分かりいただけたかと思います。
これ結構怖い邪気ですよ。


みっちゃん作詞と歌。
ミスターダンディー・だいすぎ院長作曲ならびにアレンジ。
・君がいるから - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=ucR3HJ7QVug



『経絡指圧整気療法』は
あすなろ経絡指圧療院が開発研究している治療法です。

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