あすなろ経絡指圧療院 鳳本通商店街

指圧とわかりやすい東洋医学の話

ど真ん中~ストライク!

2012-08-24 15:41:50 | Weblog
東洋医学の話題も含めたあすなろニュースレター最新号
8月9日発行したものです。
今のものは25日ごろまで置いておきますが
今回のレターはこのブログの紹介も兼ねまして書いています。
あすなろのドアポケットからご自由にお取りください。
なお「第6回おおとり、福・福寄席」に関する情報は
ふれあいカフェブログでご紹介していますので
そちらのほうをぜひご覧ください。
リンク ふれあいカフェ
第6回おおとり、福・福寄席
http://blog.goo.ne.jp/hondoori_2005/e/ff4f5adc5209f5f60e493571452608d3


ところで第6回福・福寄席は、いよいよ明日です!
前座としてハワイアンと沖縄民謡のコラボから生まれた
「あろはいさい」の歌が聴けますよ。
チケットをお持ちの皆さん楽しみにしておいてください。
{明日のために今日経絡指圧}


アクセスはおなかいっぱい~
おおとり、福・福寄席などの各種イベントは-
http://blog.goo.ne.jp/hondoori_2005



諸君オッス!くそああっついのう!!
人気ブロガーは ほんまにつらいのうの-
:【明日も暑いんやろなあ?】



   ≪東洋哲学と医学から見た人間≫


「鍼灸や指圧」の話に入ってますが
“辨証と治療”というお話です。


   8. 違った視点で病気を診る

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
独特なプロセスを辿る辨証論治(べんしょうろんじ)のお話です。

さて“臓腑辨証”に入っています。
この項目では今回経絡や治療に関する話はしていません。

前回では卑の陰虚が進むと
アホほどよく食うようになるぞという話をちょこっとしました。
それを放置すると糖尿病に発展する可能性があるんですね。
これを一つ付け加えておきます。

脾気虚の話に入ります。
ですがこれまでのような気虚という類の考えには
あまりこだわらなくてもよろしいかと思います。

結論からいうと、だいたいが陽気の虚が多いようです。
つまりお腹の冷えからくる下痢やナンベンが主流ということになります。
体もだるく手足も重い感じです。

何度もやっていますが卑の作用としては
栄養素の消化吸収をはじめとして+血を作る。
これらの輸送+大事な固摂という働きをします。
実に重要な臓器であることが理解できますね。

人体にはいろんな臓器や六腑がありますが
卑と胃は東洋医学では特別扱いされるほど大事にされています。

東洋医学では陰陽のバランスも重視しますが
肺と心はお腹から上胸にあるので、陽臓とされ
腎と肝は下にあるので陰臓とされます。
卑はちょうど人体の真ん中辺りのお腹にありますので
陰陽を和する~調整するという位置にあるわけですね。
これが最も東洋人が好む中庸というところです。
中庸はアンサンのようなチュウトラハンパという意味ではありません。
平衡感覚が優れているということです。

これを特に重要視した人たちが一つの学派を作るほど
卑と胃という部分は人体の健康にとって重要だよということなんですね。


あすなろ経絡指圧~電話:072-271-6551。
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