あっという間の出来事だった。
カブールまであっさり陥落。
もう少し政府軍が抵抗するかとも思ったが。
しょせんアメリカの傀儡政権としかアフガニスタン人は思っていなかったということだろう。
誇り高きパシュトゥーン人。
イギリスを打ち返し、ソ連を打ち返し、こんどはアメリカ。
アフガニスタン人の国民性を改めて再認識した。
以下朝日新聞「アフガニスタン事件」(ソ連のアフガにスタン侵攻時のルポ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/92/711b28f1618bbca563db0264d34cc8ed.jpg)
本書の記述から。
-変わるまい民族の心-で編集者が以下のように述べている。
「ひとたび異教徒の外敵を迎えては、イスラム教徒として排他性を強め、誇り高き部族精神に復讐心を燃やし、倒れるまで矛を収めない。」
今回再びその民族の心を見せつけたようだ。
ベトナム戦争末期のように、政権幹部の人々は次々に国外へ逃げ出した。
やはりこの国を変えようとするならば、同じイスラム教徒が中心になって事を起こさなければ、永遠に変革は望めないのかもしれない。
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