とうちゃんのぷらぷら日記

アウトドア系の日記及びうんちく

サハラに賭けた青春 上温湯隆の手記/サハラに死す 上温湯隆の一生

2014-04-19 17:22:34 | 本、作家
カミオンユタカシ
1975年5月、サハラに死す。享年22歳

「サハラに賭けた青春」は、上温湯隆青年がヨーロッパやアフリカなど50カ国を一人でヒッチハイクをしながら旅をした記録です。(本書では主にアフリカでの旅が中心となっています)
実に2年を超える長旅で、出発した時には17歳だった彼ですが、
帰国した時には19歳になっていました。

次に彼が挑んだのは、遊牧民と同じようにらくだを使ってサハラ砂漠を横断するという、
より高度な旅でした。
「サハラに死す」はその題名のとおり、彼がサハラ砂漠の旅の途中、
マリ共和国のメナカという所で亡くなるまでの記録です。
青年らしい新鮮な体験に満ちた手記で、上温湯隆が旅で考え、
感じたことが時間を超えて伝わってきます。

彼の旅は冒険へとステップアップしましたが、
志半ばで旅を終えることになりました。
それでも彼の目をみはるような行動力は、何よりも魅力的であり、
今でも優れた旅行記として読み継がれているのです。

最近文庫本として復刻されているのを見かけたことがあり、なつかしく思い出しました。


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