無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

その後

2011年07月12日 10時15分00秒 | Weblog

結局、息子は9年がかりで医学部に入ることができました。
名前通りに、浪人生活もすさむこともなく、彼女とも、家族ぐるみのお付き合いが続いていました。
ところが、入学すると二人の仲が少しずつおかしくなりました。

息子は大学に入ると、いろんなことに夢中になりました。特に部活は、ボート部に入って、医大のチームではまず無理だとされていた大会で優勝するくらいに夢中になりました。

もともと好きだった釣りにも熱中しましたし、友達付き合いに、バイトに、それに、留年してこれ以上親に迷惑をかけられないと思うのか、勉強にと、とにかく忙しいのです。

詳しいことは分かりませんが、浪人の頃と比較して、彼女と過ごす時間が極端に少なくなったようです。
別れ話もあったようです。

私は、彼女の気持ちがよく分かっていましたから、今は、浪人のときにはやりたいと思っても出来なかったことに熱中しているだけだからと話し、婚約もさせ、家内も彼女に、今は彼女自身何か夢中になれることをやってみたらどうかという話もしてみたりしたようです。

それを汲んでか、彼女は看護学校の試験を受けて岡山に行くことになり、卒業は息子と同じ年になる予定でしたが、結局二人は別れることにしたようです。
そして、彼女はもう息子に会わないつもりで、卒業後は長崎から離れた大村の病院に勤めることに決めたようです。

しかし、なぜか卒業する頃には一転して結婚が決まり、彼女は決めたばかりの職をキャンセルしようと思いましたが、手前勝手すぎると考え直し、とにかく籍だけは入れようと、彼女の希望でその年の七夕の日に決めましたが、職場の都合で10月に延びて、結婚式もこの7月になってしまったような次第です*(笑顔)*