無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

春の健康

2008年02月02日 21時05分00秒 | Weblog
 明日は節分です。節分は土用と同じく、季節の変わり目に年4回あります。明日の節分が最も有名ですが、節分の次の日からは新しい季節の到来となります。*(キラキラ)**(チューリップ)*
 漢方では、春と関係する内臓は肝臓・胆のうとされています。ですから、肝臓・胆のうに弱点をかかえる人は、たとえ肝臓・胆のうに病気がなく、検査に異常がなくても、この時季はあまり調子が良くありません。
 毎年スギ花粉症は、立春を過ぎた頃から始まるようですが、それは、肝臓・胆のうの弱りと関係しているのかもしれません。花粉症は、花粉が原因といわれますが、同じ花粉を含む空気を吸っても、発病する人としない人がいることは、体質面の弱点にも一因があるということを示しています。
 私は、勉強が出来たわけでもないのに、小学生の頃同級生で最も早くメガネをかけ、中学生の頃はかなり強度の近眼になっていました。
 肝臓の力が落ちると、目に異常が出やすくなるといわれます。他に肝臓の力の低下は、爪や筋肉に異常がでやすいといわれます。精神的には怒りっぽくなり、体臭は脂くさくなり、扇風機の風やすきま風などを含め、風を嫌うようになるといわれます。*(ダッシュ)**(風鈴)*
 日本経済が高度成長期にはいる頃、「貧乏人は、麦を喰え」と言って、ヒンシュクをかった首相がいました。でも、その頃、まだ麦飯を食べている一般庶民は多く、その子供達はたくましく育っていました。*(自転車)*
 麦は、肝臓を丈夫にするといわます。又、肝臓には青野菜が大事ともいわれます。私は、この青野菜が大の苦手な子供でした。
 これから、春の野菜が出回る頃です。その季節の旬の野菜は、その季節に関係する内臓を育て、守り、元気にするといいます。