無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

60兆個の総合力

2007年11月22日 11時58分00秒 | Weblog
 現在の私たちは、いろんな機械に取り囲まれて生きています。ですから、人の体も、つい機械のようにイメージする傾向があるかもしれません。*(退屈)*
 たとえば、心臓は、車でいえばエンジンのようにです。*(ハート)*
 しかし、心臓は、血液を全身に送るポンプのようなもので、車のエンジンのように、走るためのエネルギーを燃焼している処ではありません。
 心臓から送られる血液は、動脈を通って全身にむかいます。動脈の末端には毛細血管があり、そのまわりには無数の細胞が取り囲んでいます。
 毛細血管は、全身に100億本あるといわれ、1本が6千個の細胞を養っているといわれます。
 人の体のエンジンは、この、一個一個の細胞の中にあります。
 人が車と異なるのは、人の体は、全身の60兆個もあるといわれる一つひとつの細胞に、エンジンを持っていることです。わたしたちは、エンジンつきの細胞の、60兆個の総合力で生きているのです。*(ハート6つ)*