シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

ラストが衝撃!「裸足のイサドラ」

2005-11-24 00:32:10 | Weblog
68年カレル・ライス監督作「裸足のイサドラ」

若きヴァネッサ・レッドグレーヴが主演、実在の前衛舞踏家であるイサドラ・ダンカンを演じている。

ジェーン・フォンダはヴァネッサはとても尊敬していて、娘にもヴァネッサと命名したほど。多くの女優にとって、ヴァネッサは尊敬の対象であるようだ。

イサドラ・ダンカンは、ぶっ飛んだ舞踏家だ。クラシック・バレエを嫌悪していた。あんな風に幼い子供の足をトウ・シューズにはめこみ、決った型、決ったスタイルで踊らせることを徹底的に軽蔑していた。

彼女は裸足で、薄い布1枚をまとい、ほとんど即興で踊った。

この映画はNHKの字幕映画劇場で見たきりだけど、イサドラ・ダンカンが好きだったこともあって印象に強く残っている。

ビデオ出ていないのね~~もう2度と見れないだろうな~~

こういう時代の先をいっちゃた人は、多くの場合、「すごい!」って神のように崇められるか、非難されるかのどちらかだ。

イサドラも当然両方を体験しましたね。未婚の母であることなど、生き方もぶっ飛んでいたからね。

でも、彼女も人の子だったのか、映画の中では確か晩年(と言っても若い)かなり酒びたりだったような・・

そして友人に誘われて乗ったオープンカーでのドライブで、自らの長いスカーフがタイヤに巻きつき、首を締め命を落としてしまう。

その絶命のシーンで終わったような記憶があるんだけど・・どうだったのかな~

ものすごく強烈なシーンでした。あまりにもあっけない死・・

実在のイサドラはヴァネッサ同様、ひっじょう~~に美しい人でした。教え子たちと写っている写真などは、本当に妖精のようでしたね。

あの田中眠(たぶん字が間違っていますね)ですら、今は普通の映画にも出ているのですから、イサドラも長生きしたら、また違った人生だったのかも・・ですね