シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

波、すごいす!・・「ブルークラッシュ」

2007-08-28 21:18:22 | Weblog
監督さん自身サーファーだそうで、主演の女子3名は最初サーフィンど素人だったのだそうだ。

プロのサーファーがコーチ、運動神経の良い彼女たちはかなりの上達を見せたらしい。

大したもんだす!

ハワイのどでかい波、パイプを相手の波乗り!

何度も「凶暴な波」という表現が出てくるが、ここは浅瀬でもあるので、波にまかれるとすぐそこにある水中の岩などに激しくたたきつけられ命を失う者もいるのだそうです。

ヒロインも大事故を経験した後、恐怖で波をつかむことができなくなります。
天才少女としてもたはやされた彼女なのに・・

貧乏な彼女たちはホテルでメイドとして働きながら、いつかプロの一流のサーファーになって、のしあがりたい、成功したいと夢を描いています。

何となくどこにでもあるスポーツ根性ものなのかいな、そこに恋愛がまぶしてあるのかいなと思っていましたが、結構楽しめました。

だって、だって、海が「どんだけえ~~」ですから。

それが何と言ってもすごいから。

anupamの昔々の男はサーファーでした。
デートの約束をしていても、波がいいとデート現場は海になりました。

って言ってもさ、湘南のバチコイ海なんすけどね。

一度みんなで湘南に遊びに行ったとき、その日は天候が悪く波が高かった。
ワンピースの水着だったんだけど、波にまかれた拍子にな、な、なんと片パイが出てしまったのだ。
ぎゃお~~~~とパイが出た瞬間に一緒に遊びに来ていた男友達が「あああ~~~」とこっちを笑いながら指差しているのが見えたぜ。

なつかしい思い出だね~

サーファーってのは付き合うもんじゃありません。ちょっと目を離すとすぐに・・よそでトランスフォームしちゃうからね。

ま、こんなことは全然関係ないですが。

とにかくだ。

本作はなかなかよかったです。劇場で見たら、あの波に圧倒されたことでしょう。







ジャック・ブラックがかわいく見える不思議な・・「愛しのローズマリー」

2007-08-25 21:59:15 | Weblog
01年ファレリー兄弟監督作「愛しのローズマリー」

昨日レンタルにて鑑賞。

ジャック・ブラックは「ハイ・フィデリティ」で初見。あのボテ腹にクラ~~っときて。

相方が何の予備知識もなくジャック・ブラック主演ってことで借りてきた作品です。

しかし~~予想外によかったです。
初めてグウィネス・パルトロゥ(あ”~~この人、苗字も名前も呼びにくいっての!)がかわいく見えました。プラチナブロンドのボブスタイルの髪型もかわいかったし。

ジャックのジョークは割りとおとなしめです。
もっと辛らつかと思ったが、でもこれはこれでいいのかも。

男性がなぜに若いオナゴに引かれるのか?
それは純粋に種を残すという本能のなせるわざです。

昔、科学者として超有名な方の「生命」に関する本を読んだけど、すごく面白かったんだよね。

1.なぜ、男性がウエストの細い女性を好むのか?
2.なぜ、男性はハイ・ヒールに色気を感じるのか?
3.なぜ、中国で昔纏足なんてもんがあったのか?

答えはほとんど
「種付けしやすいから」
です。

1は「ウエストが細い=妊娠していない=種付けできる」
2は「ハイ・ヒールは走りにくい=逃げにくい=つかまえやすい=種付けできる」
3は「纏足だと走りにくい=逃げにくい=つかまえやすい=種付けできる」

なのだそうだ。

男性は年齢が上になると肉体がトランスフォームする威力が低下するわけで、相手が若ければ、そういったエネルギーが高いので、つられちゃうわけでちゅ。

本作では「セクシーで若い女が人生のすべて」というセリフがあります。
それはある意味、自然の法則的には正しいわけです。

でも自分が好きでも、相手(若い美人の姉ちゃん)が好きになってくれるかは別の問題だす。

*******

でもさ~ローズマリー、こんなに男に愛されたら、いい加減食欲減らないか?
女は性欲と食欲がリンクしてるんだからさ、男がいれば結構食欲コントロールできるはずなのにね~

画像はそんなローズマリーの食欲を表現しているかなり笑えるかわいいシーンです。

お約束の展開ですが、どこか後味の良いかわいい作品でした。









婉は他人を知りとうございます!・・「婉という女」

2007-08-23 23:15:52 | Weblog
71年今井正監督作「婉(えん)という女 」

この婉っていう漢字、何て読むの?変換できなくて困ったわ。

40年ほど他者との交流を禁じられ幽閉された実在の一家の話です。

婉はその一家の娘のひとりで、演じるのは美女、岩下志麻です。

これ未見です、でも当時母がロードショーで見たようで、持って返ってきたパンフレットに「婉は他人を知りとうございます」というキャッチコピーがあって、

「何これ?」

と感じながらも小学生6年だった私は「エロい!エロすぎる!」と密かに思ったのです。

何でこのセリフからチビッコがエロを感じたのかはわかりませんが、やはり、そこはそれ脳内の90%がHで占められているので仕方ありません。

40年間家族以外に会うことができない状況ってどんなもんなんだろう?

性欲が向かう相手が家族だったようで

モロめちゃくちゃです。

こういう一生を送る運命ってすごいよね。

やっぱり見てみたい作品だお!!



強いのはどっち?

2007-08-22 23:58:17 | Weblog
以下の生き物が戦いを行った場合

どちらが勝つのでしょう?

エイリアン

グエムル

身近に現れた場合、どちらが迷惑でしょう?

電車で同じ車両に乗った場合、どちらが迷惑でしょう?

居酒屋で隣で飲んでいた場合、どちらがいやでしょう?

上司の場合、どちらのほうがマシでしょう?

部下にするなら、どちらのほうが得でしょう?

恋人として両親に紹介するとしたら、どちらでしょう?

皆様の答えを待っています。この画像の生き物のように

本当の意味で「プレーン・クレージー」なことが起きてしまいました

2007-08-21 21:32:33 | Weblog
今日の1本はディズニー初期の短編アニメ「プレーン・クレージー」

邦題はわかりませんでした。「飛行機狂時代」とかだったような気がするけど正確じゃありません。

ミッキーとミニーは当然白黒、だって28年だもん。

ミッキーがリンドバーグに憧れ、髪の毛をくしゃくしゃにしたりするシーンのなんというかわいさ。上空で、せこくミッキーがミニーにチューを迫ったりするシーンも顔がすごいかわいいの。

本作でミッキーがチャレンジするのはプロペラ機です。

このプロペラのまわしかたもなんつ~か、ちょっと残酷なような・・

でも、アクションの王道をいってます。短い尺の中に、ダイ・ハードシリーズみたいにアクションシーンを盛り合わせています。

こういう作品は当時どんな形で劇場で公開されていたのだろう?
前座というか、予告編的な扱い?ニュースみたいな。

昔々は映画の前にニュースをやったからね。今から考えると信じられないよね。

しかし~昨日はすごい飛行機の事故だった、全員脱出後、数十秒で大爆発なんて本当に映画のようです。

乗客の皆様は今後もう二度と飛行機に乗りたくないっていう気持ちだろな。

中華航空はあのエア・インディアよりも事故が多いことを知ってびっくり!

世界の航空会社には別名「地球穴あけ会社」と呼ばれているところがまだまだあるのだということを再認識しました。








マニアックな世界です

2007-08-19 21:50:47 | Weblog
少し前に見つけたサイトですが、ここはかなり楽しいです。

最低映画館

ブログはなさっていないようだ。
BBSでブログあったら教えてくださいとお願いしたが、主の方から真っ白に炎上しましたとのご解答をいただきました。

んんん~~

しかし、このサイト、よくもまあ~というくらい最低映画を収集してらして、その愛情の込め方がいいんんです。
ここの「国際秘宝館」にはね~ジャクリーン・ビセットのエロシーンなどがのっていて、「おおお」と思えました。

「Hがいっぱい」などのコーナーでも様々な昔のエロ映画を取り上げていて、「文芸ポルノはキライ、自分はアホだから・・」などコメントがかわいい。

ってさっきからエロネタに感心してばかりじゃね~かと思われそうだが、脳内メーカーによれば90%が「H」という表示を誇っているanupamだから、仕方ありません。と何言い訳しとんねん。









謎は深まる・・

2007-08-19 21:25:58 | Weblog
なぜワールドバレーボールに松田聖子なのか・・

彼女のことはよく知らないので、ひょっとして昔バレー選手だったとか?
だから選ばれたとか?

よくわかりまへん。

だいたい、彼女はスポーツは似合わない。
細いけど、筋肉とはほど遠い感じしますし。

今日、日本が負けた瞬間、泣いてマスカラが目のまわりに。
変わんね~な~ ある意味大したもんです。

本当は今日はガス・ヴァン・サント監督の「ラストデイズ」のことを書こうと思ったんだけど、ど~も、この作品記事に書く気持ちにならないんだよね。

ニルヴァーノのリード・ボーカル、カート・コヴァーンの自殺に衝撃を受けた監督が、あるミュージシャンの自殺前の数日を描いているんだけど、何か疲れるのよね~
面白くないわけではないし、カメラがとっても面白く動くんだけど、ず~~~っといい気持ちになれないの。

全編、気が重いっつ~の。

カートが自殺したとき、奥さんだった女優さん(歌手だったかいな)がインタビューで泣きながら彼の死を語っていたが、ほとんど
「ピ~~~」音

ファ○ク連発だったからです。
当時小さかった子供も10代になり、お母さんのことをインタビューで聞かれて
「髪の毛をといてほしい」
とか言ってたらしく・・
グランジのキングとクィーンの子供にしては非常にまともらしいです。

まさに親は子の鑑なのでしょう。




デザートが苦い・・「グエムル 漢江の怪物」

2007-08-15 23:04:56 | Weblog
いらっしゃいませ!
ようこそ、ビストロ「グエムル」へ!お客様のお越しを心から歓迎いたします。


・・・ふむふむウエイターの最初の歓迎はいいね、テーブルへのリードもスムーズだし、こりゃ期待できそうだ・・

・・・お!前菜が出てくるのが早いね~~~感心感心、料理にはスピードも大事ですからね。
え!!!!もうメインっすか?もうメインが姿を出すんすか?

・・・まあ、おいしいんじゃない?ちょっとヌメリがきついけど。
え!!次もメインですか。今後もヌメリ系で?

と、メインのヌメリ続くビストロ「グエムル」

・・・あの~~私どっちかてえとサクサクした食感のほうが好きなんですけど。
まあ、こんな感じが続いたから、デザートはあっさりとさっぱりと口当り良く・・を期待しちゃおかな。

お客様、大変お待たせいたしました。デザートでございます。

・・・よしよし、最後の盛り上がりね!。。ってにっが~~~!!!

という感じでした。
怪物は結構あっさり姿を現し、あっさりと人を食べ、主人公の娘をさらっていきます。

死んだと思っていた娘からの電話も、結構早い段階でかかってきます。

さくさくさく

でも、そこからがね、娘の生存を信じてもらえない家族の自力救出劇が・・
とにかく徹底的に信じてもらえないの。

怪物は確かに恐ろしいけど、あいつは生き物としてただ捕食しているだけ。
もっと恐いのは人間・・ってな感じですが・・

そして~~~ラストが・・

ここを「切なくて・・」と感じるか、「えええええ!!ひどいひどい!」と感じるか・・によって好き嫌いも分かれるでしょう。私はちょうど中間でしたが、望んでいたラストとは違っていたので、やはり苦味が残りました。

何もああ終わらなくても・・

日本では数字の面でふるわなかった本作ですが、その鋭利な感じとずっこけ感がいりまじった妙味で、見て損はなかったです。

ぶ~~~~

2007-08-14 22:48:59 | Weblog
大変長らくおまんたせいたしました。

これよりロードショー時にけちって見逃した「グエムル~漢江の怪物」の家庭内ロードショーを開始いたします。

開演に先立ちまして、お客様にお願いがございます。

隣の部屋ですでに就寝中のケロロ軍曹のような顔の方のためにも、お静かにご鑑賞ください。ヘッドフォンでのご鑑賞であることをくれぐれもお忘れにならないようお願いいたします。

「あ」とか「お」とか「げ」とか音声はもらさないようお願いいたします。

以前主題歌にあわせて歌を歌って激しく注意を受けたことをお忘れにならないよう、お願いいたします。

「グエムル」は韓国語なので、歌は歌えないと思いますが。

飲み終えた缶ビールは、分別ゴミに分けてお捨てください。

終了予定時刻は12時47分を予定しております。
おそらく強烈ですので、それからしばらく起きてハ~~ハ~~言うことになるかと思いますが、明日は燃えるゴミの日ですし、仕事ですので、朝寝坊しないよう、くれぐれもお願いいたします。

それでは、ごゆっくりお楽しみください!







ゲットーのバレエ!・・「RIZE」

2007-08-13 23:52:48 | Weblog
05年天才フォトグラファーといわれているデヴィッド・ラシャベル監督作「RIZE」をレンタルにて鑑賞。

今年見た映画の中で最も心奪われた作品の1本です!

人間の肉体ってこんなにもすさまじく早く激しく動くのか・・冒頭「この映画では早回しはしていません」とテロップが出るが、そのくらい、すさまじい!

そのスピードは「トランスフォーマー」なんかよりはるかにすごいぜ!

全米で最も治安的にまずい地域、ロスのある地域を舞台にしている。

普通に街を歩いている人間が理由もなく撃ち殺される・・それが日常。

そんな街でひとりの男、トミーがクラウン(ピエロ)となって誕生パーティーなどで踊りを披露、それが仕事として確立されていく。

次第にトミーを慕う若者がピエロのメイクをして、グループを作っていく。暴力抗争やギャング、ドラッグから距離を置き、自分の置かれている状況に対する怒りのエネルギーを踊り、踊り、踊りまくることで昇華させていく。

いやいや~~
本当にすごい!

みんなの体がすごい!!あの腹筋、背筋、ただ踊るだけであれだけの筋肉を作っているのかな??

私が住んでいる沿線のある駅はコンコースが広くあって、そこでは若い姉ちゃん、兄ちゃんたちが、ヒップホップ系のダンスの練習をしています。

結構上手な人もいるけど、やっぱね~~カラダから発するエネルギーがまるで違うの!

顔も日本人のフラットな顔立ちじゃね~~日本人は能とか浄瑠璃の世界なのかもしれないね~~

彼らが踊るクランプというジャンルはルーツがアフリカ先住民族の戦いの際の踊りのようです。
だから「血」に入っている踊りです。

登場人物の中ではラリーとドラゴンというふたりの男の子の美しさが!顔も体もめちゃ美しい!
彼らはブレイクして成り上がるのか、RIZEするのか・・

人の肉体てえものに、感動したいなら、絶対におすすめ!








芸能人水泳大会です・・「オーシャンズ13」

2007-08-12 15:14:04 | Weblog
金曜日より公開の「オーシャンズ13」

昨日レイトで見てきたじょ。終わったときは23:40。駐車場に行くエレベーターには本作鑑賞後の若いカポーが何組か・・

「つまんな~~い~~」と女の子が身をよじっていました。

姉ちゃん、10年はえ~よ、この作品を見るのは。

これはね、期待ゼロ、ただのスター見学ツアーです。
そんな風に見れば「得した~~」と思えます。

結構好きだけどね、私は。

ジョージ兄貴がテレビのショー(慈善番組みたいなやつ、全米で絶大な人気の黒人女性司会者のやつ)を見ながら涙して、ブラピもクスンとかなるシーンとか。

だましだまされ・・あ”~~でも見え見え~~
読め読め~こうくるなと思ったら、こうなっちゃう。
ああくるかなと思ったら、思ったとおり。

でもいいの、いいの。
芸能人水泳大会を見るつもりで見ちゃえば。

オリンピック見るつもりだから「ひでええ~~」となる。

誰も本気じゃないんだから、と思えばいいの。

でも、これ絶対に14をやるつもりだよね。ハラワタが煮えくり返っているアル・パチーノとアンディ・ガルシアが手を組んで・・ゴッドファーザーコンビ対オーシャンチームで・・

この作品は映画そのものより、全員のスケジュールを調整したプロデューサーの物語を見るほうがはるかに面白いと思うよ。
ぜひやってほしい!そして全員のギャラも暴露してほしいっす








今日はレイトで・・「オーシャンズ13」

2007-08-11 09:03:25 | Weblog
昨日おすぎが朝の番組でがなりたててました。

「オーシャンズ13、も、すっごくつまんない!見たら損しますぅ!」

あ~あ~そうでしょうとも。わかってますって。

でも、いいの、いいの。

この映画は目くじらたてて批評するような対象の映画じゃないってば。

昔、お正月の「スターかくし芸大会」で英語劇とか中国語劇とかやってたでしょ。
スターがド下手な英語(たまに上手い)とか中国語でドラマをやってたやつ。

あれと似たようなもんさな。

あ、あの人がこんなことしちゃって、あんなことやってちゃって。
て楽しむ映画です。

今日はワーナーマイカルではなく、久しぶりに109シネマでの鑑賞。
あの「シネコンデビュー」を見ないですむと思うと、うれしいです。

画像は「リスの復讐」でした・・




ちめてぇ~~世界でちゅ・・「狩人と犬、最後の旅」

2007-08-10 20:39:56 | Weblog
04年ニコラス・ヴァニエ監督作「狩人と犬、最後の旅」

猟師さんのことは、おおざっぱに「ハンター」と表現しそうになるが、この映画に出てくる狩人さんは「トラッパー」と呼ばれるのだね。トラップ、ワナをしかけて狩をするのでしょう。

ロッキー山脈に住み、狩猟をして暮らしをたてるおっさんの姿を描いています。

彼は本人です。
ノーマン・ウィンター役をノーマン本人が演じているんだよね。

監督自身もフランス人の冒険家。
このノーマンと冒険旅行で出会い、尊敬の気持ちから本作を製作したのだそうです。

ノーマンはネイティブ・アメリカンの奥さんとロッキーの山の中に住んでいる。
(この奥さんは本人じゃありません、女優さんです)

いや~すごいっす、彼らがあっという間に丸太小屋を建てる様子など、アウトドア大好きな相方にとっては垂涎のシーンでした。

そして、魅惑の犬たち。

映画の出だし、ノーマンは長年の相棒、賢く忠実なリーダー犬を事故で失ってしまいます。

がっかりする彼に、友人は、まだ1歳にもなっていない若いメスの犬をゆずってくれます。

レース用に育てられたこの女の子の犬に対して、ノーマンは「オレが必要なのはそりを引く犬だ」と・・期待ゼロ。

奥さんはこのメスワンを「ぐ~~っどが~~る」とホメ殺し。かわいがります。

その結果なのかはわかりませんが、この期待ゼロだった若い女の子ちゃん犬が、彼の命の恩人となるのです!

いや~~さむ~~いぜ!
ノーマンは実際に何度も氷の割れ目に落ちたことがあるんだって!

そして映画の中でも落ちてみせています。
すごいよね~~

「自然は雄大で素晴らしい」なんていう言葉をはねのけるくらいのすげ~吹雪!

でも、本作は温かい印象を残します。
不思議なことに後味が温かいのです。

おすすめの1本です!

鑑賞後、しばらく相方との間で互いに
「ぐ~~っど、が~~る」「ぐ~~っど、ぼ~~い」がはやりました










魔法使いサリーに出てます

2007-08-09 23:41:08 | Weblog
viva jijiさんのお宅で「トランスフォーマー」へのコメントを書かせていただいた中に「トン吉チン平カン太」という単語を用いました。

ただ「トンチンカン」の意味なのですが・・

これはご存知「魔法使いサリー」に出てくる、よし子ちゃんの3つ子の弟トン吉チン平カン太のことですね。

よし子ちゃんは「こら~あんたたち~~おやつあげないわよ~~」などで知られるサブキャラ。正式名称は花村よし子。

お父ちゃんであるタクシー運転手、よし子ちゃん、弟3人、すべて輪郭とパーツは同じで、ヘアスタイルの違いのみです。そして、こうしたアニメによくある現象として、365日ほぼ同じ服装でした。

いまだに謎のままですが、3つ子が路上でこたつに入ったまま、悪巧みをするシーンがあって・・

道路でこたつ???

誰かに解いてほしい謎だけど、ハリー・ポッターにもコロンボにも無理でしょう。

「魔法使いサリー」は再放送のたびに見ていたな。
ポロンだけはキャラとしてキライだったけど(すぐベタベタ泣くから)・・

「まはりくまはりた~~!!」






今だから言う~~~オレはゲイだ~~~!「あの頃ペニーレインと」

2007-08-09 21:37:45 | Weblog
相方がレンタル&予備知識ゼロ・シリーズ第二弾(第一弾は「ハイ・フィデリティ」)

2000年キャメロン・クロウ監督作「あの頃ペニーレインと」

頭脳優秀な15歳の少年がロックの批評を書き、認められたことから、人気上昇中のロックバンドのツアーに同行することになって・・

バンド側は「批評家は天敵」とけん制するが、この坊やがなかなか素直でかわいいので、「仲間のようなそうでないような」不思議な関係になる。

ミュージシャン、特にロック系の方々は女の子にモテモテ。
もてるために音楽やるやつもいますしね。

昔、一時期ミュージシャンの彼女をやっていた女友達が「ミュージシャンの彼女は忍のひとこと」と言ってたな。ミュージシャンの彼女同士、「がんばろね~」と励ましあっていたのだそうだ。(でもすぐ他の女ができちゃった)

まあね~~大変だよ、いっつも女の子がまわりをぐるぐる、男が誘惑に勝てるわけないよね。

本作にもいわゆるグルーピーが出てくる。ケイト・ハドソン演じる「ペニーレイン」は自らを「私たちグルーピーじゃないのよ、寝ることが目的じゃないの、私たちはバンドエイドなのよ、バンドを助けるのよ、音楽にインスピレーションを与えるの」と誇らしげに話す。

でもさ、哀しいのよね、つきあっていたギタリストの彼はニューヨーク・ツアーの前にあっさり彼女をほかってしまう。だって本命彼女がニューヨークに来るからね。

「私、別れるのが苦手なの」と薬を飲む彼女。

あんなにかわいく、セクシーで、たっくさんの男にモテモテだったのに。
本気で惚れた男に去られるのはつらい・・


この映画、かなり好きです、淡々としているけど切なくて。
あとからあとから出てくるミュージシャンが皆ごひいきだったし。

タイトルのセリフは、売れっ子になってきたバンドがバス・ツアーをやめ飛行機での移動に切り替えるんだけど、途中雷雲に入ってしまい、強烈な揺れになるシーン。

人生最後だ~~~!と誰もが思い、「ええいい!!この際じゃ~~」とばかりに激白激白!「おれはあいつとやっちまった」「ええ??でもおれもあいつとやっちまった」「そんなこと言うなら、おれもあいつとやったど~~」

そして、最後がドラマーのこのセリフ。
次の瞬間、揺れはおさまり、雷雲をぬけてしまう。
なんつ~バツの悪さ。

このころはミュージシャンの間でも、ゲイは一般的ではなかったのだろ~ね

あなたなら人生最後の時、何を叫んでおきますか?