シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

猫はやっぱりエロチック・・「キャット・ピープル」

2005-11-20 23:03:31 | Weblog
81年ポール・シュレイダー監督作「キャット・ピープル」

主演はナスターシャ・キンスキー、マルコム・マクダウェル。

もしもあなたの彼女が初めてベッドを共にしたその数時間後、人間ではなくなっていたらどうします?それも、獰猛な肉食獣になっていたら・・

これはそんな映画。ナスターシャは猫族(キャット・ピープル)。兄、マルコムは妹との再会を喜ぶ。
喜ぶには理由がある。彼ら猫族には宿命があり、人間とセックスすると黒豹に変身してしまうから、そしてその姿から人間に戻るには相手を食さないといけないから・・
そして、猫族同士での交尾では、この現象は起こらないから・・以上が兄が妹と再会して喜んだ理由だ。

ナスターシャは自分の宿命を知らなかった。

彼女は普通のホモ・サピエンスに恋をして、結ばれてしまう。その直後、彼女に起こる変化・・

これは、なぜか結構大きな劇場で2本立てで見ました。「ポルター・ガイスト」と「キャット・ピープル」の2本立て。当時映画への関心が薄らいでいて、あまり見なくなっていたのだけど、気持ちが復活してしばらくぶりに劇場で鑑賞した作品だ。

何もね~復帰第一作目にこんなもの選ばなくてもね~って感じだが、見たときはあまりにも刺激が強く感じ、かなりびびりましたよ~

でもね、やっぱりセックスの後、変身するのならやっぱり猫科の動物でないと様になりませんね。象になっちゃうとか、馬になっちゃうとか、牛になっちゃうとかあまりそそりません。

ナスターシャはキレイで黒豹になるって言われても違和感がありません。
彼女がクインシー・ジョーンズと結ばれたと聞いたときの方が、よっぽどビックリしました。

ちなみに黒豹ってのは、とっても獰猛で調教しきれる動物ではないそうですね。この作品の撮影も大変だったんだろうな~