シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

好きな方はたくさんいるようだ・・「ラスト・オブ・モヒカン」

2006-09-30 21:51:49 | Weblog
92年マイケル・マン監督作「ラスト・オブ・モヒカン」

主演はダニエル・デイ=ルイスとマデリーン・ストウというムーディーかつクラシックな美男美女。

相方はマデリーン・ストウ大好き。ほんとうにクセのない美女だもんね。

本作はレンタルでずいぶん前に鑑賞。結構期待大だったが・・

見終わってふたりとも「何かわざとらしい・・」

かっこつけすぎってのかね。つくりすぎってのかね

スローモーションってかっこいいし、ダニエル君のような絵になる男が長髪ふりみだして走る様をスローで撮るのっていいんだけど。

なんつ~のかな、ムーディーすぎ
ムードのみ

近くにスパができたとするでしょ、お風呂もいろんな種類があって清潔で感じよし、従業員もそこそこ感じいい、「いいね、いいね」って入ったところで天然温泉ではなく、ただのスーパー銭湯だった。そんな感じ。

クオイリティの高い包装紙に入っているが、やはり銭湯の沸かし湯。

うちに帰ったら、カルキ臭い体をもう一度シャワーで落さないと

ステキなリゾートだが、まあ、一度でいいかな

こんな感じでしょうか

好きな方、すみません。まあ、映画は好み・・なので、許してね

かっこいいポスターさ!・・「ネバー・クライ・ウルフ」

2006-09-29 21:05:45 | Weblog
83年キャロル・バラード監督作「ネバー・クライ・ウルフ」

「アメリカン・グラフィティ」で未成年なのに酒を買ってオエオエ嘔吐していたチャールズ・マーティン・スミスが主演。

狼が与えている危害を調査する彼が知ることになる人間と狼の関係のリアリティ。

これは相方いわく、見ているらしいのですが、全然記憶にないんです。

すごくいいよ~~と友人からすすめられ、見たのかも・・

でも覚えていないんだ・・もう一度見なきゃ。

白い狼の家族が出てくるんだと!私があらゆる生き物の中で、最も愛する動物に狼がいます。

実際、狼が人間を襲ったという事実は思いのほか少ないと聞きます。
でも家畜を襲うために、害獣となってしまったのでしょう。

他に狼が出てくる作品としては

「ホワイト・ファング」
 正確に言えば狼と犬の混血、狼犬『ホワイト・ファング(白い牙)』が
 かっこいい!

「クリスマス・ツリー」
 白血病で余命いくばくもない幼い息子のために動物園からカップルの狼を
 強奪するパパ、ウィリアム・ホールデン。このカップルの狼は少年が息を
 引き取るときにそばで見守ります。なんてステキ!

「ダンス・ウィズ・ウルブス」
 前足の先端が白い『ツー・ソックス』がケビン・コスナーと踊る映画
 最初に見たときは感動したが、ちょいとやりすぎ感あり

この「ネバー・クライ・ウルフ」は自然破壊系の映画でも出色の出来の作品だそうですよ。レンタルでビデオのみで、ツタヤにはなかった・・はよ~~DVDにしろ!
とまたかみつく。












今日は特集・・はよ!DVD出さんかい大会

2006-09-26 18:16:12 | Weblog
いや~~昨日は夜遅く「ブロークバック・マウンテン」を見終わった余韻で、よく眠れなかったな~~体に効く映画です。

さて、今日は・・
とにもかくにも、早くDVD化しやがれ~~大会です。
世に名作と誉れも高い作品のいくつかはビデオ化さえされていない、またビデオでは出ていてもDVD化されていない。もう画像も悪くなっており、DVDにしてよ~~という想いを込め、いつくか取り上げてみました。

ほとんどの作品は過去記事にあるので、興味のある方はブログ内で検索して読んでみてちょ。

69年 「みどりの壁」
     アルマンド・ロブレス・ゴドイ監督の幻のペルー映画
     今日本国内での鑑賞機会はほぼゼロらしい

72年 「小さな約束」
     ジャン・クロード・ブリアリ監督の素晴らしく美しい作品
     モネの絵のようだ

71年 「日曜日は別れの時」
     ジョン・シュレンジャー監督作。問題作でもある。ビデオ化のみ

73年 「ウィークエンド・ラブ」
     メルヴィン・フランク監督作。このしゃれた大人のコメディが
     なぜビデオ化さえされてないぬお??

70年 「恋人たちの曲/悲愴」
     鬼才ケン・ラッセルが描くチャイコフスキー、ビデオ化のみだ
     
62年 「シベールの日曜日」
     セルジュ・プールギニョン監督の傑作、白黒の墨絵のような美
     なぜビデオだけ?

なぜかグレンダ・ジャクソンの主演作品が多いな~~彼女いい映画に出ていたってことなんでしょうか?

あなたなら、何を出してほしいですか?

もちろん、私には何もできませんが、せめてここで絶叫してみてください!


何とも切ない・・「ブロークバック・マウンテン」

2006-09-25 23:34:01 | Weblog
「あなたじゃなきゃ、だめ」「お前じゃなきゃ、だめなんだ」
そんな想いを寄せる相手が同性だったとき、あなたはどうする?

もっと一緒にいたい、肌に触れたい、そんな相手が同性だったとき、あなたはどうする?そして、そんな相手がいながら、結婚生活を送るとき、妻、夫にはどう接する?

05年アン・リー監督作「ブロークバック・マウンテン」

60年代初頭のアメリカ、ワイオミングで羊番の仕事についたふたりの若者、イニス(ヒース・レジャー)とジャック(ジェイク・ギレンホール)。イニスは無口、ジャックはロデオの仕事もしていてどちらかというと陽気な男。

このふたりの20年にわたる愛情を描いた作品。本日レンタルで鑑賞。

完全にやられちまいました・・

言葉もありません。

この映画を一言で「よかった」とか「感動した」とかあまり表現したくない。
とにかく圧倒され、相方も私も「なみだ」と「ためいき」

美しいワイオミングの自然が素晴らしい。ふたりの男優さんもすごい熱演です。

静かなひたひたと迫ってくる哀しみ・・

でも、いいのは「泣け~~~」的な盛り上げをしないことです。本当ならここでもっとドラマチックに泣きを要求してもいいだろっていうシーンでも、あえて腹6分目でおさえます。

なので、かえってつらいの。

どんどん体の中に切ない感覚が体積してくるの。

ジャックがほとばしる想いで言う「この20年間で過ごした時間はほんの少ししかない!もっと一緒にいたい!俺はお前と違う、こんな少ししか会えないなんて我慢できない!」

このラストに近いシーンでの彼の叫びは、かなり効きます・・

最愛の人と隠れた場所でしか会えない、こっそりしか会えない、たまにしか会えない・・

苦しいね~~

とっても苦しいけど、おすすめの1本です。
ラストのイニスのセリフ、涙があふれます。


きもかわいい!・・「グレムリン」

2006-09-24 18:59:25 | Weblog
84年ジョー・ダンテ監督、スピルバーグ製作「グレムリン」

チャイナタウンの骨董屋で息子へのクリスマス・プレゼントを買ったおっさん、何でもすごく珍しい生き物、でも飼うのが難しいって。

3つの約束守ってねと言われる。太陽光NG、水NG、夜中過ぎのエサNG、なんだかダイエットプログラムみたいだが、とにかくこのルールは厳守らしい。

息子はそのかわいい生き物に「ギズモ」と名をつけ、かわいがる。

このギズモ、ちょっと見かわいいんだけど、よく見るとあんまりかわいくないのよね。でも、やっぱりかわいいかなっていう不思議な魅力。

ETが着ぐるみを着せられている説が一般に広く流布しているようですが、ほんとうに使いまわしのように見えます。

私が一番萌えるのは、息子とギズモがいっしょに遊んでいるシーン。彼が楽器で音を出すと、それに合わせて「ア~~~」「ラ~~」って歌うギズモ。いっしょに本を読んで、めがね(サングラスだったかな)をかけたギズモに「面白い?」って聞くと「ファン!」、「かっこいい?」と聞くと「ニート!」って人間の言葉で答えるのがたまらない。

このシーン、何回もリピートして見ました。

物語は後半、うっかりルールを破ったことから、ギズモから繁殖した獰猛なグレムリンが暴れ周り、いたずらしまくり、あまり好きではないです。

最後には骨董屋の主が「あなた方にはこの生き物を飼うのは難しい」と静かに連れて帰っちゃう。

最近の新聞記事に犬を始末する保健所にいろいろな理由で飼っていた犬を連れてくる人のことが載っていて、ある中年じじいは老犬を連れてきて「新しいのに代えてほしい=子犬が欲しい」と言ったそうだ。

なんてやつ!そんなじじいはグレムリンにいたずらされてしまえ!

余計な話ですが、うちの相方はギズモとよく似ています。




とにもかくにも歯が命・・「キャスト・アウェイ」

2006-09-23 20:05:31 | Weblog
2000年ロバート・ゼメキス監督作「キャスト・アウェイ」

Fedexのやり手営業マンのトム・ハンクスは「時は金なり!とにかく急げ!」の一言につきる人生を送っている。

恋人ヘレン・ハントとはラブラブだが、双方忙しく結婚のタイミングがね~~

そんなトムがいつものように出張に行くことに。ヘレンに見送られ空港から会社の運送用飛行機に乗りこむトム。にこやかに手を振って、その旅が運命のフライトになるなど、これっぽちも考えることなく・・

この映画は、飛行機がクラッシュ、トムひとりが生き残り、無人島に流れ着いてからの数年間の暮らしを描いている。

無人島暮らしの「火をおこすこと」「水を確保すること」のすごさ・・
そして、気が狂いそうな孤独を、ひとりの「友人」を得ることで何とか和らげる。

この「友人」とのやりとりが一番好きです!

しばらくうちでは「ウィルソ~~ン!!」っていう呼びかけがはやった。

この出張に出かける前に歯の痛みを訴えていたトムだけど、孤島でどんどん悪化、もう抜くしかない・・てんで、歯に糸みたいなのを巻いて「い~~ち、に~~、さ~~ん」で自力で引っこ抜く。いってえええええ

やっぱり歯は治しておくべきですね!

4年後ってことで時間の経過とともに体重を大きく減らしたトムが映ったとき、「ほ~~~」人間、ここまで痩せられるのね、25キロ減らしたらしいよ。

ある日、彼はついにいかだで外海へと漕ぎ出すが、そのときに「友人」を失ってしまう。

「ウィルソ~~~ン、すまない!!助けられなかった、ごめんよ~~ウィルソン!!」」と号泣するトム、このシーンは「大泣き」派と「大笑い」派に分かれたようですね。

私は、泣きながら笑った・・かな。

救出された後は、いささかかったるい進行になった感じがするかな。彼がパーティーでの食べ物の味にオエっとなるシーンは笑えたけど。

とにかく144分と割と尺の長い作品を、ほとんどトムひとりだけの演技で見せてしまう。その画面に引きつけ続ける力、本当にすごい役者さんですね。













ただひとつのシーンが強烈!・・「グッド・ウィル・ハンティング」

2006-09-21 23:13:49 | Weblog
97年ガス・ヴァン・サント監督作「グッド・ウィル・ハンティング」

脚本がベン・アフレックとマット・デイモン。
ふたりは主演もしています。名優ロビン・ウィリアムズも・・

ロビンが出ている作品って、ある意味、感動が約束されている感があり、期待感もあるので「なんだ~~思ったより○○だった」とか「思ったよりよかった」とか・・

ロビンという役者そのものが先入観を与える・・そんな感じもしますね。

トム・ハンクスにも言えることだけど・・

本作は親に虐待されて育ったマットが実は数学の天才で、それを見出した人物が精神科医のロビンと引き合わせる話。マットが心を解放する過程を描いている。

私は高校1年の数学で微分積分が登場した段階で「数学」が遥かかなたに遠のいてしまい、それ以降、何をやっているんだかさっぱりわからなくなった。

今ならもっと違う角度から数学に興味を持てたのにね~~
教え方が悪い! 
ちょっとも楽しいこととして教えてくれない!

まあ、それはともかくとして・・

この映画では強烈に記憶に残るシーンがあります。

マットとロビンの会話で、虐待を受けて育ったマットにロビンが穏やかに「君は悪くないんだ」と言う。マットは無表情に「I know わかってる」とだけ言うが、ロビンと目を合わせることができない。

さらに何回もゆっくりと静かに「君は悪くない」と言うロビン
「わかってる」とだけ平静に答えるマット
ロビンはマットをじっと見るが、マットの視線はそれを避け、宙をさまよう

最後に「ボクが悪いんだ!」と激しく泣き出すマット。

そう、虐待を受けた子供は「自分が悪いから殴られるんだ」と思っている。
「ひどい親だ、ボクは悪くない」と思うことはできないんだ。
なぜなら親は子供にとって唯一のライフライン、拠り所だからだ。

この映画は、良い脚本、良い俳優、良い監督と3拍子そろっている作品です。
ゆえに逆に印象に残っていない部分もあるけど、このシーンはリアルで素晴らしいな~~と思いました!




うっとりする美しさ・・「白雪姫」

2006-09-20 20:26:48 | Weblog
世界初のカラー長編アニメ、37年のディズニーによる「白雪姫」は今でもドル箱の作品だ。

原作は知らない人はいないグリム童話、女の嫉妬の恐ろしさを描いている。

鏡に聞く王女(魔女)「この世で一番美しい人はだれ?」鏡は答える「それはあんた」・・そう言われていたうちはよかったんだが、ある日「赤い唇、雪のような白い肌をした白雪姫」と答えが返ってくると「キィ~~~~~」

継母である彼女は姫暗殺を命令、恐いんだ、この人の顔。

でも命令を受けた家来もさすがに姫を手にかけることができず、さりとてもう城に連れ帰ることもできず森において帰ってしまう。森に取り残された姫のシーンも恐いぞ!

そして7人の小人が住む家にかくまわれる姫、小動物たちがまわりを戯れるシーンのなんという美しさ、かわいさ。

でも一番すごいと思ったのは姫が井戸に向かって歌うシーン、「いつか王子様がくる」みたいな歌詞でした、それを井戸の底側から撮っているので姫の顔が水にユラユラとゆれるのよ。

なんつ~~映像なんだ!心の底からびっくし!!だって、70年前の作品だよ。

すべてのキャラの動きの素晴らしい滑らかさ、当時なんでこんなことができたんだろ??

まあ、結局は美男美女がくっつけばいいのか?というオチには「お約束感」のみ・・だけど、いいの、いいの、この作品はひたすら美しい映像に耽溺すれば・・



子供のころに思い描いていた将来像・・「パリは霧にぬれて」

2006-09-19 21:42:08 | Weblog
71年ルネ・クレマン監督作「パリは霧にぬれて」

当時30歳のフェイ・ダナウェイ主演。ミステリアスな雰囲気の心理サスペンスらしいね。これ確かお正月映画だったと思う。

でもいまだ見ていない。

そのころ、フェイは人気投票でも7位とか結構いい位置につけていて、ある批評家が「カトリーヌ・ドヌーヴとフェイ・ダナウェイには共通点がある、それは夜が似合う美女だってことだ、彼女たちは昼間の太陽光は似合わない」と書いていた。

それを読んで「え~~~なんつ~~かっこいい」

そして私は決心した、フェイのような「夜」が似合うマブイ女になろうと。

あの退廃的に髪をかきあげる感じ、ゆる~~くアップにしてて後れ毛がはらっと首筋にかかる感じ、いいね~~物憂くて・・

大人になったら自動的に、夜の似合うマブイ女になるものと思いこんでいたが、47年生きてきても、そういった兆候は現われず・・あれ?

前髪長くないし・・かきあげられないし・・夜ふかしはするので「夜」の似合う女にはなっているが、どこかホテルのバーでかっこよく酒飲むわけでもなく、家で隣のパンツ一丁(今でもそうだ)のオヤジと今日見たへんな人とかの話をしながらビールを飲む程度では、夜が似合うとは言えないしさ。

この映画のフェイのように、どこか精神の均衡が崩落寸前で「あ~~もうちょっとでイケナイところに滑り落ちそう」ってのがセクシーさになるんだが、占いで「あなたの最もすごいところは打たれ強さ」と言われちゃさ、はかないなんて望むべくもありません。

なので、子供のころの夢は実現することなく現在にいたってます。


ラストは今でも記憶にあります・・「チップス先生さようなら」

2006-09-18 23:50:26 | Weblog
69年ハーバート・ロス監督作「チップス先生さようなら」

名優ピーター・オトゥールとミュージカル女優ぺトゥラ・クラークが共演。
ぺトゥラさんはこの作品を最後に映画出演はなさっていないようです。
本業は舞台女優さんですから、この後もきっと舞台で活躍なさったのでしょう。

この映画は公開当時テアトル東京にて鑑賞。帰りに母が私と妹を銀座で有名なお好み焼きの店に連れていってくれ、その上、長いこと欲しかった本も買ってもらったので、かなり幸せな思い出として残っている日です。(本はヘレン・ケラーの伝記でした)

ピーター演じるチップス先生はイギリスの堅物の教育者、真面目が服を着た人物で、結構いい年まで独身。

そんな彼が歌手のぺトゥラに出会い、恋に落ちてしまう。

確か旅先での出会いだったように記憶している。

堅物の彼に対して、明るく自由で溌剌とした彼女。

まったく正反対なのに、あ~~それゆえなのか、ふたりは惹かれあう。

チップス先生、激情に流され、彼女と結婚します。

生まれや育ちが違うふたりが結ばれた後、ギャップに気づき、だんだんと関係が悪くなっていくのが大方のパターンだが、この作品は違う。

というか、別の意味で悲しい展開を用意してるんだよね。
まだ見てない方用に、ネタばらしはしないですが、子供ながら「え!そりゃ、ないじゃん」と思ったのを覚えています。

でも、これもこの時代のリアルな出来事なんでしょう。

ピーターはすごい老け役だったようで、あまりにも自然で、子供だった私は「じじい」なんだと思いこんでいた。
老け役大賞は「エクソシスト」のマックス・フォン・シドーと、このピーターで仲良く分けてね~~







今見ても美しい、キモキレイなジョン・モルダー・ブラウン

2006-09-17 21:39:48 | Weblog
ジョン・モルダー・ブラウンは70年代美少年スターとして何本かの作品に出演した方です。

画像をご覧ください!まあ、金髪碧眼ってんですか、違う?碧眼ってブルーの目?グリーンでしたっけ?

私がチビッコのころ、外人=金髪&ブルーの眼と思いこんでいましたが、実はあまりプラチナブロンドの方もブルーの眼の方も多くないようです。スターの方たちも、モンロー、ドヌーブなどみなヘアダイによる金髪ですね。

それだけ、金色の髪って価値が高いんだろうな。

このジョン君はおそらく本物の金髪でしょう。
本当に美しいです。

以前彼が無名時代に出た「象牙色のアイドル」のことは記事にアップしたことがありますが、彼としては当時出る作品を選べるだけの人気も実力もなかったので文句は言えなかった・・とのコメントを残しているようで、出来は不本意だった模様。
劇場で鑑賞し、結構恐かったけどね。

「吸血鬼サーカス団」も「実は完成品を見ていない」という噂もあるくらい本人にとってはな作品。

じゃ、この方、何で名をはせたのよ!ってことですが、ドミニク・サンダと共演した「初恋」でしょう。ツルゲーネフ原作の古典的作品ですが、主演のふたりの奇跡のような美しさでな出来らしい。

らしいってこれはなぜか見てないんですよ、でもなぜか~~サントラ盤をもっていた。確かさ、キャット・スティーブンスが作詞作曲していたです。

人気絶頂時に出演した「早春」はちっと変わった作品で・・この方のイメージは「キモキレイ」になった感があります。

その後はビスコンティの「ルードウィヒ」(72年)に出演したくらいで、なぜか映画界からフェイドアウトしちゃった。

もう50代の彼、今どうしているのかな?
つっこんで画像を検索するのが、恐い・・かも


デートで映画って

2006-09-13 21:28:59 | Weblog
友人(女性)と話をしてて「へぇ~~」と思ったことがあった。

「最初のデートに、映画に誘うやつって理解できない」と言う彼女、「なんで?」と聞くと「だってまだお互いをよく知らないし、映画の好みだってわからないのに、なんでいきなり最初に映画なの?だったら同じ時間いっしょにしゃべってお互いを少しでも知った方がいいと思うもん。少しつきあった段階で映画に行くのはいいけどさ」

なるほどね・・

確かにあまり「なじみ」じゃない体が暗闇の中で隣にいるってのもね

しかももし相手が自分のことを結構好きだったりしたら、スクリーンを見てるものの心ここにあらず・・だよな。「ここを出たらあそこに行って、あそこに飲みに行って、あの席に座って、あのメニューを選んで、知ったかぶりしてワインを選んで、そして『今日は帰したくない』とか言って・・」など頭の中はあれやこれや、あれやこれや

映画さん、ごめんなさい・・だ

しかもだよ、映画のチョイスを間違えたりしたら大変。

カップルで「シン・シティ」「アレックス」みたいな映画に来ちゃって、すんごく「バツが悪くなって」・・グロもつらいが、エロ系もつらいわな。からみがこれでもか、これでもかって続くと。

あと主人公たちがあまりにかっこよさすぎると、それもそれでつらい。
見終わって陶酔して隣をふと見ると、「・・・」

それとか見終わった後、「すごく面白かったね!」と言ったときの相手のリアクションが「そ?」とか「え~~~すごくつまんなかった」とかだと

正直に言ってくれればまだいいのかも・・面白くなかったのに相手に嫌われたくないばっかりに「最高!」とか話をあわせて、あとで泣きを見たりすることもある。

そう考えると初デートで映画はやめたほうがよさそうだね。
ま、これは自分には関係ないことなので、このブログを偶然読んだお若い方、参考にしてね。












予告編最高でした!・・「Mr.インクレディブル」

2006-09-12 20:52:05 | Weblog
04年ピクサーのフルCGアニメ、「Mr.インクレディブル」
これは劇場で鑑賞。

公開半年くらい前に劇場で予告編を見て大爆笑。ぜって~~見る!といきまいた。
本編には「まんま」のシーンはなく、ちょっと残念だったな。

部屋にひとりいるMr.インクレディブル、かつてはスーパーマンだったが、今は見る影もなく肥満状態、でもまたあのスーツ(マントとタイツ)に身を包みたい、そこであの服を着てみるのだが、ウエストのベルトが全然しまらない、思いっきり息吸ってウエストをひっこめて、何とかベルトをパチっとしめようとするのだが、まだまだ届かないぞ~~~ふぅんんんん~~~うぉ~~~~

奥さんが「ハニー、ちょっと~~~」と部屋の外から呼びかける、「ちょっと待ってね~~」と言いながら「ふぅううううううううん!!」と格闘続行

そんな予告編でさ、色も抜群にキレイだったし、とにかく笑えた、笑えた。

そして本編・・絵は素晴らしかったな、娘のヴァイオレットの黒髪、あのツヤ感、1本1本の流れる感じ、「モンスターズ・インク」のチビッコ、ブーのあのお寝巻きの体に沿っての自然な動きをさらにすごくしているね。
どんどんすごくなるんだな~

冒頭のインタビュー部分がおかしい。奥さんが「男ばかりに世界の平和を任せてなんていられないわ」のセリフ、「そうだよ、そうだよ」と笑える。

好きなキャラは超人用のスーツをデザインしているエドナ・モード。声はプロの声優さんではなく、アニメの監督や製作をしている方だそうです。

このお話しはパパ、ママはじめ家族全員が超人、ママは普通の生活を送りたい、パパはヒーローであった自分を取り戻したい。娘は自分の能力にうんざりしている。息子は自分の能力をおさえるのに苦労している。

そんな家族が互いに助け合い、再び悪と立ち向かう。

家族で安心して鑑賞できる作品ですね。ピクサーの中では、ちょっと「かわいらしさ」では劣るけど(人間を描いているからね)、物語もしっかり、大人も楽しめるよ!




画像が見つかりませんでした・・「ベン」

2006-09-10 20:00:50 | Weblog
72年フィル・カールソン監督作「ベン」

大ヒットした動物パニック系ホラー映画「ウイラード」の続編。ふたつとも劇場で鑑賞。

画像は「ウイラード」の方、こちらは以前記事アップしています。

ウイラードという青年が飼いならしたネズミのベン、ウイラードの裏切りに怒り爆発したベンが仲間とともに彼を殺害、「友達だったのに!!」というウイラードの絶叫にて映画はエンド。

その後、この黒ネズミのベンは病弱な少年(リー・ハーコート・モンゴメリー)と出会います。確かこの子は心臓疾患だったと思う。

ネズミは大変賢い生き物で、しかも繁殖力もすごい。明け方の渋谷の109前を猫がダダダと横断しているなと思ったら、ネズミだったという話を聞いたことがある。エサがよいので、巨大化したらしい。

「ウイラード」がホラー色が強かったのに対して、この「ベン」は少年とベンの友情に重きをおいており、ファミリー色を強くして最後はウルルンで終わらせています。

仲間を従え、人間を襲ったベンのグループは炎で焼き殺される作戦により全滅、ベンも大ヤケド。ベンが殺されてしまったと思い、ひとり自室で涙にくれていた少年、バタっという物音がして振り返るとそこには瀕死の重傷を負ったベンが息も絶え絶えの状態で倒れていました。

少年は「死なないで、ベン」と手当てを始める・・そこにあのマイケル・ジャクソンの「ベンのテーマ」が!

何て素晴らしいきれいな声!大感動してドーナツ版のサントラを購入。
ジャケ写のマイコーはまだ黒人の顔のまんまでかわいいの~~

この時点でマイコーの未来が、そして彼の鼻の形があのような形になろうとは、誰も知る由もないのであった・・

でも、ラストの展開とこのマイコーの歌で「ベン」は感動のエンディング、シンプルながらも、かわいい作品として記憶の棚に入ったのであった。