シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

あり????・・「ハンニバル」

2007-04-29 22:30:47 | Weblog
見逃したのか?いや、酔っ払い4つの目が見ていたのだから、おそらく・・・

数日前にテレビ放映の「ハンニバル」を鑑賞。

随分前にレンタルで見たとき、何かあまり面白くなくて途中で眠くなった覚えがあり・・

今回は後半30分のみを鑑賞。

ちょうどゲイリー・オールドマンが豚に「くいしんぼうバンザイ」されるちょっと前あたりからだ。

このゲイリーの特殊メイクがすごくて、誰だかわからないくらいです。
でも、すごすぎるあまり逆に不気味さが薄まっていますね。

でもでも、とにかく「あり???」
なのはラスト近くの晩餐のシーン

伊良部に似ているレイ・リオッタの頭が○○されて、中身の○○をアンソニー・ホプキンスが○○しちゃうシーンです。

このシーン、テレビ版ではまるっとカットされていたようだ。

なぜ?
残酷すぎるから?
豚に食べられるシーンは良くて、○○を食べられるシーンはだめなの?
放送コードの問題なのかな?

でも、このシーンがないとレイが意識朦朧としている理由が全然わからない。

ラスト、飛行機の中で子供が食べたものの意味も・・

尺の問題で切られたなら、ここを切ったセンスはどうかしている。

いずれにしても、「羊たち~」との比較で公開当時、話題騒然とした本作も、時がたってみると、はっきりと「羊~」とは比べられる作品ではないことがわかってくるような気がした。

息苦しいほどの緊迫感がなく、何とな~く、全体にだるい・・気持ちの悪さのみでがんばっているって感じかな。

公開中の「ハンニバル・ライジング」はどうでしょう?
若いころの秘密を描いた以上は、もうこれでドクター・レクターの出番は終わりなのでしょうかね?






どんだけ~~と期待大・・「モンスター」

2007-04-25 22:46:39 | Weblog
浦沢直樹のコミック「モンスター」

すでに連載は終了していますが、いまだ全容をつかんでいない私。

以前、深夜帯にテレビ放映されていて、切れ切れに偶然見ていました。
なかなか面白そうじゃの~~
ラストのテーマ音楽も不気味でよかった。フジコ・ヘミングウェイさんがハミングみたいにして歌っていた記憶がある。

いつも行く美容室の担当のお兄さんは浦沢直樹ファンでモンスターももちろん読破。

ね~~どう終わったの?どういう結末だったの?
と迫る私に

一瞬「う」
とたじろいだが、

「読んでください。こう終わるか!!って感じっすから。ハンパね~~っすから」(若いので、こういう言葉である)

ええええ??だって17巻もあるんだよね。
どうしよう~~コミック・カフェに行くしかないかな。

誰か読破してる方、感想をちょびっと聞かせてね

ひさしぶりぶりに見たいい男

2007-04-24 23:36:42 | Weblog
ジェリー・イェン

台湾のトップアイドルだそうです。

全然知りませんでしたが、先日「スマスマ」にF4として出演して「おおおお」

よか男ですたい

どうも私は口のでかい男が好きなようで、笑うとがば~~っと横に開くのが、いいな~と思いました。

どんなに美しくても口の小さい男は見てるとイライラします。
福山正治とか・・アイ・トゥイマセ~~ン タイプだ。

あまりにもかわいかったので、すぐに画像を検索、携帯の待ちうけに使おうと思って携帯のメアドあてに4枚くらい立て続けに送ったのが悪かったらしい。

なぜか翌日、携帯がぶっこわれ、現在入院中である。
データが大きすぎたのかね~~

メールの関係で壊れたのはこれで2回目、今年初めに新機種に変えて早くも入院は2回目である。も~~~~

キャメロン・ディアスがCMでうれしそうに使っているのと同じ超薄のサムソン製。
も~~~








完璧に入り込みました・・「時効警察」

2007-04-22 19:08:35 | Weblog
テレビでシーズン2が放映開始となった「時効警察」

この前、偶然初めて鑑賞。

かんぺ~~~~きに、ツボにどっかんとはまりました。
登場人物がみんな変です、キャラが全員ほとんど同じで、早いセリフでじゃんじゃん展開する。

物語はとりとめもないようでいて、最後はキュっとしめる。

おそらく「下妻物語」系の展開が好きな人にとっては、かなり「ハマル」世界だと思います。

細かいところにも「変」がいっぱい

主人公が会話しながら歩いている歩道・・通り過ぎる電信柱にチンケな張り紙で「社長募集」とか。しかも少し斜めに貼ってあったり

うちの相方は「オダギリジョー」に似てると言われたらしく、本人はそのころジョーがどんな顔をしているのか知らず。
他の人にまんま話したら「○○さん、それ言わないほうがいいと思いますよ」
と返されたそうだ。

まあ、そ~ね~5%くらい入っているかね~~









何度見ても幸福感が味わえる・・「めぐりあえたら」

2007-04-17 21:05:33 | Weblog
以前にも書いたけれど、昨日再見したので・・

ノーラ・エフロン監督作「めぐりあえたら」は何度見ても、同じ高揚感、同じ幸福感を与えてくれる数少ない1本だ。

若くて顔の輪郭が3まわりくらい細いトム・ハンクスと超かわいかったメグ・ライアンのラブコメだけど、この映画は脇の方たちがいい!

メグの同僚のおばちゃん、ロージー・オドネル、メグの婚約者、ビル・プルマン、トムの友人、リタ・ウィルソン(トムの実生活での奥さん)、トムの同僚役ロブ・ライナーなどのキャラが立っている。

特にリタが「めぐりあい」を劇団ひとりのように再現して入り込み、泣き崩れるシーンは最高に好きだ。子供に「大丈夫?」とか言われちゃったりして・・

全編セリフのテンポが素晴らしいのよね!

結婚を前に見知らぬ男に心惹かれて大混乱のメグが兄に相談するシーンでのやりとりも・・
「惹かれあうってことは無意識と無意識が無意識的に惹かれあうってことだ」
なんていうセリフを無表情に語る兄ちゃんがイケテます。

トムの子供を演じる男の子のガールフレンドはまるで「青森の神様、木村さん」のような霊視能力があるようだ。

何度見ても「いいな」と感じられる映画は
 テンポがいいこと
 セリフがいいこと
 配役がいいこと
 そして後味がいいこと
かな。

これからも何度も見るだろうけど、きっと見るたびに同じところで笑い、同じところでニマニマ、同じところで切なくなるに違いない、そんな映画である。



とにもかくにも・・「ハッピー・フィート」

2007-04-14 22:57:35 | Weblog
在劇場公開中の「ハッピー・フィート」
昨日レイトにて鑑賞。

始まる前、劇場内には相方と私のたったふたり・・
売上2000円かよ~~(劇場リニューアル工事後の初日だったので1000円だったのである)

と思ったら、ぽちぽち~~とお客様が。
それでも売上12000円。

相方の「子供向けじゃね~~んだろな~~」の危惧はいい形で裏切られた。
物語はともかく、とにもかくにも「こんなにリアルでいいのか」っつうくらいすべてがリアルで素晴らしかったです。
声優の方たちもなかなか!です。

アップした画像のような方たちがやっています。
この他にも二コール・キッドマンや、先日オカマ映画で出てきたヒューゴ・ヴィーヴィングなども出てるし・・

ロビン・ウィリアムスは2役をこなしていますが、彼が担当するキャラ(アデリー・ペンギン)が出てきたあたりから映画は俄然面白いものになってきます。
やっぱりロビンはすごい!

しかし~~CGアニメで、ここまでできるんだね~~と改めて技術の力を思い知りました。

この映画、あまり子供向きとは言えないかも。結構終盤がヘビーだからね。

映画全体の好きキライで言えば「トイ・ストーリー」や「モンスターズ・インク」の方が好きだけど、とにもかくにも「絵」!ですよ、本作は。

あ、予告編で出てきたピクサー最新作「レニーのおいしいレストラン」?だったかな・・これはすごく面白そうです。

やはり映画が「カメラ」「構図」であることをはっきり感じさせてくれる作品になっていそうで・・期待大っす。

余談だが、映画のポイントカードがたまり、2人分の無料鑑賞券がゲトできる段階になったのだがどれを見るか

やはり絶対に見る
「パイレーツ」の3作目・・
かね?


わけわからん広告

2007-04-12 23:55:30 | Weblog
今日は映画の話題ではなく、広告のお話し・・

広告って宣伝効果のため・・ですよね?
しかし、そうだとしたら、ここの広告はひたすら意味不明だ。

関東の方にしかわからないネタだけど、大学進学塾「みすず学苑」の電車内広告である。

アップした画像がそうなんだけど、ひたすら意味不明街道をひたはしる。
これ見て受験生が成績アップを想像できるのかね?

たぶん登場人物は塾の講師なんだと思う。

昔は新聞一面に広告を載せて「英語のみすず」として、怒涛の英語力をつけるってことで確かヤマトタケルの絵(絵であって人間じゃない)を載せていた。
まあ、一生に1回くらい死に物狂いで勉強せえよって意味なんだろなと思って、そのあたりではまだ理解できたんだけどさ。

最近電車内の広告で、どんどんキャラが増えてきてて、楊貴妃とかも出てきてる。

やっぱり講師がコスプレ状態なんでしょうが、発案者の方の顔を拝みたい。

どういう気持ちでやっているのか?
どういう意図があって登場人物を増やしているのか?
誰がやっているのか?
効果が出ているのか?

素晴らしい塾なのだろうが、生徒さんは「みすず学苑に行っているんだ」と言えないのではないか?

これからどのくらい歴史上のキャラが増えるのか・・
楽しみはそんなところだね





歌も踊りも良くてもピンポン玉には負けるのよ・・「プリシラ」

2007-04-07 23:48:36 | Weblog
94年オーストラリア映画「プリシラ」はステファン・エリオット監督作。

ドラッグ・クィーンと呼ばれる3人の女装のオカマさんのロードムービーだ。

画像をご覧あれ。主演はテレンス・スタンプ、ヒューゴ・ヴィーヴィング、ガイ・ピアースの3人。

誰が誰だかあてられたら、あんたはエライ!

この映画のことは「フシさん」のブログで知りました。
今やツチノコと同じくらいの頻度でしか見ることのできない更新ぶりのフシさんの映画ブログだが、最新記事がこの「プリシラ」だ。

オカマの映画!

といきりたった私は早速レンタル。

なんたってオカマ好きとして一部の人間には知られている私。
だって面白いじゃん!

結論から言うと、すごく良い映画でした。
テレンス・スタンプが完璧に「マダム」に見えました。こういうおばさん、いるよね!
ガイ・ピアースのやかましい若いオカマさんもキュート。

でも「マトリックス」のエージェント・スミスのオカマ姿が一番すごいかも。

オーストラリアの砂漠の真っ只中をオンボロバスでかっとばす3人。

バスの屋根に上ったガイが素晴らしく美しい衣装をなびかせて歌うシーンの何たる美!こいのぼりかってくらい!

笑いのツボも満載。

途中で立ち寄った小さな田舎町で出会った東洋人のお姉ちゃんのあのショー!

冒頭の言葉は、彼女のショーを見たテレンスおばちゃんの一言です。
このシーンは傑作でした。

ガイがアバが死ぬほど好きで・・彼が後生大事に持っているもの・・それがなんと!!みたいな小さなストーリーも愛すべきもの。

できればもっとはじけて欲しかった!
続編もありかも・・と思ったが、もう10年以上経っても気配はないので、これにて完結なのね。

翌日相方が「ねええ、オカマの映画って他にないの?」
あなたもその世界に足を踏み入れたわね、もう引き返せないのよ~~






ミックが一番似てました・・「ブライアン・ジョーンズ/ストーンズから消えた男」

2007-04-04 23:33:40 | Weblog
05年スティーヴン・ウーリー監督作「「ブライアン・ジョーンズ/ストーンズから消えた男」

昨日レンタルにて鑑賞。

60年代、ストーンズ創設期にリーダーだったブライアン・ジョーンズの伝記的作品だ。

彼が27歳の若さでプールで死んだことは知っていたけど、この映画は、実は殺されていたっていう説を元に構築されている。当時、彼の家の大工の棟梁だった男が、臨終の床で「自分がブライアンを殺した」と告白したんだそうな。

当事者がふたりとも亡くなっているので、あくまでも創作になるけど・・

このブライアンに扮したレオ・グレゴリーとミック・ジャガーに扮した新人の俳優さんは、すごい似てました。

ミック役の子、最初のカットを見た瞬間、本物かと思ったくらい。

ただ、他のストーンズ・メンバーとのからみなどを期待してみると、肩透かしになります。

チャーリー・ワッツなんかセリフがほぼゼロでした。

でもさ~~ほんとにあんなにドラッグやってたら、殺されなくてもいずれ死んでいたと思います。

小さな紙にしみこませたエルを頻繁に口に入れるシーンがあったけど、体にとっては非常に負担がかかっているはず。

直接的な知り合いではありませんが、周囲のフラワー・チルドレン世代(私たちよりちょっち大きい人たち)の中にはドラッグがらみで命を落とした人もいました。

しかも~彼は喘息の持病があり、しょっちゅう気管支拡張の吸入器を使ってたし。あれだって心臓に負担はかかるのよね。自分も使っているので、あんなに吸っていいのかな~~と思いました。

彼は天才で、人生に多くの実験的な要素(フリーセックスなど)を取り入れたかったのだろうけど、本当はただ孤独を恐れ嫉妬に狂う普通の男だったのかなと思う。

「こうあったらかっこいい」という自分と「実はこうなんだ」という自分の狭間で破滅したんだろな。

今、生きていたらピンク・フロイドのシド・バレットのようになっていたのかな?

画像検索で、当時ブライアンとジミー・ヘンドリックスが並んでヒラヒラの服を着て歩いている写真がありましたが、すごくかっこよかった!




まあ、何とか・・「ハリー・ポッター アズガバンの囚人」

2007-04-01 20:54:47 | Weblog
昨日のテレビ放映で鑑賞、「ハリー・ポッター アズガバンの囚人」

04年アルフォンソ・キュアロン監督作、これまでのクリス・コロンバスは製作にまわり、かなり作風が変わっているようだ。

って、1作目をレンタルで見て興味を失ってしまい、それ以降の作品を見ていないので、そのへんは何とも言えないんす。

原作もの、しかもボリュームがあるものは映画化が難しいよね。
どうしたってダイジェストになってしまいがちだし・・

私は原作を読んでいないんですが、たぶんすごく面白いと思う。

魔法使いは子供なら誰もがあこがれる「職業」

「魔法使いサリー」も夢中になって見ました。再放送で何回見たかわからんくらい。最終回、サリーは魔法の国に帰らなくてはいけなくなり、火事で燃える学校を魔法で消火活動、友達にモロに見られても全力で消火活動。
印象的でしたね~~

本作はあまり気をいれずに見ていたのだが、何とか最後まで鑑賞できた。

まあ、よかった・・かな。
主人公の子供たちを囲む大人たちは豪華ベテランさんたち。
アラン・リックマンの吹き替えの声が本物そっくりでビックリ!よく出来ていました。

でも1作目もそうだったけど、時間がないのか、ストーリーがサクサク進みすぎて人間の気持ちの変化が「え!」ってくらい、早いのよね。

さっきまで敵だと思っていたのに、「殺してやる~~」くらい言ってたのに、簡単な説明で一転、「あなたは無実だ」とかばってやる。
そんなもんかね~~

鳥のような馬のような生き物は、ガッパみたいにも見えました。

今年の夏公開の最新作は原作のボリュームがもっとあるとのことなので、映画はどうなるんかな?またテレビ放映で見よっと