シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

とにかくゲストの顔ぶれがすごい!「ラスト・ワルツ」

2005-11-10 22:55:30 | Weblog
78年マーチン・スコセッシ監督作「ラスト・ワルツ」

アメリカの人気ミュージシャン、ザ・バンドの解散コンサートのドキュメンタリーだ。
ザ・バンドだけではなく、ゲストがすさまじい~ボブ・デュラン、ニール・ヤング、ジョニ・ミッチェル、エリック・クラプトン・・
なんでこんなにすごい人々が集まったのかな?ザ・バンドってそんなにすごかったんすかね?

この映画は相当綿密に作られているようで何度もリハーサルを経て、撮影されているんですって。偶発的なドキュメンタリーでは決してなく、計算されつくしたフィルムです。

これはリアル・タイムで鑑賞。当時の彼氏がバンドのファンでね。でも私は知識ゼロ。いっしょに見ても、正直楽しめませんでした。ゲスト・ミュージシャンのすごさもあまりよくわかっておらず、価値がわからなかったんですな。

昨日、久しぶりに見て、「え~~な~~」

バンドの面々もロビー・ロバートソンってこんなに伊達男だったの?って思ったし・・

彼らの音楽は、カントリーとブルースとフォークの融合のような独自のジャンルと言えるかな。

20年も前だけど、古さは感じない。みんなの若い姿に驚かされるけどね・・でもニール・ヤングは全然変わらない・・何年たっても、反逆者、フリークスのまんま、それがすごいね~

バンドのひとり、リック・ダンコは99年に60歳にもならぬうちに亡くなっていたのだな。知らなかった・・黙祷