シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

小品だけどなかなか良い・・「フォーエヴァー・ヤング」

2005-11-06 16:04:28 | Weblog
92年スティーヴ・マイナー監督作「フォーエヴァー・ヤング」

主演はメル・ギブソン、共演にイライジャ・ウッド、彼がまだ子役だったころの作品です。

メル・ギブソンって何年トップスターに君臨していても、どこかイモくさい感じが抜けきれない不思議な人だが、きらいじゃありません。家に帰ると、豪邸の1室に掘りごたつの部屋があって、「ここが一番だべ」と言いながら、こたつに入って焼酎とか飲んでいるような感じがする。

そんなメル主演のこの作品はメルヘン・ラブ・ファンタジーってところでしょうか。

軍に所属する彼には恋人がいるんだけど、事故で植物状態に・・失意した彼は、いずれ恋人が意識を取り戻すことに賭け、軍がこっそり開発していたコールド・スリープの装置に入る。そして何十年もの月日がたって・・

装置はいつの間にか忘れらてしまい、彼はずっと眠ったまんま・・んなバカな・・

目覚めたとき、時代は完全に変わっている!!本当ならじいちゃんになっているくらいの月日がたっている!!

彼は驚き、もののき!でも何とか恋人の行方を捜さなきゃ!

そこで助けてくれるのが、ひとりの少年イライジャ・ウッドだ。

さあ、メルはイライジャに助けられ、恋人と再び出会うことができるのか?
っていうか、恋人は生きているのか??

この映画で一番良かったのが、イライジャが使っている秘密基地のような木の上に作られているハウスだ。男の子なら、っていうか子供なら誰でもこういう基地が欲しかったんじゃないのだろうか?

私も6歳くらいのころ、秘密基地建設計画を考え、見取り図まで作って庭をスコップで掘ったが、ある程度まで(30センチ)掘った時点でカブトムシの幼虫に出くわし、壮大な計画をあきらめた記憶がある。

このツリー・ハウス・・いいな~

そして、ラストは何か「よかったね~~」と気持ちよく言えるものに仕上がっている・・「ありえね~」展開だらけだが、ラストが気分がいいので許しましょう