シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

ニール・ヤングのギターがいい!

2009-02-27 22:35:07 | Weblog
ジム・ジャームッシュ監督作「デッドマン」

レンタルにて鑑賞

ジョニデ主演の西部劇・・だけど、痛快にパンパン撃ち合うなんてものではなく、何とも不思議な作品じゃ。

下手したら寝ちゃいそう。

でもね、ニール・ヤングの(ウマ下手な)ギターがいいのよ。
ボロン、ボロロンってかき鳴らすの。

画面見ながら即興で演奏、録音したらしいよね。

物語の展開とかは書くこと自体、意味ない感じ。

カメラが美しいわね。

アップした画像は、不運なことにお尋ね者になっちゃったジョニデが、森の中で子鹿の死体を見つけるシーン。
彼はこの小鹿に添い寝をする。

超みょうちくりんなシーンなんだけど、やけに美しいのよ~

この映画ね、14年前の作品で当時まだそんなに有名でなかったビリー・ボブとか、スティーブ・ブシュミとか出ているんだって(だってって・・気づかなかったの)

ロバート・ミッチャムがクレージーな社長役だったりしてるしさ。

俳優でも楽しめるよ。

殺しのシーンでは「おいおいおいおい」な描写もあったけど、どっかユーモラスってのかね~笑っちゃった。

リズムが一定でセリフも少ないので、体調のいいときに見てね。
疲れているとスイマ~に襲われるので。

でも、私は気に入りました。相方は「最近見た映画の中でいっちゃん面白かった!」と大喜びじゃった。

これから、ジム・ジャームッシュの他の作品も見てみよ~っと

ひっかかる方を知りたいワタクシ

2009-02-26 23:20:40 | Weblog
仕事で楽天ブログをやっているワタクシは、足跡をたどることもしばしば。

楽天のIDを持っている方が訪問してきた場合には、訪ね返しができますからね。

それでもって行くとさ~~

「今、童貞を買いたいセレブ急増中」とか
「逆援交ってほんとにあるんだね」とか
「包○マニアが多い」とか

ものすごく若くてキレイな女の子ちゃんたちが、あっちを出し、こっちを出し、非常に魅力的に誘っていらっしゃるのよね。


つまるところ、どっかをクリックさせて
とんでも・・なサイトに拉致ろうとしているだけなんですけどね。

でも、こういうのにひっかかる奴いるのかね?

「あなたの初めての女になりたい・・童貞君は1才につき1万円で売れます」

「こんな美味しいサイトがあったんですね、ボクは35才ですが、童貞と嘘をついてもう何回も売っちゃいました」(ご丁寧に目隠しつきの超キモイ男の写真を使ってる)

元々女と男は性欲発生きっかけが違うのよ。

ホテトル嬢が来るのを「どんな女の子が来るのかにゃ~」ってニコニコ待てるのが男。

女は目の前に来た物体をステキと思って、初めてチャッカマン点火。

女は月に1回の卵を後生大事に抱える
男はいつだって無数の弾を撃つ準備がある

どんな人でもいいから・・は女側には「めったにない」と思ったほうがいいよ。

それにさ、お金もあって、あんなにすごいカラダしている女の子たちが、「お礼はするので満足させてね」なんて風に相手に不自由しているわけないじゃんね~

しかし、こうしたものに引っかかって、どっかをクリックしちゃうオバカさん、見てみたい!

オバカさんに乾杯!(画像を見よ!)








大ヒットらしいっすけど

2009-02-18 21:30:44 | Weblog
昨年公開、全米で大したお金をかせぎ、日本でもかなりのヒットと相成った「ハンコック」

大好きなウィル・スミス主演だけど、劇場はスルーして、レンタルにて鑑賞。

あのな~
わけのわからない話って結構好きですが、
意味のない話もかなり好きですが、
面白く感じる奇妙さには何だかの「おお、そこそこ」っていうツボがあるわけさね。

映画って作り事だから、思い切り「ありえね~」は大いにに結構

でもね

「あのな~」なのよ。

前半のハンコック(ウィル・スミス)がめちゃくちゃ乱暴なスーパーマンぶりを見せるあたりは、この「おお、そこそこ」感がありましたよ。

彼がある男を助け、相手が恩返しとして、ハンコックのイメチェン作戦を目論み・・

まあ、そのあたりもいいんです。

そして、その作戦本部長の男の妻が、(十瑠さんの好きな)シャーリーズ・セロンじゃあ~りませんか?

え?

こんな美人をわざわざこんな配役?
と思ったら、あなた

ええええええ

そう来ますか~~~
そう来ましたか~~
いいですよ~~
そこ攻めて、手を止めないで、そこそこ!

と。。もう少しで・・・だったのに
ラスト15分くらいで
萎えてしまいました

センスのない意味不明に陥ってしまいました~~

無理無理無理すぎる展開へと~~もっていってしまいました~~

相方は「かわいい映画だったじゃん」とカバっておられたが・・
私は「ああ、よかったす、劇場で見んで」と思いました。

こういう映画が、バカヒットするアメリカって・・



10分の緊迫と至福

2009-02-14 23:07:09 | Weblog
「テン・ミニッツ・オールダー/トランペット」をレンタルにて鑑賞。

去年「テン・ミニッツ・オールダー/チェロ」を見たけど、さらに素晴らしかったかな。

同時期に世界の有名どころの映画監督を何人も集めて、同じ予算で10分の尺の短編を撮り、それをオムニバスにまとめるという試み。

「チェロ」のほうは結構実験的な作品が多かったけど、今回の「トランペット」はどちらかというとストーリーもちゃんとあって、ドラマチックでしたね~

こういう作品と会うと
「よかったな~」
としみじみ

今回の「トランペット」では2作目の「ライフライン」が際立って素晴らしかったな~

白黒の画面

生まれたての赤ちゃんがママの隣のベッドでスヤスヤと眠る

田舎の昼下がり・・って感じ

まわりには仕事する人
のんびり遊ぶ子供

音楽がなく、農作業の音とかがBGMになっている

はたと見ると
赤ちゃんの産着の下半身から何やら染み出してくるものが・・

黒いシミ?

いや白黒なんだから・・え~~っと、これは「血」じゃ!

赤ちゃんは安らかな寝息をたてているが、そのシミはどんどんどんどん広がっていく

えええええ
何何何?

どんどんどん緊張する

誰か早く!
早く気づいて!

ドラマは10分で至福のうちに終わるが、細かい人物描写もなし、セリフもほとんどなし、でも濃縮した味があるぜ!

この2作目の監督は「ミツバチのささやき」の監督さんだそうです。

他にも軽い笑いあり、ハードボイルド風あり、幽霊話あり
10分という時間でここまで描いた皆様に「お疲れ様」です~


まずいので・・

2009-02-13 23:32:17 | Weblog
おっかしなブログに、おっかしな画像がアップされてました。



っと思って、当方にてアップしようと思ったのだけど、jpgじゃないのと、いささか「やばいだろ、それやばいだろ」という画像もあったので断念。

みんな、こっちを見てくれ

「あらら写っちゃった、不快なものをさがせ!」です

http://mykit.jp/pc/ukulala2001/#0209

ただし18歳未満の方はダメよ
・・とか言うと真っ先に
○シさんとか、十○さんとか、be○aboさんとか、samu○raiさんとか、
行くに違いないが・・

ここに名前が載っていない=自分はエロに真っ先に走らないと思われているわけではありません。油断しないように・・
オテントさまはお見通しです

まったりとしたお酒のようです

2009-02-12 20:26:32 | Weblog
今や6人の子供のパパ、ブラピ

子供たちの成長を見つめながら、愛するアンジーと一緒に時を重ねていく幸せ・・

まあ、「人生はわからない」ですけどね、今のところ首尾よく順調なのではないでしょうか。

昨日レイトで見た「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」の主人公、ベンジャミンはそういった幸せを手にすることはできない。

なんせ人生の流れが・・

後期高齢者→前期高齢者→中年→若者→少年 そして・・
なんだもの

愛する女性は
少女→若者→中年→前期高齢者→後期高齢者 そして臨終
じゃないっすか

はあああ~~

切ないね~

切ないけど、いいんだよね・・

何が?って聞かれてもね~うまく言えないんだけどね~

でも、想像してごらん。
女性である自分はどんどん老いるのに、男性である相手はジャンジャン若者に、ベッドを共にした後の何とも言えない恥ずかしさを・・
臨終のとき、自分のパートナーがあんな風な姿になり、それを看取る図を・・

ブラピがオスカー候補になっているけど、私はケイト・ブランシェットの素晴らしさに「ガッツン」

全体の味わいが、まったりとした美酒のようでした。

尺が3時間と長い映画なんだけど、時間は気にならず・・

これからも何回か見たくなるかな~と思います。
早くDVDで出ないかな~
ちっちゃなブラピ、どうやって撮ったのか、メイキングが楽しみですな





今日はレイトで・・

2009-02-11 17:59:58 | Weblog
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」を見に行くの。

この映画ね、なぜかタイトルをなかなか覚えられず

「なんとかバトン 不思議な一生」
「なんとかバトンの数奇な一生」

などなど

そもそも
「なんとか」の部分がいつも間違っててさ

画像はF1パイロットのジェイソン・バトン
(いい男よね~

これも混乱の一因
ずっと
「ジェイソンバトン 不思議な生涯」
とかを引きずってますた

「セブン」
「ファイト・クラブ」
とそこそこ好きな映画をやっちくりてるフィンチャー&ブラピのコンビ

今度はどうでしょう?


最近よくいくブログ

2009-02-08 11:47:31 | Weblog
ワタクシ、大真面目に仕事上のブログを2つ書いてます。

素のキャラは「果汁5%」くらいにして書いてます。
現場ではもっと「果汁70%」くらいですが、
文章は残るものなので・・

そんな楽天のブログのほうに、なぜかある日、訪問者でおかしなブロガーの方が・・

ゲイの方でカップルで同居していらっしゃるようで
その絵日記なんですね

もともとはアメブロで書いてらっしゃるようで、もともとの方にお邪魔してみましたが、ものすごく笑えます

ウタちゃんとツレちゃんというカップルの日常なんだけど
書き手のウタちゃんはどこででもカミングアウトしているというツワモノ

会社でも「オネエキャラ」と「男のキャラ」を使い分けて「便利」と胸を張るとこがすごいす

写真も掲載されているしね

最近の記事は、ツレちゃんが買ってきて枕カバーが「有罪か無罪」かで裁判が行われています

すんごい柄で、しかも綿じゃないので、汗もよだれも吸わないだろう。。ってもの

ウタちゃんは「有罪」を主張
ツレちゃんは「無罪」を主張

こういうことって、普通に同居しているカップルでも日常起きていることなので、かなり笑える

「♂♂ゲイです、ほぼ夫婦です」はこちらから
http://ameblo.jp/qm080952/

だんだん

2009-02-08 10:54:01 | Weblog
チャン・イーモウ監督作で見ているのは
「初恋のきた道」
「HERO」
「LOVERS」

そして本作「王妃の紋章」

だんだんと
あまり・・かなと感じているのは私と相方だけすかね

北京五輪の開会式、すごかった~とは思ったけどね

「HERO」はパーフェクトに好きな作品で、色彩だけでなく、あの行きつ戻りつな物語も好きでね~

次の「LOVERS」になると、さらなる色彩のすごさなんだが、ストーリーが

最後の1年間くらい戦い続けるあたりなんぞは、失笑

そして「王妃の紋章」

ぎゃおえ~~色のねっとりとした濃さはすんごいぞ~~
それから数日間、家の中のものを掃除しまくったくらい、影響力大

なんて
なんて
あ”~~

ゴールド、金ピカっぷりがすごいのよ~~

しかし
しかしだ

肝心の物語が「好き」になれない

コン・リー扮する王妃とチョウ・ユンファ扮する王との確執
それが息子たちを巻き込み
あの信じられない規模の戦いへと

コン・リーが
恐い

毒を盛られていることもあって、時に震えが襲ってくるんだけど
普段もワナワナ

恐いよ~~オカルトじゃね~か

チョウ・ユンファは「パイレーツ3」での中途半端な海賊親分のイメージが強く、今回の強大な権力を持つ王にしっくり合いませんしね

登場人物のどなたにも感情を添わせることができず、遠い雷鳴って感じに終始しちゃったかな

やっぱりね
映画も
「あったまばっかりでも かっらだばっかりでも だめよね~」
じゃないが
「カメラばっかり でも だめよね~」


次回作、モアベターになるようにがんばって!

背筋すごい・・らしいの

2009-02-06 21:27:03 | Weblog
相方がこの前仕事の現場でikkoを見たんですと

セットを動かすのを担当していた相方は、すっぐ間近でikkoをジロジロ

特に背後から見る機会が多く、大きく背中のあいたドレスから見えた背筋
「すごいす」
と感じたんだって

足もキレイで鍛えているって

あとは「あのまま」

高いヒールで何回かこけていたそうです

受け答えなどは、やはりプロだな~と
「さすがですな」
と感じたとのこと

新しいフレーズ
「アゲアゲ~♪」
を連発していたそうだよ

胃が悪くなりました

2009-02-03 21:32:48 | Weblog
あ”~~~

どうしてあんなものを知ったのか?

以来、1週間くらい思い出すたびに胃のあたりに不快感がさ~

Allcinemaでね
今検索されている映画タイトルってあるじゃない?

あそこに「グロテスク」っていう映画があってさ
「何ですか、こりは?」と思い、情報のページにいったが100年目

anupamはね
ホラーは嫌いじゃないんだけど、決して見ないジャンルがスプラッター

汚いじゃん!

(これって、不思議だけどね、人間が普通にしていると「キレイ」とか「かわいい」とか評価できるのに、その皮を1枚はいだ部分を見ると「ぎょええええ」ってなるのはなぜ?とは思うが・・)

見ていて、プロセスの中で残酷シーンがあるのはまだ許せるけど、
そこが目的なのはダメダメダメダメ、
無理無理無理無理

しっかし
この「グロテスク」はとんでも8分、歩いて10分な作品だったのさ

「ソウ」のほうがすごいよ
とか2ちぇんねるの噂ではあるらしい

こんなのよりすごいの、その「ソウ」ってやつは?

人をそんな風に切ったりちぎったりするのが何が楽しいの?

暴力っていうのは、つまるところ性欲だと私は解釈しているので、やっぱりこういうすさまじい映画を見たいってのは「若いエネルギー」の溢れたヤングな方たちかと・・

HALさんは強烈なものを見ると「とりつかれてしまう」体質らしいので、絶対に「見てはいけませんね」、トレーラーすらダメです。

画像は、水中遊泳中のトラ。
すごい顔っしょ!
鼻に水が入らないように顔をしかめるらしいのね。

たぶんanupam、「グロテスク」のこと知ったとき、こんな顔していたと思う。