シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

日本人はコングと肌が合わない?

2017-03-29 13:08:47 | Weblog

先週から公開された「キングコング 髑髏島の巨神」

全米ではオープニング成績もよく、2週目で早くも1億ドルを突破。狙うは2億ドル?

日本でも頻繁にテレビでスポットCMが流れたし、主演の3人も来日、キャンペーンを積極的に行った。

が、蓋を開けてみると公開初週第4位と予想外の苦戦だね。関係者はかなり落胆しているのではないだろか?しかし、単なるデカいものが大暴れな作品ではないらしく、レビューは総じて好意的、出来そのものは悪くないみたい。

振り返ってみると、これまでのキングコング映画も日本で大ヒットしているとは言えず、どうやら作品の出来不出来と関係なく、コングそのものが日本人の肌に合わないのかもしれないね。

2005年のピーター・ジャクソン監督版「キング・コング」も全米では好成績だったけれど、180分という長い尺もあったのか日本では苦戦した。youtubeでコングと恐竜のバトルシーンを見たが、すんげえーーとひっくり返ったくらいの出来だったんだけどな。

デカいもの好きな私も今回の「髑髏島の巨神」はまったく食指が動かず、劇場出撃はないだろう。
本作は日本版のトレーラーの出来がひどくて、特にナレーションのつけ方が大失敗、B級臭がプンプンしちゃったことがスタートダッシュでつまづいた原因のひとつかと。

同じプロダクションの「ゴジラ」のトレーラーは日本版もカッコよく作ったのに・・・

この「キングコング」は続編が決まっていまして

はい、こうなるそうです。「怪獣総進撃」かよ??

ちょっと・・どうなんでしょう。
でも、こうなると見に行くかもしれないなー


人間って社会的な生き物であることを再確認する

2017-03-21 21:23:18 | Weblog

母が旅立って1か月が経った。

しつこいことに、まだ実感がない。ほぼ毎日母宅に行っていたし、仕事帰りに電話もしたりしていたので、「電話しても出ない」ことが哀しい。

でも、一方でやらなくてはいけないこともたっくさんあり、毎日追われている。ご家族が亡くなった方は皆さん体験していると思うけれど、本当にいやがらせかっていうくらい諸手続きがある。
哀しさにひたらないためっすか?とも思うわ。
介護保険料の金額変わりましたよっていうお知らせも、なんでこんなに解読しにくいの?ってくらいわかりにくいしさ。
電話して聞いたら、対応に出て人も不慣れで何度も「すみません、確認しますね」で延々待たされ、あげくベテランに代わり、やっとわかった始末。なんなら、最初からもっとわかりやすく書いてよねって思う。

人が一人亡くなることは、社会の中のひとつのピースがなくなることで、それに伴った手続きが必要なんだねー

しかもだよ、今回「想定外の事象」「思ってもいなかった事象」も発生してしまったため、マジで乗り越えられるのか?????と思った。

問題はふたつ。
ひとつはどうにかクリアー。
残りもうひとつ。
さあ、どんな出来事が待っているのか???

 


いくばくかの苦さも残して

2017-03-03 10:54:06 | Weblog

2月17日、母が旅立った。

89歳だったので、年齢的には十分だったかもしれないけれど、患っていたわけでもなく、突然の旅立ちだった。

ここ2年くらいはひとりで出かけることができなくなったので、かかりつけの整形外科などへは私が同行していた。母が旅立った数日後、かかりつけの病院にお世話になったご挨拶に伺ったが、足腰がヨチヨチしていた以外は、頭もしっかりしていたし、元気に通院していたので、皆さん、とても驚かれていた。

おそらくだけど、本人が一番驚いているかもしれないとも思う。

生きることに執着するタイプではなかったけれど、本人のプランとしてはあと数年は・・と考えていたと思う。

でも、いつも言っていたな。誰の手も煩わせずに逝きたい・・と。

しかしだよ、もう少し煩わしてくれてもよかったよ。いきなり、逝くなよ。

妹と
「あんなにしつこい性格だったのに、最期はこんなにあっけなく・・だよ」
と泣き笑いしながら、棺を花で埋めた。

私の脳内には母の動画データが無数にあり、遺灰となった母をちゃんと見ているのだが、まったく結びつかず。。

今月いっぱいは、母の旅立ち後の様々な整理に追われるだろうな。
解決しなくてはいけない問題もあり、早く決着してほしいなと思っている。