カラフルなお花を買う

愛犬の死に手向けるお花を買いました。
本当は、白い花がいいと思うけど、それじゃあ、あまりにそっけないのでカラフルなお花を買いました。

紫色、ピンク色、黄色。
鮮やかで、元気はつらつな感じがしました。
その花を愛犬の亡骸に手向けました。
一気に華やかになります。

「どうか、お花いっぱいのところで、楽しくしていてね。」と、思います。
愛犬の顔を見ると、今にも動き出しそうに思います。
でも、じっとそのままで動かない。
せっかく出会えたのに、先に逝くなんてずるいなぁ。と、思いました。
でも、私は看取ってやらないと、愛犬は死ぬに死ねないのです。
涙してやらないと、誰が愛犬のために泣いてくれるのか。
家族は、ぽつり、ぽつり愛犬の昔話を始めます。
今日の私の声は、震えて聞きづらいのかも。
いつか、涙が出なくなる時に、もう一度、愛犬の昔話をしたい。と、思っています。
笑える話もちらほらあるかも。

お花に囲まれた愛犬は、とてもチャーミングな犬です。
私が愛しただけのある犬なんです。
今日は、泣いていてもいいよね。
じっとしていると、涙がジワリと出てきます。
悲しみと、後悔の涙です。
なんで、もう少しかまってやらなかったのか。
今更思います。

思うようにならない

今日は、おじいさんを入浴させてあげたんですが、もう筋力が無くて、ふにゃふにゃな状態なんです。
湯船に浸かっても、だんだんお湯に沈み込んでいきます。
上の人に報告したのですが、今の状況をわかってくれないのです。
横同士だと、「もうあの人は機械浴しかないようね。」と、話が分かってくれるのです。
なんで、現場の声が上に届かないのか。と、思いました。

もし、おじいさんが死んでしまったら、犯罪者になります。
私はちゃんと上に報告したので、それを免れるかも。
そのまま続行させた上のせいになります。

老人は、いつ死ぬかわからないのです。
何が原因で死ぬかもわかりません。
それに付き合うのはごめんです。

消えそうな命

きっと、夢を見るように思います。
今の状態を夢に見て、後悔することになるような。

愛犬は、今、生死を漂っています。
以前に見た夢は、大事に育てていた愛犬が消えていく夢でした。
もうそんな夢は見たくないのです。

今、消えそうな命は、懸命に戦っています。
どうか、神様がいるなら助けてほしいのです。
少しでも長くこの世にいてほしい。
そんなことを考えて生きています。

目肩腰の薬

家の薬箱を見ると、ビタミン剤というか、「目肩腰に効く」薬がありました。
かなり腰がやばい状態になっている私は、躊躇なく飲みます。
しかし、本当に効いているのかはわからないのです。

薬が効くより、飲んだ気がした感が体を治すように思います。
多分、ビタミン剤が利いたような感じのように、目肩腰の薬も同じなんじゃないか。
まあ、切れた時、「本当に効いていたのだなぁ。」と、思うことになります。

昨日、何気に体の重い人を移乗することになっていたのです。
「これでもか。」と、言うくらい重いんです。
しかも、パンチを食らいやるせない気持ちになります。
私一人では手に負えないので、人を呼んでなんとなくその場をしのぎました。
当分、その人と会いたくないのです。
「早く死んでくれ。」と、思ってしまいます。

目肩腰の薬は、当分飲むことになります。
「あかんなぁ。」と、思いながら、別の仕事も考え中。
私は介護に向いてないのは確か。
もっといい仕事があれば問題なしなんですが。

あえて応援しない

私が応援する球団は、いつも負けてしまうのです。
だから、今回も会えて日本を応援しなかったんです。
むしろ、眼中にないようにしていました。

でも、アメリカを倒し、優勝することになりました。
大喜びする私です。
「応援しなくてよかった。」と、思いました。

何のスポーツでも、本当に勝ってほしい選手や団体には、心から応援することをしないようにしています。
そうすることによって、勝ちが手に入ります。
本当におめでとうと言いたい。
みんなが応援する中、一人冷めた目で見ている人間もいることを忘れないでほしいのです。