焦る

友人が一眼レフのカメラを買いました。

いつも二人で遊びに行くときは、私が一眼レフのカメラを専売特許のように使っていました。
もう、それもなくなってしまいます。
友人は、センスもいいし、機械に強いのです。
もうそれだけで、私を上回っています。
追い抜かれるのも、あっと言う間なんです。
本当に怖いことです。
そのうち、カメラの使い方、撮り方など彼女から聞くことになります。
おお。怖い。怖い。

今は、えらそぶって、「頑張れ。」って、言っているんですが、心の底では焦っているところです。
なんか、こういう仕打ちって、結構あることなんですよね。
せめて、センスの面では勝っていたい気もするんですが、生まれ持ったものなんで、どうすることもできないんです。
しかも、彼女はカメラを買いたてなんで、気持ちも高ぶっているのです。
ものすごい勢いで追いつかれるかもしれません。

私は、どちらかと言うと、なんでもスローな性格なんです。
一度、壁にぶつかったら、「まあ、何とかなるでしょう。」と、いったん問題を棚上げしてしまうところがあります。
自分でもわかっているのに、その性格を治そうとしないんです。
これが、私の致命傷なのでしょう。
ガンガン、ブルドーザーのように進める友人には、到底勝てることがないんです。
あとは、誰かの力を借りて、進むしかありません。
その前に、自分の性格を治すことが先決なのかもしれませんね。