
溜息の橋 Ponte dei Sospiri
2018年12月25日ベネチアにて
■2018年12月21日
大連の空港に到着すると、乗り継ぎ客は全員自分の荷物を持って一度飛行機から降ります。ボーディングブリッジを通り、ターミナルに降り立ちますが、そこからどうするのか。これが第一関門です。

ボーディングブリッジからターミナルへ
ターミナルへの通路に歩を進めると、目の前に、上記のようにスタッフが立っていて、北京へ乗り継ぐ乗客を誘導していました。例えば、案内人が居ずとも、立て看板を見てその方向に行けばいいはずだけれど、こうして人が居て指し示してくれると、どんなに安心できることか。

振り返るとこんな風にターミナルへ入ります
これから入国審査です
随分昔、ローマの空港に初めて降りた時、空港内が工事中で、矢印方向に歩いて行ったら、乗り換えエリアに行かず、空港の外に出てしまったことがありました。 transferの表示になっていたのに、いい加減な案内で、空港内右往左往したことが今でもトラウマになっているのでしょう。初めて利用する空港ではやはり緊張するのです。
人の流れに付いて行ったらいーよ心配ない、などと旅慣れた人からアドバイスを受けることがありますが、それを真に受けてはいけません。現地の公式の案内表示を必ず確かめて、分からなければインフォメーションや最寄りのスタッフに聞きましょう。

乗り継ぎの乗客には上記の黄色い“乗り継ぎカード”が手渡されます
この飛行機でも、乗客がどっと降りて、その流れに身を任せてしまうと、上記の立て看板を見過ごして、大連を目的地とする乗客に押し流される可能性だって否定できません。今回は私とその他数人だけが乗り継ぎ客だったのですが、ビジネス席の乗客が、一番早く外に出られた為に、わたしが先頭になり、この表示にいち早く気付けたのだろうと思います。
-続く-
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