
鉄道のミラノ駅
■2015年12月21日(月)ー夜編ー
ミラノのホテルは、かなり早い時点で予約を入れました。駅近くで何よりも安全なホテルそして居心地の良さを加味して選択したのですが、予想以上に良いホテルでした。ここを拠点にするので、町を散策後に帰ってくるのも楽しみです。部屋の仕様は、きっとアップグレードされている。

ホテルの部屋
ホテルが提供する無料WIFIのスピードも速くてネット環境は快適です。持参したパソコンは、明日行く場所の確認をしたり、時刻表を調べたり、旧いモデルのマシンながら随分役に立ってくれています。これもWIFIのお陰です。

このデスクに向かっています(^^)
今、12月22日(火)の朝、8時ですが、先ほど朝食を済ませて来ました。ちょっとゆっくりしたいと思います。これがツアーなら、すぐロビーに集合となるのですが、ここが一人旅のいいところですね。

ロビーの奥のレストランが朝食場所でした
実は、昨夜、ちょっとしたトラブルがありました。って言うには余りにもお粗末というか、恥ずかしいというか、いやあれはやむを得なかったというか、いっぱい弁解しよ。

部屋のバスルーム
午後11時前にもなっていたでしょうか。お風呂に入ろうとして、お湯を入れ始めました。勢い良く温かなお湯が蛇口から出て来るのを確認して、明日の予定を立てようとパソコンに向かったのですが、しばらく経ってお湯の状態を見に行くと、なんと浴槽に張られたお湯の色が黄色いのです。これはしばらく使っていなかった為に、水が濁っているのだと、水を抜いて、再度お湯を入れ始めました。
しかし、そのお湯も色がやはり濁ったように黄色っぽい。何度かお湯を抜いては入れ直しすることをしましたが、浴槽のお湯の色は変わりませんでした。もしやここは温泉が出る?などとも思いましたが、そんな訳はないと、ロビーに電話を入れました。すると、すぐに黒人の若い男性がやってきて、見てくれました。

写真では薄く見えますが、現物はもう少し濃い色でした
彼は、今日のお天気のせいかも知れない、しばらくお湯を出し続けようと言いましたが、浴槽に張られるお湯の色は同じです。私がしたように何度もお湯を抜いては入れ抜いては入れしましたが、やはり色は変わらない。二人してマジックだ、おかしい、こんなに出し続けても水は透き通らないなんて、と言い合いましたが、暫くして彼が叫びました。
LUCE!
LUCEとはイタリア語で、灯り・光のことで、このスタイリッシュなホテルが設置したバスルームの天井の間接照明が浴槽のお湯の色を変えていたのでした。そりゃ何度お湯を入れ替えても、色は同じばずだわ。
夜中のバスルームで若い男生と二人、鼻をつき合わせてあーでもない、こーでもないと討論した結果にしては、お粗末な顛末でしたが、おしゃれな照明がこうしてトラブルになるなんて、日本ならきっと、こんな表示がされているに違いない。
★お客様へ
浴槽のお湯が黄色く見えるのは、間接照明の光が原因でございます。濁りや汚れではございません。ご安心の上ごゆっくりおくつろぎ下さいませ。
と(^^)。
この男性は、それでもニコニコして、良かった、と言ってくれましたが、以前カモッリのホテルで、汚れたお湯が出るのが止められず、部屋を替えて貰ったことがあったので、その経験があだとなりました。もっと冷静に考えれば、気付いたかも知れないのに申し訳なかったですm(_ _)mペコペコ
さて、そろそろ出かけたいと思います。ミラノは少し曇っているけれど、雨は降ってはいない。先ずはサンマウリッツィオ教会を訪ねます。
長い間使われていない場合、蛇口から出る水に濁りが出うる、そういう経験わたしもありますので、かずさんの思い込みもよく分かります。
でも、来てくれた方が優しい人で、本当によかったですね♪
なおこさんもそんな経験をお持ちなのですね。日本では余程のことがないと、こんなクレームはないし、ヨーロッパでは当たり前みたいに起こるので、ツアーで行けば添乗員さんが、ホテルでいつも、お風呂のお湯の確認を促します。それにしてもなおこさんが言われるように、親切なスタッフでほんとに良かったです。