関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 牧の原温泉 「ヒーリングヴィラ印西」
<牧の原温泉「ヒーリングヴィラ印西」> (印西市、10:00~24:00、1,500円、0476-47-6611)
オフィシャルHP
千葉ニュータウンのSC(ショッピングセンター)「牧の原モア」内に2005/12/15オープンしたコンセプト型温浴施設。
これまでSC内の温泉施設で当たったためしがなく、しかもお高いので躊躇していましたが、ネット上でお湯の評価が高いので突入。まったりと半日をすごしました。一遊さんのレポあり。
北総開発鉄道「印西牧の原」駅(北口)から徒歩数分なので、車がなくてもOK。
無国籍調の不思議な外観の建物はアネックスなのでSC内の雑踏とは無縁。
コンセプトは「アジアンSPA」。「アジアならではの様々な温浴文化や食文化を取り入れたヒーリング施設。それが『ヒーリングヴィラ印西』です。」(公式HP)と謳っているだけあり、すでにエントランスから非日常空間が広がります。
2層の施設は大きくスパエリア(男女別)、プールエリア(水着(持参)着用)、サウナエリア(館内着着用)にわかれます。他にリラクゼーションエリア(岩盤浴、ボディケア(有料)、リフレクソロジー(有料)など)、レディースエリア(仮眠室、岩盤浴、エステ(有料)など)アジアンキッチン、ヴィラエリア(個室有料貸切ヴィラ5室)など施設充実。
とくに女性仮眠室「あかね色の部屋」は居ごこちがいいらしく(連れ談)、女性のパフォーマンスの方が高そうです。
アジアンキッチンのなかにある自然食ビュッフェレストランは1,800円(夜)で60種もの料理をバイキング、味はさほどではないものの雰囲気よくなかなかに楽しめます。
サウナエリアには、麦飯浴サウナ、マグマ浴サウナ、岩塩浴サウナ、サンゴ浴サウナ、硫黄浴サウナ、霧サウナ、冷風サウナなど日本初、県内初の変わりサウナが勢揃い。硫黄浴サウナはたしかにイオウ臭がしていましたが、なんとなく落ちつかず、やっぱり硫黄泉のほうがいいなぁ・・・(笑)
プールエリア(今回入らず)は、約30℃の温水を使用。メインプールのほか子供風呂、ジャグジー、プールバーなどがあります。
本題の男性スパエリアです。
脱衣所はやや狭めながら洗面台など、輸入モノとおぼしき什器がつかわれ趣向あり。
採光のいい明るい内湯ゾーンには、パノラマ風呂(石(木?)枠石敷15人以上、側注・底吸+溢流/循環)と麦飯蒸釜サウナ、セパレートされて洗い場。カラン21(内セパ式12)、アメニティ類完備。
氷雨降る寒い日で、みなサウナゾーンに集結しスパエリアはがらがら。思う存分お湯を楽しめました。
露天ゾーンはバリの屋外プールをイメージしたらしく、エスノな香りがただよっています。
バリ行ったことないので(^^;)本物にどこまで迫っているのかわかりませぬが、なかなかに快適な空間です。
時計まわりに、
■アロマ風呂(東屋内木造2-3人、38℃、香り風呂、木樋湯口投入・溢流/かけ流し)
■ゲンセン風呂(石造4-5人、33℃(非加温?)、石湯口投入・切欠排湯/かけ流し)
■ステップ風呂(水深110cmの石造立浴槽10人、40℃、お面湯口投入・底吸/循環)
■ガゼボ風呂(鋳物壺風呂1人、41℃、屋根付、井戸ポンプ投入・溢流/かけ流し)×3
■バリ風呂(石造20人以上、41℃、寝湯×2付、41℃、注入・底吸/循環)
■ヒーリング風呂(石造12人以上、側注・軽い底吸+溢流/かけ流し)
■備長炭水風呂(16.5℃で冷たい、弱カルキ臭/井水かけ流し)
女性スパエリアは細部にちがいはあるものの、だいたい似たような構成です。
お湯は全体にレベルが高く、なかでもゲンセン風呂とアロマ風呂がいいです。
透明度30cmほどの緑褐色のにごり湯で、強鹹味+強い金気だし味、粘土系アブラ臭と金気系貝汁臭とアンモニア臭が渾然一体となって濃厚に香ります。
塩気と金気が存在を主張するまったりと濃度感の高いお湯で、強烈なほてほて攻撃に見舞われるかと思いきや、意外にほてらず上品にぬくもります。
ガゼボ風呂はこの2槽よりやや金気が弱く赤味も薄いです。金気だし味が弱まっている分、鹹味が強く感じられます。
アンモニアがおもてに出張ってきていて、軽質なアンモニア臭と粘土系アブラ臭が卓越。これはこれでよく、鮮度感はいちばんかも?
ヒーリング風呂は、ゲンセン&アロマ風呂とガゼボ風呂の中間くらいで鮮度感やや弱め。
パノラマ風呂は、透明度60cmほどの茶色にごり湯でうがい薬系の薬品臭。
ステップ風呂は、パノラマ風呂より薬品臭強く茶色で透明度70cm。
バリ風呂は、ほぼ透明で強薬品臭。
個人的に感じたお湯のよさは、ゲンセン風呂 > アロマ風呂 > ガゼボ風呂 > ヒーリング風呂 > パノラマ風呂 > ステップ風呂 > バリ風呂 の順かな?
ヒーリング風呂以上は標準をかるく越えるお湯で、近場でこれほどの源泉をこれほど贅沢につかう施設は、三郷の早稲田天然温泉「めぐみの湯」以外にちょっと思いつきません。
スパエリア、プールエリア、サウナエリア全部とさらに岩盤浴まで利用できて、バスタオル、フェイスタオル、館内着1セットレンタル料込み1,500円はけっして高くないと思います。なにより湯づかいがすばらしいので、半日まったりしたいときにまた行きたいと思います。
Na-塩化物強塩温泉 36.1℃、pH=7.4、390L/min(1,500m掘削揚湯)、成分総計=27.29g/kg、Na^+=9452mg/kg (89.19mval%)、K^+=312.4、NH4^+=82.6、Mg^2+=263.4、Ca^2+=307.4、Fe^2+=5.7、Cl^-=16120 (97.72)、Br^-=68.7、I^-=29.9、HCO_3^-=579.7、陽イオン計=10420 (460.9mval)、陰イオン計=16800 (465.3mval)、メタほう酸=13.9 <H17.6.8分析>
行ったときは、期間限定で平日Night Time料金(平日20時~ 1,000円)というのをやっていましたが、HPをみると載っていないので終了したのかも。
〔 2007年5月13日レポ 〕
オフィシャルHP
千葉ニュータウンのSC(ショッピングセンター)「牧の原モア」内に2005/12/15オープンしたコンセプト型温浴施設。
これまでSC内の温泉施設で当たったためしがなく、しかもお高いので躊躇していましたが、ネット上でお湯の評価が高いので突入。まったりと半日をすごしました。一遊さんのレポあり。
北総開発鉄道「印西牧の原」駅(北口)から徒歩数分なので、車がなくてもOK。
無国籍調の不思議な外観の建物はアネックスなのでSC内の雑踏とは無縁。
コンセプトは「アジアンSPA」。「アジアならではの様々な温浴文化や食文化を取り入れたヒーリング施設。それが『ヒーリングヴィラ印西』です。」(公式HP)と謳っているだけあり、すでにエントランスから非日常空間が広がります。
2層の施設は大きくスパエリア(男女別)、プールエリア(水着(持参)着用)、サウナエリア(館内着着用)にわかれます。他にリラクゼーションエリア(岩盤浴、ボディケア(有料)、リフレクソロジー(有料)など)、レディースエリア(仮眠室、岩盤浴、エステ(有料)など)アジアンキッチン、ヴィラエリア(個室有料貸切ヴィラ5室)など施設充実。
とくに女性仮眠室「あかね色の部屋」は居ごこちがいいらしく(連れ談)、女性のパフォーマンスの方が高そうです。
アジアンキッチンのなかにある自然食ビュッフェレストランは1,800円(夜)で60種もの料理をバイキング、味はさほどではないものの雰囲気よくなかなかに楽しめます。
サウナエリアには、麦飯浴サウナ、マグマ浴サウナ、岩塩浴サウナ、サンゴ浴サウナ、硫黄浴サウナ、霧サウナ、冷風サウナなど日本初、県内初の変わりサウナが勢揃い。硫黄浴サウナはたしかにイオウ臭がしていましたが、なんとなく落ちつかず、やっぱり硫黄泉のほうがいいなぁ・・・(笑)
プールエリア(今回入らず)は、約30℃の温水を使用。メインプールのほか子供風呂、ジャグジー、プールバーなどがあります。
本題の男性スパエリアです。
脱衣所はやや狭めながら洗面台など、輸入モノとおぼしき什器がつかわれ趣向あり。
採光のいい明るい内湯ゾーンには、パノラマ風呂(石(木?)枠石敷15人以上、側注・底吸+溢流/循環)と麦飯蒸釜サウナ、セパレートされて洗い場。カラン21(内セパ式12)、アメニティ類完備。
氷雨降る寒い日で、みなサウナゾーンに集結しスパエリアはがらがら。思う存分お湯を楽しめました。
露天ゾーンはバリの屋外プールをイメージしたらしく、エスノな香りがただよっています。
バリ行ったことないので(^^;)本物にどこまで迫っているのかわかりませぬが、なかなかに快適な空間です。
時計まわりに、
■アロマ風呂(東屋内木造2-3人、38℃、香り風呂、木樋湯口投入・溢流/かけ流し)
■ゲンセン風呂(石造4-5人、33℃(非加温?)、石湯口投入・切欠排湯/かけ流し)
■ステップ風呂(水深110cmの石造立浴槽10人、40℃、お面湯口投入・底吸/循環)
■ガゼボ風呂(鋳物壺風呂1人、41℃、屋根付、井戸ポンプ投入・溢流/かけ流し)×3
■バリ風呂(石造20人以上、41℃、寝湯×2付、41℃、注入・底吸/循環)
■ヒーリング風呂(石造12人以上、側注・軽い底吸+溢流/かけ流し)
■備長炭水風呂(16.5℃で冷たい、弱カルキ臭/井水かけ流し)
女性スパエリアは細部にちがいはあるものの、だいたい似たような構成です。
お湯は全体にレベルが高く、なかでもゲンセン風呂とアロマ風呂がいいです。
透明度30cmほどの緑褐色のにごり湯で、強鹹味+強い金気だし味、粘土系アブラ臭と金気系貝汁臭とアンモニア臭が渾然一体となって濃厚に香ります。
塩気と金気が存在を主張するまったりと濃度感の高いお湯で、強烈なほてほて攻撃に見舞われるかと思いきや、意外にほてらず上品にぬくもります。
ガゼボ風呂はこの2槽よりやや金気が弱く赤味も薄いです。金気だし味が弱まっている分、鹹味が強く感じられます。
アンモニアがおもてに出張ってきていて、軽質なアンモニア臭と粘土系アブラ臭が卓越。これはこれでよく、鮮度感はいちばんかも?
ヒーリング風呂は、ゲンセン&アロマ風呂とガゼボ風呂の中間くらいで鮮度感やや弱め。
パノラマ風呂は、透明度60cmほどの茶色にごり湯でうがい薬系の薬品臭。
ステップ風呂は、パノラマ風呂より薬品臭強く茶色で透明度70cm。
バリ風呂は、ほぼ透明で強薬品臭。
個人的に感じたお湯のよさは、ゲンセン風呂 > アロマ風呂 > ガゼボ風呂 > ヒーリング風呂 > パノラマ風呂 > ステップ風呂 > バリ風呂 の順かな?
ヒーリング風呂以上は標準をかるく越えるお湯で、近場でこれほどの源泉をこれほど贅沢につかう施設は、三郷の早稲田天然温泉「めぐみの湯」以外にちょっと思いつきません。
スパエリア、プールエリア、サウナエリア全部とさらに岩盤浴まで利用できて、バスタオル、フェイスタオル、館内着1セットレンタル料込み1,500円はけっして高くないと思います。なにより湯づかいがすばらしいので、半日まったりしたいときにまた行きたいと思います。
Na-塩化物強塩温泉 36.1℃、pH=7.4、390L/min(1,500m掘削揚湯)、成分総計=27.29g/kg、Na^+=9452mg/kg (89.19mval%)、K^+=312.4、NH4^+=82.6、Mg^2+=263.4、Ca^2+=307.4、Fe^2+=5.7、Cl^-=16120 (97.72)、Br^-=68.7、I^-=29.9、HCO_3^-=579.7、陽イオン計=10420 (460.9mval)、陰イオン計=16800 (465.3mval)、メタほう酸=13.9 <H17.6.8分析>
行ったときは、期間限定で平日Night Time料金(平日20時~ 1,000円)というのをやっていましたが、HPをみると載っていないので終了したのかも。
〔 2007年5月13日レポ 〕
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