関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 小久保(大貫)鉱泉 「つりと鉱泉 さゞ波館」 〔 Pick Up温泉 〕
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住 所 :千葉県富津市小久保2868
電 話 :0439-65-3373
時 間 :14:00~20:00 / 不定休
料 金 :500円
■ 紹介ページ (富津市観光協会)
■ 紹介ページ (Yahoo!トラベル)
■ 紹介ページ (るるぶ.com)
■ 紹介ページ (JTB)
「さゞ波館(さざ波館)」は、大貫漁港のそばにある昭和六年開業の老舗宿。
R465大貫駅前から1kmほど南、小久保川の小さな橋を渡ってすぐの路地を右折して突きあたった右側の海辺。
このあたりは国道から引き込んでいて静かで、あたりの家並みは昭和のそれ。
釣り宿ということで、民宿に毛のはえた程度の宿を想像していましたが、思いのほか立派。
ここは近代日本児童文学の始祖といわれる巖谷小波(いわや・さざなみ)(漣山人)ゆかりの宿で、名付けは小波によるとの由。
玄関脇に小波の句碑があります。
帳場で入浴を乞うと奥に入浴客用の入口があるとの案内を受けて移動、Pもそちらにあります。
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【写真 上(左)】 外観
【写真 下(右)】 渋い館内
入るとバーかスナックのような一角がありそこで料金を払います。
扉を開けると別世界。黒光りする木の廊下が走る味のある和風の建物です。
廊下の奥に男女別の浴場。木枠の脱衣棚に洗面台がふたつ。
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【写真 上(左)】 脱衣所
【写真 下(右)】 洗面台
二面採光の浴場に、内湯(石造7.8人)がひとつとシンプル。
洗い場は銭湯仕様で押下式カランに固定式シャワーがレトロ。
カラン6、シャワーあり、シャンプー・ドライヤーなし。土曜17時で独占~3人。
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【写真 上(左)】 浴室
【写真 下(右)】 左手はジェット
中央のパイプ注入+ジェット×2の注入でオーバーフローは少量。
で、槽内排湯があると思いますが確認できず。
手前にカランがあって捻ると冷たい源泉がでます。
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【写真 上(左)】 パイプ湯口
【写真 下(右)】 源泉カラン
やや熱めのお湯は透明度70cmくらいの黒湯(湯色は紅茶色)で源泉は微重曹味に弱い化石肥料臭。
ツルすべと染み入るような浴感があり、飯岡をうすくした感じのなかなかに渋いお湯。
熱湯ということもありますが、相当な温まり感があります。
浴後は重曹がきいているためかすっきり爽やか。
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【写真 上(左)】 浴槽
【写真 下(右)】 湯色
浴後、上品な感じの女将さんと言葉を交わしました。
もともと網元の家柄で船宿だったものが釣り宿になったが、最近は釣り客も少なくなったとのこと。
廊下に宿泊客の郵便受けらしきものがあったので、長期滞在の湯治客がメインなのかもしれません。
ここは温泉分析をしておらず、小久保(大貫)鉱泉といわれているようです。
浴感からするとNaHCO3で規定泉になるような気もしますが、固定客で成り立っているようなこの宿では、温泉でも鉱泉でも大勢に影響ないのかもしれません。(パンフでは「鉱泉超音波風呂」と謳っています。)
近くには大貫中央海水浴場もあるし、地魚料理も自慢のようです。
こんな宿でひがな一日まったりするのも目先が変わっていいかもしれません。
鄙び好きにおすすめ。
「湧き出る鉱泉は、コーヒー色で肌滑らかに温め心和みて、客仁と語らい釣人と交わる。季節の魚を追い、船頭と共に船元守る。~ 海に暮して一世紀。」(パンフより)
○ 元レポは「みしゅらん掲示板 特集クチコミ情報」でもご紹介いただいています。
■ブランドグルメ
〔 富津のアオヤギ(青柳) 〕
別名バカ貝ともいわれるポピュラーな貝で、かつて市原市青柳に集められ江戸方面へ出荷されたことから、青柳とも呼ばれています。
富津周辺はいまでも産地で、富津岬あたりには貝料理を出す店が何軒かあります。
舌切(したきり)と呼ばれる身足よりも小柱(こばしら)と呼ばれる柱の部分の方が美味しいとされ、天ぷら(かき揚げ)や鮨ネタなどに珍重されます。
富津あたりでは舌切をつかったさんが(なめさんが)が漁師料理として知られています。
旬は春。
〔 2010/10/24内容補強のうえUP (2006/10/30レポ (2006/10入湯)) 〕
E139.51.25.676N35.16.35.695
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