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■ 伝説的ミュージシャンの50年 〜ユーミンの名曲〜

昨日(2022/10/06)放映のSONGSのユーミン特集、視てみました。

「パーソナルなところを掘り進んでいくと、あるところから急に一般性(普遍性)を帯びる」
↑ これがユーミンの歌詞の魅力の本質かもしれぬ。
一般性(普遍性)を帯びた歌詞は、時代を超えて残るから。

■ 卒業写真 - 荒井由実(松任谷由実)(cover)


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2022/09/26 UP

先ほどの『関ジャム』のユーミン特集、視応えあった。
ユーミンへの質問って、質問者の才能や見識が透けて見えてしまうから、ある意味こわいと思う。

「カウンターメロディから曲をつくることもある」
↑ なるほど、ユーミンの名曲ってたいていカウンターメロが強力だし・・・。
納得すること多々あり。

■ 松任谷由実 - ガールフレンズ (from「日本の恋と、ユーミンと。」)

Vaundy氏が ↑ この曲のベースラインの凄さを指摘していたけど、なるほどさすがの見識じゃわ。
このベース、カウンターメロディでは?
(『VOYAGER』(1983年)収録。)

前回、
「せっかくなので、ユーミンの名曲をいくつかリストしてみます。(カバーVers.もあり)」として下記の曲をUPしていますが、やっぱりこのあたりが個人的にはユーミン屈指の名曲だと思うので、改めて上にあげてみました。

■ ベルベット・イースター

『ひこうき雲』(1973年)収録の隠れた名曲!
信じられないクリシェ。そしてメジャーセブンス。
1973年の時点でこの曲調って、いまからみると時代の先を行きすぎた感あり。

■ 瞳を閉じて

『MISSLIM』(1974年)収録。
なんということもない曲にも聴こえるが、初期のユーミンならではの透明な空気感が感じられる。

■ 翳りゆく部屋

1976年、荒井由実名義最後のシングルカット曲で、B面はなんと「ベルベット・イースター」。
イントロのインパクトが、アウトロまで緩むことなく継続する神曲。
数十年のキャリアがあっても、何曲も生みだせる曲ではないと思う。

■ 守ってあげたい

『昨晩お会いしましょう』(1981年)収録のヒットシングル。
1991.07以前、日本経済がまだ元気だった頃の時代の空気を感じる貴重なLIVE。

■ ずっとそばに

『REINCARNATION』(1983年)収録のミディアム曲。
ミディアムながらリズムセクションがキレっキレで、リリース当時から文句なく名曲だと思ってた。

■ ロッヂで待つクリスマス

『流線形'80』(1978年)収録のウィンター・バラード。
個人的には、曲のできは「恋人がサンタクロース」よりぜんぜん上だと思う。

■ 静かなまぼろし

『流線形'80』(1978年)収録。
沢田研二も歌ってるけど、この珠玉の歌詞はやっぱり女性が歌って活きる。

■ ノーサイド

『NO SIDE』(1984年)収録。
ユーミンの魅力のひとつ「母性」を感じる名曲。

■ Hello,my friend

『THE DANCING SUN』(1994年)収録。
ゲストさんの誰やらかが、↑ この曲を簡単なメロ、簡単なコードとコメントしてたけど、そうなのかな???
それを言うなら ↓ この曲では?

■ ANNIVERSARY 〜無限にCALLING YOU〜

『LOVE WARS』(1989年)収録。
いまから想うと、これから始まる「失われた数十年」を暗示していた曲のひとつかと。
こういうメロディを創り出せる才能が、”天才”。


難しい曲調をポップに聴かせる。
シンプルな曲調に含蓄をもたせて聴かせる。
こういうのが本当の才能だと思う。

難しい曲調をさも難しそうに聴かせるのは、たいした才能とは思えず。
誰とは言わないけど・・・(笑)


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2021/09/20 UP

さきほど放送の、NHK MUSIC SPECIAL「伝説的ミュージシャンの50年 〜ユーミン・尾崎亜美そしてSKYEへ〜」、面白かった。

ゲストはユーミンとSKYEの4人、そして尾崎亜美。
スタジオで3曲演奏。これは超貴重。

【SKYE】
鈴木茂(g) 
小原礼(b)
林立夫(ds)
松任谷正隆(key)

これはスーパーバンドじゃわ。
それにしても全員?70歳というのに素晴らしいパフォーマンス。
その実力をあらためて実感。

尾崎亜美の「マイピュアレディ」、グルーヴ感がハンパなかった。
とくに、尾崎亜美のフェンダー・ローズと鈴木茂のギターフレーズは涙なくして聴けず・・・



■ 中央フリーウェイ - Arai Yumi

3:04~のスキャット、尾崎亜美だそうです。知らんかった。
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