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■ 湯宿温泉 「大滝屋旅館」 〔 Pick Up温泉 〕



湯宿温泉 「大滝屋旅館」
住 所 :群馬県利根郡みなかみ町湯宿温泉2383 (旧 利根郡新治村)
電 話 :0278-64-0602
時 間 :要時間確認
料 金 :300円
オフィシャルHP
紹介ページ (@nifty温泉)
紹介ページ (楽天トラベル)

名湯、湯宿で自家源泉をもつ貴重な宿。
湯宿でも奥まったところにあって、共同浴場「小瀧湯」の脇からのアプローチはなかなか風情があります。
湯宿のおもだった湯宿はおのおの屋号?をもっていて、ここは「薬師の湯」です。


【写真 上(左)】 案内図
【写真 下(右)】 アプローチ-1

接骨院も兼営していて通院がてら入浴している人もいるのか、日帰り受付は手なれたものでした。
浴場は混浴風呂と婦人風呂があり、婦人風呂はかなりこぶりのよう。
この日は空いていたので混浴風呂に貸し切りで入れました。
入口の暖簾をくぐり、右が婦人風呂、左が混浴風呂で脱衣所・浴室ともにこぢんまり。


【写真 上(左)】 アプローチ-2
【写真 下(右)】 エントランス


浴室はやや暗めながら、傍らを小さな沢が流れていてなかなか風情があります。
HPによると大滝源泉は沢の上手にある滝(大滝?)の脇から湧出しているそうで、沢沿いには泉源施設らしきものがありました。


【写真 上(左)】 浴場入口
【写真 下(右)】 脱衣所

カラン1+α(温泉かも?)、シャンプー?、シャワー・ドライヤーなし。
土曜14時で貸切。


【写真 上(左)】 浴室前の小沢
【写真 下(右)】 泉源施設?

伊豆石+タイル貼4-5人の浴槽ひとつをシンプルに配置。
タイル壁から突き出た石膏付塩ビパイプから赤茶に変色した伊豆石の湯口に落とし、さらにそれを浴槽に注いでいます。湯口のうえにはコップがおいてありました。
槽内注排湯はみあたらず、潤沢なオーバフローはかけ流しでしょう。


【写真 上(左)】 浴槽
【写真 下(右)】 湯口

やや熱めのお湯は、ほぼ無色透明で、白くおおきな羽毛状の湯の花がただよいます。
弱塩味にしっかりとした芒硝味が加わり、石膏泉系のほこほことしたやわらかな湯の香にわずかながら焦げ臭がまじります。


【写真 上(左)】 ざんざこのオーバーフロー
【写真 下(右)】 カランも温泉?

ツル(ヌル)すべのうらに硫酸塩系の弱きしととろみを感じ、よくあたたまり、浴後は肌がさらさらになってすっきり爽快感のでるなかなかのお湯です。
窪湯よりとろみとクセのあるお湯で、イメージ的には「窪湯」洗湯(「湯本館」)の中間くらいかな?


【写真 上(左)】 湯口&湯色
【写真 下(右)】 ケロリン桶です

泉温が低いためか、惜しくも窪湯と混合していますが、それでもこれだけの個性を発揮しているので大滝源泉はかなりの実力派では?

湯宿は共同浴場めぐりも楽しいですが、ここや「湯本館」など、自家源泉系のお宿の入りくらべをしてみるのもこれまた一興では・・・。
(ただし、夏場にやるとヘロヘロになりますが・・・(笑))

〔 源泉名:湯宿温泉 大滝源泉とクボ(窪)湯の混合泉 〕
Na・Ca-硫酸塩温泉 48.0℃*、pH=7.2、湧出量:測定せず、成分総計=1.26g/kg
Na^+=236mg/kg (60.59mval%)、Ca^2+=131 (38.54)、Fe^2+=0.04、F^-=4.0、Cl^-=94.2 (15.76)、SO_4^2-=642 (79.32)、HCO_3^-=37.9、陽イオン計=371 (17.0mval)、陰イオン計=778 (16.9mval)、メタけい酸=52.6、メタほう酸=6.2 <H17.6.30分析>
*)館内掲示に湧出温度:湧出口62℃+39.1℃とあり、窪湯源泉は泉温60℃ほどなので、大滝源泉は泉温39.1℃では?

宿のHPによると
(窪湯源泉)ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉(中性-低張性-高温泉)
(大滝源泉)カルシウム-炭酸水素塩泉
とあり、大滝源泉は湯宿では異色の重炭酸土類泉のようです。

<温泉利用掲示>
加水:なし 加温:なし 掛け流し方式 殺菌処理:なし

■ブランドグルメ
〔 たくみの里のむヨーグルト 〕
地元産の生乳をつかってつくられるのむヨーグルトは「たくみの里」の人気アイテムです。
濃厚な味でほのかな酸味がいい感じ。通販もされています。

〔 2011/10/15UP (2006/08入湯) 〕


E138.54.57.690N36.41.53.043
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■ 清里温泉 「アクアリゾート清里 天女の湯」 〔 Pick Up温泉 〕



清里温泉 「アクアリゾート清里 天女の湯」
住 所 :山梨県北杜市高根町清里3545-5 (旧 北巨摩郡高根町)
電 話 :0551-48-5551
時 間 :11:00~21:00(土日祝・夏季~22時、冬期平日12時~、季節により変動あり要確認) / 火休
料 金 :750円(19時~ 600円)
オフィシャルHP
紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)
紹介ページ (富士の国やまなし観光ネット)

県営のレク施設「丘の公園」内にある日帰り温泉施設。
山梨県(企業局)の施設を、平成15 年9 月の地方自治法改正にともなう指定管理者制度の施行を受け、平成16年に(株)清里丘の公園が指定管理者に指定され運営にあたっているようです。

美術館を思わせる白亜の外観。
館内に入ったとたん漂うカルキ臭に (∵) と思ったが、これは併設のプールからのものでした。
受付に「只今、浴室は込み合っています」との掲示がありましたが、せっかくきたので突入。
立派な館内にはプールのほか、リラクゼーションルームなどもあります。
脱衣所には山梨の温泉施設の定番アイテム、T教授の説明板が掲げられています。

浴室は、内湯(石造、10人、あつ湯)、サウナ、水風呂、大露天(岩造、20人以上、ぬる湯)、小露天(同、4-5人、あつ湯)と多彩な構成。
カラン14、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
土曜19時で40~50人とグループ客中心に大混雑、ひさびさのイモ洗い風呂です。

内湯は赤く変色した石の湯口からたぶん源泉を投入で少量のオーバーフロー。
小露天にも湯口あり。その他の給排湯は大混雑とにごり湯に阻まれて確認不能 ^^;)

お湯は緑褐色にごり湯で、透明度は内湯30㎝、露天50㎝で内湯の方がにごりがつよくなっています。
露天は希釈されているような感じ。内湯湯口は新鮮感と濃度感があり、お湯は内湯のほうがいいです。
内湯はけっこう熱く、湯口そばに人が寄りつかないというラッキーな状態だったので、だいたいここにいました。

タールorカルキ?臭+金気系貝汁臭に明瞭なだし味+重曹味。
土類~鉄泉系のイメージのお湯ながらかなり強いツルすべを感じます。
イメージ的には埼玉の「白寿の湯」をうすくした感じのお湯かな。
湯脈的には、小海線沿いに佐久まで点在する重炭酸土類泉系の1湯かと思われます。

”リゾートの温泉”のイメージに合わない(赤錆び色の鉄泉系は好き嫌いのわかれるところ)くせの強いお湯ですが、これほど新鮮な金気を感じられるお湯は貴重・・・。
個人的にはかなり気に入りました。
空いているときにじっくりと入り直したいお湯なので、折りをみて再訪したいと思います。

〔 源泉名:丘の公園 〕
Na-炭酸水素塩・塩化物泉 47.1℃、pH=7.7、200L/min動力揚湯、成分総計=2831mg/kg
Na^+=730.0mg/kg (91.39mval%)、Fe^2+=3.3、Cl^-=363.4 (28.93)、SO_4^2-=227.0 (13.35)、HCO_3^-=1242 (57.44)、陽イオン計=790.6 (34.74mval)、陰イオン計=1834 (35.43mval)、メタけい酸=72.9、メタほう酸=37.1、遊離炭酸=96.1 <H8.2.26分析>

<温泉利用掲示>(HPより)
源泉掛け流し内風呂、源泉 47℃ 掛け流し

○ 元レポは「みしゅらん掲示板 特集クチコミ情報」でもご紹介いただいています。

■ブランドグルメ
〔 清里ジャム 〕
清里高原にあるジャム工房では地元でとれるフルーツをメインに多彩なジャムがつくられています。自社ブルーベリー園で収穫されるブルーベリーをはじめ、レッドカラント、ラズベリー、マルベリー、ブラックベリー、すぐり、プラムリー(青りんご)など、高原ならではのめずらしい品種を揃えているのが特長です。

〔 2011/10/15内容補強のうえUP (2002/10/04レポ (2002/09入湯)) 〕


E138.26.6.447N35.54.2.980

【 BGM 】
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