民話 語り手と聞き手が紡ぎあげる世界

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やっぱりクラシックの曲はいいな

2022年10月06日 22時22分27秒 | ギター日誌
10月6日(木)
少しずつクラシックの曲を弾いている。
15歳から35歳まで20年間、ずっとクラシックを弾いてきた。
それが20年のブランクの後、
55歳でギターを再開してから、ずっとポップス系(クラシックじゃない曲)を弾いてきた。
しかもアコギ(スティール弦)で。
クラギ(ナイロン弦)に戻ってまだ5年ほどしかたっていない。
発表場所がライブで、クラシックが不釣り合いだったからだ。
ギターを再開して、もうすぐ20年になる。
(まだクラシックを弾いてた時期のほうが長いんだな)

いま弾いているポップス系の曲はほとんどが編曲である。
市販の楽譜(曲集)はたいていCDが付くようになったから、
仕上がった時の感じが掴めるようになった。
気に入ったアレンジにはなかなか出会えない。
いずれも「帯に短し、たすきに長し」である。
易しすぎて物足りないことが多い。
それでも妥協して楽譜に忠実に弾いてきた。
それがいま弾いている曲は弾きやすさを優先して楽譜をだいぶ変更した。
やっとこれができるようになった実感に静かに感動している。

クラシックの曲はオリジナルが多い。
(もちろん、バッハなど編曲された曲もあるけれど)
オレが好きなターレガやソルの曲はオリジナル。
これから先、この二人の曲だけを弾いていればいいとも考えているくらいだ。
(この先、何年、ギターを弾けるかわからないから)

編曲の良し悪しなど関係ない。
これがクラシックを弾きたくなった一番の理由。
若い時に弾いていた曲を一から見直している。
歳をとったから見えてきたことも多く、
これが新しい感動を呼んでいる。
いまギターを弾けていることにたまらなく幸せを感じる。