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流行語大賞

2016-12-06 15:32:34 | 生活・教育・文化・社会
 14時台にいつもの林までウオーキングしました。気温は11月頃とのことで暖かでしたが、風は強くて冷たいものでした。いつものベンチには大勢の老人が集っていました。男性数人はじっとしていたが、女性のベンチは大声で話していました。「これ昔の部長さんからもらったものなの・・・」という会話が耳に入ってきました。とにかくしゃべることはいいことだと思いながら、その会話ぶりにぼくも心穏やかになりました。
 桜の巨木が切られていました。「腐食が進んで危険・・・」という表示がしてありました。なるほど街路樹のイチョウの巨木が切られているのもこの理由なのだ、と推測して納得しました。
 丹沢の稜線が青空に生えてくっきりとしていました。大きなモミジが鮮やかな色になっていました。道すがらのサザンカが、花を落とし始めたのもありました。これは2月ごろまで次々と咲き続けます。


 流行語大賞の話題は、傍観者的に聞いています。世相を言葉を切り取りながらみる行事と思っていますが、かつてのように政治や社会よりは、多分野から選ぶというようになっているようです。とくに芸能とスポーツ分野の比重が多くなっているのでしょうか。
 オリンピック好きの日本ですが、そこからの言葉は選ばれたのでしょうか。「女子レスリング連続〇の金メダル」といったようにです。言葉として残らなかったかもしれません。
 スポーツといってもプロ野球からの言葉が例年多いのです。去年の「トリプルスリー」はその分野に関心ある人は、納得するでしょう。
 「ミニマリスト」というのは多くには知られていなくとも、社会のある現象を言い当てていました。ミニマリストと自称している人の雑誌の連載コラムを読んだが、何を言いたいかよくわからないぐらい煮え切らない文章と内容で、それについてはミニマリストではないのではないかというのが、ぼくの感想でした。

■神ってる
 今年は「神ってる」なのですが、これとてカープに関心のない人は知らないことです。ラジオでは使ったことがないといった発言をしている人がいましたが、カープのセリーグ優勝へと勢いがでた試合での鈴木の打撃はすごいものでした。監督の立場からすると自分の想定外の活躍なので「神ってる」という表現が本心だったのでしょう。
 鈴木は年俸1600万円ですごい活躍をしたわけだから、監督から見れば神がかり的と思うでしょう。鈴木本人は「これで全国区になった」ということです。広島で沸き立つだけでなく、スポーツ新聞の1面に載ることが光栄なことなのでしょう。彼は東京の棒私立高校でピッチャでした。来年の年俸が今年の5倍になっても1億に届きません。
 ところで、優勝すると高額選手が増え球団て財政が厳しくなります。2年連続優勝したら、ジャイアンツ、ソフトバンク以外は財政が持ちません。ファイターズが前回優勝した時には球団の中核だった選手を放出しました。
 ポスティングでメジャーリーグに超高額で入団できる選手がいれば、球団財政が潤うことになります。来年ファイターズの大谷は本人も球団もそれを希望しています。今からメジャーリーグの関心を集めておく方が得策というわけです。



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