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買い占め 買い溜め 買い置き

2020-04-12 15:56:26 | 生活・教育・文化・社会
 アメリカで新ウイルスの流行が始まった初期に、ピストルの購入者が増えたという報道がありました。アメリカらしいというか、そういう国なのだと思いを巡らしました。日本ではトイレットペーパー等が棚から消えた、ということでした。
 今の「緊急事態宣言」を発出するという報道の時に「食料や生活用品などは平常通りですから、買いだめをしないように」というアナウンスをしている番組がありました。
 毎日、速報といって感染情報や感染者数の増加の放送が続くと、特別な心理状態になる人が出るのも無理からぬことでしょう。その心理が普段と違った行動に走らせることもあります。

 ところで巷で言われている「買占め」「買い溜め」とはどのよう行動の意味合いを持つのでしょうか。いずれも必要以上に買うということです。つまり余分に買うということですが、その余分がどのような意味かによって、意味合いが違ってきます。
 「買占め」は買いたい人が多くいるのに、品不足などを予測して独占的に必要以上に買い込むというでしょう。
 「買い溜め」は、余分に買うという意味でしょうが、買い物が不便なところではこのような購入行動をとらざるを得ない人もいます。
 もう一つ「買い置き」という言葉があります。特別な事態とは無関係に余分に買うことです。典型的には災害に備えての用品や保存食等の購入、備蓄といわれていることもその一つです。

 わが家はいつもこの「買い置き」をする購入行動をしています。トイレットペーパーなどの生活用品は、おそらく3~4カ月分買い置きしています。
 主な理由は、カタログを見て注文して配達してもらう、というシステムを利用しているからです。店への買い物は週1回ぐらいでしょうか。
 ただしこの購入行動は、食料に関しては冷凍が多いことと冷蔵食品が賞味期限を切れてしまうものもあります。生鮮食品はなるべく味の落ちない賞味期限に食べるようにしています。そのため冷蔵庫の食材を見ては「何をつくろうか」あるいは「何から片づけるか」といった心理状態といってもよいでしょう。
 ぼくの購入行動の利点は、カタログに一覧性(食品と用品等全体像)があるため、大きな視野から選択できます。それに全国的産地の中から選択できるため、珍しいものを食べる楽しみもあります。
 こういった「買い置き」の購入行動は、ぼくの性格も反映していると思っております。備えていると安心なのかもしれません。それを日常的にやっているのでしょう。
 ただし、日用品を買い溜めや買い置きをし、生鮮食品をつねに新鮮なものを、というのがよいのでしょう。

 「緊急事態宣言」の中で、世間と自分の購入行動のことを考えてみました。



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