絵本と児童文学

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あけましておめでとうございます

2014-01-02 15:37:30 | 身辺のこと・自然
 元旦は初日を見るため、近くのお寺の広場に行きました。巨大な太陽が勢いよく昇る様は、やはり合掌したくなるぐらいのものでした。気温が低く晴れていて、普段と違った静かな条件が加わったためでもあるでしょう。

 元日のスーパーの営業がなくなったこともあってか、いっそう静かな1日でした。元日営業をしなくなったのは、大震災後のおととしぐらいからなのでしょうか。
 ぼくが40年余り欠かさず見る天皇杯サッカーは、横浜-広島でした。2-0で横浜が勝ちました。Jリーグ最終戦に逆転でチャンピオンになった広島と逃した横浜の、試合にかける意気込みの違いが結果を左右したようでした。

 暮のテレビ番組でぼくが見たものは、次のようなものです。
★29日BSTBS19:00~21:00「ニッポン不易流行」ドナルド・キーン×瀬戸内寂聴 
 日本文学研究者と作家の91歳の両氏の対談は、興味がつきない内容でした。
 キーン氏は60年、70年代に発売された日本文学全集の監修者に名を連ねていた記憶があます。氏は大震災後日本に帰化し、住んでいることが話題になりました。まとまった話を聞くのははじめてであり、氏が英語圏への日本文学の普及と研究に果たした役割は偉大なものであることを改めて認識しました。
 瀬戸内氏はキーン氏との対談がゆえに文壇人としての足跡をたどりながら、高名な作家とのエピソードの話は興味深いものでした。とくに円地文子の『源氏物語』の執筆のかかわりと自身の執筆についてはおもしろい話でした。
 『源氏物語』を読みたくなったが、現代語訳はたくさんあるが、読むとすれば瀬戸内にしようと思いました。しかし10巻の分量を読むのは、今となっては難しいかと躊躇する気持ちもあります。
 タイトルの不易は変わらないもの、流行は新しく生み出されるもの、ということです。教養に裏打ちされた保守主義のことでもあります。
★30日TBS22:00~23:45「プロ野球戦力外通告-クビを宣告された男達」
(未完)

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