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40 危ない自転車

2005-04-22 09:21:36 | 当世世間事情
[241] 40 危ない自転車 (2005年04月22日 (金) 09時21分)


 先日工事中で片道通行となっていた道を、運転していたときである。前方右からケータイを使いながら自転車に乗っていた女性が近づいてきた。話に夢中のようで自転車がふらふらしていて危険を感じたので、わたしは最徐行してすれ違う直前に止められるぐらいにした。自転車の人はすれ違うとき、わたしの車に倒れてきてサイドミラーがたたんだ状態になった。女性はそれでも電話で夢中で、何事もなかったかのように立ち去った。
 わたしは危うさを感じて徐行したのだが、まさか倒れ掛かるまでになるとは予想しなかった。もしすれ違うときに止めるぐらいにしていなかったら、正面にぶつかったかも知れないと想像したら、ぞっとしたのだ。
 事故になった場合、このような状況でもわたしの前方不注意となるだろう。ケータイは車の運転中だけでなく、自転車に乗りながら使っているのが最近目につく。

 自転車といえば、家の近くの夜道を歩いていたら、無灯運転で曲がり角からスピードを落とさないで出てきてわたしと衝突した。運転していた女性がびっくりしてひたすら謝ったが、幸いにとっさにわたしは右半身になって防御をしていた。腕と車輪が股にぶつかったが、難を逃れたのだった。わたしのウエイトが自転車の衝撃に耐えられたのだろうし、テニスをやっていることが瞬時に防御の反応をさせたのかもしれない。
 歩行者が自転車からの事故にあうことは、かなり前から問題になっている。歩行者が被害にあうと、その場ではたいしたことがないと思ったが、大怪我で長期間通院した例も聞いたことがある。かりに両者の話し合いになっても、保険に入っていないため被害者が費用負担をしなければならないことが多いようだ。
 わたしも自転車に乗るので、歩行者への配慮や事故を起こさないよう気をつけている。そんなこともあってある年齢を境に、傘を差しながらの自転車に乗ることはやめている。

[05・05・04追記]
 NHKラジオによると、埼玉県で昨年自転車事故での死亡は53人であり、うち高齢者は29人に上る。高齢者に死亡事故減少対策に乗り出すという。
 上記のとは違う番組では、自転車は車両なので車道を走るのが原則とのことである。

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