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わが家のアンペアダウン

2011-06-29 16:17:09 | 当世世間事情
 東京電力が節電15%を打ち出したら、その方向で企業も家庭も動き出している。3、4月に計画停電があったので、受け入れやすい。
 それに東北電力、中部電力、関西電力、九州電力も節電方針を出した。これは点検等で停止している原発再稼動圧力のためではないか、とも思われる。地域独占で政界と財界を牛耳ってきている電力会社なので、原発安全と同じような手法で同調圧力をかけているのではないか。

 節電キャンペーンを契機に、湯水のように電力を使うことを奨励されていた電力会社の利益中心社会から、暮らし電力エネルギーのあり方考える機会にしなければなるまい。
 わが家のエアコンは、夏の場合大きな音が外部に漏れないようにするために、短時間だけ利用する。それ以外は例年、戸を開ける、緑のカーテン、すだれ、みずうち、扇風機で暑さをしのげる。夜は寝室が2階なので、気温によって窓を開放の調整しながらで十分である。
 全体的に電力使用量を少なくする社会に向かわなければ、再生可能エネルギーへの移行が鈍くなる。
 電力消費をするなくし、電気料金の節約のため、にアンペアダウンをすることにした。
 わが家のアンペアは120である。一般家庭としては多い。以前の家は60だったので、設計段階で基本料金が高い等から少なく出来ないか、と打ち合わせをしたがかなわなかった。暮らしのランニングコストなどを視野に入れる設計者ではなかったことを、悔やんでいる。一般家庭としては不釣合いな、高額は電気料金を負担しているのだ。
 このたび60にダウンすることにした。テレビでは、4人家族では20アンペアで十分と経験者で語っている人がいた。しかも無料で出来ろとも言っていた。

 ところでアンペアダウンをするための手続きなどは、簡単ではない。東電に電話したらしかるべきときに東電から来た。新しい器具の設置が必要なので、2万円あまりかかる、とのこと。そして「月2000円ぐらいしか安くならない」とアンペアダウンを勧めないようにも聞えた。業者に電話するように、とのことだった。
 業者が来たて、別な器具の借料料が15000円であわせて2万5千円とのことだ。借料料というが、器具の販売なのだ。それに工事費が1万円とのこと。選択できる他の商品がないので、受け入れざるを得ないのだ。

*30日に電気業者が工事をしたら、新しい器具の設置はなく、2万5千円だった。出張料と技術料ということなのだろうが、高額すぎるという実感。領収書は市販のもので、内容は「容量変更工事」となっていた。何か腑に落ちない。

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