絵本と児童文学

絵本と児童文学、子ども、保育、サッカーなどの情報を発信する

Jリーグ佳境に

2005-11-21 06:17:05 | サッカー
 きのうのJリーグは、テレビでガンバ対グランパス(ライブ)、レイソル対エスパルス(録画)を見た。
 ガンバは優勝争いへの関心があるのと、グランパスの試合にも関心があった。大黒の負傷欠場、宮本がベストコンデションでないなどあっただろうが、グランパスがよかった。ガンバ敗れたが、かろうじて首位にとどまった。グランパスは上位に位置してよいチーム力のはずだが、今年も下位である。
 レイソルとエスパルスは、降格圏脱出をかけてのものだったが、エスパルスが勝って15位となりきわどい位置になった。エスパルスの試合を見たのは久しぶりであった。長谷川健太監督は、今シーズンの結果が思わしくなく苦しいところだ。
 あと3試合を残しているが、ガンバ、セレッソ、アントラーズの間で争われるだろう。今年からシーズンを通してのリーグにしたため、長丁場をどう戦い抜くかという、チームコンディションの維持のおもしろさが加わった。その典型がセレッソの13戦不敗という、予想外の健闘で優勝争いに加わっていることだろう。レイソルが強い要因が、監督や選手構成からは考えられない。ただ西沢、森島、藤本、柳本といったベテランが元気でプレーしているのが、おもしろいではないか。

 ヴィセルの降格が早々ときまったので、下位チームへの興味はあと1チームをめぐってとなった。Jリーグのクラブで唯一三木谷がオーナとして現場にもかかわっているようであり、監督を1シーズンに3人変える迷走振りがそのまま結果に出たのではないだろうか。プロスポーツは他のビジネスと違い、リーグである大前提をふまえ、試合とプレーの質が問われるのである。選手のスター性に依拠したりグッズの販売などは、あくまでも副次的ものであるという王道をいかなければ、スポーツビジネスは継続できないだろう。
 ヴェルデイが17位でJ1に留まるのが危ないが、もし降格したら名門と自負しているチームだけに、その凋落ぶりにJリーグの歳月を感じるのである。フロントが、名門復活にどのようなプランを作るだろうか。サポータも相対的に多くないのが気がかりであるが、J2定着などにならないで欲しいものである。
 プロ野球のシーズンが終わったこともあり、メディアのJリーグの扱い方が大きくなった。それがリーグの佳境に入っているときでもあり、後2週間の終了までは、優勝と降格にとくに注目することにする。
 参考までに観客数は、9試合中で1万人台が、長居11407人、柏11454人、神戸11600人、ヤマハ13596人であり、最大は埼玉の43636人であった。


コメントを投稿