絵本と児童文学

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ふるさとまつり

2009-09-05 20:22:00 | 身辺のこと・自然
 5つぐらいの自治会主催の「ふるさとまつり」が近所の小学校であったので、初めていってみる。公民館のエリアらしい。地域のサークルのフラダンスなど様々な催し物があるが、わたしのお目当ては中学と小学校のブラスを聴くためである。
 中学は1,2年生50人ぐらいだった。女性だけだったのが意外だった。小学生は先生方も加わって、100人ほど編成だった。この両校ともコンクールでは県ではトップクラスを維持している、とのこと。
 いずれも選曲がマーチではなく、アニメの主題歌などだった。随分ブラスを聴いたことがないので、最近の事情が知らなかった。ブラス用に編曲された楽譜が、たくさん出ているということなのだろう。曲の多様さは表現力もつくし、音楽としてもおもしろいだろう。恵まれた時代になったものだ。

 70年代頃までは、女性は木管楽器を演奏し、金管楽器は無理とされていた。ところがチューバ、バスサックス、トローンボーン、ユーホニューム、トランペット、ホルンといった金管楽器を女生徒が吹いていた。かつて金管楽器は、女性は肺活量が少ないので無理だとされていたのだ。もっともオーケストラではまだ余り見られない。
 マラソン、レスリング野球など女性がやるようになった時代だし、変わったものだ。 
 自治会ごとに出店を出していた。軽食、アイス、輪投げ、金魚すくいなど、年輩の人が一生懸命やっていて、子どもたちがそれを楽しんでいるのがほほえましかった。普段とりすましている住宅街だが、笑顔でつながるのも良いものだ。
 夜は歌謡ショーや盆踊りもする。大掛かりな会場づくりなど誰がやっているのだろう、など頭をめぐった。焼きそばを買って帰宅した。

 この地域は神社はないし、伝統的祭りもないのでこのような集いも必要なのだ、と思ったのだった。

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