世相を斬る あいば達也

民主主義や資本主義及びグローバル経済や金融資本主義の異様さについて
定常で質実な国家像を考える

最近の菅直人と小沢一郎と河村たかしの顔を見て 40過ぎたら人格が顔に出る

2011年02月13日 | 日記

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最近の菅直人と小沢一郎と河村たかしの顔を見て 40過ぎたら人格が顔に出る


≪ 「四十歳をすぎた人間は、自分の顔に責任をもたねばならない」という言葉を残したのは米国のリンカーン元大統領。重ねた経験がにじみ出るという意味だろう。 ≫、と云う東京新聞:筆洗の上記引用を読んで、そうだよな~と思った。

河村たかしには、溌剌とした活力が感じられる。日々刻々生きている事が愉しそうである。眼がらんらんと輝いている。小沢一郎はどうか?溌剌でもない、日々愉しそうとも思えない。眼がらんらんと輝いているわけでもない。しかし、河村にはない不動の落ち着きがある。敵の矢が何本肉体に突き刺さっても倒れない強靭な人間離れした存在感を醸している。なにやら、訳もなく安心感を与えてくれる。こういう政治家が居る限り、日本も沈没はしないのではないかと思わせるオーラは貴重だ。

それに比べて、日本の政治の頂点に居座る菅直人の顔を見るたびに、どうしてこの男が頂点に座っているのか不可思議でならない。ムバラクがエジプトの大統領に30年間君臨した事実より、菅直人が我が国の首相であることの方がよほど奇異なのである。これは筆者だけの錯覚だろうか。

40歳過ぎたら自分の顔に責任を持て。菅直人の場合、裏切り、後ろ足で砂をかけた市川房枝女史(反権力の婦人運動家)の威光をいまだ利用しようとするのだから、20代、30代から、今の顔つきを作ってきたことになる。あのサバの腐った眼と口臭漂う口元、パニック症候群と思われるまばたきが我が国の首相の顔と云うことになる。まったく持って嘆かわしい、。エジプトの民衆は自分達の力でムバラクの顔を見ないで済むようにさせたのだが、我が国はどうなるのだろう。

エジプトもムバラクの次にスレイマンなるズルと秘密の権化のような目つきの男の顔を見るのでは前途多難だ。しかし、米国もイスラエルも日本の朝日・読売等々も「民主化」と云うイカサマな美辞麗句で、イスラムの勢力の封印を狙っているようだ。朝日・読売。毎日は社説で、堂々と米国のエジプト民主化への介入を推奨している。最低の隷米メディアだ。

イスラム化が反民主主義で、欧米化が如何にも民主主義であるような言い草は笑止だ。 日本と云う国に居れば「民主化」に隠された多くの罠がある事に気づくだろう。勿論、気づかない人々も多いのだが、気づきはじめた人々も増えている。

エジプトがムバラクから、同じムジナのスレイマンに変わると云うことは、菅から前原・岡田・自民党に変わるのと同様のことだ。エジプト国民も日本の国民も、「民主化」とか「民主主義」とか、それらの複雑なシステムの中に組み込まれた多くのマヤカシを暴き、熱気に浮かれて美名に酔うことのないようにしたいものだ。


≪ 筆洗 2011年2月13日
 往生際の悪さばかり目立ったテレビ演説が、大統領としては最後のテレビ出演になった。副大統領への権限委譲を表明したものの、即刻の辞任は拒否していたエジプトのムバラク大統領がついに民衆革命に打ち倒された▼独裁者の末路は哀れである。大統領は家族とともに首都カイロを脱出し、紅海のほとりの保養地に逃れた。国外脱出しなかったのは「エジプトの地に埋まりたい」と演説で訴えた手前のせめてものプライドか▼三十年も独裁者でいる人間は、かくも悪相になるのかと、ムバラク氏の顔をニュースで見るたびに思っていた。副大統領時代の写真を見ると、さっそうとした美男子なのだ▼「四十歳をすぎた人間は、自分の顔に責任をもたねばならない」という言葉を残したのは米国のリンカーン元大統領。重ねた経験がにじみ出るという意味だろう。ムバラク氏の顔には独裁者の権力欲、高慢、猜疑(さいぎ)心が張り付いていた▼英国のチャーチル元首相は「民主主義は最悪の政治体制といえる。これまで試みられてきた民主主義以外 のすべての政治体制を除けば」と語った。逆説的にいえば、年に一度首相が交代させられる最近の日本ほど“民主的”な国はないのかもしれない▼菅直人内閣の 支持率がとうとう20%を割った。野党時代の溌剌(はつらつ)さを失ってしまったわが宰相の顔に同居しているのは、自信喪失と強がりか。 ≫(東京新聞:筆洗)


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小沢一郎マニュフェスト修正に怒り 二・二六事件に擬えて

2011年02月12日 | 日記

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小沢一郎マニュフェスト修正に怒り 二・二六事件に擬えて


まずは時事通信の記事を読んでいただこう。

≪ マニフェスト修正を批判=「二・二六事件は政治の責任」-小沢氏
 民主党の小沢一郎元代表が塾長を務める「小沢一郎政治塾」の開講式が11日午後、都内で開かれた。小沢氏はあいさつで、菅直人首相の政権運営に関し「われわれは、国民の生活を守るんだという名の下に政権を委ねられたことをもう一度、自分の胸に問いたださないといけない」と述べ、首相が掲げる衆院選マニフェスト(政権公約)見直しを批判した。
  小沢氏は、旧陸軍の青年将校が反乱を起こした二・二六事件に触れ「事件を忘れてはならない。それが(起きたのは)国民の生活をきちんと守り切れなかった政治家と政治の責任だ」と指摘。「生活苦、貧困が、そのような悲劇をもたらした。だから私は『国民の生活が第一』だというスローガンを掲げた」と強調した。
  強制起訴をめぐり、党執行部が自身の処分を検討していることなどについての言及はなかった。(2011/02/11-17:13)時事通信 ≫


二・二六事件の事件経緯より、そのような事件が起きる時代背景乃至は社会背景を小沢一郎が引き合いに出した「二・二六事件」なのだと思う。

たしかに、時代背景乃至は社会背景は似ている。具体的に青年将校らの軍の蜂起を例えたわけではないだろう。ただ、「二・二六事件」後、陸軍の横暴独走を許し、太平洋戦争に突入させてしまった政治家及び政治の責任を痛感し、権力の暴走的独走は国民を予期せぬ方向に導いてしまう、その程度には語ったのだと思う。

政治の貧困、公務員天国、経済不況の長期化、就職難、国民の格差拡大、地方の経済疲弊、大企業の暴走的利益追求姿勢等々、細かい部分ではかなり違うが、現象的には非常に似ている。

ただ、時代背景乃至は社会背景が似ていても、当時の国民の経済的底力と今の底力に大きな差異があることが、国民が真から怒り行動しない問題点なのだと筆者は思っている。問題点と云うか、その分国民が豊かさを享受する「経済的糊代」を抱えている、と云う事も出来る。

此処が国民と小沢一郎が語る危機感とのズレなのだと思っている。 政治の貧困、公務員天国、経済不況の長期化、就職難、国民の格差拡大、地方の経済疲弊、大企業の暴走的利益追求姿勢など、本来であれば国民がエジプト並の怒りをあらわにしても良さそうなものだが、全然そのような雰囲気は醸成されていない。少なくとも現状は。

日本人が生活主義者となり、家族単位の保護主義者になっている。特に都会においては国民の格差拡大、地方の経済疲弊、経済不況の長期化、就職難などが直接的影響から遠く、筆者の目から見ると、わが世の春を未だ謳歌している感がある。 シャッター街を映像で見ても、“あら大変ね”だけの世界で対岸の火事そのものだ。炬燵でヌクヌクしながら豪雪地帯の難行苦行を景色として観ているだけである。

筆者の僅かな空間での感覚だが、都会の人間、時には地方の人間も含めて、親世代が有する経済的蓄積の支援を受けて生活主義を満たしている傾向があるのではないかと疑っている。 あくまで全般的傾向の話だが、己の貧困を感じさせない親世代の蓄積の支援が、実は己のタコの足だと気づくことは少ないのだと思う。マクロ経済を語っても、今ひとつピンとこない現象は、この国民のヘソクリ経済が意外なパワーで日本経済を救っている。延いては、国民が貧乏で虐げられていると気づかない、元凶なのかもしれないと、フト思うのである。

多くの読者の方々には釈迦に説法になるだろうが、「二・二六事件」を簡単に説明しておこう。YAHOO知恵袋に妥当な解説があったので引用しておく。

≪質問:2.26 事件 ①この時代背景と ②起きた原因 ③結果どうなった? ④その時総理大臣は何を...≫

≪回答:226事件については本気で答えたら文庫本が一冊できるくらい長くなるので、手短に。

①NY発の世界恐慌の波をまともに受けて深刻な不況になり農村が荒れて娘の身売りなどが頻発、五・一五事件や血盟団事件などのテロも頻発、数年前に満州事変もあってどうも暗い空気が流れていた時代でした。

②当時の陸軍は、「皇道派」「統制派」という派閥に分かれて険悪な雰囲気がありました。その「皇道派」の親分である真崎甚三郎という人が教育総監という地位を辞めさせられ、真崎を慕っている皇道派の陸軍将校が激怒、またその前に陸軍士官学校事件という事件などで後に226事件の主犯格になる磯部浅一、村中孝次が陸軍をクビになり、統制派による皇道派追い出し工作に皇道派の一将校、相沢三郎中佐が白昼に永田鉄山軍務局長を惨殺します。皇道派は陸軍のあちこちにはいたのですが、精神論をぶちまけるだけで何もしないのに苛立った現場の青年将校たちが「我々が行動を起こして天皇陛下の回りに いる重臣(君側の奸)を殺して昭和維新を起こそう」と計画、その時皇道派の青年将校が多かった陸軍第一師団の満州派遣が決定してしまいます。満州に派遣されたら「昭和維新」など起こせないと焦った青年将校たちは、2月26日に行動を起こしました。彼らは秘密裏に計画、唐突に事件が起こったと思われがちですが、彼らの動きは一部の人に感づかれていて、憲兵隊が彼らの行動を監視していたので、2月26 日に行動するという情報も手に入れた憲兵もいたようです。しかし、東京憲兵隊のトップが皇道派、つまり青年将校のシンパなのでほとんど握り潰されたと言ってもいいでしょう。また、横須賀駐屯の海軍(横須賀鎮守府)も新聞記者からの情報で「近いうちに行動を起こす」と察知、「その時」が起こった時のシミュレーション行い実際に 事件が起こったら海軍の陸戦部隊を東京に派遣、ものすごい素早い行動を起こします。この横須賀鎮守府のトップが米内光政に井上成美というコンビで、彼らは のちに海軍トップのコンビになって戦争反対、昭和20年の終戦へのキーパーソンになります。

③226事件は結局昭和天皇の断固とした態度で鎮圧され、のちに行動を起こした青年将校のほとんどは処刑されますが、皇道派の人はほとんど軍の中央から左遷されてしまい、統制派が完全に実権を握りました。陸軍はここで反省しなければいけなかったのですが、反省どころか政治への介入を強めて陸軍の発言力を強めます。また、事件自体は数日で鎮圧されますが226事件の後遺症、特に心理的ショックは大きく「陸軍に反対したら暗殺されるのではないか」というPTSDのよう な状態が出来てほとんど誰も陸軍に逆らうことはできなくなります。昭和天皇の側近だった木戸内大臣も「また226事件を起こされるのが怖かった」と言ってますし、青年将校に襲撃されて重傷を負った鈴木貫太郎も総理になっ た時は陸軍に対してかなりビビっていたことが伺えます。陸軍も226事件を利用してプレッシャーを与えたフシがあり、昭和19年のことですが事件で辛くも命拾いした首相の岡田啓介が東条内閣打倒を狙って裏工作をしていた時、東条に呼び出され「これ以上動くとどうなっても知りませんよ」、つまり「もう一回226事件みたいなのを起こさ れて死にたいのですか」と間接的に脅しをかけています。昭和天皇も226事件にはかなり神経質になっていたようで、戦後になっても「226事件が起こって○○周年」の時になると不穏な空気はないか尋ねていたと 言われています。

④質問の意味がよくわからないのですが、当時の首相岡田啓介は暗殺を免れはしたものの、226事件を契機に陸軍の動きを抑えるいいチャンスだと思った、しか し誰も陸軍に首輪をはめる人はいなかったと戦後の回顧録で述べています。当時の岡田の心境は彼の回顧録に詳しく書かれています。岡田から見た226事件の観点も貴重なので興味があれば見て下さい。≫


*2・26事件前後の時代年譜(参考)
 昭和6年 9月18日 満州事変
 昭和7年 1月28日 上海事件
     3月 1日 満州国建国宣言 
     5月15日 五一五事件(犬養首相殺害)
 昭和 8年 3月27日 国際連盟を脱退
 昭和 9年 3月 1日 溥儀が満州国皇帝となる。
 昭和11年 2月26日 二二六事件
 昭和12年 7月 7日 蘆溝橋事件
 昭和13年 4月 1日 国家総動員法公布
 昭和16年12月 8日 日本軍真珠湾を奇襲
 昭和20年 3月17日 硫黄島の日本軍玉砕
        8月15日 玉音放送。終戦。
        8月30日 マッカーサー、日本に到着。


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09年のマニュフェストを読み直してみる いつまで菅政権とつき合っているのか

2011年02月12日 | 日記
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09年のマニュフェストを読み直してみる いつまで菅政権とつき合っているのか


外は雪混じりの寒さだ。こういう時は部屋でまったりグラスを傾けるのが平和である。

民主党が政権を取ってからと云うもの、あらゆる既得権益組織の度重なる圧力と云うか妨害を見るにつけ、つくづく日本って国は敗戦の後遺症を隠ぺいし、ガマの油のような似非軟膏を塗りたくってきたものだと痛感する。 なんだか、観るもの聞くものすべてがマヤカシだと思わざるを得ない出来事の連続だ。一つひとつの出来事を書き連ねる気力もない。

そこで久しぶりに、09年政権交代前の鳩山由紀夫の打ち出したマニュフェストを読んでみた。今読んでも、良いことが書いてある。実現するかどうか、定かではない課題もありそうだが、少なくとも小沢一郎と鳩山由紀夫は、このマニュフェストを実現しようと、国民に約束したのだ。

たまたま初めての与党政権の舵取りに鳩山は失敗した。原因はひと言でいえば「あらゆる既得権益組織」の壁に、あっさり撥ね退けられたと云う事だ。政権与党でありながら、「あらゆる既得権益組織」への挑戦者でもあったのだから、失敗も国民は大目にみる気はあったと思われる。

必死にこのマニュアル実現に立ち向かう民主党を見ることが出来ていたなら、幻滅を感じることはなかったと思われる。 その幻滅を加速させ、徹底させたのが鳩山と一緒にオリジナル民主を創った菅直人であることは、誰ひとり異論なく肯定するだろう。

鳩山を反面教師に擬えて菅直人が現在政権の舵取りをしているようだが、隷米で、官僚に阿り、世論の追い風を吹かせるマスメディアと密着した気持の悪い政治を行っている。最近では、マスメディアを味方につけてと云うよりも、朝日新聞などが描くシナリオに合わせて、ただ動いている操り人形の様相を呈している。今や民主党は朝日・読売政権と言っても過言ではなさそうだ。

クーデター政権を樹立するルーチンの初歩的作業が放送局の占拠、と云うルールは21世紀でも有効に生きていると云う事なのだと思う。力づくでメディアを制するか、法的に規制を掛けてしまうか、金銭で懐柔するか、その時なりの方法が重複的になされるのだろう。最近、小沢一郎のメディア操作法として、あらたなメディアを創り出すと云う方法が加えられたようだ。漸く、マスメディア対策が緒についたと見ることが出来る。

小沢のやる気は満々だ。昨日の記者会見では、幾分疲労した表情を見せていたが、小沢の心の中で菅直人への惜別の思いが去来したのではないかと思われる。現時点で、小沢一郎が党から何らかの処分を受けるかどうか判らないのだが、或る意味どうでも良いことかもしれない。問題は「国民の生活第一」の政治が実現出来る最も好ましい姿が出来上がれば良いのである。当分は見守る事にしよう。

以下に09年民主党マニュフェストを一部掲載しておく。全文思い出して読んでみたい方はテキスト版を読まれることをお薦めする。

≪ 暮らしのための政治を。

ひとつひとつの生命を大切にする。他人の幸せを自分の幸せと感じられる社会。それが、私の目指す友愛社会です。税金のムダづかいを徹底的になくし、国民生活の立て直しに使う。それが、民主党の政権交代です。

命を大事にすることも、ムダづかいをなくすことも、当たり前のことかもしれません。しかし、その「当たり前」が、壊れてしまっているのです。母子家庭で、修学旅行にも高校にも行けない子どもたちがいる。病気になっても、病院に行けないお年寄りがいる。全国で毎日、自らの命を絶つ方が100人以上もいる。この現実を放置して、コンクリートの建物には巨額の税金を注ぎ込む。一体、この国のどこに政治があるのでしょうか。

政治とは、政策や予算の優先順位を決めることです。私は、コンクリートではなく、人間を大事にする政治にしたい。官僚任せではなく、国民の皆さんの目線で考えていきたい。縦に結びつく利権社会ではなく、横につながり合う「きずな」の社会をつくりたい。すべての人が、互いに役に立ち、居場所を見出すことのできる社会をつくりたいのです。

民主党は、「国民の生活が第一。」と考えます。その新しい優先順位に基づいて、すべての予算を組み替え、子育て・教育、年金・医療、地域主権、雇用・経済に、税金を集中的に使います。生活の安定が希望を生み、意欲的になった心が、この国全体を押し上げていきます。国民を苦しめている古い仕組みを終わらせ、すべての人が生きがいと働きがいを持てる国を、あなたと民主党でつくり上げようではありませんか。

いよいよ、政権交代。民主党代表 鳩山由紀夫

鳩山政権の政権構想

5原則
原則1 官僚丸投げの政治から、政権党が責任を持つ政治家主導の政治へ。
原則2 政府と与党を使い分ける二元体制から、内閣の下の政策決定に一元化へ。
原則3 各省の縦割りの省益から、官邸主導の国益へ。
原則4 タテ型の利権社会から、ヨコ型の絆(きずな)の社会へ。
原則5 中央集権から、地域主権へ。

5策
第1策 政府に大臣、副大臣、政務官(以上、政務三役)、大臣補佐官などの国会議員約100人を配置し、政務三役を中心に政治主導で政策を立案、調整、決定する。

第2策 各大臣は、各省の長としての役割と同時に、内閣の一員としての役割を重視する。「閣僚委員会」の活用により、閣僚を先頭に政治家自ら困難な課題を調整する。事務次官会議は廃止し、意思決定は政治家が行う。

第3策 官邸機能を強化し、総理直属の「国家戦略局」を設置し、官民の優秀な人材を結集して、新時代の国家ビジョンを創り、政治主導で予算の骨格を策定する。

第4策 事務次官・局長などの幹部人事は、政治主導の下で業績の評価に基づく新たな幹部人事制度を確立する。政府の幹部職員の行動規範を定める。

第5策 天下り、渡りの斡旋を全面的に禁止する。国民的な観点から、行政全般を見直す「行政刷新会議」を設置し、全ての予算や制度の精査を行い、無駄や不正を排除する。官・民、中央・地方の役割分担の見直し、整理を行う。国家行政組織法を改正し、省庁編成を機動的に行える体制を構築する。

変わるのは、あなたの生活です。
民主党の5つの約束
1 ムダづかい 国の総予算207兆円を全面組み替え。 税金のムダづかいと天下りを根絶します。 議員の世襲と企業団体献金は禁止し、衆院定数を80削減します。

2 子育て・教育 中学卒業まで、1人当たり年31万2000円の「子ども手当」を支給します。 高校は実質無償化し、大学は奨学金を大幅に拡充します。

3 年金・医療 「年金通帳」で消えない年金。 年金制度を一元化し、月額7万円の最低保障年金を実現します。 後期高齢者医療制度は廃止し、医師の数を1.5倍にします。

4 地域主権 「地域主権」を確立し、第一歩として、地方の自主財源を大幅に増やします。 農業の戸別所得補償制度を創設。 高速道路の無料化、郵政事業の抜本見直しで地域を元気にします。

5 雇用・経済 中小企業の法人税率を11%に引き下げます。 月額10万円の手当つき職業訓練制度により、求職者を支援します。 地球温暖化対策を強力に推進し、新産業を育てます。 ≫(以上、09年民主党マニュフェスト抜粋)


PS:ムバラク大統領が辞任表明=エジプト革命、18日目で成立-軍最高評議会が全権掌握
 【カイロ時事】エジプトのスレイマン副大統領は11日、ムバラク大統領(82)が辞任すると発表した。軍の最高評議会が全権を掌握するという。独裁政権が倒れたチュニジアに端を発したエジプトでの民主化革命は、大統領の辞任発表により、1月25日のデモ開始から18日目で実現、30年の独裁政権に終止符が打たれた。ただ、今回の政変はエジプトを含めた地域の不安定化につながる可能性がある。(2011/02/12-01:32)時事通信

米大統領、声明発表へ
 【ワシントン時事】米ホワイトハウスは11日、オバマ大統領がムバラク・エジプト大統領辞任を受け、同日午後1時半(日本時間12日午前3時半)に声明を発表すると明らかにした。(2011/02/12-01:40)時事通信


漸く辞任した感がある。しかし、米国の影響下で起きた政変ではないのに、米国はまたまた懲りもせず、米国流民主主義の勝利だと訳のわからん内政干渉演説をするのだろう。エジプトを何がなんでも影響下に置きたいようだ。この事象も、我が国で起きている小沢陸山会問題も、同根である。


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小沢と鳩山には、国民との約束を守る責務がある 早急に何とかせい!

2011年02月11日 | 日記

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小沢と鳩山には、国民との約束を守る責務がある 早急に何とかせい!


小沢一郎が菅直人との会談に応じた。密室での二人の会談がどのようなものであったか、二人にしか判らない。

注目すべてきは、呼びかけに即刻応じないスケジュールの持ち主であり、民主党の代表時、クリントン国務長官の会談呼びかけにも、中々応じなかった事は記憶に新しい。岡田克也は再三の会談申し入れで漸く会えた。菅首相との昨年末の会談も、早々に応じることはなかった。にも拘らず、今回は菅直人の申し入れに、早々に応じた事だ。

「検審起訴」で問題が具体的な小沢自身の法廷闘争に突入した事実もあるだろうが、小沢一郎の「権力闘争」が法廷闘争であるよりも、政治闘争であることが大きいのではないかと思われる点だ。

つまり、法廷闘争の方は公判に一定のルーチンワークがあるわけで、小沢一郎の考えでスケジュール管理可能な領域だとはいえない。権力闘争のもう一方である「政治闘争」のスケジュールは小沢一郎の意志を一定の範囲で影響させうる。

おそらく、今後の国会運営や4月の統一地方選のスケジュールを睨みながら、自分の政治闘争スケジュールの都合上、菅直人との儀礼的会談など、早々に済ませておきたかったのかもしれない。そして、最終的には現民主党の「党の方針に従う」と云う状況を早目に決定しておきたかった事情があるのではないかと推察する。政局の流動的な状況を一つずつ固めておく、これが重要なのだと思う。

14日以降、役員会及び幹事会で、巷で報道されている「党員資格停止」の処分を決定し、民主党が政権交代をなし遂げた最大の功労者であり「やましいところは一切ない。国家権力の検察の強制捜査を受けたにも関わらず、嫌疑はなく不起訴になったのである。起訴は起訴だと云う主張もあるようだが、検察の所謂起訴と、検察審査会の法廷で黒白つけてくれと云う起訴は同じではないが、法律は法律だから、今後法廷で無罪を証明しようと思う」と表明している小沢一郎に対し、党倫理規約上最も軽い「党員資格停止」であっても、処分するかしないかが、一つ目の分水嶺になるだろう。

民主党がやましいところはない、法廷で証明します、と言っている恩人に対し、当面ではあっても党員として半分放逐する所業に出るのである。 つまり、処分の結果からみると「小沢一郎は有罪かも?」と半信半疑で民主党が見ているということになる。この事は明らかに分水嶺だ。

仲間だと思っていた民主党から、オマエは悪いことをしたと言われるのだから、民主党挙党一致の御旗を根こそぎひっくり返されたと云う事になる。小沢は挙党一致を口にする資格をはく奪されると云う事だ。此処が重要。最近話題の「ワンピース」と云う漫画とは真逆な、仲間からのイジメに遭うのである。

譴責とか厳重注意と云う世間を騒がせたことは遺憾だと云う話ではない。謂わば、悪いことをしたから「停学」だと民主党が小沢一郎に宣告するのだ。菅直人は小沢に向かって退学だ!と言ったのである。本来党は、「斯く斯くしかじか」このような悪いことをしたと小沢に文書で通知しなければならない。

「斯く斯くしかじか」が政倫審への出席を拒んだ(小沢は出席を拒んだとは言い切れない)とか、地検特捜部から疑いを掛けられたのがケシカランとか、新聞・テレビで騒がれたのがケシカランとか、それでは停学を命ずる「斯く斯くしかじか」にはならないだろう。

「党員資格停止」の小沢が民主党の為に政治活動することは激しく制限される。地方議員の応援に行きたくても行けなくなる。小沢自身が「党員資格停止」でそれほど困るとは思えない。逆に困るのは、民主党そのものだろう。一番困るのは岡田克也と菅直人だ。公明党の21名、国民新党・新党日本の4名、社民党の6名のどれかをあてにして、衆議院2/3再議決を模索するのに必死な状況で、身内に50人から90人の造反勢力が小沢の命を待つ状態が続くわけで、正常な神経なら「譴責とか厳重注意」が妥当にもかかわらず、停学を言い渡す勇気は生まれる訳がない。しかし、やりそうなのだから怖ろしい。

ZAKZAKによると≪ 本紙記者が数えたところ、まばたきはなんと1分間に100回前後。わざとやろうとしてできる回数ではない。そのときの菅首相の顔は真っ赤だった。 この“症状”について精神科医の日向野春総氏は「25回でも多いのに、100回とは危険。パニック症候群に入っていると言っていい」と話す。 「自分の生き方(=政策や政治姿勢)を否定されて、不安になり、パニックに陥ったのでは。1分間に100回となると、頭の中の思考は止まっている。論理的な思考ができなくなっており、同時に心拍数も上がる。顔が赤くなっていたのが、その証拠だ。想定していないことを聞かれると、思わぬことを口走る可能性がある。『助けて』と叫んで倒れてもおかしくない。放置すると、次の段階の『鬱』に進む。早く医者に診てもらい、薬を飲むべきだ」 ≫ と云う事なので菅首相は病気なのかもしれない。(勿論、身から出た錆のような病気なので、同情は禁物だ)小沢も菅と話していて、だいぶ参っているようだ、と感想を述べている。

まぁ病人であろうが、民主党の代表であり、日本の首相だ。国民が菅直人を選んだと言われては、国民も立つ瀬がない。そう、主に選んだのは地方の民主党議員と民主党国会議員だ。オマエ達が責任を持って、代表であり、首相である菅直人をフォロー乃至はけじめをつけさせなければならないのだ。

小沢一郎としては、14日以降の党の決定如何で、次なる政治闘争のスケジュールを考えるのだろう。鳩山と小沢が政権交代をなし遂げた当時の民主党に戻せるかどうか、判断せざるを得ない時期が近づいている。まだ小沢一郎は民主党を見限ってはいないようだが、本当は退学だが、温情で停学だ。理由なんてマスメディアにでも聞いてくれでは、立つ瀬があまりにもなさすぎるだろう。

どこまでサンドバックのように叩かれ、身ぐるみ剥がされるような辱めを受けたら、09年マニュフェストを支持して政権交代をなし遂げてくれた国民の許しや納得が得られるか、熟考の限りを尽くすに違いない。政治闘争スケジュールで、菅達が残る民主党以上の「国民の生活が第一」の政党を創るスケジュールも完成している。ただ、どの時点でゴーサインを出すべきか、現民主党の再生は本当に不可能か、見定めに苦慮しているようにみえる。

マスメディアの世論調査はどうでもいいが、筆者の知る限り国民の政局に対する第六感は対立軸を明確にした政界の再編がないと、とても選択しろと言われても選択できない既存政党と云う事になっているのだろう。民主党、自民党、みんなの党等々では駄目だ。どの政党にも「右だ左だ真ん中だ」と云う政治家がいるのだから、対立軸がゴッチャニなっていて、国民から見えないのは悲劇だ。

力のない、理念なき政治家が政権を握ると、こう云う事が起きるのだと云う典型をみている。小泉以降の自民党政治以上に自民党化し、米国と霞が関とマスメディアに擦り寄る政治を展開している。このまま菅民主党が続いたら、小沢一郎が考える以上に猛烈な勢いで菅直人は売国の限りを尽くすだろう。国民の生活をズタズタにするのは歴然としている。これ以上貧乏人を増やし、自殺者5万人は当たり前みたいな日本を現出させたら、少子化対策もあったものではない。

小沢一郎に伝えておきたい、国民の多くは民主党にこのまま政権を委ねることに懐疑的だ。自民党に戻そうとも思っていない。つまり、既存政党の枠組みをはずし、明確な対立軸を国民に示してこそ政党政治が成り立ち、選択が可能になると言っている。

そりゃ色んな事情があったろうが、09年衆議院選前の民主党と10年参議院選前の民主党は国民から見て異なる政党なのだから、その責任は鳩山と貴方にもある。八百長だかなんだか知らないが、代表選で菅直人を勝たせた責任である。

「国民の生活が第一」の政治が出来る政党を、小沢一郎と鳩山由紀夫は、国民に早急に提示する重大な責任と義務がある。それが出来なければ、結果的に国民を裏切ったと言われても文句は言えない。 早急に民主党を立て直すスケジュールに入るのか、あらたな対立軸を看板に政党を立ち上げるのか、いい加減にしないと、国民はウンザリしかけている。この部分は意外に気づいていないだろうが、キーボード時代は国民の忍耐は驚くほど少ない。それだから駄目だと言っても、教育には小沢ではないが時間がかかる。先ずは、現在の国民の意志を投げ込める器の提示を求めたい。民主党でも新たな政党でも構わんが。


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菅直人、小沢に土下座?(妄想) 朝日が思い切って10日に会談と報じたが

2011年02月10日 | 日記

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菅直人、小沢に土下座?(妄想) 朝日が思い切って10日に会談と報じたが


今日の見出しは、“スポーツ紙風味”とさせていただいた。しかし、腐れマスメディア共は押し並べて、10日にも菅が小沢一郎を官邸に呼びだし、最後通牒の儀式に望むと云う憶測記事を垂れ流しているが、本当なのか?筆者の夢見では、菅直人が小沢の足元に跪いている姿が映っていたが、あれは正夢ではなかったのだろうな。

朝日新聞の小沢・菅会談の憶測記事が面白い。先ずは読んでいただこう。

≪ 首相と小沢氏、10日にも会談 党員資格停止処分も視野
 菅直人首相と民主党の小沢一郎元代表が10日にも会談することになった。小沢氏の「政治とカネ」をめぐる問題について首相の会談要請に小沢氏が応じた。 首相は自発的な議員辞職や離党を小沢氏に求めるとみられるが、応じなければ党員資格停止を軸に処分に踏み切る方針だ。
 2人の会談は昨年12月20日にも行われたが、衆院政治倫理審査会での説明を求める首相と、拒否する小沢氏との間で決裂した。首相や岡田克也幹事長は小沢氏の強制起訴に加え、小沢氏が国会での説明を果たしていないことも重視しており、月内にも処分を決めたい考えだ。首相は9日の党首討論で「(小沢氏と) 近々お会いして、私の考え方をしっかり伝えていきたい」と述べた。≫ (朝日新聞)

朝日以外に、小沢が菅との10日会談に応じたと報道しているメディアはない。小沢一郎が朝日新聞にリークしたのか?マサカだから、寺田辺りが、朝日にリークしたのかもしれないが、小沢一郎としては妙に返答が早すぎる。

本来であれば、連休明けくらいに、漸く「ウルセ―奴だな、どうしてもと言うなら14日以降なら会っても良い」程度の返事をする筈だ。10日は朝日と菅の願望かもしれない。

また仮に、この10日の会談が実現するとなると異なる展開があるかもしれない。小沢の方が菅直人に、 「丁度好い時期だ、俺も話す事がある」 と思った可能性がある。その時は、 「俺を処分する事で、予算が通るなら、実行も一つの見識だ」 「好きにする方が良い。ただし、アンタの決断で決めるべきだ。俺が自らでは、リーダーシップが見えんだろうに」 「衆議院の再議決も視野のようだが、通らない可能性もあるぞ。国会ではなにが起きても不思議ではないのだ」 「まぁ、処分が正しいと心から思うのなら、そのように実行する事だ。それで良いではないか、未だアンタは代表なのだから」

  菅が小沢の言葉にどのように反応するかは判らない。しかし、民主党の一部の造反をカウントせずに、衆議院再議決を目算するのは政権与党のリーダーとして不用意だと諭す言葉を、菅が理解するかどうかは別の問題だ。いくらなんでも気づくだろう。もしかすると、小沢がもっと意地悪で、「自ら離党も議員辞職も考えていない」ととぼけて返事をするのも手なのだろう。

朝日新聞の記事の内容が菅直人の迷いを象徴している。 “首相は自発的な議員辞職や離党を小沢氏に求めるとみられるが、応じなければ党員資格停止を軸に処分に踏み切る方針だ。”  これは変だろう。議員辞職ってのは、国会議員辞めろって話だよな、こんなこと、いくら菅直人が馬鹿で気が狂っていても言わないよ。「菅君、君に言われる問題じゃない。参議院選以降の選挙の責任を取って辞任すべきは君だろう!」この程度の脅しを掛けられても文句の言えない暴言になる。

朝日も馬鹿な記事を書くものだ。(笑) 議員辞職と離党を要求して、断られて「党員資格停止」の処分?なんだか、随分と優しい処分になるものだ。死刑と言っておいて、お尻ペンペン鞭打ち10回みたいな処分だよな~。これじゃァ野党が怒りだし、火に油を注ぐようなものだな。詐欺的処分だと言いだすだろう。

まぁ小沢一郎にしてみれば、次なる政権構想が、既に出来あがっているので、離党でも一向に差し支えないわけだが、菅に決定させることが重要なのだろう。その意味では、早期に言わせてしまいたい、と云う考えがあるかもしれない。出来たら「除籍」なんて菅に叫ばしたいのかもしれない。

このコラムは予約掲載にしておくが、載る頃には朝日の記事が当たっているかどうか判明する。筆者の夢占いの、当否も判ると云う事だ。(笑)今夜は、チョイと妄想癖を披露した。酔いが回ったようだ、小沢支持の皆さま、オヤスミなさい

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壊れる民主党 党名にこだわる時代は終わった 混沌は避けて通れない

2011年02月09日 | 日記

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壊れる民主党 党名にこだわる時代は終わった 混沌は避けて通れない


前原誠司がロシアを訪問するそうだ。「政治生命を懸ける」と言ったり、「あれは一生懸命ってことです」と弁明したり、菅民主党政権の人々の言葉はウンザリする程軽く、聞くに堪えない。鳩山由紀夫に「俺が行って話をつけるのだから、余計なことは言って欲しくない」とまでほざいている。二島返還どころか、一島貰って平和条約締結を先行なんて売国に走らなければ良いのだがね。

民主党を菅直人が毎日着実に崩壊の一手一手を打っている。その証拠を洗いざらい示すのも面倒だ。政治に一定の興味がある人々であれば、その流れは理解できるだろう。菅直人の言動は民主党を壊そうと企てている、と理解して、まったく問題はない。

一見平和に見える我が国が、実はこんな国だったのか、と愕然となっている人々も多いのではないかと推察する。筆者もその一人だ。なんとなく、マスメディアの報道は変だなと思ってはいたが、此処まで組織的に隠ぺい、捏造、曲解等々の言葉のすべてが当てはまるマスメディアの姿勢に、気はたしかなのか?つい問いかけたい気分になる。

NHKの昨夜のニュースで、石川議員公判で証言した元支店長の「違和感を・・・」をクローズアップさせるような報道が平気でなされ、なんら咎めもない公共放送など、あって良い筈はないだろう。民営化してしまえ!どうしても残りたかったら、ニュース番組を止めろ!

公判における、多くの証人の証言は、全文掲載しない限り、正確な法的判断は出来ない性格のもである。ワンフレーズで、視聴者への印象刷り込みはファッショだろう。法廷の証言内容を「つまみ食い」報道するなど、裁判の公平公正を歪めるわけで、今後の裁判への予見に繋がり、裁判官への圧力になる事は自明である。江川紹子氏とNHK、どちらが嘘つきってことだ。ネットで元支店長の証言全文を読めば明らか、嘘つきはNHK!

TBSなんてのは、ゴロツキテレビ局、武闘派だな。テレビ朝日はインテリヤクザ報道テレビだな。NHK?ありゃなんて表現すれば良いのだ?受信料・不振り込め詐欺テレビ局かな?新聞も隠ぺい、捏造、曲解等々の言葉のすべてが当てはまるマスメディアってだけの事だ。 面白い点は、これら日本のマスメディアが完璧に一致した姿勢で報じるのが「小沢一郎に関する」バッシング報道だ。それはそれは見事としか表現できない程一致している。

なんなのだろう?たしかに、不勉強で言ったことが正しく報道されないマスメディアと小沢が対立しているのは判るが、本来多少は報道スタンスにズレが出ても良さそうなのに、ずれることがない。 記者クラブ廃止とかクロスオーナーシップの厳正適用、電波オークション等々、小沢に権力を握られたくない理由はあるだろうが、此処まで一致団結する理由として、充分な説得力は認められない。もっと違う重大な理由があるような気がする。

陰謀論まで行かないとしても、日本の報道機関を大きな手で束ねている組織があると考えるのが妥当だろう。電通の支配だとするとNHKへの影響に対しての説明があやふやになる。三宝会の組織は主宰者の死によって影響は半減している。読売ナベツネがドンだと云う説も、今ひとつ合点がいかない。こうして考えて行くと、アメリカ様に行きつく。またアメリカ様かよ~(笑)

1ドル90円以上の円高になったら、日本の輸出産業は大打撃!2年前にはマスメディアは大騒ぎしていたよな~。今や平気で82,3円を行き来しているわけだが、トヨタが10年の4~12月期連結で3年ぶりの増収増益だそうだ。円高による損はどうなったのだ?ジャーナリズムってのさ、トヨタはどうやって90円レートが82円レートになっても損が出なかった理由を取材するべきだろう。それを「90円以上なら、輸出産業大打撃!」と云う報道へのフォローだろうが、ケツを拭かないのは「口先誠司」だけじゃないな、マスメディアも臭いケツをしているようだ。あ~汚い、バッチイバッチイ、あっち行け~。

菅直人は、あれだけの恥を愛知トリプル選で掻いたにも関わらず、完全に他人事で押し通す無責任の力量は並外れている。感嘆し敬服したい気分になってしまう(笑)その菅が又「私が決断する」と小沢一郎を呼びつけ、怒鳴りまくるのだそうだ。

「自ら離党も議員辞職もしないつもりか!アンタの所為で選挙は負け続けだろう、どうしてくれる!アンタが自分で決められないなら、俺が決めてやるぞ!良いな、それで良いんだな」あの歯周病(歯槽膿漏って表現の方が臭そうだ)に違いない口から、毒を吐くらしい。小沢一郎、行かなくても良いんじゃないの?そうだ、岩上さんの実況生中継で差しの会話、良くないかな~(笑)1000万人くらい視聴しそうだけど・・・。

そうそう、民主党の最大の支援者だった京セラ創業者・稲盛和夫名誉会長がとうとう民主党に「現在の体たらくに落胆している。こんなつもりで支援したわけではなかった」“好きにやれよ”と匙を投げたようである。稲盛氏までが見限った民主党、筆者が見限るのは当然だ。

完全に無理まで来ているよ。此処まで来ると、「死んだ子の年を数える」に近い状況だ。筆者は完全に「いとしさ余って憎さ百倍」な心境になっている。もう壊したくて仕方がない!(笑) 注目度イマイチだった拙コラム2月7日「既存政党への逆風程度で愛知を語るべからず すべての既存勢力への 国民の懐疑だ」 でも主張したが、民主党、自民党ってのが2大政党と云うのがご破算になったと見て良いだろう。

柱となる政党が二つと、小政党の幾つかで日本の政権が動くの状況が当分続くだろうが、民主・自民ではない流れが完全に出来ている。それに未だに気づかないのは、民主・自民であることが好ましい勢力の話である。私利私欲なく、固執を捨て時代を俯瞰すれば、自ずとみえてくる。

愛知トリプル選挙の勝利者、河村・大村両人が公式に小沢一郎の元を訪れ、勝利報告を行った。たしか河村氏は勝利当日も誰かと会っていたよな?誰だっけ?大村を明日連れてくるって話だったかな?橋下君も頑張っている。良い事だね。頑張れよ、保守本流の星!さいたま市長、新潟県知事、新潟市長も成るほどだね。岩手県知事も成るほどの筈。

首長と議会のがどうのこうので「首長政党」の是非を、藪から棒に世論調査した読売新聞は気づいたようだ。(笑)
小沢一郎が驚くほどスケールの大きな構想を練り、動かしはじめた事に。この辺になるとロスチャイルドが…てな話も否定しがたいな。

兎に角、こう云うコラムを書くと、したり顔の人間がどうのこうのと、またまた知ったような事を口にして、屁理屈をこねる。もうそう云う時代じゃないんだよ。瑣末な政治現象を拾いだして、継ぎ接ぎしても駄目なんだよ。日本の政治の流れも、世界の勢力の流れに連動して行くんだよ。一か所に留まっていては拙い時代なんだよ。拙速でも構わん、スピードだよ、好きとか嫌いを言っていても始まらない、今世界も日本も痛みの少ない激動の最中と云う事だよ。面白くなってきた、褌のヒモ、締めなおさないと!


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必見!読売・朝日の社説 選挙の民意なんて無視だ、名古屋市民は無責任

2011年02月08日 | 日記

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必見!読売・朝日の社説 選挙の民意なんて無視だ、名古屋市民は無責任


おっとっとな社説を7日付で日本の大新聞、読売と朝日が書き散らかしている。読売は国民の選挙による「民意」を冒涜して憚らない。朝日に至っては、名古屋市民の責任を追及している。 誰が書くのか知らないが、国民が選挙で選んだ河村氏と大村氏が如何にもイカサマ野郎だと言わんばかりの含みのある社説に「あいた口が再びふさがらない」。

コイツラが高給を食んでいるとは笑止な世界だ。常日頃から、記者クラブに胡坐をかき、汗もかかず、突っ込みだらけの「月の裏側を隠ぺいした記事」を書き続けるのだが、いちいち目くじらを立てていては仕事にならんので止めているが、コイツラが重大事に際し、どのような社説を書くのかな?と意地悪な気持で覗いたてみると、嬉しい事に必ず腐臭漂う社説に出遭う事が可能だ。筆者の趣味を知っているようで、大変に嬉しい。

読めばお判りになる事なので、特に解説の必要はないだろう。

菅民主党の幹部全員が、愛知県民や名古屋市民は日本国民ではないと言わんばかりの態度に終始している。正直、民主党支持者としては、憤懣やるかたなしだ。想像はしていても、あそこまで酷い態度に出てくるとは思わなかった。

山口二郎とか云うオリジナル民主の擁護似非学者も、民主党幹部並で、小泉純一郎と同様の芸にやられたと嘯いている。似非学者なら、似非と思わせる程度の詐術を弄すべきだ!河村市長はデマゴギーだそうだ、デマゴギーは山口二郎だろうが!この調子だと、高野や田原も似たような事を言い出すに違いない。

それにしても、民主党って政党を構成する議員連中と云うのは、喧嘩を知らないのか?小沢支持議員にしても、腰が引けて見える。口先介入はするが、それ以上の行動が出来ない。小沢一郎の指示を受けないと何もしない連中なのだろうか?そうなると、彼等が小沢支持であっても、多くは期待できないな。

小沢被告を支持すると勇気を持って後援者を説得するパワーがないのかね?だったら議員を辞職せよ。根性無しめ!! 今月中に菅直人追い出しの行動に出られないようだと、君らは屑と云う事だ。菅直人を支持する屑に、行動力のない小沢の支援だけを求める屑だ。

自分の信念で、自分の考えを構築しろよ。それが自立そのものだ。自ら離党を決意する議員はいないのかね?俺ならヤケクソ目立つ為にも、菅が代表である民主党では「国民の生活が第一」の政治は出来ないと記者会見、離党するね。今だから、格好が良いんだよ。身を捨ててこそ浮かぶ瀬も見つかるものだ。 このままずるずる時間が過ぎ、3月に入って菅直人が立ち往生、追い込まれ解散。その時、君らは何を支持者に語って、国会に戻ってくる積りなんだ。君は菅政権に何か訴え行動したのか?何も行動しなかったら、菅直人と同罪じゃないか?投票するわけにはいかないね、と言われることになる。

小沢の政治とカネが問題だろう?としたり顔の馬鹿も沢山いるだろうが、「ありゃ嘘ですよ!小沢さんは無罪ですよ、僕の首を賭けますよ」くらいの自信を見せれば良いのだよ。男も女もこう云う時は度胸なんだよ。糞喰らえの気持で、自分に言い聞かせるくらいの糞度胸で乗り切らないと、4月からはタダの人だぜ。

筆者は、誰が何と言おうと、今の民主党は終わっていると思う。勿論自民党も終わっている。例えが良いかどうか判らんが、死んでしまった子ザルがミイラになったも引き摺り回している母親ザルに見えて仕方ない。後生大事に折角政権交代したんだから…。

何も実現出来ない政権交代与党など、不要だよ。野党で結構、まずは「国民の生活が第一」の政治理念をあらためて旗印に立ちあがるんだね。 小沢の年齢が云々という輩も多いが、馬鹿言っちゃイケナイ。80越えても矍鑠たる人物は沢山いるのだ。小沢一郎は未だ69歳だ、若すぎるくらいだ。周りの4,50代が走りまわればよかろう。

それに、民主党で心卑しき者を教育し直すのに何年掛かると思っているのだ。教育期間を勘定したら、どちらが早道か判ったものではない。民主党の卑しい奴等や無能な奴等を引き連れて、「国民の生活が第一」の実現は無理だね。断言しておく。

菅直人一派を追い出すか、勇気凛凛ケツを捲って出ていくか、二つに一つだよ。民主党議員の皆さんよ。そこで地方主権のグループと連帯を組めば良いんだよ。数年以内に確実に政権は取れるよ。菅・仙谷・枝野らはその頃政治の世界には居ないよ。米国の闇勢力共々消えてるよ。


≪ トリプル投票 危うさ伴う愛知の劇場型政治(2月7日付・読売社説)
 知事選・市長選・住民投票を連動させる名古屋市の河村たかし前市長の戦略が奏功した。河村氏には、今回の結果におごることなく、独善的な行政運営 を慎むよう求めたい。
 河村氏は、自らの辞職に伴う出直し市長選で再選を果たした。愛知県知事選では、河村氏と二人三脚を組んで住民税減税や「中京都」構想を訴えた大村秀章・前衆院議員が初当選した。
 前市長と対立してきた名古屋市議会の解散の是非を問う住民投票でも、賛成が過半数を占め、市議会の解散が決まった。河村氏が主導した議会解散請求 (リコール)運動が実ったものだ。
 河村氏の“3連勝”は、「市民税減税の恒久化」を掲げる一方で、これに反対する市議会を「悪役」に見立てる選挙戦術が的中した結果と言える。背景には、高すぎる市議報酬に対する市民の強い反発もあったようだ。
 しかし、住民に受けの良い政策だけを前面に押し立て、議会との対立を際立たせることを通じて支持を集めるという「劇場型」の政治には、危うさが伴う。
 河村氏は、減税の財源は行政改革による歳出削減で捻出している、と主張している。
 だが、地方交付税を受け取り、市債残高を増やす一方で、減税を恒久化することは、将来世代へのつけ回しにならないか。冷静な論議が求められる。行革の効果に関する検証も欠かせない。
 「中京都」構想も、具体像が見えていない。その功罪に関して、地に足のついた議論が必要だ。
 名古屋市議会の出直し選挙は来月行われる。河村氏は、自らが代表を務める地域政党から多数の候補を擁立し、定数75の過半数を占めることを目指すという。
 市議会には本来、市長と一定の緊張関係を保ちつつ、建設的な議論を通じて、市政の一翼を担う責任がある。各候補はその自覚を持って選挙に臨むとともに、有権者も、候補の資質と政策を慎重に見極めてもらいたい。
 民主党は、愛知の15衆院小選挙区を独占しながら、知事選と県都市長選で推薦候補が無所属の河村氏らに敗れた。深刻な結果だ。
 民主党は昨年の参院選以降、衆院補選や茨城県議選で敗北を重ねている。菅政権の失政や首相の指導力の欠如で、国民が政権交代に幻滅していることの表れだ。
 菅政権は、小手先の政権浮揚策に走らず、過去の過ちを認めて政権公約を見直すべきだ。それが態勢立て直しの一歩となろう。≫(2011年2月7日01時07分 読売新聞)
*筆者:それにしても酷い日本語だ、まさかナベツネならもう少しマシな筈だが?


≪ 名古屋選挙―次は、働く議会を作ろう
 衝撃的な結果である。
 愛知県知事選、名古屋市長選、議会解散の是非を問う同市の住民投票の投開票がきのうあった。河村たかし前市長の率いる勢力がそろって勝利した。いったん辞めて再立候補した市長選、市民に呼びかけた住民投票、連動させた知事選でも盟友を押し上げた。
 これまで票をたばねてきた政党や労組、業界は、大きく力を失ったように見える。いまやこうした組織を見限った個人が、河村氏へ吸い寄せられていった、という図である。
 河村氏は「市民税減税が政策の1丁目1番地」と強調する。だが、街頭でみるかぎり、議員報酬半減の提案をはじめ、徹底した議会との対決姿勢が強く市民に受けていた。
 政権交代後の混迷もあり、社会の閉塞(へいそく)感は強まっている。市民は、議会と激突する河村氏に喝采を送った。
 市民の側から「議会を守れ」という運動がほとんど広がらなかったのが象徴的である。むしろ特権にあぐらをかいていた議員が攻撃され、右往左往するさまが格好の見せ物になった。
 議員は高い報酬を得ながら地域の暮らしにどう役立ってきたのか、多くの市民に実感させられなかった。
 山口県防府市長が議員定数半減を提案したのをはじめ、議会と対決する首長が各地に現れている。リコールの要件を緩めたり、住民投票をやりやすくしたりする地方自治法改正の動きが進んでいるが、現状では対立を激化させる道具にならぬか心配だ。
 だが、忘れてはいけない。こんな議会を許してきたのもまた市民である。4年前の統一地方選で市議選のあった全国の15の政令指定都市のうち、名古屋市の 投票率は最低の39.97%だった。平均より10ポイント近く低かった。
 冷静に考えてみよう。議員報酬を半減させたところで、浮くお金はせいぜい6億円だ。小さいとは言えないが、河村氏がいう10%減税に必要な200億円に 遠く及ばない。
 では行政改革で財源が本当に生み出せるのか。市民サービスが削られないか。いまこそ行政への監視が必要なときだ。市民の代表である議会を攻撃するだけで は結局、市民が損をする。
 住民投票で議会解散が決まり、3月に出直し選挙がある。報酬問題について市民の判断はもう明らかだろう。  次は議会にどのような人材を送り、どう再生するか、である。
 各党、各候補者に知恵を問いたい。地域政党を率いる河村氏も「壊す」の次に「作る」方策を見せてほしい。
 全国の有権者も考えよう。あなたの街の議会もふがいないかもしれない。だが、攻撃し、個人で留飲を下げるだけでいいか。議会は社会が連帯し、公の問題に取り組む場所だ。主権者として、議会をもう一度働かせよう。≫ 朝日新聞7日社説
*筆者:文章は読売よりマシだが、内容は読売より悪質


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既存政党への逆風程度で愛知を語るべからず すべての既存勢力への国民の懐疑だ

2011年02月07日 | 日記

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既存政党への逆風程度で愛知を語るべからず すべての既存勢力への国民の懐疑だ


今回の愛知トリプル選挙の仕掛け人、河村たかし氏は民主党の異端児だった。異端児であり、突飛もないアイディアを平気で発言してしまい、既存の枠組みの中で生きる人種の顰蹙を買う場面を何度か目撃した。しかし、その突飛が既存政党であり政権与党である民主党と第一野党自民党が束になって挑戦した石田候補を666,251票対216,764票のトリプルスコアーで退けたのである。

河村氏と同様に「減税」「中京都構想」を旗印に自民・重徳氏、民主・御園氏と闘った大村秀章氏が両者に対しトリプルの差をつけ、堂々と勝利した。大村秀章氏は1,502,571票、重徳氏・546,610票、御園氏・487,896票である。詳しい選挙結果は、こう云う事では捏造出来ない各マスメディアで確認していただきたい。

これを愛知・名古屋の地域特性等と戯けたことを言ってはならない。 拙コラムの宣伝のようで恐縮だが、筆者は今回の愛知トリプル選挙が今後の日本の行く末を暗示する象徴的選挙になるのではないかと予測している。

今回の選挙結果を菅首相、岡田幹事長等民主党幹部の面々がどのような総括や弁明や言い訳をしようと、現政権与党民主党のウルトラ大惨敗なのである。おそらく現民主党幹部は誰ひとり責任など取る人間はいないだろう。岡田や石井ピンが逃げたい一心で辞任する事はあっても、それは責任からではなく逃避するだけのことである。

1月24日:「愛知県知事・名古屋市長選 菅政権崩壊どころか既存政党の崩壊も

1月26日:「既存政党だけの政界再編は無意味『地方vs中央』と云う対立軸が先鋭化する

2月4日「2月6日愛知トリプル選で立ち往生する菅政権 総辞職か解散か

2月5日「いよいよ明日、民主党の大惨敗が国民の前に晒される 去れ!菅直人

以上のように、執拗なくらい今回の愛知トリプル選挙テーマのコラムを書き続けた。また筆者は米国が唯一の超大国と云う時代の終わりを、これも執拗に語っている。米国が憎いと云う話ではない。米国に全責任を負わせ、世界の警察機能を持たせる時代は終わったと言っているだけである。あの国に肩の力を抜いて貰わないと、世界的の各地で戦火が生まれ、いずれ収拾のつかない世界大戦に向かう危険がある、と警鐘を鳴らしている。

何も「コスモポリタニズム(cosmopolitanism)」を主張しているわけではない。自由主義、民主主義が世界平和の基礎であるが、特に平和主義で世界が平和になるとも思っていない。国家を代表する各国政府が、自らの国益において外交安保に凌ぎを削るのは当然の事なのだ。

ただ米国のサブプライム問題を契機に、オバマと云う黒人大統領が米国に生まれたこと自体、世界にとって異様な出来事だったのだ。或る意味で、オバマ大統領の誕生が米国の苦悩を象徴していたし、苦痛の叫びなのかもしれない。 米国を中心とする世界の勢力図は半年前のものは使用不可だ。そのくらいの速度で、世界が変わっている。その変化の事実を、此処で一つひとつ引き合いに出す気はないが、劇的に変わっているし、明日も休むことなく変化していくのだ。

矮小化された個別のパラダイム・シフトではなく、地球上に存在する人類のパラダイムが移動しているのだと、筆者は感じるのである。 この地球上を覆う形で流れ起きているパラダイムの移動が、地球の物理学的問題から生じる異常気象、不況からの脱出とあくなき経済成長神話、そして各地や各国で政治情勢にまで、パラダイムのシフトが及んでいるのだ。大袈裟にいえば、地球や人類の変革期が来ているのだと思う。

ある国では人類文化の進歩の限界を超えて、人間古来の力では御し切れずに、逆に苦しみを感じ、性欲すら失うような追詰められた精神構造で分刻みで生きる人間がいる。ある国では呑み水を求めて彷徨う人間が存在する、もうヒッチャカメッチャカになっているのだ。そして、このヒッチャカメッチャカを糊塗する如く、偽善がなされ、一時飢えた人々が潤う如き演出をし、且つそのプロセスで利益を得るシステムが作動している。

上述のような地球規模のパラダイム・シフトと愛知トリプル選の結果をこじつけ、関連づけさせる積りか、と怒りだす人もいるだろう。失笑する人もいるだろう。筆者も、流石に愛知をこのような俯瞰的感想論に関連させる積りはない。ただ大きな目で全体をみつめていると、既存のあらゆる権力や勢力や構図が悉く否定されはじめる時代の流れは感じざるを得ない。

愛知のトリプル選挙をみる限り、既存政党への離別を国民の一部が宣言したと云う事だ。民主党も自民党もみんなの党も今や既存政党、過去の政党の如き扱い、と云う風が吹きだしている。マスメディアは、自民の分裂選挙が響いたとか色んな理屈をつけているが、分裂すること自体、まとめる力量を自民党は失っていると云う事だ。民主党に至っては、意地悪にみれば選挙に負ける為に政治を行っているようにさえ見えてくる。

現実連戦連敗のパレード、民主党支持者が激減するのは当然だろう。 筆者などは、菅直人という男は「民主党政権を解体せよ!」と米国から脅迫されているのかも?と同情した時期があるくらいだ。まさか、現在の政権運営で予算が通るわけもないし、選択は総辞職か解散しかないのを承知の上で、野党に喧嘩を売ったり、抱きついたり、失笑を買う組閣をして、民主党の崩壊に邁進していると見る方が論理的な菅首相の行動なのである。つまり、投げやり政権状態なのかもしれない。「こうなったら、首相の間に良いものだけ喰ってやれ」これは同情のし過ぎだな、みんなに怒られそうである。(笑)

また横道に逸れたが、「既存のあらゆる権力や勢力や構図が悉く否定されはじめた時代」に我々は差しかかっているのかもしれない。筆者の鳩山新党論も、既存の政党、組織、常識が通用しない時代、或いはそれらに国民が疑念を持った時代、と云う認識に立っている。故に、小沢一郎や鳩山由紀夫の民主党への思い入れ云々、という気持は情緒的に理解するが、時代の要請に応え得るか、甚だ疑問なのである。

菅首相の目的は自公政権との連立なのだろう。大連立の前提は、民主党だけではどうにもならないので、連立しましょう。谷垣さん首相になってくださいよ、って感じかもしれない。枝野が「政治主導など、とウッカリ言うものではなかった」と発言したが、菅直人なら「政権与党になるなどとウッカリ言うものではなかった」と今頃、伸子夫人と話しているかもしれない。

ひと言いえば、政権与党になろうとしたのは、小沢一郎であり鳩山由紀夫だ。菅直人は、その政権をクスネタだけの男なので、今さら愚痴を言われても聞く耳はない。

「既存のあらゆる権力や勢力や構図が悉く否定されはじめる時代」と云う流れを泳ぎ切るのは厄介だろう。全員がカオスの中で右往左往し、疑心暗鬼になり、疑念亡者が量産されるに違いない。世論調査では自民党が復権等とバカバカしい情報が流されているが、国民はそんなに馬鹿ではない。自民党も民主党も信用されていないのだ。検察も裁判所も新聞もテレビも役人も米国も中国も、誰も信用しない既存勢力へのアンチが始まるのだと思う。これに世代間のぼんやりとした利害関係が絡んでくる。勿論、外交安保や、アメリカ様の形振り構わぬ内政干渉も激化する。

コラムを書く分には、ネタが切れないので面白い世界だ。しかし、生活者として、怪我せず生きて行くことが容易ではない社会が展開するかもしれない。これからは、既存への破壊勢力が勢いを増す予感だ。

各地で勢いを増す「地域勢力」、この力をどのように取り込んでメジャーな政治勢力にしていけるか、その辺の動きに、政治的敏感さと、パワーがある政治家が我が国に、ありがたいことに一人だけ居る。幸運なことだ、しかし彼は謂われなき疑惑で刑事被告人にされている。

PS:そういえば、先程聞いた話だが堀江貴文氏が東京都知事選に立候補しようか検討中と云う噂が流れてきた。迷わず、筆者は彼に一票投じてみる、堀江は面白い、時代の流れの中で生きている(笑)

以下に、保坂展人氏のコラムがタイムリーだったので、参考まで貼りつけておく。

≪「名古屋・愛知の乱」と政権交代の残像を重ねて考える
 名古屋市長選挙の河村氏、愛知県知事選挙の大村氏の勝利を受けて、明日からの永田町にも動きがありそうだ。愛知県は民主党の牙城とも言われてきたが、今回の選挙結果は4月の統一自治体選挙の「前兆」とも言える。河村氏の「議員を家業にさせない。本来はボ ランティアだろう」という主張は、彼が国会にいた頃からの持論。今の永田町の政府・与党と多数派の議論が「増税の仕方」に傾いていることを考えると、影響は予想以上に大きいかもしれない。

 国民新党の亀井静香氏が社会保障会議に柳沢伯夫氏が起用されたことを「狂気の沙汰」と批判しているが、これは民主主義の基本の問題なのだろうと思う。「自民・公明連立政権」を強く批判して「政権交代」を求め、「国民の生活が一番」を掲げて世直しを訴えて圧勝した1年半前の総選挙で政権を担うことになった民主党が、「自民党の経済失策の司令塔」だった与謝野馨氏を担いで閣僚にすえて、柳沢伯夫氏まで登板してきたとなると、大相撲の「八百長騒動」を批評するどころの話ではない。

1年半前の総選挙は「壮大な虚構」だったのかという疑念を膨らませ、「自民党を倒したら自民党が出てきた」というナンセンスな構図は、既成政党不信を決定的なものにする。「政権交代」には大きな可能性があった。戦後、反永久的に続いていくように見えた「自民党政権」の息の根を止めて、長年蓄積された「政官業の癒着」 を解体し、肥大化して暴走する行政組織に刷新のメスを入れる機会でもあった。その入口がこじ開けられようとした。

しかし、旧体制の守護者たちの抵抗は強 かった。「八ッ場ダム」にしても、「税金の使い方は利害関係者が決める」という構図を、「納税者、国民が決める」という質的転換をはたすいい舞台だった。 しかし、「建設中止、だが、本体以外の工事は続ける」という珍妙な結論で、旧体制の国家事業を信じる人たちにも不満を充満させ、改革の旗は泥だらけになった。

自民党のような政治は、自民党が一番得意だ。政権交代したことの意義は、一度でいいから「自民党でない政治をしてほしい」ということではなかったか。旧体制を代表する新聞・テレビが民主党政権の「頼りなさ」「非現実性」を批判したからと言って、立ち止まってはいけない。しかし,現状は立ち止まるど ころか後退してしまっているように多くの人が感じている。だからと言って「自民党政権に戻ってほしい」というコールは大きくない。「自民党政治に戻さずに、しっかりと既得権打破の改革をやれ」というのが民意ではないか。

しかし、政権交代の1年半は、その期待に応える形でスタートしたが、すっかり失速し失望に変わっている。もう一度、政権交代の原点に戻り、 再出発するのは困難な道ではあるが、唯一の打開の道だ。名古屋・愛知の選挙結果から改めて、この1年半を考えた。≫ (保坂展人)

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傀儡政権と云うもの 米国、エジプト政権交代にあからさまに関与

2011年02月06日 | 日記

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傀儡政権と云うもの 米国、エジプト政権交代にあからさまに関与


*愛知トリプル選、投票率が悪いようだ、これが唯一の心配の種。トリプル選、トリプルスコアーなんて報道が多かったので、投票行動が鈍くなっているのは不安材料。愛知県民の皆さん、投票所に足を向けましょう!


さてと、今日は軽く感想程度の話。チュニジア革命に触発され、エジプトでは米国・イスラエル支配が鮮明だったムバラク大統領の長期政権が、国民の決起により風前の灯火になっているようだ。

ムバラク政権がどのような政策を実施した政権であるか、此処で問うつもりはない。ただ、米国・イスラエルからの過大な援助を受けながら、親米、親イスラエルの外交安保体制を維持してきた、中東・北アフリカ地域の大国である。

イスラエルとエジプト・シリア・ヨルダンの間で行われた第三次中東戦争でナセル大統領が政治力を失い、エジプトに親米・親イスラエルなサダト政権が生まれたのは歴史の事実。サダトはイスラム過激派に暗殺された事になっているが、モサドやCIAが猛烈に活躍していた時期であり、KGBも含め、誰が暗殺したかなど事実は闇の中だ。ムバラク勢力が実行したことかもしれない。

まぁいずれにしても、敗戦により、エジプトに親米政権が誕生した、させられた事実は、その部分だけみると日本とも重なる。敗戦により、戦勝国の配下になる、そういうことだ。

米国が絶対的パワーを持っていた時代においては、この宗主国は姿を極力現さない努力をしていた。ところが、一つは隠遁の術を使うだけの組織力や、その為に要する費用が倹約されると、面倒なテクニック排除で、被支配国を支配しようと動きだすようだ。

また、ウィキリークスに象徴される国家機密の漏えいが頻繁に起きる時代が訪れると、秘密を保持する費用が膨大になるため、それを放棄する国際戦略に米国が傾いた可能性もある。近時のCIAの予算削減が、それを象徴的に表している。 つまり、堂々と支配の姿を見せても良いのではないか?と云う傾向が、米国の世界支配戦略に組み込まれたような気がする。

エジプトのムバラク大統領に対して、米国オバマ政権は、赤裸々に「政権の座にある者は人々の意思に従うべきだ」「数千年の歴史の中でエジプトにはいくつも変革期があったが、エジプトの人々の声は、今はその時だと言っている」と指摘。ムバラク大統領に新政治体制への「秩序ある移行を今、始めなければならない」と即時退陣を促している。

これって、ムバラク政権が良いか悪いか別にして、内政干渉の権化のような状況だ。
こんな調子になってくると、米国の配下にある我が国にも、今まで以上の口出しが始まるのかもしれない。否、既に充分されているのだが、もっと赤裸々になっていくに違いない。パワーの衰退を補てんする為には、威嚇を顕わにする傾向が強いのだから、今後我が国に対しても同様の傾向を見せるだろう。

筆者としては、その方が良いよな、と云う感じだ。支配国の影響なしに、日本の民主主義を完璧に実施されている、と信じて疑わない人々へのメッセージが明確になって良いのだと思う。米国は日本に対しても、堂々と姿を現し支配者としての威嚇をすべきだ。その姿をみて、日本人がどう感じるのか?それを筆者は観てみたいと思う。一般の政治等々に無関心なB層、C層にも判るような威嚇と恫喝を、是非実施して貰いたいと思うのである。

それでも米国だと思うのなら、日本人はそれまでの国民だと云うことで納得出来るのだが、顕わな姿をこれ以上米国は見せてくるだろうか?


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いよいよ明日、民主党の大惨敗が国民の前に晒される 去れ!菅直人

2011年02月05日 | 日記

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いよいよ明日、民主党の大惨敗が国民の前に晒される 去れ!菅直人


小沢一郎ではないが、選挙は最期まで気を緩めてはイカンのだが、愛知トリプル選挙の情勢は河村・大村率いる「減税」を旗印にした「地域政党」の勝利に終わりそうな按配だ。勿論、今日一日、河村、大村のムラムラ・コンビは最期の最期まで、既存政党である民主党、自民党、みんなの党を木っ端微塵に粉砕すべく、尽力して欲しい。

今回の愛知における有権者の選択は、昨夏の参議院選挙から延々と続く、菅政権の行う “すべての政策にNO” を突きつける “印籠” になる。統一地方選で民主党の看板を出すこと自体が “落選” を約束されるような状況になるだろう。岡田がどれほど騒いでも、負けるものは負けるのだ。岡田は、馬鹿な男だ。小沢・鳩山ラインに協力していれば、間違いなく総理の目があったのに、タダの政治家になってしまいそうだ。菅・仙谷の罠にかかったのだが、自業自得で同情のかけらも浮かばない。

ここ数日、拙コラムは時代遅れのように、鳩山由紀夫の奮起を促すコラムを書いているが、単純に鳩山由紀夫の権力の座への復権を書いているのではない、誤解のなきよう願いたい。

日本の国益のため、国民のための礎石となるような政治家として行動せよ、と主張しているのだ。日本の民主主義、議会制民主主義の中興の祖となれ、と言っているのだ。

もう一日待てば判る話だが、愛知トリプル選の結果を目の当たりにした民主党議員の心は千千に乱れる。世論調査の「世論」が正しいのなら、「脱小沢路線」はもっと支持されてしかるべきだ。80%の国民が「小沢・離党、議員辞職」と主張しているのだから。やっぱり、腐れマスメディアの世論調査は捏造なのだな。

この愛知での「既存政党」惨敗は、菅民主党政権の米国一国主義や霞が関政権が国民から総スカンを喰っていると云う問題を超越する可能性があるのだ。菅直人のお陰で、日本の既存の権力が総スカンを喰らう可能性が高まると云う可能性の問題だ。その意味で、菅直人は検察の病巣を暴露した前田元検事と同様の貢献がある事になる。

そう云う事を踏まえて、鳩山に早急に民主党の解体を進言しているのだ。民主党が解体すれば、自ずと自民党も解体に向かう。みんなの党の存在意義も消えてしまう。公明党も学会員の迷いに足を引っ張られ、コウモリ状態にならざるを得なくなる。

日本の政局は「増税・財政再建派」vs「減税・無駄排除派」や「隷米派」vs「親米中間派」等の明確な政党体質の争いにならないことには、国家的閉塞状況を打破するのは不可能な状況になっている。与党も野党も同じ政策を言いだしたら、これは政党政治の死を意味する。国民に選択肢を提供しない政党政治なんてものは、民主主義を根本から破壊するようなものである。


≪ 愛知県知事選 名古屋市長選 民主「歴史的惨敗」か

「減税するっちゅうのはもともと民主党が言っとったんだから。それを今は増税と言っとるでしょう。詐欺だがね。こっちが本当の民主党だわ」 会場が割れんばかりの拍手と大声援を浴びるのは、出直し名古屋市長選挙に出馬している河村たかし氏。隣には、同じく2月6日に投開票される愛知県 知事選の候補者・大村秀章氏が並んでいる。1月24日、地域政党・減税日本が開いたパーティでのシーンだ。

 2人の選挙戦はすでに圧勝ムード。世論調査では、河村氏は民主党候補の石田芳弘氏にトリプルスコアの勢いだし、大村氏も民主、自民などの対抗馬を 大きくリードしている。

 一方、「歴史的大惨敗必至」(民主党選対関係者)の情勢のなか、その行動でなおさら評判を下げているのが、岡田克也幹事長だ。自ら何度も名古屋入りし、「前回市長選で河村氏を推薦したが、不明を恥じている。減税は結構だが、財源もないのに言うのはただの人気取り」 と、自分たちに向けられた言葉をまるパクリしたような批判をして失笑を買っている。

愛知選出の民主党議員が悲鳴を上げる。「河村さんの支援者は半分以上が民主党支持者。岡田さんが河村批判をするたびに、彼らが民主党から離れていく。河村応援はまかりならんと禁足令を出 して、24日のパーティに民主党議員が出席できないようにもした。しかも、中央では菅総理が増税を訴える。

これじゃ選挙なんか戦えない」 民主党を支える愛知の連合幹部は、結果次第では岡田降ろしもやむなしと断言する。「愛知は15小選挙区を完勝した民主王国。ここで市長選も知事選も負けるようなことになれば黙ってはいられない。岡田を替えなきゃ4月の統一地方選 だって大敗だろう」 ところが岡田氏に近い議員からは、「地方選挙は地域の事情があるから、必ずしも幹事長の責任とは言えない。菅さんだって参院選の責任を取っていな いし」と、無責任極まりない言い訳が聞こえてくる始末。 ダブル惨敗となれば民主党政権瓦解の序曲となりそうだ。≫(週刊現代)

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鳩山由紀夫! 「党内が一丸となる」 此処に至ってもまだ言うのか!

2011年02月05日 | 日記

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鳩山由紀夫!「党内が一丸となる」此処に至ってもまだ言うのか!


鳩山さん!あなたが創った、そして思い込んでいる、そして「政権交代」をなし遂げた「民主党」は現時点で存在していると思っているのは、あなたを含め、僅かな民主党議員だけではないのでしょうか?

内部に居ると、国民の肌で感じる風は気づかないでしょう。官邸などに居たら、もっと酷く感じないでしょう。取巻きの連中と民主党議員であり、苦言やオベンチャラを言う有識者、そして、腹に一物のマスメディアの連中でしょう?カオスの世界と云うか、魑魅魍魎の世界ですよね。

しかし、国民の世界は違いますよ。民主党が友愛や共生で結びあえる政党など、と誰も信じてはいません。 その上、どれ程贔屓目に理解しても、今官邸に居る人物やその人脈に通じる人々と、あなたや小沢一郎の政治理念が一致する事はありません。これは筆者が保証しますよ。

菅直人、仙谷由人等々の人々は「誠実さ」がないのです。マスメディアでは小沢一郎の方が「誠実さ」がない事になっているのですから、事実が逆転した世界のなのです。

その事実から目を叛けて、民主党を一致団結させ、政権交代時の政党に戻そうなどと考えるのは、徒労です。筆者から言わせてもらえば、妄言以外のなにものでもありません。

信念を貫く事は貴重です。それは政治の世界でなければ、おおいに認めましょう。しかし、残念ながら鳩山さんが生きている世界は「政治」「権力闘争」の具現化した世界じゃないですか。仮に、あなたがあらゆる努力をして、見せかけではない真の団結を勝ちとったとしましょう。それでも、国民は民主党が二分されていると思いますよ。

あまりにも、人間として「誠」のない姿を菅民主党は見せつけ過ぎました。国民からの信頼を取り戻すのは無理です。 意地でも鳩山さんが「民主党」を捨てたくないのなら、国民に見える形で、菅直人、仙谷、枝野、安住、小宮山、渡辺等々を民主党から追い出しなさい。政権交代時のマニュフェストを、党内の了解なく意図的に葬り去った罪で良いではないですか。彼等を自民党が拾ってくれますよ。

出来たら、前原・岡田・玄葉も一緒に出したいものですが、一部党内に凌ぎ合うグループを残す方が、党が強くなる。人間性が国民から疑われた連中を放逐する事です。 上記のような事は行動を鳩山さんが出来るとは思っていないのです。あなたは菅や仙谷ではありませんからね。

それではどうするのか?決まっているじゃないですか、民主党を捨てるのですよ。政権交代時よりも、国民の目は肥えています。面白いものですが、自民党が野党に本当になってしまった。中国にGDPで抜かれた、米国の力が驚くほど弱くなっている、正義だと思っていた多くの権力が実は不正義、新聞やテレビは真実を伝えていないようだ等々と、国民の社会全体や政治や外交、防衛を観る目が、少しずつ大人のなっているのです。

僅か2年弱で、日本の国民は隠れていた多くの事実に気づいたのだと思います。その開眼や興味の方向は、必ずしも鳩山さんや小沢さんの目指す方向だけを指してはいません。逆の方向に気づいた国民もいるでしょう。

つまり、民主党結党時や自由党と合併した時、そして、政権交代時より、劇的に世界の情勢も変わっているし、国民の意識も変わっているのです。米国の力量も変わっているのです。 そういう意味で「民主党」に拘る事は、少なくとも権力闘争と友愛や共生の心を生かすには不都合だと云う事です。

国民は悔い改めた人間性欠如の政治家を容認する可能性はありません。そのような勢力を抱えて「国民の生活第一」「挙党一致」の政権運営はナチスとピクニックに行くようなものでしょう?つまり、菅直人と云う政治家のお陰で「民主党」と云う看板は汚染されたのです。拭い難いウィルスに冒されたのです。

此処が鳩山さん、あなたの見極めどころなのですよ。小沢さんが新党立ちあげても、どこか「当然だよな」でインパクトが少ないのです。民主党のオーナーである鳩山が民主党を離党して「新党立ち上げ」。これは日本中、否、世界中が驚くでしょう。中東・北アフリカの米国離れと如何にも連動したような政治行動に、「鳩山由紀夫ここにあり」のインパクトがあります。

おそらく未だに、菅はあなたに適当なオベンチャラを言っているようですが甘言に惑わされず、自分のと云うより、国民の幸せを実現する為に必要な政治体制はどのようなものか?是非、その視点を持っていただきたいのです。 小沢一郎に、今動け!と要求するのは酷でしょう?貴方が無理やり心中させたのでしょう?責任は鳩山さん、貴方にありますよ。菅に政権を渡したのも、結果的に貴方ですよ。

友愛の精神は、人間としての心を信じる処から始まるのでしょう?民主党の中に友愛が育つ土壌がありますか?仙谷・前原vs岡田・玄葉だとか、対抗し始めていますよ。玄葉に至っては、政権交代時、マニュフェストが国民に選択されたとは言い切れんなどと、トンデモナイ事まで言いだしていますよ。

今こそ、貴方の「東アジア共同体構想」の政治理念が重要な時はありません。今です、今こそ鳩山の出番なのです。鳩山家の名誉の為にも、是非更なる熟考を期待します。政権与党と云う立場上、多くを語るのは無理でしょう。男は黙って立てば良いのです。しなければならない重大事を、言葉遊びに終わらせないのが政治家じゃないですか。言葉遊びで終わるなら、拙コラムと同等になる。それは何としても避けてください。鳩山由紀夫の国家危急存亡の白馬の騎士ならんことを祈っています。


≪「民主への期待感消えうせようと…」鳩山前首相
 民主党の鳩山前首相は4日、北海道根室市内での同党衆院議員の会合であいさつし、強制起訴された小沢一郎元代表を巡る党内対立に言及し、「民主党 自身に対する期待感が消えうせようとしている。早く内部のゴタゴタを払拭し、党内一丸となって国民のために働く姿を示すこと(が大事)だ」と強調した。
 小沢元代表の処分を見送り、党内の結束を優先するよう求めたものだ。 北方領土問題に関して、「菅首相から『しっかりやってくれ』という話があれば、喜んで動きたい」と意欲を示した。≫( 読売新聞)


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2月6日愛知トリプル選で立ち往生する菅政権 総辞職か解散か

2011年02月04日 | 日記

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2月6日愛知トリプル選で立ち往生する菅政権 総辞職か解散か


正直、菅直人の命運は尽きている。問題は、どのような姿で息絶えるか、と云う問題に絞られている。

小沢一郎が以下の朝日の記事で心配するように、「破れかぶれ解散」に打って出るのか、潔く総辞職するのかで事態は大きく変わる。

総辞職なら、あらためて民主党の代表選びが緊急の両院議員総会で選出されるだろう。総辞職による代表選となると、想像以上に多くの議員が立候補する可能性がある。岡田、前原、海江田、樽床、原口等だろう。 しかし、菅の辞職による代表選で、小沢一郎が名乗りを挙げれば、様相は一変する。

少なくとも政権与党として機能する可能性は出てくる。しかし、国会運営は難儀する。野党が小沢に向けていた「証人喚問」の鉾を収められるかどうか、と云う難題が待っている。統一地方選を前に、野党はスタンスを変えられない。予算が通らないリスクは高まるばかりだ。此処は、小沢の出番ではないと読む。原口もやめておいた方が賢明だ。予算の為に節操を売る羽目になる。

意外に総辞職されると厄介だ。予算を通して総辞職なら良いのだが、予算が通って総辞職する馬鹿はいない。予算が通らない見通しだから辞職するのだ。そうであれば、岡田か前原か海江田に押しつけるのが適当だ。菅政権の中枢として、責任を取って貰おうではないか。しかし、考えると総辞職だと、手を挙げる代表候補者がいないと云う事態もありそうだ。これも困る。(笑)

小沢一郎の危惧通りに、解散総選挙となった場合も悩ましい。もう国民の目から民主党は、どう取り繕っても二分化している。有権者は再び、民主Aか民主Bかの選択選挙を余儀なくされる。これは、相当に迷惑だし、裏切り者も出る始末で、A、Bの区分が難しい。同一政党なのだから、民主党A,Bとは書けないのだ。

結論を急ぐようだが、昨日拙コラムのように、救国政党を作る方が正しいのだと思う。「米国と心中する政党」vs「世界と等距離外交をする政党」。当面の具体的大方針は、そう云う事だろう。TPPも税制改革も棚上げだ。

ただね~、今夜は頭がまとまらないのだが、予算をどのように成立させるのか、今ひとつ見えていない。まぁ時間切れになるだろうから、臨時の措置で、或る程度の予算執行は可能にしておいて、国会延長で予算を通すしかないのだろう。 このように考えて行くと、残念だが民主党はAとBに別れた方が良い。それが国民の生活第一の政党に近づく早道だ。


≪ 小沢氏「総選挙は早いぞ」と予想 側近議員に示す
 「総辞職せず、衆院を解散する。総選挙は早いぞ」。民主党の小沢一郎元代表が鹿児島市で2日夜、小沢氏に近い民主党衆院議員に対し、菅直人首相は政権運営が行き詰まれば解散・総選挙に踏み切るとの見立てを示した。  首相が「破れかぶれ解散」に打って出ると小沢氏が予言した背景には、小沢氏支持の議員に多い選挙基盤の弱い当選1回組の危機感をあおって、選挙区を固めさせる狙いもあるようだ。
 同席者によると、小沢氏は公明党が対決姿勢を強めていることにも触れ、「公明党は『4月の統一地方選と総選挙が同日選になっても勝てる』と考えており、 本気で民主党と戦おうとしている」と分析した。≫ (朝日新聞)


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日本を救うのは、意外や意外 「鳩山由紀夫新党」かもしれない!

2011年02月03日 | 日記

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日本を救うのは、意外や意外 「鳩山由紀夫」かもしれない!


米国の後ろ盾を頼りに政権の座にしがみつく菅直人政権の崩壊は、待ったなしで近づいている。政局を冷静にウォッチしてれば、早いと2月、遅くても3月の崩壊が見えている。

勿論、米国頼りの、外務省防衛省も勢力を失うだろう。財務省と米国の関係は微妙な部分があるが、日本国民の資産を収奪したい部分では利害が一致しているので、部分提携だと言える。収奪した日本国民の資産をどんな配分で分けるか、その部分ではいがみ合うのだろう。

菅民主党は、国会が始まって3日もせずに、己の余命が僅かしか残されていない事に気づいている。多分気づいていないのは菅直人ただ一人かもしれない。彼が声を掛けて集まってくる人間は、多くは余命何年(政治生命ということで笑)の政治家(与謝野・藤井・柳沢・渡辺・石井等々)ばかりではないか。細野豪志という政治家が官邸に入った意味は不明だが、彼の政治経歴に傷がついた点は間違いがないだろう。何らかの意図があれば別だろうが。

さて今夜は、終わる政権の悪口を語っても、建設的ではないので、少々夢のある話でもしてみようかと思う。いささか妄想的だと自虐しているのだが、面白いので書いておく。

21世紀の世界的大潮流に馴染まなくなった日本の「システム独裁権力」を破壊する必要が、絶対に必要なのだが、そんな事は可能なのだろうか? まず、米国の世界支配の力量が、どの程度のものか見極める必要はあるだろう。

筆者は米国の国力は相当落ちていると見ているので、今こそチャンスだと判断している。特にオバマ政権の間に、一定の米国支配から脱出するのが賢明だと、現実的に考えている。中東・イスラエル問題は米国の全勢力を投じてでも、軟着陸させたいと、米国オバマ政権は考えざるを得ないと見るのが、リアリストの観察眼だ。前原のリアリストは、今となると時代遅れかもしれない。(笑)

エジプトでムバラク支持派のデモ(官制デモ)が組織され、反ムバラク派に敵対的に暴力行為に出ているようだが、おそらくイスラエル・モサドとCIAの介在によるものだろうが、一時消えた警察治安部隊が民衆に姿を変え、ムバラク派を演じているようだが、そう長くは続かないだろう。

米国にしてみれば、エルバラダイ氏(ノーベル平和賞受賞者)が政権に就く事だけは、どうしても阻止したいわけで、テロ的行動に出るのかもしれない。米国とイスラエルは、そう云う国である。

いずれにせよ、米国は今日本を省みている暇はない。先ずは中東の火消しに専念するだろう。 菅政権の後に、小沢政権が出来るのが理想的だが、現実はそうもいかないだろう。石川議員等の裁判の行方が見えてこないと、小沢一郎が先頭に立つのは難しいと筆者は見ている。

被告人であっても、内閣総理大臣で構わないのだが、賢明な選択だとは言い難い。やはり、縄文の心から見ても、ワンクッション置くべきである。 菅直人やマスメディアが夢に描いている政権は菅民主+自民+公明の連立ようなのだが、菅が財務省と心中する気になってしまった為に、話がこんがらがってきている。

財務省の流れは大きな政府であり、自由主義とは道が異なる。市場原理主義の清和会が、実は可笑しなことになる。(笑)尚且つ、自民公明は統一地方選までは、菅と組むなど選挙に負けに行くようなもので、動きは取れない。この連立は統一地方選終了後が目標だったのだろうが、困ったことに、そこまで菅政権は持たない。

それでは潔く菅直人が退けば、それで良いようで見えるが駄目なのだ。ここまで、政党の名を辱めた代表を選択してしまった政党への国民の信頼は大きく揺らいでいる。解散総選挙をしたら、見るも無残な結果を生むだろう。もう、菅が降りて、岡田であろうが、原口であろうが、前原であろうが、民主党は惨敗する。小沢が先頭に立っても、民主党自体は惨敗せざるを得ない。

それ程、民主党が酷いと、国民に見せてしまったのだ。 マスメディアが政権能力なき政党に貶めたと云う言い方もあるが、菅直人や仙谷に政権を握らせる選択をした政党にそもそも政権運営能力はないと見るのは、ごく自然で適切な国民の目だ。

殆ど粛清に近い人事を敢行してしまった、菅・仙谷・枝野・岡田等と、小沢・鳩山・輿石の民主党が同一であることは、どんな理屈をつけようと、不自然過ぎるのである。 このような雪隠詰めの状況を打開する方法は民主党の分党しかないと思われる。どっちが出るか、それはその時の政局によるだろう。

理想的には、菅・仙谷一派を追い出す事だが、それが無理であれば菅・仙谷一派に民主党をくれてやる手もあるだろう。名よりも実を取ることが必要な状況もあるものだ。この辺はフレキシブルに考えた方が適切だ。 筆者は、「日本の真の独立」の為の救国政権の樹立が本筋だと思っている。

米国が多忙な時期を狙うのも、戦略の一つだ。日本の独立に思想的に近い、民族派+保守派+国民の生活第一派が呉越同舟を承知の上で、集合する事である。そうでもしないと、米国を頂点とする日本の「システム独裁権力」は壊せない。細かい問題はさておくしかない。民主党の現状の分裂より相当にましだ。

鳩山兄弟を中心に、新政党が立ちあがるのが一番わかりやすい。亀井静香、平沼赳夫、小沢一郎、原口、樽床、海江田らである。おそらく自民党の石破や谷垣も心が騒ぐに違いない。公明党も動くだろう。日本の独立と官僚政治家からの脱却。みんなの党も賛同しやすい。下手をすると自民党の多くが参加してくる可能性さえあると踏んでいる。自民党の幹部が「小沢抜きの民主党なら」と云うマスメディアの情報は嘘である。(笑)

5人組だか10人組だか知らないが、菅一派だけが、民主党10人党になって消えていくのではないだろうか。この方が、日本の独立と官僚政治打破には、驚くほど接近する。霞が関、マスメディア、大企業の冬の時代が到来する可能性を高める、面白い救国政権だ。いまがチャンスだ。

このような政治勢力図が出来上がると、菅直人、仙谷、枝野、岡田、玄葉に特捜検察は名誉回復の為に、あらゆる捜査のメスを入れるだろう。野中、小泉、竹中、西川、宮内等が獄門打ち首になる日に現実味が出てくる。

鳩山がやる気になれば可能な救国政権だと思う。おそらく、鳩山兄弟が日本の政治シーンで再び脚光を浴びる機会は、今をもってしかあり得ないと思われる。鳩山由紀夫よ男になれ!そして、首相としの名誉を回復するのだ。但し、君の順番は亀井、小沢の次だからな!

こんな夢に合わせた報道が二つばかり目についたので、以下に貼りつけておく。

≪ 鳩山氏がまた注目発言  小沢氏ヨイショ、与謝野氏バッサリ
 民主党の鳩山由紀夫前首相は2日、都内の日本外国特派員協会で講演し、強制起訴された民主 党の小沢一郎元代表を、「裁判で無実を勝ち取り、将来の日本の展望を開くため強力なパワーを発揮することを期待している」と持ち上げた。 その上で、「中国との信頼関係がある小沢氏のような人材を積極的に使い、日中関係を正常に戻すことが大事だ」と強調した。
 一方で、与謝野 馨経済財政担当相については、「民主党を倒すため、たちあがれ日本を作り、ある日突然、あしざまに批判してきた民主党に協力するのは、政治家としてまったく理解できない」とバッサリ。
 与謝野氏は自民党時代の昨年2月、実母から巨額の資金提供を受けた鳩山氏を「平成の脱税王」と批判してお り、鳩山氏は「事実ではない情報をもとに批判を受け、彼に対して激したときがあった」と不快感も示した。 ≫(産経新聞)


≪ 救国内閣で「亀井首相」も=平沼氏
 たちあがれ日本の平沼赳夫代表は2日、BS11の番組収録で、菅内閣を退陣に追い込んだ後の政権構想について「最後のご奉公で『救国内閣』をつくるための捨て石になりたい」と述べ、超党派による連立政権樹立に意欲を示した。 その際の首相候補に関しては「自民党の若手にもいい人がいる。民主党にも素晴らしい人材がいる。亀井静香国民新党代表だって、民主党(との連立政権) から独立して打って出れば有資格者だ」と語った。
  党派を超えた救国内閣は、亀井氏が先月28日に民主党の鳩山由紀夫前首相、自民党の森喜朗元首相と会食した際に提案しており、平沼氏の発言はこれに賛同した格好だ。≫(時事通信)


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菅政権崩壊は今月か?超大胆予想 アメリカこけたら隷米政権はコケル

2011年02月02日 | 日記

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菅政権崩壊は今月か?超大胆予想 アメリカこけたら隷米政権はコケル


昨年の6月、菅直人が民主党代表になった時点から奇妙な男が首相になったものだ、と思った。市川房江と云う純真無垢な婦人活動家を最終的に裏切った男が日本国家の頂点に立つこと自体、奇異だった。奇異と云う筆者だけではなく多くの国民が共有する杞憂は、日増しに深化していった。 参議院選における菅直人の無知蒙昧度は一定の見識ある国民には歴然と見えていた。

その後の推移はご覧のとおりの有様だ。米国の衣を借るキツネと云うか、無茶苦茶の限りを尽くし、議会制民主主義を崩壊させようとしている。いまさら、それを筆者が証明する必要はない。周知の事実だ。知っていても国民に嘘をつく必要のある「システム独裁権力」に属するマスメディアの怠慢と捏造が、菅直人の唯一の頼みの綱である。

しかし、何度も言うように日本の「システム独裁権力」の大ボスであるアメリカは完璧に張り子の虎経済指標で生き延びている。拙コラムで既に述べているように国際金融組織に牛耳られたマヤカシの経済破綻国家なのは紛れもない事実だろう。経済の疲弊は各独立州の財政上の危機を迎えている事実が証明している。

アメリカ合衆国と云うのは、謂わば独立した州の連邦であり、州兵も別途存在するし、法律だって異なる。つまり、アメリカを支える各州の財政は合衆国に関わりなくデフォルトしていくわけで、まとめてアメリカがデフォルトはしない。ただ、幾つものデフォルト州債が集まる合衆国の国債は、結果的にデフォルトする危機に直面している。

にも拘らず、アメリカと云う国は、過去の幻影にしがみつき、後ろから経済を支える日本と中国と云う「つっかえ棒」を総身に知恵の回らぬデカイ身体で覆い隠し、日中韓を異なる手法で脅し、東アジアを子分として維持しようとしているのだ。世界でアメリカの属国となるのは、日韓だけと云うのは、もう間もなく現実のものとなりつつある。

チュニジアに続き、エジプト・ムバラク政権は崩壊する。粘っていないで、早々に亡命した方が身のためだ。チャウセスク夫妻のような目には遭いたくないだろうに。アメリカもヤバイと感じたらしく、大使館員にエジプトからの脱出を命じたのだから。

ところが、チュニジア、エジプトだけで事は治まらない。ヨルダンにも飛び火、リファイ内閣は総辞職し、アブドラ国王が鎮静化に当たっているが、エジプトのムバラク崩壊を聞きつけた国民が国王にまで追求の手を伸ばす危険は高い。イラクも混乱するだろう。間に位置するパレスチナ、イスラエルはどうなる? 宗教や民族の睨みあいを上手いこと親米に導いてきたアメリカの支配構造が、音を立てて軋み出している。

おそらく、手のつけられない連鎖が、中東及び北アフリカで勃発し、親米政権は悉く駆逐される。その中で、悪の枢軸(イスラムから見た場合)アメリカ政権を左右するほどの力を持つ、イスラエルと云う国家が、反米国家にぐるりと囲まれる構図が現出する可能性は高くなってきた。サウジだって危ないものだ。皇族たちが油を貪り、国民に喰いカスを施している実態が判れば、エジプト、ヨルダンの影響は必ず来る。

その結果、イスラエルの孤立は徹底。地政学上最悪の事態を招くだろう。そこでおとなしくなるイスラエルなら、それまでだが、そんな国ではない。イスラエルvs中東諸国のいがみ合いが日に日に増幅するのは、決定的だ。単なる戦争なら、好きにやってくれで済むのだが、多勢に無勢のイスラエルは間違いなく、先制核攻撃に出るだろう。アメリカにも参戦を要求するだろう。さぁどうするアメリカ様だ。

日本の沖縄基地をどうのこうの、そんな場合ではないだろう。まして、菅直人政権の後ろ盾などしている余興はやめたらどうだ。自分の尻を拭くことを考えろ。菅直人など見捨てた方が良い。当分、日本などと云う国の内政に興味を示さなくて良い。日本国民が自分で考え、思ったように政治を行うので、中東21世紀戦争に備えよ!日本の米軍基地は使うなよ!北朝鮮がイランに呼応して、日本に出来そこないの原爆でも落としたらどうしてくれる。オマエ等、アジア人への責任のなさは、ベトナム戦争で、嫌という程知らされている。

実は、既に菅直人政権にアメリカは印籠を渡した気配がある。「もう君の応援はやめた。中東で手一杯なので、自力で政権は維持してくれ」多分そのような感じだ。意外と早く菅政権は崩壊する状況になってきた。閣僚も党幹部も、小沢問題で、処分に前向きな発言が消えた。ことのほか野党の菅への追求が厳しく、朝日や読売の指示通り動いたのに、なんか変だ。そう、アメリカは当面、日本の政局から距離を置いたのだ。

鳩山小沢は拙いと云うキャンベルやクリントン国務省関係者の主張を信じたオバマが馬鹿ものだ。菅と岡田に目をつけ、八百長までして、首相にしたものの、仙谷と云うゴロツキがのさばるとは、思いもよらなかったようだ。外務省の情報でも、仙谷と云うゴロツキ度を甘く見たようだ。野中と組みだしてからの仙谷はゴロツキ度に磨きがかかった。これが米国国務省の読み違いの原点だ。

いずれにしても、早いと今月中旬に菅政権は崩壊する、そして3月には総選挙?。筆者はさすがに、解散はしないと思うのだが、小沢一郎に復権されるくらいなら、破れかぶれもあり得るのだろう。しかしね、菅や仙谷は枝野は選挙したら、落選だけどね。それでも良いのだろうか?昨日の小沢の漏らした言葉によると、衆議院議員で安全圏な議員は100人程度だそうだ。おい!菅直人・岡田・枝野聞いているか!残る200人の衆議院議員も聞いているか?オマエ等は本当に馬鹿だよ、馬鹿の二乗に輪を掛けた馬鹿だよ、塵溜めのような烏合議員集団だ!政治の「せ」の字も知らずに、何が小沢一郎の政治とカネだ!


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小沢一郎議員へ 「政治的道義的責任」より「冤罪嫌疑と闘う政治責任」を支持する!

2011年02月01日 | 日記
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小沢一郎議員へ 「政治的道義的責任」より「冤罪嫌疑と闘う政治責任」を支持する!


ようやく検察官役の大室弁護士らによって、取り敢えず起訴状の体裁が整ったようである。検察審査会の「起訴相当」二度議決で、速やかに「指定弁護士は起訴しなければならない」のに、随分と手間がかかったものである。3人の弁護士が毎日のように東京地検に通い、地検特捜部の悪徳検事や事務官のレクチャーを受けながら、何と!たかが起訴状を書くのに5か月近くを要したとは、呆れたものである。

つまり、それほど事実関係を認識するまでに、弁護士であっても5カ月も掛かったと云う事か。それにしては、東京第五検察審査会の審査員、11人だか22人だか、0人だか判らんが、余程頭の良い連中が集まったものだ。スラスラ理解したのだからな、天才の集団だ。否、幻の集団だから、天才なのかもな。(笑)

挙句に、吉田繁実なる補助員弁護士も、審査員に勝るとも劣らぬ天才的ひらめきの弁護士のようだ。スラスラ読み理解し、一回目の議決にない被疑事実まで書き加える技量の持ち主、敬服に値する。 この状況をみると、3弁護士は呑みこみが悪く、検察審査会の審査員達や補助弁護士は、余程呑みこみの良い連中が集まったと云う事だ。富士ソフトがプログラムした審査員をチョイスするソフトも、驚くほど見事な出来栄えだったに違いない(間違うなよ、皮肉だぞ!)

まぁまぁ、出鱈目の上に、出鱈目乗せて、出鱈目コケタラ皆こけたってな按配で事は進んでいる。腐れマスメディアの報道姿勢や社説にも、ざっと目を通したが、澄んだ目をしている野郎は一人も居ないようだった。期待すること自体誤りだとは知りながら、ついつい、一人くらい良心の呵責に耐えきれなくなって、真実を語るデスクが居るのではないかと思うのも、筆者が人間だからである。

郷原弁護士が3弁護士の起訴状を読んで、「こりゃ酷い」の一言、まぁそんなものだろう。大室を除いた2弁護士は、「起訴するのが仕事だから・・・」、と何か言いたげだった。(笑)

ただ注意すべきは、どれ程3弁護士が稚拙であっても、支配国アメリカが小沢一郎を抹殺すると「死に物狂い」で考えているとすると、法律的に絶対無罪しかあり得なくても、有罪と云う可能性を無視する事は出来ない。そのような事態もあり得る、という想定も考慮すべきだ。

筆者の予想通り31日の「検審起訴」は愛知トリプル選挙の菅民主党の「超ウルトラ大惨敗」の責任を全面的に小沢一郎に押しつけようと云う魂胆なのだろう。しかし、与謝野や藤井を引っ張り出して、大増税作戦を演じ、選挙に負ける為に負ける材料を先々と提供し続ける菅・岡田政権なのだから、彼らが今後選挙と名のつくもので、勝つことはあり得ない。勝てるとしたら2012年9月の民主党代表選まで待つことになる。なにせ八百長選挙が出来るのは、公職選挙法に抵触しない選挙に限るのだから。(笑)馬鹿な国民でも、その民主党の負けが小沢の所為だと思うヤツは僅かだ。

マスメディアの解説によると、この起訴により一段と小沢一郎の求心力は遠心力にチェンジした。つまり、小沢支持議員のコアとなる15人程度以上の拡がりはなく、逐次バラバラに民主党主流派に吸収されていくだろう、等と云う願望的解説に終始している。これも「民主党浮き草議員」への揺さぶり報道と云う事だ。筆者の情報では「民主党浮き草議員」は衆参合わせて200人以上いるのだから、そのような報道姿勢にも一定の効果はあるだろう。

筆者の勘定では70人は小沢に完全について行く。実はこの程度の議員数の方が助かるのだ。選挙に弱い愚民のような政治家を抱え込んでも、選挙資金が大変だ。必ず勝てる議員だけを選別すれば良い。選挙戦中の小沢秘書軍団と選挙で汗を流す候補者、これなら勝てる。残った、菅、仙谷、前原、枝野、安住ら含め殆どが落選してくるだろう。

おそらく現民主党執行部は小沢の「党員資格停止」と云う処分を出せないものか、シコシコ検討に入るに違いない。①党員資格が停止されれば党からの資金が受けられなくなる②総選挙での公認が得られない③代表選への立候補資格もなくなる。しかし、この処分も多分出来ないと思っている。出せたら、それなりの蛮勇に拍手しよう。ただ、何が起きても知らんからな。(笑)

筆者は以前から民主党内が二分されているのは事実であり、これを接着乃至は融合する方法はないとみている。今後、益々亀裂は深まるばかりで、とても雪解けムードが生まれるとは思えない。政治は一寸先が闇だと云う言葉はあるが、これは保守政治の世界で通用していたものであり、社会主義と隷米権力主義と云う矛盾を内包した菅や仙谷、枝野らには通用しない淡い期待だ。彼等は必ず、常に裏切る。いわばそう云う体質の持ち主なのだ。こんな奴等を抱え込んで、「国民の生活第一」の政治に邁進するなど、想像もつかない。

当然のことながら、現時点で小沢一郎は「離党も議員辞職」も眼中にないと宣言している以上、それはそれで良いだろう。しかし、幾つかのパターンで、民主党結党以来の危機と判断出来る状況が生まれた場合は、残念ながら仲間ではあるが、野党提出の不信任決議案に賛成又は欠席するとかがあるだろう。おそらく選挙で勝ち残れない菅は解散をせず、総辞職だけするだろう。

場合によると、両院議員総会を開き、菅と岡田の解任決議と云う選択もある。ただこの場合、議員の票読みが結構難しそうだ。野党の不信任決議の票読みの方が正確なのが悩ましい。

実は筆者は、何故あそこまで小沢一郎が民主党に拘るか考える時、鳩山由紀夫の存在があるのだと思う。オリジナル民主のオリジナルそのものが鳩山だからである。鳩山がオリジナルのオリジナルはコチラだ、と鳩山が怒り顕わに「元祖・民主党」を結党する場合のみ、小沢は新党に大挙入党、又は別政党結成するのではないかと考えている。

菅民主党は謂わば「乗っ取り民主党」鳩山は「元祖民主党」、その「元祖民主党」に「自立共生党(小沢)」が合流する。これで民主党が分裂するだけだと云うのは早計である。

「元祖民主党」、「自立共生党」、「乗っ取り民主党(輿石参議院グループが残る手あり)」が当面連立を組めばいい。「元祖民主党」は自民党からの一本釣りを行い少々膨らませる必要はあるだろう、みんなの党、立ちあがれを吸収するも悪くない。「自立共生党」は国民と社民を引き込めばいい。当然、菅直人が首相で居るわけがないが、前原や岡田がなる事もない。 亀井静香、渡辺喜美、樽床、原口、誰でも良いだろう。バックに小沢と鳩山・輿石が控えれば良いだろう。アメリカ様と一定の距離を持つことも辞さず、国益に徹する政権樹立が望ましい。「乗っ取り民主党」の面々には、末席閣僚2席位用意すれば良い。

まぁまたまた横道に逸れて言いたいことを言ってしまったが、小沢一郎議員には、「冤罪嫌疑と闘う政治責任」と云う重大な責任と義務を果たし貰いたい。

国民が選んだ国会議員の資格は民主主義にとって絶対的であり、何人も冒してはいけない国民の権利だ。腐れマスメディアが何かと口にする「市民目線」等と云う浮かれアンポンタンな言説に惑わされる必要はゼロだ。民主主義の選択は選挙による「民意」のみで結構。君らマスメディアが捏造する「世論」もいらないし、存在すら証明できない「市民の目線」も不要だ。示せるものなら、筆者の眼前に突きつけてみよ!星浩や大越の汚い面を突きつけたりするなよ。

このアメリカであれ、霞が関であれ、マスメディアであれ、一部政治勢力であれ、「政治的道義的責任」を振りかざす奴らは胡散臭さの輩だと思って結構。「政治的道義的責任」の前に、「民意」で選ばれた国会議員として、その立場を危うくする「見えざる手」のような権力があり、そこから「民意」を踏みにじる攻撃を受けた以上、国会議員は選んでくれた国民の為に全身全霊で「冤罪嫌疑と闘う政治責任」を果たすべきである。

ただ、裁判が始まったからといって、政治的活動を疎かにしてはイケナイ。腐れマスメディアの論調では「裁判にかかりっきりになって、政治どころではない」等と嘘八百を並べているが、裁判で忙しいのは弁護団だ。被告と云う立場の人間が忙しくなんかならない。弁護方針の確認作業程度のもので、後は弁護士任せが刑事裁判と云うものだ。国民が知らないと思って「裁判は大変だ~大変だ~」と言っているが、ありゃ嘘だ。

小沢一郎も気分は良かろう筈もないが、ここはもうひと踏ん張り、日本国民の為に、さらに、一肌ふた肌脱いで貰うしかなさそうだ。頑張れ!闘え!正義は勝つ!


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