世相を斬る あいば達也

民主主義や資本主義及びグローバル経済や金融資本主義の異様さについて
定常で質実な国家像を考える

壊れる民主党 党名にこだわる時代は終わった 混沌は避けて通れない

2011年02月09日 | 日記

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壊れる民主党 党名にこだわる時代は終わった 混沌は避けて通れない


前原誠司がロシアを訪問するそうだ。「政治生命を懸ける」と言ったり、「あれは一生懸命ってことです」と弁明したり、菅民主党政権の人々の言葉はウンザリする程軽く、聞くに堪えない。鳩山由紀夫に「俺が行って話をつけるのだから、余計なことは言って欲しくない」とまでほざいている。二島返還どころか、一島貰って平和条約締結を先行なんて売国に走らなければ良いのだがね。

民主党を菅直人が毎日着実に崩壊の一手一手を打っている。その証拠を洗いざらい示すのも面倒だ。政治に一定の興味がある人々であれば、その流れは理解できるだろう。菅直人の言動は民主党を壊そうと企てている、と理解して、まったく問題はない。

一見平和に見える我が国が、実はこんな国だったのか、と愕然となっている人々も多いのではないかと推察する。筆者もその一人だ。なんとなく、マスメディアの報道は変だなと思ってはいたが、此処まで組織的に隠ぺい、捏造、曲解等々の言葉のすべてが当てはまるマスメディアの姿勢に、気はたしかなのか?つい問いかけたい気分になる。

NHKの昨夜のニュースで、石川議員公判で証言した元支店長の「違和感を・・・」をクローズアップさせるような報道が平気でなされ、なんら咎めもない公共放送など、あって良い筈はないだろう。民営化してしまえ!どうしても残りたかったら、ニュース番組を止めろ!

公判における、多くの証人の証言は、全文掲載しない限り、正確な法的判断は出来ない性格のもである。ワンフレーズで、視聴者への印象刷り込みはファッショだろう。法廷の証言内容を「つまみ食い」報道するなど、裁判の公平公正を歪めるわけで、今後の裁判への予見に繋がり、裁判官への圧力になる事は自明である。江川紹子氏とNHK、どちらが嘘つきってことだ。ネットで元支店長の証言全文を読めば明らか、嘘つきはNHK!

TBSなんてのは、ゴロツキテレビ局、武闘派だな。テレビ朝日はインテリヤクザ報道テレビだな。NHK?ありゃなんて表現すれば良いのだ?受信料・不振り込め詐欺テレビ局かな?新聞も隠ぺい、捏造、曲解等々の言葉のすべてが当てはまるマスメディアってだけの事だ。 面白い点は、これら日本のマスメディアが完璧に一致した姿勢で報じるのが「小沢一郎に関する」バッシング報道だ。それはそれは見事としか表現できない程一致している。

なんなのだろう?たしかに、不勉強で言ったことが正しく報道されないマスメディアと小沢が対立しているのは判るが、本来多少は報道スタンスにズレが出ても良さそうなのに、ずれることがない。 記者クラブ廃止とかクロスオーナーシップの厳正適用、電波オークション等々、小沢に権力を握られたくない理由はあるだろうが、此処まで一致団結する理由として、充分な説得力は認められない。もっと違う重大な理由があるような気がする。

陰謀論まで行かないとしても、日本の報道機関を大きな手で束ねている組織があると考えるのが妥当だろう。電通の支配だとするとNHKへの影響に対しての説明があやふやになる。三宝会の組織は主宰者の死によって影響は半減している。読売ナベツネがドンだと云う説も、今ひとつ合点がいかない。こうして考えて行くと、アメリカ様に行きつく。またアメリカ様かよ~(笑)

1ドル90円以上の円高になったら、日本の輸出産業は大打撃!2年前にはマスメディアは大騒ぎしていたよな~。今や平気で82,3円を行き来しているわけだが、トヨタが10年の4~12月期連結で3年ぶりの増収増益だそうだ。円高による損はどうなったのだ?ジャーナリズムってのさ、トヨタはどうやって90円レートが82円レートになっても損が出なかった理由を取材するべきだろう。それを「90円以上なら、輸出産業大打撃!」と云う報道へのフォローだろうが、ケツを拭かないのは「口先誠司」だけじゃないな、マスメディアも臭いケツをしているようだ。あ~汚い、バッチイバッチイ、あっち行け~。

菅直人は、あれだけの恥を愛知トリプル選で掻いたにも関わらず、完全に他人事で押し通す無責任の力量は並外れている。感嘆し敬服したい気分になってしまう(笑)その菅が又「私が決断する」と小沢一郎を呼びつけ、怒鳴りまくるのだそうだ。

「自ら離党も議員辞職もしないつもりか!アンタの所為で選挙は負け続けだろう、どうしてくれる!アンタが自分で決められないなら、俺が決めてやるぞ!良いな、それで良いんだな」あの歯周病(歯槽膿漏って表現の方が臭そうだ)に違いない口から、毒を吐くらしい。小沢一郎、行かなくても良いんじゃないの?そうだ、岩上さんの実況生中継で差しの会話、良くないかな~(笑)1000万人くらい視聴しそうだけど・・・。

そうそう、民主党の最大の支援者だった京セラ創業者・稲盛和夫名誉会長がとうとう民主党に「現在の体たらくに落胆している。こんなつもりで支援したわけではなかった」“好きにやれよ”と匙を投げたようである。稲盛氏までが見限った民主党、筆者が見限るのは当然だ。

完全に無理まで来ているよ。此処まで来ると、「死んだ子の年を数える」に近い状況だ。筆者は完全に「いとしさ余って憎さ百倍」な心境になっている。もう壊したくて仕方がない!(笑) 注目度イマイチだった拙コラム2月7日「既存政党への逆風程度で愛知を語るべからず すべての既存勢力への 国民の懐疑だ」 でも主張したが、民主党、自民党ってのが2大政党と云うのがご破算になったと見て良いだろう。

柱となる政党が二つと、小政党の幾つかで日本の政権が動くの状況が当分続くだろうが、民主・自民ではない流れが完全に出来ている。それに未だに気づかないのは、民主・自民であることが好ましい勢力の話である。私利私欲なく、固執を捨て時代を俯瞰すれば、自ずとみえてくる。

愛知トリプル選挙の勝利者、河村・大村両人が公式に小沢一郎の元を訪れ、勝利報告を行った。たしか河村氏は勝利当日も誰かと会っていたよな?誰だっけ?大村を明日連れてくるって話だったかな?橋下君も頑張っている。良い事だね。頑張れよ、保守本流の星!さいたま市長、新潟県知事、新潟市長も成るほどだね。岩手県知事も成るほどの筈。

首長と議会のがどうのこうので「首長政党」の是非を、藪から棒に世論調査した読売新聞は気づいたようだ。(笑)
小沢一郎が驚くほどスケールの大きな構想を練り、動かしはじめた事に。この辺になるとロスチャイルドが…てな話も否定しがたいな。

兎に角、こう云うコラムを書くと、したり顔の人間がどうのこうのと、またまた知ったような事を口にして、屁理屈をこねる。もうそう云う時代じゃないんだよ。瑣末な政治現象を拾いだして、継ぎ接ぎしても駄目なんだよ。日本の政治の流れも、世界の勢力の流れに連動して行くんだよ。一か所に留まっていては拙い時代なんだよ。拙速でも構わん、スピードだよ、好きとか嫌いを言っていても始まらない、今世界も日本も痛みの少ない激動の最中と云う事だよ。面白くなってきた、褌のヒモ、締めなおさないと!


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