藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

やっと春!?でもね

2010年05月01日 | 日々の活動
 もう天気予報のお姉さんもお兄さんも、全く信用ならんな!・・・と人間(?)不信になっていたけど、やっとどうにか季節のギアが入りましたね。

 先月24日に行いました、会派の<公開学習会>には、大変多くの方々のご参加をいただきまして、有り難うございました!

 「介護疲れによる犠牲者を出させないために」というタイトルで、東海大医学部教授の、保坂隆氏に講演をいただいたのですが、丁度少し前に「たけしの家庭医学」の番組に出られており、それを見られた方は、ますます分かり易かったようです。

 現在、日本では毎年の自殺者が30000人を超えるという異常な状態です。

保坂先生は、更に驚くべき話をされました。

つまり、自殺行為で死に至る人が三万人。自殺未遂はその何倍もあるのです。しかも、自殺を試みる人の何倍も、「死にたい」と感じている人がいると。
 そして、具体的に「死にたい」と感じる<手前>の、いわゆる「ウツ」の人は、400万人とも800万人ともいわれる位大勢いらっしゃるそうです。

 介護に追われていても、いじめを受けていても、だからといってイコール自殺には結びつかない。
 介護していて、いじめを受けていて、あるいは仕事がうまくいかなくて、「ウツ」になってしまい、「死にたくなって」、自殺をしてしまうというプロセスがあるのです。
そして、その症状を早期に発見して、治療をすれば、死に至る行為は防ぐことが出来るのです。
 自身で「私なんだかウツみたい」と気がつけば良いですが、やはり周囲の、日頃から付き合いがあったり接している人がその症状について知識があって、気がついてあげることが必要だということです。

 家族・先生・ともだち・ヘルパーさん・ケアマネさん・お隣さん・などなど、ウツの知識と対応について学ぶと、苦しんでいる人や自殺しそうな人を救うことが出来る。これって、すごく大切なことです。実際この講座を行なったのが、神奈川県秦野市と聴きました。

 いくら良い話をきいても、「あらよかったわ」でおしまいにしては意味がないので、稲城でどうしたら良いか、に取り組んでいきます。

 困っている人、苦しんでいる人、たくさんいらっしゃると思います。私はほんのちっぽけな存在だけれど、なんとか少しは力になりたい。それで、いろいろ相談受けていると、私がズドンと落ち込むことがあります。これはいけませんね。相手様の<陰>を拾ってしまうんですね。こちらが<陽>を送らなきゃいけないのにね。

 ま、時は五月。

 柏餅でもパクついて、鯉のぼりみたいに口あけて、爽やかな風を体内に吹き込みましょう!

 で、

 集会のおしらせっ!

 「今、南山はどうなっているか」

 5月16日(日)
 午後一時三十分から三時三十分

 稲城市地域振興プラザ 四階 (市役所東となり)

 参加費 300円

 どなたでも! 予約無しです!

  高尾山の次に、多くの種類の生植物が住む「みなみやま」は、今、第一次工事で一部が削られています。
 しかし、昨年、市民の方々のかつてない数の署名が集まった請願の結果、南山東部事業組合と、南山問題市民連絡会が、話し合いの場を持つ事が決まり、現在それが進行しています。
 その話し合いで、市民連絡会は、「南山6項目の見直し提案」を出しています。

 まだまだ全面保全、開発反対!と言う方や、なんか、もう無理って聞いたぞ、と言う方、兎に角どうにかならないかと思っていらっしゃる地権者さんや市民の方々、いろいろな報告や意見交換をおこないますので、
 どうぞご参加ください!
コメント
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