藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

自らの身に置き換えて

2011年03月26日 | 雑感
 この東京でもまだ地震がある今、我家の庭には白い沈丁花の花が咲いて、風に揺れています。

 かれこれ30年近く前より、原発の恐ろしさを学んで、いろいろな運動に関わってきました。
 しかし、いったいそんなことやっている自分が、何の役にも立たなかった。
 結果から言えば、単なる自己満足にすぎなかったことになります。

 でも、イジイジしてないで今、出来ることをやらねばね。

 連日の報道に気分が落ち込み、ウツウツとしたり食欲が落ちている方が沢山おいでです。確かに今回の自然災害と人的災害は未経験のものであり、そう簡単に収まるものではありません。

 でも、ウツウツとしている方、実際に被害に逢われた方達を支える側にまわるために、今空を仰いで深呼吸をしてください。そして、何ができるか、考えようじゃありませんか。

 一人で募金箱にお金を入れる。 そうですね。

 仲間で送れる品をあつめるか、バザーをやって寄付を募る。 素晴らしい。

 買いだめの自粛を言い合う。 いいですね。

 
私の出来ること。

 稲城市に緊急申し入れをしました。

   防災無線が聞こえない地域が沢山!改善を要求。聴く側に立った広報を。
   被災者の緊急受け入れの整備を都と共に。保育園児・児童の受け入れを緊急に。
   iバスの運行を正常に(これは即対応)
   情報は正確に俊敏にながすこと。

 その後の水の件ですが、市民の方から不安の声が多数よせられました。それはもう当然です水が汚染されたら、くらしの継続どころか、命を失いかねないことになります。

 稲城市の対応は遅すぎます。東京都の発表のみでは市民は不安になるのは当然です。

 稲城はもともと<東村山>から取水していましたが、計画停電の影響でポンプアップが出来なくなると水の供給が出来なくなることから、急遽、三月の連休の時期から<金町>より水をまわすことになったそうです。
 その<金町>の水が汚染されてしまった。
 しかし、稲城はもとから地下水のブレンド水で、各地の水と地下水の混合で、<金町>分は、7%程度である、とのことです。

 武蔵野市は、自市の水を検査にまわし、その結果を市民の公表しました。
 稲城市は、それをやらない。
 ブレンド水で7%が<金町>分ですと、公表するだけでも少し安心するし、更に、稲城の水の値がわかればもっと良いのに、どちらもやろうとしないので、公表するように言いました。

 自らの身に置き換えれば、何をするべきか、分かるのではないでしょうか。

 それは、私自身も含めて、常に念頭においていないとね!
コメント (2)
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