藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

市民まつりが台風で・・・

2010年10月30日 | 雑感
 恒例の市民まつりが、台風14号の接近で中止となりました。

 毎年、三日間のうち、一日とか二日は「雨」という例はあったけれど、台風で屋外行事が全部ダメになるのはあんまり記憶にない。(私の記憶力の度合いによるけど)

 約1600万予算の内の何割かが、雨と強風で飛ばされた、という訳です。

 でも、屋内展示は頑張ってましたね。
 あと、11月に中央文化センターホールで行なう、芸術祭がありますよ。

 それにしても、家族と話をしたんですが、昔の(・・・と言っても10年位)<産業祭り>と称していて、市役所前でやっていた時の、あのなんとも言えない垢抜けないまつりが、良かったね。と。

 野菜でつくった<宝船>。テントの中にずらりと並んだ、金賞銀賞の札とかつけてもらった野菜や果物たち。
 子ども大興奮の空気で膨らんでてお腹の中に入って遊べるデッカイ人形。
 確か、豆汽車なんかもあったような・・・。

 時代が違う、と言ってしまえばそれまでですが、<産業まつり>の持つ意味合いと、今の<iのまち稲城>のまつりと、少し違ってきているように思うのは、私とうちの家族くらいなのかな。


 相続や土地区画整理で、優良な畑を手放さざるを得なくなったり、高齢になり後継者がいないために、農業を辞めざるを得ないことから、稲城の農業従事者は減りつつあります。
 生産緑地に指定すれば税金は安くなりますが、30年間続けるという縛りがあるし、宅地並みの課税ではやっていけない。畑を辞めて、マンションにするケースに「なんてことするんだ」と言えない実情があります。

 でも、日本をぐるりと見渡せば、立派にやっている例はある。

 せっかく水と緑に恵まれた稲城です。法や知恵を絞ってつかって、農業の衰退を当事者だけのせいにしないで、維持していきたい、と思います。

 私はもう一度観てみたい。

 稲城で採れた野菜で高く帆を揚げた、宝船を・・・!
コメント
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